2chMCスレッド

2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
証明写真 2 - 2chMCスレッド

証明写真 2

「里香里香、決まった? サークル」

横から掛けられたその声に、立花里香は、視線を落としていた大学のサークル活動、その紹介冊子から、声の主へと顔を向けた。
その視線の先には、同じく冊子と睨めっこしていた同級生の少女が、朗らかな笑顔を浮かべている。

「沢山有り過ぎて…まだ」
「そっか。流石に午後で全部は廻り切れないから、幾つか絞らないとね~」

そう言って、質問者である少女、渡辺依緒は再び、手元の冊子へと視線を落とした。
それに相槌を打ちながら、里香もまた、パンフレットへと顔を向ける。

本日は、各種手続きや資料、新入生の指針等を教えられ、来週から始まる本格的な勉学の為の準備を促す為の日である。
その事自体は午前中で全て終った為、大学構内のとある一角、設置されていたテーブルソファに腰を降ろし、軽食を突つきながら、二人は午後の予定について相談し合っていたのだ。
というのも、この学校では新入生は、この時間を利用して各種サークル巡りに赴くのが通例らしく、在校生もまた色々な勧誘体制等を築いて、虎視眈々と獲物もとい、新入生に勧誘の声を掛けるらしい。
里香と依緒もまた、空いた午後の予定として、学校内のサークル巡りへと勤しもうとしていたのである。

「取り敢えず…ラクロスとか、面白そうかなって。依緒は?」
「馬見に行きたい!」

食い付くような依緒の意気込みを見て、苦笑を浮かべる里香。
動物好きな彼女らしいと思いつつも、それだけで行くと余り歓迎されないんじゃ?と嗜めるが、依緒本人は馬を想う事で頭が一杯らしく、何処吹く風だ。
世話役でも良いんだけどな~などと、一頻り妄想に身を委ねた後、依緒はサークルのパンフレットを広げる里香の背に覆い被さり、紙面を覗き込む。

「ラクロスかぁ…って、ページ違うじゃん。…写真部?」

興味あったんだ?と意外そうに問い掛ける依緒に、別にそう言う訳じゃないけどと、やんわりと否定する里香。
じゃあ何で?と問い掛ける依緒に、何となく答えをはぐらかす里香だったが、興味を刺激されたらしい依緒に捲し立てられ、やがて、渋々といった感じで大まかな概要を話し出した。

「ちょっと、写真で思い出がね…前に、証明写真撮った時に」
「前、機械の場所聞いてきた時の話?」
「ああ、うん。まぁ、それで、余り思い出したくない思い出が…」

言葉を紡ぎながらも、当時の事柄を頭に思い起こす里香。
あの時は幸いにして、撮影直後の強風以外はさしたる危険も無く自宅へと辿り着けたが、その日一日、その後暫く、そのただ一度の『醜態』を思い出して、ベッドの上で悶絶したのだ。
その様子を思い出し、顔を赤らめる里香を見て、不思議そうに「ふーん」と相槌を打つ依緒。
そのまま消し去りたい過去を反芻して、微妙に悶絶している里香を横目に見ながら、「証明写真かぁ」と呟く。
続けてボソリと、何処と無く遠い目をしながら、依緒は言葉を発した。

「わたしも撮った日、最悪だったなぁ……ノーパンで出歩くとか」
「え、何?」

小声の依緒の言葉を聞き取れなかったのか、聞き返す里香。
その問い掛けに我に返ったのか、慌てて何でも無いと言葉を発し、依緒は逃げる様にパンフレットに意識を集中させる。
?と首を傾げる里香を後目に、暫くその紙面を眺めて、感想と批判を漏らしていた依緒だったが、一段落させると里香の背から離れ、そろそろ行こうかと彼女へ問い掛けた。

