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大悪の塔 - 2chMCスレッド | 彩民のMC小説

大悪の塔

「――グハァ」

白い壁に男が吹き飛ばされる。
とうとう最後の仮面兵までもが倒されてしまった。

「さて、これであとはあなた一人ですね」

十数人もの人間の頂上に君臨する一人の女性。
青を基調にした服に銀色の鎧と護手を身に付けている。
その護手から発された光が仮面兵を薙払ったのだ。

「ちょ、ちょっと待て。俺達が争って何になる。俺にはまだまだ仲間がいるんだぞ」

必死に言い訳をしながら男性は後退していく。そして女性、アルクブルーはゆっくりと男性との距離を縮めていく。

「・・・貴様が闇の曙の黒幕ということはわかっている。他の人達については心配するな。必ず発見する。そして貴様は――」

近代になってから全く原因不明に産まれた『能力』。とりあえず、某国に落下した隕石が原因というのが一般の見解だ。
始まりはどうあれ産まれた手段は利用されるだけ。それから各地に様々な『能力』者が頂点の集団が生まれた。
それほど時間が経たずに『能力』の所有者は集まりだした。
その中で最大の集団はあらゆる手段を通して急速に拡大と侵食を行った。
そして一時期はその組織が目指した目的、世界制服も目前と迫った。
そのあとは・・・まああらゆる規模の集団、国家から地域組合までに運命的に通じる隆盛と堕落あるのみだった訳だが。

具体的には六国を滅ぼすのは六国って感じに滅ぼされたのだ。『能力』者の集団によって。
そしてその組織は解体、離散し生き残りが各地に分散する結果になった。

その一つがこの『闇の曙』だった。
かつてはこの国全域に影響を及ぼした力も現在は、一地域の勢力争いにも敗北する弱小組織になりさがっていた。

アルクブルーの凶器、碧の手がこちらに向けられる。
この俺、キシミネが闇の曙を引き継いでから三指に入る驚異的なピンチだ。

「死んでいただきます」

ブルーの指の先に力が集中していくのがわかる。
仮面兵は操られている人間だ、だから一人も殺されていない。
だが、俺への攻撃は加減されはしないだろう。多分死ぬ。

なんでこんなことに。大体おかしいんだよ。本部に四天王が一人も配属されてないし。
しかしたった一人に攻め落とされるし。
設備おかしいんじゃないの?
警備狂ってるんじゃないのか?

いやいや、こんな時にごねている場合ではない。発想の転換だ。視点を変えよう。
拳を固める。戦術の基本は奇襲だ。

「わ、わかった。だけど最後に一つだけ教えて欲しい。どうしてここが」

単純な誘導。あまり効果は期待できない。
少しだけ気をそらしてくれればいい。

目前に迫っていたアルクブルーの右手が止まる。
いまだ!

「キシミネパンチ!!」

相手の躊躇を利用した改心の一撃。人生最大級の力を込めた拳が全く無駄の無い軌道で飛んでいく。

パチン!

・・・・・・乾いた音をたてて止められた。

「私に殴りかかってきたことよりも、その威力に驚きだな」

体が壁に叩きつけられる。全身に強烈な痛みが走る。
握られていた左手の波動だけでこれだ。右手を食らっていたらまず死んでいた。

「まあ存外に根性があったのは認めるが、妥協点か」

歩く動作に余裕が感じられる。緩慢な移動だ。俺に威圧感を与える為の行動。

「・・・・・・俺にとどめを刺すのはいい。だがその前に武装だけは解除してくれないか?」

ブルーは俺にちかずきながらその腕時計に手をかける。

「何をほざいてるんだ。言っておくが武装は解いても貴様をここで殺すことにかわりはないぞ」

ブルーの体から護手と鎧が消えていく。

「ふう、助かったか。その腕時計恐いから外してくれる?それとこれ以上こっちに来ないで」

プレッシャーから免れてようやく全身から汗が吹き出てくる。
本当にこの女は・・・
「なんだ?ようやく覚悟が決まったのか?歴史ある闇の曙のトップとは思えない程小心者だからな、貴様は」

ほっといてくれ。お前だって動くが止まってるぜ。

「まあ大きなお世話なんだが。それより、俺を殺すのは乳首ビームにしてくれよ。噂じゃアルカントの連中は胸からビームが出るそうじゃないか。」

ブルーは不本意だとでも言いたげに上着のボタンを外す。桃色の下着が露出される。

「ふん!そんなこと貴様に言われなくてもそうするつもりだった。待っていろ。私が胸で達したら貴様なんぞ一瞬なんだからな」

そのまま勢いよく胸を愛撫する。

「それに乳首ビームって発射と同時に母乳も出るんだってな。危ないから下着くらい取った方がいいんじゃないのか」

フッフッフッ。なんか悪っぽい勢いがついてきたぜ。これこそが悪の親玉って感じ、かもしれない。

ブルーは上のブラジャーをフックを破って強引に千切り、ショーツを気持ち悪そうに抜き取る。

「アァ、だからわかってるって言ってるだろ。私の胸から乳が出て・・・・・・ウッ・・・くれば・・・貴様なんて・・・・・・アゥ!」

どんなにあえいでもういんだが、乳首膨らましても母乳は出ないと思うぞ。

「おーい。いつまでたっても出ないじゃん。俺そろそろ行っていい?」

「な、待て。クゥ・・・・・・本当にもう少しでイキそうなんだ」
でも射乳は無理でしょ。

「ところでさ、なんでお前は武装解いてるの?俺は悪の大将なのに」

そろそろ正気に・・・・・・戻す気はないが他のアルカントが来る前に後始末だけはしておく。

「――え?だ、だってそれは・・・・・・」
「変じゃない?おかしいでしょ、どう考えても」

「・・・私は。そ、そうだ、今直ぐ武装して貴様を」

またあの腕時計を取り出す。
あの腕時計が何で出来ているのか、未だにウチのスタッフは解析できていないんだよね。

「あっそう、武装するの。でもそれって腕にはめるものじゃないだろ。それはお前自信がおまんこでオナニーして変身するんじゃなかったけ?」

「ふん、そこまで知っているのか。そうだこれは私の女性器にもって行ってアン、これを・・・中に入れて・・・・・・クゥ・・・オナニーして変身するんだ」

そう言ってまたオナニーびたりになる。この子集中力高いなー。

彼女の自慰を横目にココを引き払う準備をする。本当に必要なもの以外は分散してあるから荷物は多くない。

「じゃあ俺は行くけどさ、乳首ビーム出なかったみたいだからそこら辺にいる仮面兵の性処理手伝ってあげたら。エネルギーも貯まるだろうから」

「あーもう!何度も何度も。私がちゃんと全員の性処理はしといてやる!今回は見逃してやるけど次は必ず殺すからな」

さらばだ!
かっこよくマントを閃かせ、俺はアジトから逃げ出した。