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2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
無くした居場所と - 2chMCスレッド

無くした居場所と

自慢じゃないが僕こと小泉友哉(コイズミ ユウヤ) は不幸だと思う。

現在高校2年なんだけれども、体型はちっちゃくてひょろい。
具体的な数値は明記したくない感じだ。
おまけに童顔だからよく中学生に間違えられる。
というか中学生にカツアゲされる。


憩いの場であるはずの家も結構な修羅場だ。
両親と3人で暮らしているはずの家だけど、今は僕しかいない。
今というより、ほとんど僕しかいない。

両親は外に新しい恋人を作って、滅多に家に寄り付かない。
たまに帰ってきても、わめき散らしてまた出て行くだけだ。

その発端が、父親の浮気か母親の浮気かはもう忘れてしまった。


学校でも酷いものだ。
小学校から数えて11年学校に通っているが、その内10年はいじめられているだろう。

別に僕が何をしたって言うわけでもない、ただなんとなくいじめられていた。

特定の奴以外には暴力を振るわれることもなく、金を取られることもなかった。
ただシカトされる。僕にとって学校とはそんな場所だった。

そんな学校だったから、特に行きたいわけでもなかったけど最近は楽しかった。

僕を気にかけて、よく声をかけてくれる女の子がいたんだ。
須藤渚(スドウ ナギサ) さんといって、とてもかわいくて優しい子だった。

何かあるたびに声をかけてくれていた。優しくしてくれた。
そんな彼女に僕はどんどん惹かれていって、ついに気持ちが抑えられなくなっちゃったんだ。
今思うと、何をそんなに舞い上がってたんだろうと思うけどね……。

とにかく、抑えられなくなった気持ちを伝えるために僕は手紙を書いたんだ。ラブレターって奴だね。
それを須藤さんの鞄に入れたんだ。返事は明日くださいって書いてね。

正直OKがもらえるとは思ってなかったけど、それでも良かったんだ。
振られてもいいからって考えで出したわけだしね。

でも……
次の日の朝、須藤さんの机に入れたはず手紙が、黒板に張り出されてたときのショックは決して少ないものでは無かったよ。

それから良く覚えてないけど、気づいたら家でベッドに突っ伏してたよ。

時計を見ると昼前だったから、あの後すぐに家に帰ってきていたみたいだ。

「明日からどうしようか……」

気が付くとそんなことをつぶやいてた。

正直ラブレターの件はショックは大きかったけど、それ以上に明日から学校に行けないだろうと言うことが問題だった。
家でも外でも居場所の無い僕にとって、学校には須藤さんが居て、僕の唯一残っていた居場所だった。
それすら無くなってしまうともうどうして良いか分からない。

ピーンポーン

そんな事を考えていると玄関でチャイムが鳴った。
当然誰もいないので、僕が出るしかない。
平日の昼間からどうみても学生の僕が対応に出るのも嫌だけど、ほっとくことのできない性分なので一応出る。

「はい」

受話器をとり、インターホンの画面を見ると見たことのある顔が映っていた。

「よお」

「影沼君……?」

そこに居たのは、同じクラスの影沼景一(カゲヌマ ケイイチ)君だった。

同じクラスといってもほとんど話したことはないし、そもそも彼はクラスで一人で居ることが多いので他の人と話しているのをあまり見ない。
その彼がなぜうちに来たのだろう?

それも平日の昼間に。

「とりあえず、入れてくんねぇ? あっちぃし」

影沼君は特に僕をいじめてた訳でもないので、とりあえずあがってもらう事にした。

「どうぞ」

とりあえず居間にあがってもらって麦茶を出すと、影沼君はマジマジと僕の顔を見てきた。

「な、なに?」

「意外と元気そうじゃねえか」

どうやら影沼君は布団を被って泣いている僕をぞ想像していたみたいだけど、僕の不幸に対する耐性は並大抵のものじゃない。
なにせ経験値が違う。

「ふ~ん、なかなか苦労しているみたいじゃねえの」

なんか心を読まれた感じがして嫌だった。

「まあ、落ち込んでないなら話は早え」

影沼君は身を乗り出してこう続けた。

「クラスの奴らに復讐する気はねえか?」

復讐

影沼君はそう言ったが、何をしようというのだろうか?
不幸の手紙を書いたり、無言電話を掛けたりするのだろうか?

「ククク、そんなかわいいモンじゃねえよ」

ならば、犯罪に手を染めるようなことだろうか?
正直犯罪は勘弁だし、そこまでクラスメイトを憎んじゃいない。

「はぁ? マジかよ、そりゃぁお人よしにもほどがあるぜ」
憎んでいないものはしょうがないじゃないか。それより僕が困っているのは……
「なるほどねぇ、自分の居場所か……。ずいぶん哲学的な考えをお持ちで」

そう、居場所が……。はて? 僕はさっきから考えを口に出していただろうか?
どうもさっきから僕の考えに影沼君が答えているように感じる。

「クックック、やっと気づいたか」
「え? どういうこと?」

すると影沼君はちょっと思案したあと、こういってきた。

「お前、超能力って信じるか」

なんだろう、話の流れが唐突過ぎる。
さっきまでの話の流れとまるで繋がらない。
繋がらないが、無理やり繋げてみると……

『影沼君は超能力を持っていて、僕の考えが読める』と言うことになるのだろうか?

「半分正解。いやぁ意外と物分りが良くて助かるぜぇ」
「半分?」
「そう、確かに俺は能力を持ってるし、お前の考えていることも分かる」

じゃあ完全に正解なんじゃ……?
「慌てんな。続きがあんだよ」

続き?

「ああ、それはお前にも能力があって、お前の考えていることが分かるのは俺の能力じゃなくてお前の能力だって事だ。」

「は? え、うえぇ!?」
今度こそ頭の中が真っ白になった。

「いや~、お前と同じクラスになったときから変な感じはしてたんだけどな」

硬直している僕を無視して、影沼君はしゃべり続ける。
「お前が能力者だと分かったときに、あの事件だろ? 慌てて飛んできちまったぜ」

影沼君はなんとも嬉しそうに話していたが、急にまじめな顔になると僕ものを見て聞いてきた

「で、だ。お前の能力について聞きてえか? っっても俺のわかってる範囲だけどよ」

僕はコクリと頷くのが精一杯だった。

僕の能力っていうものは、一般的にいうところの『テレパシー』らしい

でも漫画や小説みたいに便利なものじゃなくて、むしろ制御できていない今の状態だと
能力が垂れ流し状態で、僕の考えは回りに微妙に漏れているという話だ。
『テレパシー』というより『サトラレ』って感じだ。
自分の頭の中に他人の意思が入ってくるって言うのは非常に不快なものらしくて、それが僕のいじめの原因になっていたようで、正直良い気はしなかった。

さらに僕の『テレパシー』は非常に微弱なもので、制御できるようになってもほとんど意味は無いらしい。
さっきまでのやり取りも影沼君が必死に聞き取ろうとして、やっと聞こえていたらしい。
しかも人の考えは読めない。どこまでも使えない能力だ。

信じられない話ではあったが、思い当たる節がありすぎる。


そして影沼君の能力についても教えてもらった。
影沼君の能力は『相手の思考の停止』を行えるとの事。

相手の思考、感情といったものを数秒停止させることができて、
停められる時間は、相手の抵抗力にもよって変わるけど大体5秒~30秒程度しか停められないという話だ。

話を聞いただけじゃ良く分からなかったけど、影沼君に

「ちょっと時計を見てみろよ」

といわれて時計を確認すると

11:24:12

そのあとすぐに影沼君に呼ばれて、影沼君を見るとフワッとなんか変な感じがした。
すぐにもう一度時計を見てみると

11:24:29

なるほど確かに僕の認識と10秒ちょっとの誤差がある。
僕の思考が10秒ちょっと止まっていたのだろう。
すごいことだとは思うけど、この能力にもあまり意味は無い様に思える。

すると影沼君はニヤリと笑い

「そうだな、大して意味のある能力じゃねぇ、せいぜい喧嘩で使ったり、ちょっとした悪戯程度のもんだ」

確かにそうだ、1対1の喧嘩なら無敵だろう。しかしそれだけだ。

「てめぇの能力にしたってそうだ。意味なんかありゃしねぇ。逆にイジメの原因になってたくらいだからな」

これも確かにそうだ。正直こんな能力あっても何もうれしくない。
得した記憶も何一つ無い。

しかし、影沼君は驚くべきことを言い出した。

「だが、俺とお前の能力を合わせりゃ何でも出来るぜ」

「何でも?」

思わず聞き返してしまった。
悪戯程度しか出来ない影沼君の能力と、本当に何の役にも立たない僕の能力で何でも出来るって?
ちょっと信じられない。

「お前の考える居場所ってのも作れる」

でも影沼君の自信に満ちた態度は崩れない。

「でも、どうやって?」

そこが重要だ。
能力も見せてもらったし、影沼君の事もある程度信用しているけども、肝心の方法を聞いておきたい。

「そいつはお前が協力を約束してからだ」
「安心していいぜ、どっちが上でも無い完全な協力体制だ」
「なにせお互いに単体じゃほとんど意味が無い能力なんだからな。覆しようの無い完璧な盟約だぜ」

「さぁ……どうする?」

畳み掛けるように影沼君が聞いてくる。
考えよう。これはきっと悪魔の誘いだ。
これが嘘だったとしても、本当の事だったとしても失うものはあるだろう。

なら失って惜しいものはあるか?
答えはNOだ。
家族、友達、学校、もはやどれも僕にとっては無価値なものだ。

なら答えはひとつだった。

「……乗るよ」

いまさら失って惜しむものなんて何も無い。
ならば積み上げよう。
新しく築こう、僕の居場所を。

その為には

「くだらないあの学校を、教師を、クラスメイトを壊そう」

「ああ、ぶっ壊して築こうぜ。俺とお前の城をよぉ!」

僕の口が今まで作ったことの無い笑みの形になっていた。


あれから2日後
僕と影沼君は放課後の学校の教室に居た。
あれからずっと影沼君指導の下、テレパシーを制御する訓練をしていたんだ。
おかげでかなり制御できるようになったのは有難いけど、ほとんど寝てないせいかとても眠い。

「ふゎああぁ~……」
「シャキっとしろ」

バシッ
痛っ
影沼君が僕の背中を叩いてきた。

「痛いよ~」
「気の抜けた顔してっからだ」
「2日間ほとんど寝てないんだから当然じゃないか~」
「うぜーから、その間延びした話し方止めやがれ」
「はいはい」

さすがに2日間ずっと一緒に居ただけあって、だいぶ打ち解けたと思う。

「手順は忘れてないだろうな?」
「バッチリだよ」

そうそう、影沼君が言っていた『何でも出来る』っていう内容も聞いたよ。
前にも言ったけど、単体じゃまったく役に立たない僕の『テレパシー』
『テレパシー』よりは使い道はあるけど、超能力というには弱い影沼君の『マインドフリーズ』(僕命名、名前が無いと不便だしね)
この2つの能力を使って出来ることって言うのが、影沼君曰く『催眠術』らしい

当然僕が胡散臭そうな目で影沼君を見たら、切々と僕ら2人の使える『催眠術』の凄さを語ってくれた。
ちなみにそれだけで半日かかったよ。
で、手順なんだけど
まず影沼君が『マインドフリーズ』を掛ける。これが絶対条件。
それでここからが作戦の肝なんだけど、この思考が停止している状態って精神が完全に無防備な状態らしいんだ。
だからこの状態のときに催眠導入をすれば、ほぼ100%の確立で、かなり深いところまで催眠にかけられる。
でも『マインドフリーズ』の効果時間は10秒程度しかないから催眠導入している時間なんか全然ないんだよ。

そこで出てくるのが僕の『テレパシー』。
『テレパシー』で相手の精神に直接働きかけることで、言葉で行うよりも早く、そして深く、催眠導入を行うことが可能なんだよ。
僕の微弱な『テレパシー』じゃ相手が完全に無防備な瞬間、つまりは『マインドフリーズ』状態の時にしか意味無い。
影沼君の『マインドフリーズ』は効果時間が短すぎて、催眠導入できない。
でも2人が揃えば、完璧な『催眠術』が可能ってわけさ。
当然ぶっつけ本番でやるのは不安だから、偶々近所を歩いていたタカシ君(8歳)に(強制的に)協力してもらったよ。
色々試した後に、猛然と公園にいた若奥様たちのスカートをめくっていったタカシ君の勇姿は、今でも目に焼き付いているよ。
まあ子供の悪戯だから、そんなに大事にもならなかったけどね。