「まあ、ここからなら部室近いみたいだし、ついでに行ってみる? ていうか馬術部までの道のりの途中だしね!」
「あはは…」

意気込む依緒に、今日も元気だなあと、長年抱く同郷の親友の長所を意識する里香。
写真部には特に行こうという気も無かったのだが、何となくその勢いに甘んじる様に席から立ち上がり、一緒にサークル巡りへと赴いていった。

「じゃあ、先輩も地元同じなんですか?」
「多分、高校も同じなんじゃないかなあ…○○高校、だったり?」
「そうです。そこですっ!」
「他にも同じ所の人、部内に居るよ~。今日は部長とかと出掛けてるけど」
「「おお~」」

三人寄って姦しい。
次から次へと話題を変えていき、盛り上がっている彼女達を見ていると、些かその話術が自分にも欲しくなる。
そんな女性陣の華やかさを横目に見て苦笑しながら、写真部の三年生、佐野亮は、もう一人の訪問者である目の前の男子生徒へと話し掛けた。

「にしても、高校のコンクール何度か部長に見せられたけど、アレか。確か高…城、君?」
「衛です。ここの写真部、結構有名なので、入ってみたいなあ、と」
「あーそうだ。高城衛、思い出した。なんという即戦力。さあ入れ、今入れ」

何度か見掛けたコンクール常連の名前を思い出し、即座に勧誘もとい脅迫じみた勢いで畳み掛ける亮。
勢いに衛がたじろく中、そこに、話を聞きつけた新入生の女の子、里香と依緒。
そして先程まで二人と意気投合し、話を弾ませていた少女、写真部の二年、山下楓が、話に割って入った。

「高城君って、写真上手いんだ?」
「ていうかコンクールとか、凄いなあ」
「佐野先輩。もう少し優しくというか上手く勧誘して下さい」

注意され萎縮する先輩に苦笑しながら、自分に迫る同級生の少女にドキマキしながらも、応対を行う衛。
そんな心地良い雰囲気に見を委ねながらも、一方で、偶々一緒に写真部を見る事になった同級生の少女達や、先輩の女性の可愛さに、彼はしばしば目を奪われていた。
暫くは、そんな華やかな彼女達を眺めていた衛だったが、そう言えばと、気になっていた事柄を亮へと問い質す。

「所で、部長さんはどちらに?」
「真面目部員引き連れて、桜前線を追っかけてる」

少々突飛な回答をされて、幾分考える衛。
桜の撮影ですかと里香が呟くが、それを遮るかの様に、すかさず依緒が辛辣なツッコミを投入した。

「つまり、新人勧誘されてる佐野先輩や楓先輩は、不真面目部員だと」
「…い、いや俺達には有望な新人を発掘開拓、勧誘するという崇高な使命を戴いていてな!」
「少なくとも先輩は、不真面目部員にしっかり該当しますよね。コンクールとか全然出しませんし」

痛い所を突かれたのか、慌てて弁明を捲し立てる亮だったが、彼をよく知るであろう後輩の一言によって、無残にも打ち砕かれる。
そんな様子を見て皆で笑いながら、しばらくはそんな他愛の無い話と、部の紹介等を交え、話に花を咲かせていった。

「そう言えば立花さん。ちょっと学生証、見せてくれない?」
「はい…? 良いですけど、どうして?」

談笑が一段落した所で、突然、突飛な提案を行う亮。
流される様に、サイフから学生証を取り出す里香だったが、理由が判らず、思いっきり顔に?マークを浮かべている。
その疑問を氷解させてあげようと、楓が内緒話をする様に彼女に近づき、ボソリと呟いた。

「多分写真を見たいんだと思うよー。先輩は制服フェチで…」
「そこ!デマを流すな!」
「へぇー」

微妙に蔑むような視線を亮に向けながら告げる楓。
それに同調する様に、面白そうな笑みを浮かべながら依緒もまた、亮を見遣る。

「…でもついでに渡辺さんのも見てみたいなーとか。あ、男は別に良い」
「うわ、酷いよこの先輩」
「んー、いいですよ」

地味に性癖を認める様な発言への批判と、微妙にハブられた抗議である衛の発言を華麗に無視し、亮は学生証を受け取る。
暫くはその二枚を手元で眺めていた亮だったが、やがてそれを頭上に掲げ、ライトに透かす様にして見遣りだした。
その不可解な行動を、不思議そうに見つめる新入生達。
それに答える様に、そのままの体勢で、亮は言葉を発した。

「出身からして二人共それっぽかったからな…お、当たりだ」

何かを見つけたのか、意味不明な事を嬉しそうに告げる亮に対し、何の事かと依緒が問う。
その問いに亮は明確には答えず、写真を撮れば分かるよと、ニヤニヤと笑みを浮かべた。

「写真?」
「立ち寄った新入生の写真を撮ったりしててね、向こうのボードに貼られているでしょ?」

楓の言葉に視線を向けてみると、成る程、何枚かの写真が、壁に掛けられているコルクボードに貼り付けられている。が、数が余りにも少ない。
里香がそれを指摘すると、心なしかどんよりとした雲を背負ったかに見える二人の先輩が、ボソボソと呟いた。

「一日に一人か二人来るだけだから、結構寂しい見栄えだけどね…うん」
「三人纏めて来た今日はかなり賑やかなんだよなー…はぁ」

弱小サークルの悲哀の一端を話され、反応に困る三人。
そんな新入生の反応を知ってか知らずか、まあそれは置いといてと気持ちを切り替え、亮は部屋の隅からカメラを持ち出した。
中々に立派そうなカメラに、感嘆の声を漏らす少女達。
その二人が座るソファに楓が衛を押し込み、固まって、笑ってねーと指示を出す。
間近に女性が居る事が気恥ずかしそうな衛だったが、里香や依緒は気にした風でもなく、良く写ろうと身を寄せ合わせる。
そんな様子を見て笑みを浮かべながら、じゃあ撮るからと告げた亮の言葉に、姿勢を正す三人。

そんな、カメラの中で笑顔を向ける三人を眺めながら…亮はニヤリと唇を歪め、言葉を投げ掛けた。

「じゃあイチオツで、ちょっと『証明写真を撮る』時みたいに、ポーズ決めてみようか」
「ん、く…あはぁ、ぁん、ふぁ」
「あぅ…んふぅ…あ、ぁぁ…っ!」

目の前に広がる光景を、衛は信じられないといった表情で見つめていた。
切っ掛けは、先輩がカメラを向けポーズをと言った瞬間。
それを受けて、取り交わしていた会話を、唐突に停止させた、里香と依緒。
いきなり会話が止んだ事に、不審に思った衛が二人を見遣ると、突然、その場で彼女達は着ていた衣服を脱ぎ始めたのである。
驚いた衛がソファから立ち上がったが、それを気に留める事も無く、二人は徐々に生まれたままの姿へと近づき、とうとう一糸纏わぬ姿へと自らを誘ってしまう。
それだけでも驚愕の出来事だと言うのに、続けて彼女達は、自らの股間や胸を弄り出した、所謂自慰行為を行いだしたのである。

今も、彼女達は二人でソファを占有し、その上にだらしなく腰掛けながら、自らの乳房や秘部を弄っている。
弄る都度、発せられる喘ぎ声を耳に湛えながら、暫くはその光景をぼうっと見つめ続ける衛。
しかし、やがてハッと正気に帰ると、慌ててその光景から視線を逸らし、何も言わない先輩達へと向き直った。

その先輩達はというと、片方はニヤニヤと下卑た笑みを浮かべて観賞に精を出しており、もう片方は無表情で、何処と無く、目の焦点が合っていないかの様な視線を二人へと向けている。
そんな、自分と一人を除いて異常な状況に耐えきれず、衛は叫ぶ様に、先輩達に行動を促した。