さて実験も成功した僕たちは、いよいよ本番に移るべくこうして放課後の校舎に忍び込んでるわけなんだけど。
僕らの催眠術は1人にしか使えない代物だから、おのずと状況も限られてくるんだ。
周りに誰もいなくて、完全に1人の状態って意外と無いんだけど、そこは影沼君の事前調査のおかげで何とかなった。

現在僕らの教室には、鞄が一つだけ置いてある。
この鞄の持ち主は大原あゆみさん。吹奏楽部のトランペット担当らしい。

僕は大原さんの部活なんて知らなかったし、そもそもクラスの人の部活なんてほとんど知らない。
影沼君も同様に知らなかったらしいんだけど、今回の作戦にあたりクラスメイト全員の部活動などを調べてたみたい。
その結果、今日吹奏楽部の練習が遅くなるが分かったから、教室で鞄を取りにくる大原さんを待つことにしたんだ。

「影沼君ってさー」
「何だよ」
「意外と几帳面というか、慎重な性格なんだね」
「んなこた言われた事ねーな、何でだ?」
「何となく、事前に色々調べたりさー、作戦立てたりとか」
「こんな事しようとしてんだから、慎重になるのも当然だろ」
「んー、まあそうかも」

やっぱり慎重な性格だと思う。人間こんな能力持ってたら抑えはきかないものだと思うし。
正直、作戦を共にする僕にとっては非常にありがたい。
あと影沼君は戦略シミュレーションゲームとか好きそう。これは僕の勘だけどね。

そんなこと話してる間にそろそろ大原さんが戻ってくる時間になったよ。

「じゃあ僕はそろそろ隠れるね」
「おう、タイミングを外すんじゃねえぞ」
「了解」

そう言って僕は教卓の下に潜り込んだ。
これは僕の案で、あの事件から学校に来てない僕が放課後の学校にいたら、変に思われるだろうから隠れてることにしたんだ。

簡単だけど、これで準備はOK。後は大原さんを待つだけだ。

しばらく待っていると。

ガララッ

教室のドアを開けて大原さんが入ってきた。

「あれ? 影沼君こんな時間になにやってるの?」
「いや別に、そっちこそこんな時間まで部活か? ご苦労だな」

影沼君が何気ない感じで話す。
僕はいつでも飛び出せる体勢を作っておいた。

「まあ大会も近いしね。3年の先輩たちも最後だから気合入ってるよ」

肩口で外に跳ねた髪を揺らしながら大原さんは笑った。
今まで大原さんをじっくり見たことなんて無かったけど、こう見てると中々かわいいと思う。
身長が女子にしては高い方だけれど、表情がよく変わるせいか素直にかわいいと感じるね。

「あれ? そういえば影沼君って今日休んでなかった?」

怪訝そうな顔をしながら、影沼君を見る。
うん、やっぱりよく表情がよく変わるね。

「ああ、まあちょっとヤボ用があってな」
「サボリ? あんまりよくないよ、そういうの」
「はは、まあ明日は来るさ」
「ふふふ、それがいいよ。んじゃ、また明日」

大原さんが鞄を持って教卓のそばを通る。
そろそろだ。

「あ、大原ちょっと待った」
「え? 何?」

大原さんが影沼君の方へと振り返る。

影沼君と目を合わせた大原さんの後姿がビクリと震えた気がした。

「小泉っ!!」
「うんっ!」

影沼君に呼ばれて僕は教卓の影から飛び出す。
この数秒間が勝負だ!
僕はうつろな目の大原さんの前に飛び出し、精神を集中させた。

僕は闇を連想する。

僕には馴染み深いものだ。

それは決して漆黒の闇ではなく。

ましてや絶望の闇でもない。

ただヌルく、曖昧な闇。

それだけに闇から出ようとする気を起こすことも出来ない。

その闇の中を下へ下へと降りていく。

だけれど怖くは無い。

暗くは無いから。絶望は無いから。

自分以外の姿は無くて、自分自身しか感じることは出来ない。

ここに居る事が不快ではない。

それどころかとっても気が楽だ。

なぜならここは自分自身の中。

ここに居るのはとても楽だ。

ここに居るのはとても気持ちがいい。

ここに居たい。

ここに居たい。

大丈夫。あなたはここに居ることが出来る。

さあ、目を覚まして。

大丈夫。目を覚ましてもあなたはここに居ることが出来る。

あなた以外の姿は無い。

あなたしか感じることしか出来ない。

さあ、目を覚まして……


僕は大原さんの無防備な精神にイメージを送り込んだ。

「…………」

影沼君が『マインドフリーズ』を掛けてから1分が経過した。
固唾を呑んで見ていた僕に、影沼君からOKサインがでる。

良かった。成功だ。
僕は大きく息を吐くと、体の力が抜けて椅子に座り込んでしまった。

「なんだよ大げさな奴だな。昨日だって実験しただろ」

顔では余裕を見せている影沼君も、首元とかは汗でぐっしょりだった。
もちろん僕は首元や顔を問わず、体中汗でぐっしょぐっしょだ。
心臓も今までに無いくらいにドキドキしてるし、足にも力が入らない。
本当に緊張した。

「さて、へたってねえで次の段階にいくぞ。あんまりほっとくのも良くねえだろうしな」
「う、うん」

そうだった。今はまだ催眠導入を終えただけだ。
一番の山場は越えたけど、ある意味本番はこれからだ。
僕は腑抜けた足に力を込めて立ち上がった。
とりあえずユラユラと揺れながら立っている大原さんを座らせる。

「よっしゃ、まずは色々質問するぞ。催眠の掛かり具合を確認しないとな」
「う、うん」

僕のドキドキはまだ納まらない。
エッチなビデオを見たときとも違う。
全力疾走したときとも違う。
それらとは次元の違う興奮が僕を包んでいた。

「じゃあまず小林。『テレパシー』で色々質問してくれ。あ、もちろん僕にも聞こえるようにな」
「うぇええ! 僕!?」
「精神に直接働きかける『テレパシー』の方が良いだろう」
「で、ででででも」
「んなに慌てんなよ。ほれ深呼吸」
「う、うん」

すう~~、はぁぁ。
すう~うっ、ゲホゲホッ、むせちゃったよ。

「落ち着いたか?」
「ううん全然」
「はんっ、さっきよかマシな顔になってるぜ。ほれ、やりなって」
「う、う~ん」
「まだごねんのかよ。つーか今更逃げ道はねえぞ。さっさとやれ、男だろ」
「う、うん。分かったよ」

僕だって男だ。もう戻る道が無いことだって重々理解している。
僕はもう一度だけ深呼吸して、『テレパシー』で大原さんに働きかけた。

【お、大原あゆみさん、この声が聞こえますか?】
「は……い」

【ここはあなた自身の中ですね?】
「はい……」

【この声はあなたの心の声です。あなたの望んだことなので心の声に従いましょう】
「はい……。心の声……従う」

【心の声に従うと、とても気持ちが安らいでいきます】
「はい……」

大原さんがふわりと柔らかい笑顔になった。

「うぁっ……」

こんなに近くで女の子の顔を見たこと無かった僕は、大原さんの笑顔にドギマギしてしまった。
これはいけない。今は催眠導入中だ。冷静に冷静に……。
ゆっくりと深呼吸して気分を落ち着けた。
うん、大丈夫。

【これから質問することに正直に答えてください。いいですね?】
「はい」

よし、じゃあ無難なところから

【あなたの名前は何ですか?】
「大原あゆみです……」

うん、ちゃんと答えてくれてるね。

【誕生日はいつですか?】
「10月12日……です」

【家族構成を教えてください】
「父と母と姉がいます……」

へぇ、お姉さんが居るのか。若いのかな?

【お姉さんは何歳ですか?】
「姉は今年で……21歳です」

ふーん、働いてるか大学生かってところかな?
影沼君がそろそろ次に行けって目で見てるし、もうちょっと踏み込んだ質問をさせてもらうよ。

【今まで何人の男性と付き合ったことがありますか?】
「……2人です」

微妙に答えづらそうだな。
でももっと踏み込んでみよう。

【男性経験はありますか?】
「…………はい」

大原さんは顔を真っ赤にして答えてくれた。
自分の心の声なんだから、そんなに赤くならなくても良いんじゃないかと思ったけど
こんなことを自問自答していたら確かに悶絶物だなとも思った。

その後もかなりプライベートな部分まで根掘り葉掘り聞いてみた。
暗示はバッチリ効いているようで、恥ずかしそうにしながら質問に答えてくれた。
お風呂で最初に洗う場所や初体験の感想、オナニーをする頻度からそのやり方まで聞いているうちに
僕とモノはすでに臨戦態勢に入ってしまっていた。

すると今まで黙って椅子に座っていた影沼君が立ち上がって

「よっしゃ、それだけ深く暗示がかかってるんなら大丈夫だろう」

そう言うと、大原さんの前にしゃがみこみ

「質問タイムはこれで終わりだ。でもまだ心の声には従うんだぞ」

と、暗示の僕に代わって暗示を続けた。

僕はかなりヒヤヒヤしていた。
さっきまで、精神に直接働きかけるように『テレパシー』でやっていたのに、いきなり言葉でなんて!
しかも言葉遣いがさっきまでの僕と違いすぎる。
大原さんが変に反応しなければいいけど……

「はい……。心の声には従います……」

でも大原さんが返事を返してくれたから安心したよ。
影沼君は言葉とかは乱暴だけど、意外と慎重な性格だから信頼はしてるんだけど
チキン オブ ハートを自認する僕としては気が気ではない。

「だれが乱暴だって?」

ピシッ

「あっ、痛い! でこピン!? 何で?」

考え事してたら影沼君にでこピンされたよ! 本当に痛い。

「考えてることが漏れてきてんぞ。しっかり制御しとけ」
「え、また? ゴメンゴメン」

『テレパシー』の制御にもだいぶ慣れたつもりなんだけど、まだ考えが漏れちゃってるみたいだ。
気をつけないと催眠状態の大原さんが受信しちゃう可能性もあるからね。

「ったく、気をつけろよ。……さて」

気を取り直して大原さんに暗示を掛ける影沼君。
どんな暗示を掛けるんだろう? 正直僕ももう限界だし、早く入れたいんだけど……。

「さっきオナニーのやり方を教えてくれたよな?」
「……はい」

うんうん、恥ずかしそうにしている大原さんは可愛いね、やっぱり。
顔は真っ赤なのに、目は虚ろなところなんか催眠術を掛けてるなって感じになるしね。

「でも言葉だけじゃ分からないから、実際にここでオナニーして見せてくれないか?」

うわっ、なんか急にステップアップしたよ。
急にそんなこと言われて大原さん大丈夫かな?

「見せる……。おなにーを……?」

催眠状態に異常は無いみたいだけど、かなり嫌そうだね。
やっぱりオナニーは恥ずかしいのかな?

「大丈夫。ここには誰も居ない。ここはあなたの心の中。聞こえてるのはあなたの心の声。心の声に従うとどうなるんだ?」
「気持ちが……安らぐ……」
「そう。だから心の声には従うんだ。いいな?」
「……はい」

うわぁ、凄いね影沼君。
まるで本物の催眠術師みたいだったよ。

口調の節々は乱暴な感じがあるけど、ああいう風に断定的な口調のほうが良いのかもしれないね。
それに本人の口から言わせるのも有りだね。僕も勉強しとかなくっちゃ。

あ、そんなこと考えてる間に大原さんの手が胸を揉み始めたよ。

「……んっ」

凄いよ! 僕の目の前で大原さんが胸を揉んでるよ。
これは衝撃映像だね。

あれ? 胸を揉むの止めて服の中に手を入れちゃったよ。
服を脱ぐのかな? でもオナニーのやり方を聞いたとき最初は服の上から胸を揉むって言ってたからまだ脱がないと思うんだけど。

パチンッ

「……ん」

スルスル

うわっ、ブラジャー外しちゃった。ピンクのシンプルな感じだね。
家ではブラジャーをしていないからってことかな? 多分。

でも凄いね。ブラジャーを外しただけで服の上から柔らかさが伝わってくるようだよ。大きさも一回り大きくなった気がするし。

「あっ……んっ……」

おっとそんなこと考えてる間に、再開したみたいだね。
さっきより声が大きいのはブラジャーを取って感度がアップしたからかな?