「二人とも、何普通にしているんですかっ! 山下先輩も、黙って見てないで注意とか…」
「ん? 何が?」
「何がっ…て」

一体何がおかしいのかと言わんばかりの楓の反応に、絶句する衛。
そんな衛をさして気にする様子も無く、楓は再びソファの上の二人に視線を戻した。
途方に暮れ、立ち尽くす衛を、亮は宥める様に引き寄せながら、彼の頭を鷲掴み、無理やり二人へと視線を向けさせる。

「まぁまぁ、取り敢えずしっかり見ておけって」

そう言われ、視線も固定されてしまった事もあって、思わず同級生の二人を注視する衛。

里香は座っているソファへと完全に体を預け、足を身に寄せた、所謂M字開脚の姿勢で、自らの股間を執拗に弄くっていた。
体勢の所為で、すっかり濡れぼそった割れ目から、その下でヒクヒクと蠢くお尻の穴まで、はっきりと見えてしまっている。
依緒はそれ程はしたない姿勢という訳でもなかったが、それでも片手は股間の奥へと沈み込み、動きを止める事は無い。
一方でもう片方の手は、豊満な胸を激しく捏ね繰り回しており、その先端で揺れる乳首は、痛い程に勃起している。
それを時折抓ってみては、その刺激に耐えきれずに、艶のある喘ぎ声を上げ、更に行為の激しさを増していった。

少女達の淫らな様子に言葉を無くし、思わず見入ってしまう衛。
不意に、カチャカチャという何かを取り外すような音が聞こえ、何だろうと音の方向、自分の下半身辺りへと視線を落とす衛。
見ると、自分の背後から伸びた一組の男の手がズボンのベルトを解いており、もう一組の女の手が、留め金を外して、チャックを引き落とそうと手を掛けている様子が広がっていた。

「ちょっ」
「里香ちゃん、依緒ちゃん、注目ー」

制止しようとした衛の言葉を無視するかの様に、全ての拘束が解かれた衛のズボンを、中のトランクス毎引き降ろす楓。
一瞬、勢いの良さに性器が引っ掛かり、その刺激に顔を顰めた衛だったが、次の瞬間には足首にまで一気にずり降ろされ、ガチガチに勃起した逸物が外気へと晒された。

状況に着いて行けず、殆ど思考停止状態の衛だったが、比較的すぐに状況を認識し、そして、血の気が引いていくのを感じる。
感嘆するかの様な溜息を、背後の楓が漏らしたのを感じたが、そんな事よりも衛はまず、楓の言葉に促される様に、自分の下半身を見つめている二人の少女の顔へと釘付けとなっていた。
その二人はと言うと、突然の状況に思考が追いつかないのか、両者の顔とも、戸惑いの表情が浮かんでいる。
しかし、それも一瞬の出来事で、すぐに現れ出した嫌悪と拒絶の表情に、この後の展開を予想して、思わず身を強張らせる衛。
そのまま叫ぼうと口を開いた彼女達だったが、その機先を制する様に、一部始終を見守っていた亮が、二人に向かって言葉を投げ掛けた。

「どうよ。男の性器とか見たら、証明写真撮る時に必須なエロい気持ちになれるだろ?」

何を馬鹿な事を言っているんだと、衛は心の中で先輩を罵ったが、言われた少女達を見ると、悲鳴を挙げようと開けた口から、甲高い音が発せられる事は無かった。
状況が状況の為、不用意に動く事も出来ず、訝しげに衛はそのまま推移を見守る。
そのまま暫くして、里香と依緒はそれまでの剣呑な雰囲気をすっかり霧散させ、さっきまでと変わらぬ淫らな笑顔を顔へと貼り付かせた。

「初めて大きいの見たから、驚きましたけど…そうですね、ぁ、確かに、男の人の、ふぁ、見てると…ぁぁ、Hな感じぃ」
「ん、ふぁ、きっといい証明写真、ぁん、撮れるよぉ」

言葉半ばで、今度は目の前でそそり立つ、衛の逸物を凝視しながら、再び行為に没頭しだした里香と依緒。
そんな、自分の性器をオカズにされている様な状況に、否応にも股間の硬度が増す事を自覚する衛。

「と、言う訳でさ。お前も楽しめよ」

その声にハッと振り向くと、ちゃっかり自分の逸物を取り出し、彼女達の痴態を存分に楽しんでいる亮が居た。
この人は…と呆れながらも、暫く、促す亮と、喘ぎ声を上げ続ける二人の間で視線をさ迷わせる。
しかしそれも、何時の間にか擦り寄っていた楓に、自らの手を取られ、自分の逸物を握らされた事で、呆気なく終わりを告げた。

その情景に笑みを浮かべる亮だったが、傍目、男女双方で相手をオカズにオナニーし出したかの様な状況を顧みて、更に顔を歪める。
そんな表情とは裏腹に、「若いって良いなあ」と心の中で達観したような感想を漏らしながら、暫く見守った後、遊び半分で言葉を投げ掛けた。

「良ければ、俺等とセックスしている所を撮ってみないかね? きっとエロい写真が撮れると思うぞ」

その提案に、何ていう事をという不安と、もしかしたらという期待、両方を抱く衛。
しかし、提案された里香と依緒は、先程まで惚けさせていた表情を引き締め、怒りの視線を亮へと向けた。

「な、何言ってるんですかぁ…証明写真で、セックスとか、あっ」
「佐野、せんぱ、ふぁ、い…セクハラです、よ」

しかし、口から飛び出す言葉は、未だ蠢き続けている彼女達の手の動きに合わせて、怒りの色をごっそりと奪い取られ、力の無い、形式的な抗議としか見えない。
むしろ、度々間に挟まる喘ぎ声によって滑稽さが際立ち、それが余計に、衛の興奮を煽っていく。

「すまんすまん」と形ばかりの謝罪を示す亮を後目に、倒錯した状況に突き動かされる様に、自分の逸物を擦り上げていく衛。
その様子を見て、里香と依緒は、快楽に顔をふやけさせながら、何処と無く期待した様な表情で、彼へと問い掛けた。

「んぁ、あ、私今、男の人が興奮してくれるぐらい、Hなんです、か…?」
「高城、君。ぁん、わたし達って今ちゃんと、ふぁ、エロい、かなあ?」

恥も外聞も無い、純粋な興味から問い掛けてきたらしい少女達の言葉。
それに対し、思わず衛は本音を発する。

「あ、ああ。二人とも、可愛いし…凄く、エロいよ…」

肯定の意を示され、嬉しそうな表情を浮かべる里香と依緒。
気を良くしたのか、もっと見せて等とせがまれ、断る理由も無い衛は、彼女等の座るソファの傍らへと佇む。
甘い吐息が吹き掛けられそうな距離、視界一杯に広がる少女達の痴態に、唾を飲み込む衛。

「く、んぅ…! あ、あたし…ぁ、そろそろ…!」
「私、も、来ちゃってる…ふぁっ!」

昂ぶり出したらしい少女達の痴態に、自分も合わせようと手を動かす速度を速める
その様子を満足そうに見遣りながら、亮は後ろでカメラを構えていた筈の楓に視線を振った。

「そろそろ手は休めて、ちゃんと撮ってやれよ?」
「は、ん…ぁぁ、はぁい…」

何時の間にかカメラを置いて、両手で秘部を弄っていた楓を見て、ニヤリと笑みを浮かべる亮。
亮に促されて、濡れた手でカメラを持ち直した楓だったが、もう片方の手は未だに自身の下着の下で蠢いている。
不安定なカメラの持ち方を何とか維持しながら、楓は上り詰めていく二人の少女に、言葉を発した。