「んっ……ふぅっ……」

う~ん、このまま見てるのも良いけど、別の箇所を弄っているのも見たいかな。

【大原さん、あなたはもう十分胸を揉んで気持ちよくなりました。さあ別の場所を触りましょう】
「あぁ……はひぃ」

胸から手を離すと右手がスカートの中に入っていくね。
でもこのままだと良く見えないから、見えやすくしてもらおうかな。

【スカートを捲り上げて、足を大きく開いてください】
「はい……」

大股開きになってくれたから、パンツの上から弄ってるのがよく見えるよ。
まるで見せ付けてるみたいだね。

「あぁっ、はぁっ……んぅっ、っくぅぅ……」

ピンク色の可愛いパンツだけど、弄くってるところから色が濃くなってきてるよ。
だいぶ気持ちよくなってるみたいだね。

「ひぁ…あ、あ、ひぅ…」

でもさっき聞いた話だと、大原さんは下着の上から触るだけでお終いらしい。
この後どうするかが問題だね。

「まあ、そこは俺に任せとけって」

おっと、影沼君が挙手。
なんだか面白いこと思いついたって顔してるよ。

「じゃあ、お願いするよ。あ、影沼君。言葉遣いはもうちょっと優しくね」

じゃないと僕の心臓にも悪い。

「わーってるよ」

そう言いながら、影沼君は大原さんの後ろに回りこんだ。
そして肩に手を置いて、耳元に口を寄せると

「はいストップ」

「ふぁ……はい…」

影沼君のその言葉で指の動きがピタリと止まった。
でも中途半端な状態だったみたいで、モジモジと腰が動いてる。

「あなたは十分にオナニーして満足しました。そうですね?」
「はい……」

影沼君の言葉に大原さんは返事を返した。
でも満足したとは言ってるけど、実際はどうなんだろ?
確かにモジモジと動いてた腰の動きも止まったけど、暗示の効果で本当に満足してるのか、それとも体は満足できていないのかな?

「あなたは満足したので、あなた自身の中から出てきましょう」

おっと、その考察は後にして、今は影沼君の催眠導入を見守ろう。

「わたしの中から……でる……」
「そう、周りを見て。何がある?」
「まわり…なに……?」

う~ん、催眠状態のたどたどしい口調というか、微妙に舌ったらずな感じのしゃべり方が可愛いなぁ。

「椅子があります。机もあります。そう、ここは教室です」
「きょうしつ……がっこう…?」

舞台を教室に移すみたいだね。
いったい何をするつもりなのかな?

「そうです。学校の教室です。さて、あなたの前に人が居ます。誰ですか?」

うつむき加減だった大原さんのぼんやりした瞳と目が合った。
うつろな目で見られるのはとてもドキドキした。

「こいずみくん……」
「はい、小泉君です。あなたは小泉君をいじめていましたか」
「いいえ……いじめてなんていないです」

確かに大原さんに何かされた覚えはないね。

「でも意図的に避けたりしていましたよね」
「……はい」

あ~、やっぱり避けられてたんだ。
基本的に避けられるのがデフォルトだから気にならなかったけどね。

「何故ですか?」
「こいずみくんの近くにいると、あたまの中に自分じゃない人のこえがきこえたりするからです」

やっぱり『テレパシー』のせいだったんだ。
確かにそれじゃあ気味悪がられてもしょうがないかな。

「クラスメイトに避けられるとつらいですね」
「……はい」

つらい……かな?
やっぱり避けられるのがデフォルトだから良くわかんないや。

「小泉君に酷い事をしてしまいましたね」
「はい……」

どうでもいいけど、つらいとか酷いとかあまり連呼しないで欲しいね。
気にしちゃいないけど、あまり良い気分はしないよ。

「じゃあ謝りましょう。大丈夫です。小泉君は優しいので謝れば許してくれます。
「はい……あやまります……」

確かに許すけどさ、別に謝ってもらってもしょうがないんだけどな。
影沼君はいったい何がしたいんだろう?

「でもただ謝るだけじゃ駄目です」
「だめ……?」
「許してもらうためには、小泉君のお願いは何でも聞いてあげましょう」

おっと、そうきたか。
でも何でも聞くは、催眠状態でも嫌がりそうだよ……

「なんでも……?」

あ、やっぱり嫌そうだ。

「大丈夫です。小泉君はとても大人しくて、優しい人です」
「はい…とてもおとなしい……やさしい……」
「そう、とても大人しい小泉君は、たいしたお願いはしません」
「はい……」

優しいは分からないけど、学校ではほとんど喋らないから大人しいとは思われてるだろうね。
でもたいしたお願いはしないってのは何?
まるで僕がたいした事無い男って事みたいじゃないか

「ですから小泉君のお願いがどんなものでも、それはたいした事ではないんです」
「……たいしたことではない……」

たいした事無いって言っちゃったよ。

影沼君がそうやって大原さんの意識をずらそうとしてるのは分かるけど、
あんまりたいした事無い、あんまりたいした事無いって言われるとちょっとへこむなぁ

「だから小林君のお願いは全て聞いてあげましょう」
「はい……」

「では確認します。まず小泉君に何をしますか?」
「こいずみくんにあやまります……」

「許してもらうために何をしますか?」
「なんでも言うことをききます」

「そうですよ。大人しい小泉君の言うことはあなたにとってたいした事ではありません」
「……はい……たいしたことない」

また言った。

どいうか影沼君はわざと言ってるんじゃないのかな?
そのニヤニヤと笑う顔が正解を物語ってる気がするよ。

「では3つ数えます。3つ数えるとあなたはすっきり目を覚まします」

え、あ、もう!? まだ心の準備が……

「3」

え~と、大原さんが僕の言うことを何でも聞いてくれるんだよね。

「2」

よ、よし。深呼吸して……ふぅ~。

落ち着いた……と思う。

「1」

パチンッ

影沼君が指を鳴らすと大原さんと目が合った。
さっきまでのうつろな目じゃない。ハッキリとした意思を感じる目だ。

「あ、小泉君……」

大原さんがハッとした顔で僕を見た後、申し訳なさそうにうつむく。
大原さんが僕に何を言いたいのかは分かるけど、僕がそれを言ったら影沼君の暗示の意味がなくなるから我慢。

「えっと……小泉君、ちょっといい?」
「うん、いいよ」

ちょっとじゃ済まないと思うけどね。
コホンッと咳払いをして、僕の前に大原さんが立った。

「その……ごめんなさい!!」

「えっと、別に悪気があった訳じゃないんだけど、でも避けちゃってたわけだし、
 あっでも小泉君を嫌ってるとかそういう訳でもないんだけど……えっと、とにかくゴメンッ!」

大原さんが何度も頭を下げてるけど、どうも言っていることが支離滅裂というか滅茶苦茶だ。
どうも暗示の影響で『僕に謝りたい』という意識が強くなり過ぎてるみたいだ。
さっきから「ごめん」「ごめん」と言ってるけど、何について謝りたいのかがまったく伝わってこない。
まあ、僕は何について謝ろうとしてるのかは当然分かってるけど、簡単に許すわけにはいかないね。
それにこのまま待ってれば向こうから言い出してくれるはずだしね。

「あ、そうだ。お詫びと言ったら何だけど、小泉君のお願いなら何でも聞いてあげるからさ」

ほらきた。
暗示で刷り込んでおいたことを、さも今思いついた事のように言ってくるのは面白いね。

「へぇ、何でも聞いてくれるんだ?」
「ええ、何でもOKよ」

内心では、僕のお願いなんてたいした事ないって思ってるんだろうね。
まあ、たいした事あるか、ないかは彼女が判断次第することだけどね。
早速お願いしようかな。

「じゃあね……」
「…………? どうしたの?」

何をお願いするか考えるの忘れてたーっ!!
わ、わ、どうしよう、どうしよう?早くしないと……。

「どうしたの? ひょっとしてお願いなんて無いとか?」

わー、わー、そうじゃないよ! そうだっ、影沼君!
僕が泣きそうな目で影沼君を見ると、影沼君は教室の奥の棚からスケッチブックを持ってきた。
それに何やら書くと、テレビ番組のADよろしく掲げて見せてきた。

『とりあえず脱がせて見たら?』

そ、そうか。ありがとう影沼君。

「と、とりあえず服を脱いでくれる?」
「え?」

大原さんが不思議そうな顔でこっちを見てる!?
まさか! 暗示の掛かりが浅かった!?
もっと軽いお願いにした方が良かったかな……。
なんて身構えてたけど、大原さんは評しぬけた顔になってこう言った。

「服を脱ぐだけでいいの? せっかくお願い聞くって言ってるんだから、こんなことじゃなくてもっと他の事頼めばいいのに」

そう言って制服のリボンに手をかけ始めたよ。
なんだそういうことか。服を脱げっていうお願いが大原さんには簡単すぎることだったから、不思議そうな顔してたのか。

まったく心臓に悪いよ。というか僕がビクビクし過ぎなのかな?
僕が自分自身のビビリッぷりにちょっと感心している間にも、大原さんは制服を脱いでいく。

制服を脱いで中のTシャツも脱ぐと、もう上半身は裸だ。

「きゃあっ! 何で私ブラしてないの!?」

大原さんが顔を真っ赤にして胸を腕で隠しちゃった。
でも、片手でスカートのホックを外してスカートは落とす。
大原さんはスカートを足から抜くと、両手で胸を隠しながらこっちを見た。

「脱いだわよ」

これはどういうことだろう?
顔は真っ赤だし、両手で胸を隠してるから、恥ずかしがってるのは間違いないよね。
でもパンツが丸見えな事にはまった恥ずかしさを感じてないみたいだ。

恥ずかしさを感じる基準が分からないな……?
僕が頭からたくさんのハテナマークを出していると、影沼君がまたカンペ(スケッチブック)を掲げてきた。

『大原の意しきだと
 服 → 下着以外で
 服をぬぐから下着はOK
 でもムネはダメなんじゃねーの』

なんだか下手くそな暗号みたいだけど要するに、
大原さんの意識で服を脱ぐって行為は下着以外を脱ぐこと。
だから下着姿を見られるのは当然のことだからそれは別に良い。
でも胸を見られるのは恥ずかしいって事かな?

なんだかめんどくさいけど、要は非暗示者の意識によって変わるって事だよね。
『服を脱ぐ』ってお願いした時に下着も全部脱いじゃう人もいれば、靴だけ残すような人もいるかもしれない。

これは色んな人に試したら面白そうだね。統計でも取ってみようか?

「ねえ小泉君。もういいの? 出来れば上だけでも着たいんだけど」

恥ずかしいんだろうね。そう言いながらチラチラと僕と影沼君を交互に見てるよ。
自分の愛液で変色したパンツを気にせず、胸ばっか隠してるのは何だか滑稽な姿だね。

「なあ大原、両腕下ろせよ」
「うるさいわね。そんなの出来るわけないじゃない!」

影沼君の意見は当然却下される。
でも僕が言うと

「大原さん。両腕下ろして胸を見せてよ」
「え、あ、うん。いいわよ」

何でも無いことの様に腕を下ろしてくれる。
わぁ、すごい綺麗だよ大原さん。
胸はそんなに大きくないけどツンと上を向いてるし。
乳首も立ってるね。さっきのオナニーの余韻かな?

うぅ、僕もそろそろ我慢できなくなってきたよ。
どうしよう?