「ぁぁ、はぁ、ぅ…ふ、二人とも、イク時はちゃんと笑顔で、ねぇ」
「ふぁ、私の、見て…ぁん、あ、Hなとこ、撮ってぇ…っ!!」
「ああ、わたしも、ぁ、イク…イっちゃうからぁ!!」

自ら自分の秘部を押し広げ、目の前の衛や亮、構えられたカメラに向かって腰を突き出す、里香と依緒。
その瞬間、ビクリと二人とも体を震わし、続く断続的な痙攣と共に、それまでに無い、甲高い喘ぎ声を挙げ続けた。
背後からも、パシャリというシャッター音と、白いフラッシュの光と共に、同じ様な甘い嬌声が響き渡り、その場に存在する男子達の頭を痺れさせていく。
その異常な状況に我慢出来る筈も無く、衛は三人の少女の嬌声が響く中、溜め込んでいた欲望を、一気に解き放った。

「その学生証、透かして見てみろよ」
「はぁ…」

荒い息をつきながら、虚ろな表情で快感の余韻に浸る少女達。
その風景を後目に、亮はカメラに付着した愛液を拭き取りながら、何故こんな事態がと問い掛けて来た衛に、取り敢えずの回答を送った。
それが疑問の氷解に繋がるのかと訝しげな顔をする衛だったが、一応言う通りにライトを見上げ、学生証を翳してみる。
暫く目を細めて、学生証を凝視していた彼だったが、やがてある事に気付き、ボソリと言葉を発した。

「…>>、1Z…?」
「特定のインスタント写真機がな、証明写真の裏にそういう番号振るんだと」

昔から写真部の男子の間に伝わっている都市伝説でなと前置きし、亮は言葉を続ける。

「で、写真の女の子にその番号聞かせた後に、証明写真を撮ろうって言ってやるとな、イコール、自分のエロい姿を撮る事って思い込んでる状態になる」

後はカメラを向けてやれば、自分から裸体、痴態を披露してくれる訳だと、一連の行動の種を明かす亮。
因みに写真は印刷されようが鉄塊に貼りつけようが、透かして見るとその記号が見えるらしい。

「…本当だとしても、犯罪じゃないんですか、これ」
「んな事誰かに話してもただの狂言にしかならんだろ。知ってる奴以外には」

カラカラと笑う亮に、衛は気分を害しながらも、何故まだ部員にもなっていない自分に一連の様子を披露したのかと詰問する。
中々にモラルの高そうな後輩の態度に苦笑しながら、亮はその理由を衛へと告げた。

「お前の場合、経歴からして純粋に写真部として欲しいからなあ。だから部の美味しい所を予め見せてみた」

一応真面目な活動もしてるんだぞと、居ない部長達を引き合いに出して、本来の活動もアピールする亮。
その様子に、即戦力を入部させた事を手柄にしたいのかと察しをつけた衛だったが、告げてみて、その通りだと開き直る先輩の様子に呆れ果てる。
そのまま、不貞腐れた様な衛を暫くニヤニヤと見つめていた亮だったが、それに…と一端言葉を止めると衛を引き寄せ、未だソファに体を預け余韻を楽しんでいる、里香と依緒を眺めさせた。

「こんなエロい姿を見せたり、Hな写真を撮らせてくれる、可愛い同級生と一緒に活動出来るかもしれないんだぞ? そんなチャンス、捨てちまうのか?」

ゴクリと唾を飲み込む衛を見て、亮は大きく笑った。

取り敢えず別の所も廻って見ますという、新入生御馴染みの社交辞令を発した三人を見送り、閑散とした写真部室。
設置されたソファに並んで座る、部員の二人。

「…若いっていいねえ」
「いきなり何言っているんですか」

突然爺臭い事を言い出した先輩に楓が視線を向けると、だらしないを通り越した体勢でソファを半ば占有するナマケモノもとい、亮が居た。
どうやら今日一回の新入生の応対だけで、気力を使い果たしてしまったらしい。
その様子を見て呆れながら、自分達に課せられた使命を顧みて、なんとかこの怠け者な先輩を奮起させようと、苦言を催す楓。