お願いして入れさせてもらおうかな?
すると影沼君が新たにカンペに何やら書いて掲げてきた。

『まずは口でして貰えば?』

どうやら僕の煩悩は駄々漏れになってるみたいだ。
気をつけないと恥ずかしすぎる。

ともあれ影沼君の意見は採用。早速お願いしよう。

「大原さん、その……口でしてもらえる?」
「口でって事はフェラチオって事よね」
「そうフェラ。やったことある?」
「ううん、でもやり方ぐらいなら知ってるから大丈夫よ」

それじゃあ僕が初めてか。えへへ、なんだか嬉しいね。

「じゃあお願いするよ」

そう言って僕がベルトに手をかけようとすると

「あ、私が脱がしてあげるよ」

なんと大原さんが僕のベルトに手を伸ばしてきたよ!
うわ、わっわっわっ、ちょっと待って……。

ズルッ

そんな僕の願いもむなしく、ズボンとパンツを一気に下ろされちゃったよ。

「「…………」」

うわー、そんなに黙り込まないで。凝視もしないでよ。
影沼君もそんなに見るなぁ!

「でっか!」
「おっきい……」

やっぱり大きいんだ。
そう、僕は見た目のひょろっちい外見とは裏腹に僕のアレは大きいみたいなんだ。
修学旅行などでお風呂に入るたびに変な目で見られてたし、体の大きさと釣り合ってないから僕の身体的コンプレックスの一つでもあった。
そもそも今まで用をたす以外に使い道が無かったのに無駄な大きさが本当に嫌だった。

「え、何それ。大蛇?」

うるさいよ!!

「いやー、俺も中々だと思うけど、お前には適わねえなぁ」

だからうるさいよ!!

あれは絶対に僕をからかってる顔だね。もう酷いよ。

「お前体ちっせえから、余計にでかく見えんな」
「そんなの僕が一番分かって、ヒャワァッ!」

お、大原さん。急に握らないで……。
痛くはなかったけど変な声が出ちゃったよ。

大原さんが僕のモノを少し擦りながら、上目づかいで聞いてきた。

「その……、もう舐めてもいい?」

女の子から上目づかいで見られることなんて初めてだった僕は頷く事しか出来なかった。

「じゃあ、舐めるよ?」

大原さんの舌が僕のモノに触れた。

ピチャ、ピチャ

うう……大原さんの舌、気持ちいい……。
舌が全体舐めてて…うわ、裏筋もっ……
すごいよ、 声が出そうになるのを我慢するだけで精一杯だよ。
うぁ……先っぽも舌でチロチロって……

「くうっ……!」

うう……声が出ちゃったよ。男の喘ぎ声は気持ち悪いよね。

「ひもひいい? 今度は銜えてあげるね。んん……」

今度は喉の奥まで僕のモノを銜えてるよ。少し苦しそうだね。
そ、そのまま頭を前後させて……ス、ストロークさせてるっ……。

「ん…んん……」

じゅぽっ、じゅぽっ

すっごいエッチな音が出てるよ。や、やばいかも……。
このままじゃやられっぱなしで終わっちゃうっ!
胸とか触っても大丈夫かな?
僕は大原さんの胸に手を伸ばして胸を揉んだ。

「ん……」

うわ、柔らかい。でもなんだかコリコリした部分があるな。これを……

「んん!!」

乳首を刺激すると大原さんが大きな反応をしたよ。
というか、銜えたまま声を出されるとスゴイッ……!

「大原さん、く、口は離さないで、そのままパンツの上からオナニーして……」

僕からは見えないけど、大原さんの右手が股間の辺りに伸びてるのはわかったよ。

じゅぶじゅぶ……

「ん……んん!」

だんだんと大原さんの口から出る音以外にも、大原さんが右手で弄ってる所から水音が聞こえだしたね。
僕としてはどんな風に弄ってるのかすごい気になるけど、僕の方ももう余裕がないよ。

「ぼ、僕もう、そろそろイクよ」

それを聞いた大原さんは口をすぼめて、頭を激しく上下させてきた。

うわぁっ! も、もう出るっ!!!

「うあああぁぁぁっっ……!!」

「んん!? ぶぐぅ!?」

口内の一番奥で、たくさんの精液が出てるよ。
ヤバイね、コレ。気持ち良過ぎだよ。
そのまましばらく余韻を味わっていたかったけど、まだ僕のモノを銜えたままの大原さんが苦しそうだったので抜いてあげることにした。

「あ、口の中の精液は全部飲んでね。こぼすと掃除が大変だから」

ただし一言付け加えさせてもらったよ。後につけた言葉が言い訳っぽかったのは秘密ね。
ゆっくり抜き取ると大原さんは精液をこぼさないように口をすぼめてきた。

「ううっ……」

引き抜くときの刺激で思わず声が出ちゃった。出した後は敏感になるって本当なんだなぁ。

その後、大原さんは僕の出した精液を苦労しながらも飲み干してくれた。
止めるのを忘れてたから、右手は下着の上からアソコを弄くったままで。

「よう、どうだった?」

精液の苦さに顔をしかめている大原さんを尻目に影沼君が声をかけてきた。

「凄かったよ。こんなに出したの初めてだよ」
「その割にはまだ元気じゃねえか」

言葉の通り僕のモノはもう完全に元気を取り戻していた。

「確かにそうだけど、次は影沼君でしょ? どうするの?」

順番的にも次は影沼君だと思ってたんだけど、

「ああ、俺は後でいいや。お前の脱チェリーを邪魔するつもりはないしな」

なんて事を言ってくれたんだ。
脱チェリーうんぬんはさて置いて、なんて優しいんだろうと思ったんだけど、

「お前の童貞喪失シーンを見ている方が面白そうだ」

だなんて言ってきたんだ。
本気で気持ち悪いなとも思ったけど、それは影沼君なりに順番を譲ってくれる優しさということにしてありがたく受け取ることにした。

「じゃあ、ありがたくさせていただくよ」
「おう、そうしろそうしろ」

影沼君は手をヒラヒラさせながらさっきまで座っていた席に戻って行った。

大原さんはぼんやりと床に座り込んでいる。
顔が赤く、何やらモジモジしているのは2回もオナニーしたにも関わらす、結局一度もイけてないからだろうね。
僕のほうも準備万端だし、早速入れさせてもらおうかな?

「じゃあ、大原さん。僕と、その……セックスをしてもらえるかな?」

うう、どもっちゃった。
この大原さんにお願いを聞いてもらえる暗示は楽しいけど、口に出して言う必要があるから恥ずかしいね。

意識のある状態じゃ、『テレパシー』も空耳程度だし……。

「セックス……? うん、いいよぉ……」

あれ? 了承はしてくれたけど、さっきまでとお願いをした時のリアクションが違うよ?

「小泉君と…セックス……」

ふらりと立ち上がりると僕の方へフラフラと歩いてくる大原さん。
なんか目が潤んでませんか?
大原さんは僕の目の前でスルリとパンツを脱ぐ。

ニチャァ

うわすごい、糸引いてるよ。

あらわになった大原さんのそこはヒクヒクとまるで呼吸をしてるみたいに蠢いていた。
でも大原さんは僕がそこに見惚れる暇もなく抱きついてきちゃったんだ。

「うわわっ、危ないよ」

僕が危うく椅子から落ちそうになりながら大原さんを支えると、淀んだ瞳と目が合った。

「お願い……はやくセックスしてぇ……もう我慢できないのぉ」

「う、うん」

どうやら、2回の寸止めオナニーは予想以上の戦果を上げてたみたいだね。
なんともとろけそうな声で反対にお願いされちゃった。
僕からのお願いだけじゃなくて、大原さんからもお願いされたことで僕のモチベーションはさらに上がったよ。

「よし、じゃあこのまま座位で……」

ずぶぶぅぅ……

「ふぁああっあっあ……」

僕のモノが大原さんの膣に飲み込まれていった。

「はぁぁ……すごくおっきい……」

先端がコツンと何かに当たった感じがした。

「きゃうっ! 奥まで……」

どうやら僕の先端が大原さんの子宮口を捉えたらしい。

「……っ」

大原さんも気持ち良さそうだけど、僕も声にならないぐらい気持ちいい。
口でして貰った時とは違くって、全体が暖かく包まれてる様な、擦られてる様な不思議な感覚だ。
僕が腰を動かし始めると、大原さんがギュゥっとしがみ付いてきた。

「はぁっ、あうっ、す…すごいぃ。ぜんぶこすれてぇ、奥にズンズンきて、ずっごいいいよ~」

うぁっ、すごい締め付けてきた。一度口に出しておいて良かったよ。
出して無かったらもう搾り取られてたかも。

「あぁん! はむっ、ふぅぅん……」

恥ずかしいのか僕にしがみついてきて肩に噛み付いてくる大原さん。
ちょっと痛いけど、なんだかとても可愛い。

僕は調子に乗って、全身をゆする様に大原さんを突き上げる。

「あぁんっ! うぁんっ! はぁんっ!」

大原さんは仰け反り嬌声を上げながら、ギュウギュウと僕のを締め付けてくる。

「大原さん、気持ちいい?」

僕の質問に大原さんはイヤイヤと首を振るばかりだった。
大原さんはエッチになると小動物っぽい仕草が多くなってとても可愛い。

さらに調子に乗った僕は、もう一つお願いをした。

「お、大原さんっ。イク時は、恥ずかしがらずに、声に、出してねっ」

僕は力を振り絞って、大原さんの子宮口をガンガン突き上げる。

「ふぁぁ! あぁん! あん、ああん!!」

僕は膣内のザラザラした部分に狙いを定めて一気に擦りあげた。

「はぁぅん! うぁん、あぁん! イ、イク! イクッ! ぅぁぁぁぁん!!」

大原さんが全身突っ張らせて達した。
それと同時に大原さんの膣内が信じられないぐらいに僕のを締め上げてきた。

「や、ばいっ!!」

僕は最後の最後、残りカスみたいな力を振り絞って、大原さんの中から抜け出すことができた。
それと同時に2回目とは思えないほどの量の精液が大原さんのお腹にぶちまけられ、大原さんがぐったりともたれかかってきた。




たっぷり楽しんだし、僕はとりあえず満足したよ。
だから今度はお返しに、僕が影沼君の為に大原さんに暗示を掛けてあげることにしたよ。

同じじゃ面白くないからね、僕とは逆な感じの暗示にしたんだ。
影沼君は意地悪だからね、それにふさわしい暗示を掛けてあげたんだよ。

簡単に言うと「影沼君は嘘つきだから信じちゃダメだよ」って暗示を掛けてあげたんだ。
これで大原さんは影沼君の言うことは全部ウソだと思って、反対の行動をしちゃうんだ。
「立つな」って言われれば立つし、「服を着ろ」って言われれば脱いじゃうんだよ。

影沼君も面白そうだって乗ってくれたし、実際に面白かったよ。

影沼君が下半身裸で床に寝そべりながら
「お前絶対に俺のチンポをお前のマンコに入れんなよ」
って言ったら大原さんは
「何言ってるのよ。入れるに決まってるじゃない」
なんて言いながら自分で挿入しちゃうし。

「俺が動くから、お前は腰を振るなよ」
と言えば
「嫌よ、私が腰を振るからあんたはじっとしてなさいよ」
って騎乗位で激しく腰を振ってたよ。

特に最後がすごかったんだ。影沼君が
「イったら動きを止めろよ。もっと激しく動かしたりするんじゃないぞ」
なんて言っちゃったから、大原さんどんなに達しても腰の動きを止めないんだもん。

何度もイって、愛液をまき散らしながら腰を振り続ける大原さんの姿に、僕も完全復活しちゃって、その後も色々お願いして楽しんじゃった。

思う存分楽しんだ僕たちは、ぐったりと教室で横になっていた。

うう、腰を中心に全身が痛い……。
絶対明日は筋肉痛だよ……。

「さて……と、そろそろ撤収作業といくか」

時計を見ると一般家庭では晩御飯を食べ終わってるだろう時間だった。

「そうだね。さすがに大原さんを帰らせないとまずいよ」

大原さんには母親に遅くなる旨のメールをさせておいたけど、そろそろ帰らせないとまずいかも。

「あと1時間もしたら警備のおっさんも来るしな」

僕は知らなかったけど、うちの学校は9時に警備員さんが来て、校内を見回ったりするそうなんだ。
だから9時以降はアウト。その代り9時までは警備はゆるゆるだ。
教員の見回りもないし、他に人もいない。
私立校なんだから、もうちょっと警備に気を配っても良いと思うんだけどね。

まあそのおかげで今日は楽しめたんだからいいんだけど。

「じゃあ大原さんに服を着せて帰さないと」

今も大原さんは気絶して、教室の床に横たわっている。
ブレザーの上が掛けてあるのは僕の優しさだ。

「まあ待て。ちゃんとした記憶消去と後催眠を掛けねえと」

なるほど、このまま返したら大問題だ。

「どういう風にするの?」
「記憶のほうは親に遅らせたメールと矛盾なないように気をつけりゃOKだろ。で、後催眠だが何かキーワードを言って指を鳴らすと催眠状態になる様にしときてえな」
「キーワードだけで良いんじゃない?」
「いや、キーワードだけじゃ、万が一が怖いからな」
「じゃあ両手を叩くとか」
「面倒だろ。片手で済むのをなんだってわざわざ両手にすんだよ」
「だって僕指パッチンできない……」

「はぁ? マジでぇ?」
「……マジで」
「おいおい、催眠術を使おうってのに指を鳴らすことができなきゃ、格好が付かねえじゃねえかよ」
「別に関係ないよ」
「ったく、こんなの少し練習すりゃできるようになるってーの」
「別に手を叩くのでもかまわないと思うけどな……」

僕がそういいながら、スカッ、スカッ、と指を鳴らそうとしてるのを見ていた影沼君がニヤリと笑った。

「そうだ。いい事思いついたぜ。」

練習したくなるようにしてやるよ、と言いながら影沼君が催眠状態の大原さんに近づていった。

「お前10回ぐらいやれば、1回は鳴るだろ? 指」
「うん、鳴りそこないみたいな音だけどね」
「よーし、いいか大原、よーく聞け……」

影沼君がなにやら大原さんに暗示を掛けてるみたいだけどよく聞こえない。
あ、掛け終わったみたいだ。

「よっしゃ、小泉。指鳴らしてみろ」
「う、うん」

スカッ、スカッ、スカッ、スカッ、スカッ、スカッ

ぺしっ

微妙な音を立てて指が鳴った。
これでいったい何が? と思った時

「はあっ、う……く」

大原さんが苦しそうな声を出して、ビクビクッて痙攣してた。
いや、あれは苦しそうというより

「イってる?」

そう、明らかに大原さんの反応は快感から来るものだった。

「その通り。大原にはお前が指を鳴らすたびにイクように暗示を掛けといたからよ。これで練習する意欲も沸くだろ?」

う、確かに指だけで支配しているって感覚はかなり来るものがある。

「んじゃ、俺はちょっとメシ買いに行ってくらぁ。30分ぐらいで戻ってくるからよ、しっかり練習しろよ」
「え、ちょっと!?」
「あ、音がでかけりゃでかいほど激しくイクようになってるからよ。頑張りなー」

僕に反論の隙を与えずに、影沼君は出て行ってしまった。
残されてしまった僕は

スカッ、スカッ、

とりあえず指を鳴らす練習をすることにした。



放課後の学校。
僕は今日もそこにいた。もちろん影沼君もね。

しかし昨日は凄かったよ。
あの後影沼君が戻ってくるまでずっと指を鳴らす練習をしてたんだ。

そしたら大原さんは体を震わせながら何度もイっちゃったよ。
連続で良い音が鳴った時なんか、腰を浮かせちゃってたもんね。
影沼君がお弁当を買って帰ってきた後も、お弁当を食べながら時折指を鳴らしてイかせてあげたよ。
お弁当を食べ終わった頃には大原さんは白目をむいてて、周りには水溜りが出来ちゃってたからちょっとやり過ぎたかもね。

さて、今日も学校に来た理由は次のターゲットを待ち伏せするためさ。
次のターゲットは同じクラスでテニス部の上村雄介(カミムラ ユウスケ)。
こいつは僕たっての希望で次のターゲットにしてもらった。

基本的に苛められてても、其れは僕の能力のせいだからね。
だから恨んではいないけど、こいつは別だよ。
こいつにはかなりの実害をこうむって来たからね。
殴られたのも、お金を取られたのも両手じゃ数え切れないほどだ。

だから上村君きっちり復讐する為に影沼君に頼んだんだ。
頼まれた影沼君は何だか妙に嬉しそうだったよ。
「お前にも復讐したい奴がいたんだな、安心したわ。その考えで当然だとおもうぜ」
って言っただけでOKしてくれたよ。

それで復讐することにしたんだけど、実はもう準備は整ってるんだ。
後は本人だけだよ。
ゲストもいるからね。楽しんでもらえると思うんだ。

「おい、来たぞ」

廊下の向こうからテニスウェアでラケットを持った上村君が歩いてくるのが見えた。
幸運にも一人だった。
辺りに人の姿も無い。

「よし、行くぞ」

僕と影沼君は上村君に近づいていった。

・・・

僕らは空き教室に上村君を運びこんだ。
この教室はちょうど半分でパーテーションで区切られてるんだ。

その教室で椅子に座って上村君がもの凄い目で僕のことを睨んでいる。
もの凄い目なんだけど、その座って姿はマナーの本とかに載っている正しい座り方、みたいな座り方だから逆に滑稽だね。

そしてその向かいに座る僕の隣で横になってるのが本日のゲストの一人、上村君の彼女の辻内響子(ツジウチキョウコ)さん。
ちょっと遊んでいる感じの外見が僕の好みじゃないけど、十分に可愛いと思うよ。

まあ彼女自身とは面識すら無いんだけど、まあ連帯責任って事で僕に協力してもらうことにしたんだ。

ちなみに影沼君にはもう一人のゲストの準備をしてもらっているよ。
裏方をやらせても申し訳ないけど、今回は僕の復讐だからね。
さて始めようか。

パンッ

僕が手を叩くと辻内さんが目を覚ます。

「てめぇ、小泉ぃっ!! 何のつもりだっ! てめえ何をしやがったっっ!!」

それと同時に上村くんも話せるようにしておいたんだけど、ちょっとうるさいね。
この教室は元音楽室だったから防音はしっかりしてるけど、あんまり宜しくないからTPOをわきまえた声量にして貰うよ。

「ちょっと静かに話してもらえるかな」

僕がそう言うと上村君の声のトーンは急に下がって

「お前何をした……。何をしたんだっ!?」

うんうん、語気は全然収まってないけど、声量はちょうど良くなったね。
僕上村君にかけた暗示は、体が動かなくなるのとと、僕の言うことには従う事……もちろん本人の意思は関係無しにね。

「う……ん、あれ? ユースケじゃん。どうしたの? 変な格好で座って」

ようやく辻内さんがハッキリと目を覚ましたね。朝は弱いのかな?

「はじめまして辻内さん。僕は上村君と同じクラスの小泉です」

初対面だから挨拶はキッチリとね。僕は礼儀正しいんだよ。

「小泉? ああ、ユースケからなんか聞いたことある名前だと思ったらアンタがなんだぁ」

初対面の人にアンタとは随分フランクな対応だね。
まあそれはいいや。それより気になることがあるからね。

「へえ、上村君から……? それは興味あるね」

「おい響子……」

「あ、上村君はちょっと黙っててね」

上村君が何か言おうとしてたけど、そこは僕の一言でシャットダウン。
ここは聞いておきたいね。それいかんによっては今後の展開も変わるかもしれないし。

「それで? 上村君からは僕のことをどんな風に言ってたの? 正直に話してね」

辻内さんには僕の言うことには疑問を持たずに従うように暗示をかけてるから、これで正直な意見が聞けるはずだよ。
もちろん他にも暗示はかけてるけど、それは後のお楽しみってね。

「ユースケはね、アンタの事サイフ君って呼んでたわよ。アハハ、今までいくら位取られたの?
 1万や2万じゃきかないでしょ。だって私アンタのお金でエルメスのバッグ買ってもらった事あるもん」

……やっぱり聞いておいて正解だったみたいだね。正直予想以上だったよ。

上村君が口をパクパクさせてるけど、もう遅いよ。もう聞いちゃったからね。
ふふふ、やっぱり許すことは出来ないよ。予定通りに、いや予定以上の事をしてあげるね。

「じゃあ早速、辻内さん?」

「え?」

僕が辻内さんの肩に手を置くと、ふっと辻内さんの眼から光が消えた。
僕が手を肩に置くと、辻内さんは催眠状態になっちゃうんだ。
この状態で僕が言った言葉は、彼女にとって真実になるんだよ。

「いいかい、向こうに座っている男は君には認識することができない。僕が彼に話しかける言葉も同じだよ」

まずは彼を居ないものとしてあげよう。彼女に無視される気持ちはどんなものかな?

「そして今君に話しかけてる僕が、君の彼氏の上村雄介だよ」

向かいの上村君が何を言ってるんだ? って顔をしてる。
ふふ、すぐに分るよ。 
僕は辻内さんの肩から手を離した。

「あれ、ユースケ? いつの間に隣りに?」

と辻内さんが僕に驚きの表情を向ける。
そしてそれを見てさらなる驚きの表情を見せる上村君。

いいね、その表情。なんだかゾクゾクするよ。

何だか腹に黒いものが渦巻いてる気がする。
僕にこんな感情があったなんて自分でも知らなかったなぁ。

「じゃあ響子。いつもの通り口でしてくれないか?」

「え~、学校でぇ? まあ誰もいないからいいけど」

さらに驚愕の表情の上村君。
本当に自分のことが認識されてないんだ、そりゃ驚くよね。
しかも彼女が自分の目の前でほかの男にフェラしようってんだもんね。

辻内さんが、かちゃかちゃとベルトをはずしてズボンとパンツを脱がせてくれる。

「うわぁ、どうしたのユースケ? いつもよりおっきいじゃん」

僕のものを見て、思わず上げた辻内さんの言葉に顔を歪ませる上村君。
男としての尊厳を傷付けちゃったかな?

その間にピチャピチャと辻内さんが僕のものを舐め出した。
それを見て上村君が口をパクパクさせている。
ああそうか、忘れてたよ。

「上村君、喋ってもいいよ」
「てめえっ! 止めろ!! 何してやがる! 響子ぉ!!」

ふふふ、良くそんな小さい声で叫べるね。器用だね。

「こいずみぃ……てめえはぜってぇ許さねえ、何をしたんだか知らねえが、ぜってえぶん殴ってやるっ!」
「ギャアギャアとがなるのはいいけど、今主導権は誰にあるのか考えてみてね」
「てっめえ……」

上村君が視線で僕を殺せたらと言わんばかりに睨んでくるけど、当然効くわけも無い。
それどころか、それが僕を楽しませるスパイスになってるんだよ。

それにしても辻内さんの口奉仕はイマイチだね。
やったことが無いって言ってた大原さんよりも下手だよ。
まあ僕が昨日より大分余裕があるのも関係あると思うけど、それにしてもお粗末だね。

そんなんことを考えてると、辻内さんが口を離して面白いことを言ってきた。

「ねえユースケぇ……今日どうしたの? いつもならとっくに出してるのに、今日全然じゃん」

もう出してる? この程度の刺激で?
その言葉を理解したとき、僕の中にどうしようも無い笑いの衝動がこみ上げてきた。

「あは。あははははははは……っっ!! 上村君っ、きみって、きみって早漏だったんだねっっ!!」

もう赤いんだか青いんだか分からない顔をしている上村君が面白くって、笑いの衝動が収まらない。

「あははははははは……っっ!! かはっかはっ、あははははははっっ!!!」

その後しばらく笑い転げた僕は、真っ赤に統一された上村君の顔を見て、次の段階に行こうと思った。
まだまだ上村君の心も折れてないようだしね。

「笑った笑った、あ~お腹痛い。響子、もうフェラはいいよ。そろそろ入れたい

僕が笑ってる間、さすがにちょっと引いてた辻内さんだけど、僕の笑いが収まるとまた舐めようとしてきたから、次の指示を出すよ。

「あ、うん」

暗示の効果だけど、辻内さんの従順な姿は好印象だね。なんかすごく犬っぽいよ。

「コンドームも忘れずにつけてね。僕は座ってるからさ、響子は僕の上に向こう向いて座ってよ」

こうすれば上村君に僕らの繋がってる姿がよく見えるし、表情も良く見えるよね。

「……っ!」

上村君は声を出すと僕が喜ぶと思ったみたいで、歯を食いしばって耐えてるよ。
まあ無駄な努力だけどね。また驚愕と絶望の表情を見せてもらうよ。
ニタリと僕の顔が醜く歪んだ。

「ユースケぇ、じゃあ入れるよ」

フェラでスイッチが入ったのか、若干潤んだ瞳の辻内さんがそう言うと、返事も待たず入れてきた。
ずぶぅ……

「か、はっ、やっぱりぃっ、いつもより大きいよぉ」

辻内さんが苦しそうに、でも嬉しそうに僕のをくわえ込んでいる。
どう見ても嬉しさが勝ってるみたいだけどね。

「ひ、ひぁん! ふあっふあっふぅん…あぁん!」

僕の上で腰を振って嬌声を上げる辻内さん。
でも僕にはその光景を眼に涙をためて、歯を食いしばって、馬鹿みたいに股間を膨らませている上村君の姿のほうが何倍も楽しめた。

「今までのセックスと比べてどう? 正直に言って、ねっ!」

一度思い切り突き上げて聞いてみる。どんな言葉が返ってくるかな?