「片桐先輩や高瀬先輩なんかが帰ってくるまでは、先輩が代行なんですから、しっかり新入生確保して下さいよ」
「分かっているって」

怒らせると後が怖い部長達の名前を出しても、余りやる気を感じさせない亮に対し、ジト目で睨む楓。
「何でそんなやる気の無いのに部に入ったんですか…」と、隣で愚痴る彼女の肩に亮は腕を廻し、慰める様に、ポンポンと肩を叩いた。
鬱陶しそうに振り払おうとする後輩に笑みを浮かべながら、「そりゃあ、もちろん…」と亮は小さく呟く。
そのまま、肩に掛けた腕を楓の胸へと移動させ…ムニュッ、といった柔らかそうな擬音が滲み出るかの様に、その胸を鷲掴んだ。

一瞬、何をされているのか分からないといった様子の楓だったが、次の瞬間、短い悲鳴を発して亮を突き飛ばす様にして、距離を取る。
そのまま、触られた胸を守る様に体を抱きしめながら、楓は亮を睨みつけた。

「な、なにするんですか!! セクハラ…っ!」

訴えますと、声を荒げながら続けようとした彼女の機先を制し、亮は「何言ってんだよ」と、笑い掛ける。
ふざけたような先輩の態度に、楓は顔を真っ赤に染めるが、亮は気にした様子も無く、「イチオツ」と呟き、続けて言葉を発した。

「『証明写真を撮る』時の被写体としてより良くなる為に、普段からHな事をして鍛錬しておくんだろう?」

ニヤニヤと笑う亮の前で、「え…?」と戸惑いの声を挙げながら、立ち尽くす楓。
そのまま暫く、掛けられた言葉を吟味するかの様に視線をさ迷わせる。
そんな楓の様子をじっと亮が窺っていると、楓は今しがた振り払ったばかりの亮の腕をそっと手に取り、先程触れられ、セクハラだと訴えた自分の胸へと、優しく導いた。
その行為に笑みを浮かべ、動きに便乗する様に胸を揉んでやると、先程発した悲鳴とはまったく別種の、甘い溜息を吐き出す楓。
視線を上げると、そこには怒りや嫌悪感などはすっかり消え、何処と無く陶酔した様な、可愛らしい後輩の少女の淫らな笑顔があった。

「あは…そうでした。もっと写り良くする為に、ぁん、普段から」

体とか触られるの、当然でしたねぇと、快感に身を委ね、間延びした声で楓は呟きながら、もう片方の亮の手を、自らの股間へと誘導する。
そんな当然の様な楓の行動を見て、今までの積み重ねがキチンと現れているなと、表情を歪ませる亮。
彼女が入部してからの一年間、予め掛かっていた証明写真の催眠を使い、幾度と無く淫らな撮影行為を行い、行わせてきた成果。
今では、先程の新入生達が嫌がったセックスすら、『証明写真』を撮る為には欠かす事の出来ない行為だと、平然と納得するまでになっている。
輪姦や各種の変態行為すら、上手く誘導してやれば、喜んで自分から実践するのだ。

「あの子達とか、きっといい被写体になりますよぉ…早くみんなで、ぁ、乱交している所、撮りたいなぁ」
「半年もすれば、お前みたいなエロい子になるさ」
「あはぁ、楽しみぃ」

先程の新入生を交えた淫らな撮影会の様子を想像しているのか、惚けた様な笑顔を浮かべる楓。
その影響か、またも湿り出した彼女の秘部の感触に笑みを浮かべながら、亮はサークルのこれからに思いを馳せた。



「でも、そもそも入部してくれないと、どうしようもないですよね」
「…」