「きゃうんっ! あ、あ、あ……いままではぁ、あんまりイけたことなかったけどぉ、今日はすごいぃ……っ」

「ふ~ん、今まではイけてなかったんだ?」

これはまた面白い事実だね。

「響子そんなっ、いつも気持ち良かったって言ってただろ!?」

くくく、そんなに喚いても辻内さんには聞こえないよ。

「くうんっ、イけなかったからぁ、今すごくいいよぉ!」

ふうん、今がいいんだ。じゃあ彼氏の疑問も解消してあげようかな。

「じゃあ、今までは嘘を付いていたの? 正直にね」

僕は辻内さんの腰を押さえて尋ねてみた。

「やあぁ、止めないでぇ。ごめんなさい、嘘ついてごめんなさいぃ。謝るから、あやまるから動いてぇ!」

「やれやれ、とんだ彼女だね上村君。今謝らせるから許してあげてね。そもそも君が気持ち良くしてあげられなかったのが原因なんだしさ」

「くぅ……うぅぅ……」
上村君は下を向き、小さく震えていた。

「あれ、泣いちゃったの? まあ上村君だって僕が泣いたとき止めてくれなかったから、これでおあいこだね」

「…………」

う~ん反応が無いよ。
これじゃあ面白くないよね。
ちゃんとこっちを見てくれなきゃ。

「駄目だよ上村君、ちゃんとこっちを見ないと。せっかく彼女が君に謝ろうとしてるんだからさ」

僕の言葉で上村君が顔を上げてくれた。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの情けない顔がこっちを向いた。

「よし、じゃあ響子。しっかり謝ってね。ちゃんと謝れたらイかせてあげるから」
「あぅぅ……ごめんなさい……」

「駄目だよそんなのじゃ。ちゃんと謝らないと。それからこっちじゃなくて目の前に僕がいると思って謝ってね」

やっぱり謝るんなら僕にじゃなくて、本当の彼氏の方を向かないとね。

「ああ、ごめんなさいぃ! 今まで気持ち良くなれなかったのに気持ち良い振りしてごめんなさいぃ!!」
「もっと謝って」

「ほとんどイけなかったのにイった振りしてごめんなさいっ!!」
「イけなかったのは誰が悪いんだ?」

「ゆ、ユースケがぁ、気持ち良くしてくれなかったからっ、イけなくてぇ、ごめんなさいぃぃっ!!!」

やれやれ、上村君に謝りたいんだか、貶したいんだか分かんないね。
まあいい感じに本音が出てて僕は好きだけどね。

じゃあ本人に聞いてみようか。

「どう上村君。許してあげる? 正直に答えて」

「許す……許すからもう止めてくれ……」

ふ~ん、正直な答えがそれなんだ。もうどうでも良いって感じだね。
でもまあ許してもらえたみたいだし、ちゃんと謝れたってことで約束は守らないとね。

「ちゃんと謝れたね響子。じゃあ思いっきりイかせてあげるよ」
そう言うと僕は思いっ切り腰を突き上げた。

「はあぅんっっ!! ごめんなさいぃ……」
「もう謝らなくていいよ。ここからはご褒美だから思いっきり感じてね」

僕は辻内さんの子宮口をノックする。
「ひぁぁぁん! 内臓が直接突かれてるみたいっ!」

快感と苦痛の狭間って感じの表情で悶える辻内さん。
そして涙をボロボロ流しながら、その辻内さんから目を逸らす事が出来ない上村君。

「なんだ。上村君もそんなに股間を膨らまして、彼女の痴態がそんなに興奮するんだ」
「うう……もう、もう許してくれ」

「ふふ、そうだね。じゃあ彼女は正気に戻してあげるよ」
「ま、まて! それは……」

僕は上村君に二の句をつがせず、今にもイきそうな辻内さんの肩に手を置く。
その瞬間今までの痴態が嘘のように静かになる辻内さん。

「いいかい。僕は上村雄介ではない。小泉友哉だ。そして今まで認識できなかったけど、目の前にいる男が上村雄介だよ」
認識を正しく戻してあげる。でもこれだけじゃ面白くないよね。

「今までのことは鮮明に覚えている。自分が何を言ったのかも、誰とセックスしていたのかも」
記憶は残しておいてあげよう。さっきの謝罪の言葉が面白かったからね。

「そしてそうだね……、体がとても敏感になるよ。特に膣内が、クリトリスが、子宮口が、今の倍は感じるようになる」

楽しませてもらったからね。お礼にとっても気持ち良くしてあげよう。
倍って言っても具体的にはどれくらい感度が上がるのかは分からないけど、まあ大丈夫かな。
僕は上村君かにニヤリと笑いかけ、肩から手を離した。

ふっと辻内さんの眼に意思の光が宿る。
「え、私なにしてんの。なんなのこれ……」

呆然とする辻内さん。僕も腰を動かさないで、今は静観体勢だね。
自分の言った事を思い出して、彼氏が今どういう状態なのか、そして自分はどういう状態なのかを理解したら、辻内さんはどうするんだろうね。

「あ、ああ……」
カタカタと震えだしたよ。

「ちがう……。違うの雄介……」
何が違うの? 全部君の本心のはずだよ?

「雄介! こっちを見てっ! 私を見てよっ!!」

上村君はこっちを向いてるよ。
でも向いてるだけだ。僕も辻内さんも見ちゃいない。
それが分かるんだから、さすが彼女って事だね。

「響子……」

「雄介っ!」

おっと上村君も復活しだしたね。
それじゃあ僕も行動開始だ。

「ゆうすひぁぁぁん!」

少し動いただけで凄い反応だね。さすが感度を倍にしただけあるよ。

「いやぁ、動かさないで。ひぃう、くぅん、なんで……気持ちいいのぉ?」

「なんでって覚えてるでしょ? さっきまで僕の上で腰を振りながら、上村君のより僕のが良いって叫んでたじゃない」

「違うぅ、それはちがあぁぁぁぁぁ!!」

ふふ、軽くクリトリスを摘んだだけでイっちゃうんだ。

「やめろっ! 止めてくれっ!!」

おっと、彼女のピンチに彼氏が復活したよ。愛の力は偉大だね。

「でも彼女は嫌がってないみたいだよ」

「やらぁ、いやらからぁ……もうイきたくないぃ……」

「でもそんなに腰を振りながら言っても説得力が無いよ。それとも上村君に見てほしいの?」

「ひがふ……ひがうからぁ、みらいでぇ……」

そう言いながらもグチョグチョと音をさせながら、腰を振り続ける辻内さん。

「頼む……もう止めてくれ……。もういいだろう……」

う~ん、大分堪えているみたいだね。じゃあそろそろ第1幕の幕を下ろしてあげようかな。

「そうだね、じゃあ終わりにしようか」

「本当か!?」

パッと上村君の顔が輝く。
いい顔だね。第2幕でどんな表情になるかが楽しみだよ。

「でもこのままだと、辻内さんが可哀想だし、僕も中途半端だから、僕がイったらお終いにするよ」

「…………」

上村君の返答は無い。
認めることは出来ないけど、言っても無駄だって事は理解できてるみたいだね。

「反論は無いみたいだし、じゃあいくよっ」

そう言うと僕は全力で腰を突き上げた。

「あひぃぃん!!」

それだけでもイったらしくて、膣がぎゅうぎゅうと締め上げてくる。
そしてその刺激で辻内さんはまたイってしまった。

「ひぃぃん! いィィィ!!」

イきっぱなしなってるみたいだけど、かまわず腰を打ち付ける。

「ひぃぁぁぁ! すごいい、ひぃよぉぉ! 奥が、奥までかきまわしゃれてぇぇ!!」

子宮口もすっかり降りてきてしまった様で、さっきから僕の先端がごりごりと当たっている。

「うあぁん! ひ、ひぃぁぁん!」

もう辻内さんは何を言っているのか分からない。
僕は時折、上村君の逸らすことの出来ない瞳と眼が合うのが堪らなく楽しかった。

くうぅ、僕もそろそろ限界だね。
今日はまだ出してないんだから、これまでもった事が奇跡だと思う。

「出すよっ、僕がイったら辻内さんもイくんだ。今までより激しくイってよっ!!」

ビクンッ、ビクンッ

コンドーム内に射精して、僕のものが震える。
その震えが移ったかのように辻内さんの全身も大きく震えた。

「ひぃん! イっちゃう、イっちゃう! イっちゃあぁぁぁぁ!!」

辻内さんは全身で快感を受け止めて、そして失神してしまった。
感度倍はやりすぎたかな?

僕は辻内さんを床に寝かせると、ウェットティッシュを取り出し床に置いた。

「じゃあ上村君。僕は10分ほど席を外させてもらうから、その間に辻内さんの体を綺麗にしてあげてね」

まあ今回は体にかけたわけでもないし、ウェットティッシュで十分だよね。

「僕が部屋から出たら体は動くようになるよ。でも部屋からは出れないし、辻内さんの体を拭く以外のことは出来ないからね」」

聞こえているのかいないのか。うなだれたままの上村君だけど、まあどうでもいいや。
どうせ今の上村君には何も出来ないんだからね。

「余計なことをしようとしないで、おとなしく辻内さんの体を拭いてあげたほうがいいと思うよ」

僕はそう言い残すと、教室を後にした。

「これで第1幕は終了。休憩を挟んで第2幕だね。楽しみだよ」

僕の言葉は誰の耳にも届かず廊下へと消えていった。



僕は自動販売機で買ったジュースを飲み干すと、途中影沼君のところへ寄って出番が近いことだけを告げて、教室へ戻ってきた。

僕が中に入ると、辻内さんを介抱していた上村君が椅子へと戻って、さっきと同じように座った。
よしよし暗示は効いてるようだね。

僕が教室に戻ると、上村君は辻内さんの体を拭く暗示が解けて、また椅子に座って動けなくなる暗示が働くんだ。
こうしないと教室に戻った瞬間殴られたりするからね。
自慢じゃないけど僕はワンパンチKOされる自信もあるし、用心にこしたことは無いよね。

「うん、ちゃんと奇麗にしておいてくれたんだね。ありがとう」

見れば辻内さんの体は奇麗に拭かれていた。依然として気絶中だけどね。
起こさなかったのは、寝かせておいてあげようっていう彼氏の優しさかな?

これから始まる第2幕に彼女の出番は無いし、暗示をかけてさらに深く眠ってもらうことにするよ。

「さて、これから第2幕の開演だよ。たっぷり楽しんでね」

僕はたった1人の観客であり、主演でもある上村君に開演を宣言した。

「まだやるのか……。もう十分だろ……」

一見哀願すような口調だけど、眼には怒りの炎が宿ってる。

ふふ、休憩を挟んだおかげでそっちも回復したみたいだね。
でもいつまでその眼をしてられるかな?

「まだだね、それどころかこれからが本番かもしれないよ? 上村君にとってね」

たぶん彼女を目の前で犯されるより辛いかもね。

「じゃあ本日2人目のゲストを呼ぶよ。拍手で迎えてね」

「ゲスト……だと? これ以上誰を巻き込むつもりだ」

「ふふ、見れば分るよ」

僕はそう言って、教室を半分で区切っていたカーテンを掴む。

「それじゃ、ご対面だっ!」

僕はカーテンを思い切り引っ張った。

カーテンが引かれて教室の半分があらわになる。そこに居たのは……

「の、のぞみぃぃぃっっ!!」

僕の用意した2人目のゲストは、上村雄介の実の妹である上村望ちゃん。
上村君は3コ下の妹を相当可愛がってるらしいからね。ご召喚頂いたってわけさ。

「うおおぉぉっ! てめえっ! 小泉ぃっ!! ぜってぇぶっ殺すっっ!!!」

おおっと、凄い迫力だね。
それもそうか、今の望ちゃんの格好は全裸で椅子に縛り付けられて、脚はM字に固定、口はギャグボールで塞がれてる。
幼いけどドロドロに蕩けた秘所がヒクヒクしているところも丸見えだし、その下のお尻の穴には何か棒状の物が突き刺さってるんだもんね。
その斜め後ろに立っていた影沼君がこっちを向いてピ-スサインを作った。
さっき会心の出来だって言ってたから期待してたけど、予想以上だね。まったく。

「ふふ、凄いね望ちゃん。お尻であんな太いの銜え込んで、もの欲しそうにヒクヒク蠢いてるよ」

「望ぃ! 大丈夫か!? 今兄ちゃんが助けてやるからな」

上村君が吼える。でもその状態で何を助けようって言うのかな?

「美しい兄弟愛だね。じゃあもっと仲良くなってもらおうか」

僕が影沼君に目配せすると、影沼君は待ってましたとばかりに体の拘束を解き、ギャグボールを外した。

「ぷはぁ……はあ、はあ」

ここら辺の手筈は影沼君に任せてあるから、僕は見守るだけだね。

拘束を解かれてぐったりしている望ちゃんに顔を近づける影沼君。

「おい大丈夫か?」

「はいぃ……」

今は擦れちゃってるけど、かわいい声だね。

「望! 大丈夫か!?」

「あ、お兄ちゃん……」

これで本当に兄妹の対面となったよ。うんうん、感動的……にはならないね。やっぱり。

「くそっ、影沼ぁ! 望に何をした!?」

今度は影沼君にくいいかかる上村君。
うん、僕も気になる。何をしたんだろう?

拘束を解かれたのに、体を隠そうとも、逃げようともしないのはちょっと異常だ。

「何って聞いてなかったのか? ずっとカーテン挟んだ隣で色々やってたのによ」
「と、隣……? そんなはずは…何も聞こえなかったぞ……」

「せっかく望が何度もお兄ちゃん、お兄ちゃんって呼んでたのによ。薄情な兄貴だな」
「そんな……、そんなはずは……ハッ!」

上村君の目がギロリとこっちを向いた。おお怖い。

「お前か……? お前が何かしたんだろ」

ふふふ、だいぶ察しが良くなったね。

「いや、僕は何もしてないよ」

とりあえず言葉では否定させてもらうよ。
まあそれで信じてくれるわけ無いんだけどね。

実際は上村君には目で確認できる箇所からの音しか認識できないようになってもらってたんだよ。
だから今の望ちゃんや影沼君の声も聞こえるけど、カーテンで区切られてたときには聞こえてなかったのさ。

もちろん同様の暗示は辻内さんにも掛けてあるよ。
だから僕だけには聞こえてたんだよ。望ちゃんの悲鳴や、兄に助けを求める声、そして嬌声がね。

何をしたのかわからないけど、途中からやたらと嬌声が聞こえるようになったんだよね。
本当に何したんだろ。

「まあ、何をしたかは今から見せてやるよ。望」
「はぁい……」

相変わらずトロンとした目で影沼君を見る望ちゃん。
見た目の幼さと相まって、ヤバイくらいの背徳感だよ。ゾクゾクするね。

「望は兄ちゃんのこと好きだよな」

「うん、お兄ちゃんやさしいし、格好良いから……」

「よし、じゃあそこに座ってる兄のチンポを、お前の口で気持ち良くしてやるんだ」

凄い飛躍したね、また。まあ暗示掛けてるだろうし大丈夫だろうとは思うけど。

「はい、ご主人さま」

あれ? ご主人様? ご主人様って何のプレイですか?
確かに大丈夫だったけど。予想の斜め上の大丈夫だったね。

作戦前は「俺はロリコンじゃない」なんてぼやいてたくせに、ノリノリで仕込んじゃってるじゃないですか。

影沼君の言葉を聞いて、椅子から降りた望ちゃんがノソノソと四つん這いで上村君に近づいていく。

「の、望? 落ち着け、止まるんだ。俺達は兄妹だぞ」

「大丈夫だよ。私、お兄ちゃんのこと好きだもん」

今の望ちゃんがどういう状態なのかは分からないけど、倫理観とかはぶっ飛んじゃってるみたいだね。
影沼君の様子から単純に後催眠掛けただけじゃなさそうだし、後で聞いてみよう。

カチャカチャと上村君のズボンを脱がす音がしてるね。

上村君も色々言ってるけど、体は動かないからまったくの無抵抗。
あっという間にパンツも脱がされちゃった。

上村君の愚息の状態は半勃起といったところだね。

「なんだ、ビンビンに立ってたら面白かったのに」
「やっぱり妹だからな。完全に反応してたらキツイだろ」

気が付くと横に影沼君が居た。
ちょうど良い。あっちは少しほっといて、ちょっと聞いてみよう

「望ちゃんにどんな暗示を掛けたの? ご主人様とか呼ばせちゃってさ」
「どんなって、お前には声とか聞こえてただろ?」
「うん、でもこっちだって色々やってたからね」

全部を聞いていた訳じゃないんだよ。

「別にほとんど暗示なんか掛けてねえよ。調教チックにやってみたかったからな。まあ時間の都合上ちょっと感度は上げたけど」

クラスメイトの妹を調教だなんて、すごい淫猥な響きだね。

「でもそれだけで兄を躊躇い無く襲えるようになるって凄くない?」

望ちゃんに才能があったって事かな?

「ああ、調教してもそこはどうにもならなかったんでな。暗示を掛けたんだ」

なんだやっぱり掛けてたんじゃん、暗示。

「アレで中々倫理観とか自制心とか強くてな。快楽に屈しても、最後の一線は越えようとしないんだよ」

ふんふん、それで?

「だからな、今の状態は現実ではなく夢の中だっていう暗示を掛けてやったんだよ。そしたらな……」

そしたら……?

「効果覿面よ。自分から腰振ってオネダリしてくんだぜ」
「それは見たかったなぁ」

今度僕もやらせてみよう。うん。

「まあ元から素質はあったんだろーな。それを必死に隠してたとしても夢の中って事にすれば、本性もすぐにさらけ出されるわな」

う~ん、やっぱり影沼君は観察力があるなぁ。普通なら気づかない所も見抜くし。
僕の能力だって影沼君に気付いて貰わなければ、一生陽の目を見なかったわけだし、感謝だねまったく。

「つーか、俺はお前のほうが気になったつーの。いきなり大笑いしたりよぉ」

あーそうか、向こうの音が聞こえてたってことは、こっちの音も聞こえてるって事だよね、当然。

「お前にあんなサドっ気が眠ってたとはな。かなり驚いたぜ」
「あれは……ちょ、ちょっと調子に乗っちゃって……その、ねえ……」

今思い返すと、確かにかなりサディスティックだったと思う。何であんな事になったんだろう?

「へへっ、まあいいんじゃねーの。手を上げたりしない分俺好みだったぜ」

う~ん、いいのかなぁ……。

「んな事より、向こうがほったらかしだけど良いのか」

あっ、忘れてた。

上村君が知ったら、ふざけんなって怒りそうだけど、その心配は無かった。
もはや上村君は実の妹の舌技に、こっちに目を向ける余裕は無いみたいだね。

あれ? 上村君のを銜えた望ちゃんの口から垂れてる白いのって……?

「なんだ、上村君も出すときは声ぐらい上げれば良いのに……」

まったく気の利かない。

「いや、さすがに兄としての面子があると思うぜ。出せねえだろ、声は」

ふうん、声は出なくても別のものはしっかり出してるけどね。(笑)
おっと少しオヤジ化しちゃったね。注意しないと。

「なんか望ちゃん凄いね。かなり激しく頭動かしてるけど」

見えないけど、舌の動きも激しそうだ。

「ああ、バッチリ仕込んだからな」

親指を突き出して、ものすごい嬉しそうだね。

「さいですか。しかし上村君辛そうだね~」
「まあ出してからも休み無く攻められてるからな。そりゃキツイだろうさ」

そんな事言ってる間にも望ちゃんは、激しく上村君を責めたてる。

ふと僕の目に、望ちゃんのお尻から突き出る棒状のもの(多分バイブ)が目にとまった。

「ところでお尻にバイブっぽいの入れてるけど、前は大丈夫だよね」

「おうよ。約束通り望は処女のままだぜ」

そう、僕から影沼君にしたお願いに、処女は奪わないでっていうのがあったんだよ。
別に僕が処女を犯したいって言うわけじゃないよ。別に僕はそこらへんは拘らないし。

「そっか、じゃあ上村君も辛そうだし、そろそろ次のステップかな」

「お、行きますかい? ダンナ」

望ちゃんの処女はちゃんと然るべき人にあげなきゃね。

「それでは影沼大先生。お願い致します」

僕が芝居がかった口調で言うと、影沼君も無駄に大きな芝居で答えてくれた。まったくノリが良い。

「さぁ、望よっ! お前の処女を兄に捧げるのだ。お前のマンコで兄のチンポを気持ち良くしてやれ」

影沼君の安っぽい悪の親玉みたいな口調が気になるけれど、望ちゃんの処女は兄の上村君に奪って貰おうという趣向なんだよ。

「ふぁい、ご主人様」

のそりと望ちゃんが起き上がる。ずっとしゃぶってたからアゴが辛そうだね。
上村君も解放されて、やっと一息つけたって感じだけど、まだまだこれからだよ?

「お兄ちゃん……入れるね? 私のオマンコで気持ち良くなってね」

うっ、望ちゃんの幼いけどかすれた声で卑猥な言葉を言われると、かなりクるなぁ。
クチュリと上村君と望ちゃんの粘膜が触れ合う音がイヤラシイよ。

「くぁ、だ、駄目だ。それだけは駄目だ……。止めろ望。止めろ影沼ぁ」

涙目で哀願する上村君。ふふふ、なんだかゾクゾクするね。

「はっはっはっ、断る。腰を下ろせ、望」

「はい、ご主人さまっああぁぁっ!」

ズンッ

うわ、勢い良く腰下ろしすぎじゃない? 大丈夫?

「ぐぅっ! ううぅぅ……」

苦しそうだけど、しっかりほぐれていたせいか大丈夫そうだね。

「ああ……。のぞみ……」

上村君はすっかり放心状態だね。しっかりしないと、お兄さんだからね。

「う~ん、やっぱ望キツそうだな」

「当たり前じゃない? 破瓜したてで腰をガンガン振ってるわけだし」

望ちゃん影沼君の「兄を気持ち良くしろ」の命令を守って、腰をガシガシ動かしてる。

「少し楽にしてやるか」

そう言って影沼君がポケットから小さなリモコンを取り出した。

「そ、それはもしかして……」

影沼君はニヤリと笑い、ボタンを押した。

ブーーン

「ふううんっ!! お、お尻の穴がぁ……」

やっぱりお尻に入ってるバイブのリモコンだ。
凄いね。こんなのAVでしか見たこと無かったよ。

「望。ちゃんと教えたはずだ、尻の穴じゃないだろう?」

「くぅん。すいませんご主人様ぁ、ケツの穴です。望のケツの穴が気持ちいいですぅ」

う~ん……完璧に調教しちゃってるね影沼君。

「ぐぅぅ……。振動がこっちにもっ……」

あれ? 上村君もうイきそうなのかな? 早いね、やっぱり。

「のぞみっ、抜けっ、ヤバイ……

上村君もがんばるけど、影沼君の命令しか聞かない望ちゃんは腰の動きを止めないね。

「で、出る。のぞみ、のぞみいぃぃ……っっ!!」
ビクンビクンって上村君の体が震えてるね。出しちゃったんだね、実の妹に。

「ふうんっ、お兄ちゃんの出てるよ……」

「ぐあぁぁ……。の、のぞみ!? 止まってくれ。もう出したんだ! 止まってくれっ!!」

当然、影沼君の命令無しに止まるわけ無いからね。カラッカラになるまで搾り取ってもらうといいよ。

2人を見てるのに飽きた僕らは、辻内さんを起こしていろいろ遊んでみる事にしたよ。
発情期の犬にしてみたり、望ちゃんと性感をリンクさせながら犯して見たり、僕らに尽くすのが生きがいの奴隷にしてみたりもした。

彼女が好き勝手遊ばれてるのを見ながら、妹の膣内に射精するなんて、一生出来ない様な経験だよね。上村君には感謝してもらわなくっちゃ。

僕らが辻内さんで遊ぶのに夢中になりすぎちゃって、望ちゃんが気を失ったところで第2幕も終了。
晴れて終幕を迎えることが出来たよ。裏方をしてくれた影沼君や、主演の3人には感謝だね。

後は片付けと、例によって記憶消去と後催眠をするんだけど、影沼君は上村君だけは記憶を残したほうが良いんじゃないか? って言ってきたけど。
危険性が高まるから極力記憶は残さないほうが良いと思う。という僕の意見に納得してくれたよ。

僕の鬱憤も十分に晴れたし、どこから情報が漏れるか分からないからね。
ただ今後僕に危害を加えることは出来ない様にはさせてもらったよ。

全てを片付けて3人を帰した後、僕らも教室を出る。

「つーかお前結構サドなのな」

確かに前半は自分でもビックリする位に上村君を攻め立ててた。

やっぱりそれなりには恨んでたんだろうか?

「う~んよく分かんないけど、今後はああいう事はしないと思うよ」

「別に止めるこたねえよ。まあお前は外見がどう見たってMっぽいからな。意外っちゃ意外だ」

Sも嫌だけどMはもっと勘弁だ。それならSで良い。うん、全然良い。
僕が明日からSになろうかと思っていると、後ろから声がした。

「あなた達、こんな時間に何をしてるいるの?」

そこに立っていたのは、僕らの担任である篠崎美月(シノザキ ミツキ)先生だった。

この篠崎先生は20代後半の若い先生で、顔立ちも中々で整ってるんだけど、真面目過ぎて生徒の人気はイマイチな先生なんだ。
眼鏡をかけてキッチリとスーツを着こなして、言うことも結構キツイしね。

ここで先生に会ってしまったのは予想外だった。
僕の影沼君の計画では、次のターゲットになってる先生だけど、実行は明日の予定だったんだ。

「影沼君と小泉君? あなた達今日学校を休んでいたでしょ。何でこんな時間にここに居るの?」

質問をしてくる様子を見ると、どうやら僕らが今まで何をしていたかは知らないみたいだ。

僕は影沼君に『テレパシー』を送る。

【事が大きくなるのはまずいよ。予定変更しよう】

影沼君が若干不安そうにだけど頷く。
僕だって不安だ。大体僕も影沼君も行き当たりばったりで動くタイプではない。

でもこのままだと次のターゲットに怪しまれるし、周りに不審がられる可能性もある。
辺りに人影は無いし、今やるしかないよ。

「あなた達、授業サボってっっ……」

何かを言いかけた先生のココロが止まった。
さあ、僕の出番だ……。


次の日、僕達は珍しく朝から学校に居た。

といっても授業を受けてた訳じゃないよ。
ずっと生徒指導室に篭ってたんだ。

「それじゃあ教室に戻っていいわよ」

僕らの横で篠崎先生が生徒と話している。

「はい、それでは失礼します」

クラスメイトの和田君が一礼をして、指導室から出て行った。

「これで全員か?」
「そうだね。今ので欠席者2名を除いて、34人全員OKだね」
「あ~疲れた……。もう昼じゃねえかよ」

時計を見ると12時20分
4時間目も終わって昼休みになってしまっている。

「俺メシ買ってくっからよ。片付け頼むわ」

そう言って指導室を出てっちゃった。フラフラしてるね、大丈夫かな?

さて、何で僕らが生徒指導室に居るかって言うとね。
昨日の帰りに篠崎先生とバッタリ会って、催眠に掛ける事に成功した僕たちは、計画を前倒しにすることにしたんだ。
その計画はクラスメイト全員を催眠に掛けてしまうってものなんだけど、僕らの能力は1人ずつにしか使えないからね。
こうして篠崎先生に、1人ずつ個人面談と称して呼び出してもらってたんだよ。

篠崎先生の真面目な性格は皆が知ってるところだから、誰にも怪しまれずに面談を行うことが出来たよ。
ただ1時間に7,8人も能力を使うと、僕も影沼君も頭が痛くなっちゃうから午前中一杯使って、なんとか全員に催眠を掛けることが出来たよ。

ただ今日は2人休んでいる人が居るからね。高橋君と須藤さん。
高橋君は法事って聞いたけど、須藤さんは体調不良らしい。

ふふ、須藤さんには真っ先に色々味わってもらおうかと思ってたけど、居ないならしょうがないね。
逆に最後に回すっていうのも面白そうだよ……。

おっと、ちょっと黒い部分を見せちゃったね。
どうもこの間の上村君の件ぐらいから、黒い自分が出てきちゃうんだよね。困ったもんだよ。

ところで何でフラフラになりながらも、午前中で全員を催眠に掛けたかというと。
今日の午後が、僕らにとってとっても都合が良い時間帯だからだよ。

僕らの学年は5クラスあるんだけど、今日この時間帯は1,2組が体育で体育館に、3,4組が美術で美術室で授業をしてるから、今と次の時間、この階には僕らの5組しかいないんだ。
だからちょっとぐらい声が漏れても大丈夫ってことさ。

次の時間の授業も篠崎先生の授業になるように調整してもらったから2時間遊べるんだよね。

後は僕らが午後までどれだけ回復できるかだね……。
とりあえずここの片づけしないと……。

キーンコーンカーンコーン

午後の授業開始を告げるチャイムが鳴って、篠崎先生が教室に入ってきたよ。
さすがに時間ぴったりだね。

懸念していた僕たちの体力回復だけど、影沼君が昼食と一緒に買ってきた怪しげなドリンクの数々で大分回復できたよ。

正直影沼君の目がランランと輝いていて怖いけど、多分僕もそうなんだろう。
なんか体が温かくなってきてるし。

おっとそんなことより授業が始まるよ。

「それじゃあ、授業を始めるわね」

そう言って篠崎先生はスカートを下ろし、黒の中々セクシーな下着も脱いでしまった。
これが篠崎先生の授業に必要な準備なんだ。

その行為に疑問を持つ生徒はいないよ。

「じゃあ、影沼君と小泉君。板書をするからちょっと手伝ってもらえるかしら」

「うぃ~す」
「はい」

呼ばれて僕と影沼君が教室の前に出るよ。
篠崎先生の板書は一人じゃ出来ないからね。

影沼君が篠崎先生の後ろに回りこむと、篠崎先生は教卓に手を突いてお尻を突き出すようなポーズをとったよ。
影沼君もズボンを下ろして準備万端。

この授業中での篠崎先生の板書は僕らとのセックスをすることになってるんだ。
だから僕らは先生のお手伝いってわけさ。

「じゃあ、影沼君入れてくれる?」

篠崎先生も指で自分のを広げて、準備万端だね。

「いきなり入れて大丈夫ですか?」
「うふふ、心配してくれてありがとう。でもちゃんとトイレで濡らして来たから大丈夫よ」

う~ん、事前にオナニーしてくるなんて、やっぱりマジメだね、篠崎先生は。エライエライ。

「それじゃあ、遠慮なくっ」

ズンッ!

「ふぅぅぅんっっ!!」

本当にまったく遠慮しないのが影沼君らしいね。

「じゃあ、ごじゅうぅっろくページを開いぃぃ……てぇぇ、き…今日はあアッ! さ、さん章のヨーロッパの動乱んんっっ……による大西洋世界の変動からねぇ……ひぃんっ!」

影沼君最初から飛ばしすぎ。

篠崎先生が影沼君に突かれながら言った言葉を無視して、クラスの皆はノートを開くと熱心に何かを書き始めたよ

クラスの皆には篠崎先生の「板書」を見た感想文を書いてもらうんだ。
篠崎先生の表情、声、動きを見て、思った事や感じた事を忌憚無く書いてもらうよ。

「よぉ、ヨーロッパぱの動らんんんっっ、わぁ……大西洋せかいをへんどうさせえぇぇっっ! ひゅうなんベい諸国のぉぉ……独立をひきおこしたほかぁぁっっ!!」

ノートに向かった皆を尻目に影沼君はさらにフルスロットル。

影沼君が下から突き上げるように腰を動かすと、篠崎先生も影沼君の腰の動きに合わせて一番深くに突き刺さるようにしてるよ。
教師と生徒の見事な共同作業だね。

「篠崎先生、そろそろイきますよっ……」

影沼君が篠崎先生の腰を押さえ、一番深いところで精液を吐き出す。

「はああぁぁ……でてる、とても熱いわ……」

「ふう、じゃあ小泉くんに変わりますね。」
「ん、そうね。小泉君お願いするわ」

影沼君が達したら僕と交代、そして僕が達したらまた影沼君と交代することになってるんだ。

つまり篠崎先生は常に僕と影沼君に突かれ続けることになるね。

もちろん篠崎先生にもたくさんイってもらうから大変だろうけどしょうがないよね、板書だし。

そんな板書も授業の半分が過ぎた頃になると、篠崎先生もさすがに限界っぽいので止めてあげることにした。

「じゃあ58ページを開いて、4行目から私が読むので皆も目で追ってね」

板書が終われば、次は先生による教科書の朗読だよ。
といっても、皆は相変わらずノートに向かったままだけどね。

篠崎先生はそんな皆に構わず、いや気付かずに教科書を読みながら、教室内を歩き始めた。
この授業スタイルは以前から変わらず、よく居眠りしてる生徒を起こしたりしてたよ。

でも今日は教科書を読む声もとろけた様な声で、瞳も潤んだ感じでとっても色っぽい。
何よりも篠崎先生が歩いた後には、僕と影沼君の精液がポタポタと滴り落ちちゃってるよ。
篠崎先生はそんなセクシーな姿を見せ付けるように教室内を歩き続ける。

僕と影沼君はというと、ちょっと休憩モード。
午前中から色々と働き詰めで、このままだと次の時間まで持ちそうに無いんだ。

下半身裸で教科書を読みながら教室中を歩く篠崎先生。
その姿はとても滑稽で、それでいてすごく背徳的だ。

しばらくは篠崎先生の艶姿を見ながら休ませてもらうことにするよ。

そのまましばらくまったりしてたんだけど、篠崎先生が教室を3周も回ったころになると、さすがに飽きてきたね。
僕がなんかしようかなと思い、立ち上がると影沼君が手で制してきた。
どうやら影沼君が何かしようとしているみたいだし、ここはお任せに限るね。

「はい、全員ちゅうも~く。ちょっと『授業は停止します』」

今のは僕と影沼君で考えたキーワードだ。

一々クラスのみんなに能力を使うのは2度とごめんだからね。
『授業は停止します』と言えば、全員が催眠状態になるようにしたんだ。

みんながボンヤリと虚空を見つめてる。

「今から言うことは、言うことは当たり前のことなのでよく聞いてくださいね~」
「俺、影沼景一と小泉友哉の質問には、何でも正直に答えてくださいね~」
「後、どんな頼み事も聞いてあげてください」

どうでもいいけど、何で影沼君が丁寧な言葉で喋ると、すごい適当な感じになるんだろう?
ジロリとちょっと睨まれた。
おっと考えが漏れちゃったみたいだね。

「最後に先生だけちょっと……」

そう言って先生の耳元に口を寄せる影沼君。
何を言ってるのかな?

「よっしゃ、これでOK」

そう言って影沼君は元の席に戻っていくよ。
まあ何をしたかは教えてくれないだろうから、後に期待だね。

「は~い、これで伝えたいこと以上で~す。わかった人は手を挙げて~」

影沼君が珍妙な先生口調で問いかけると、篠崎先生を含め全員が手を上げた。
うん、ちゃんと全員かかってるね。

じゃあ、僕もついでに

「女の子は立ち上がってスカートを捲くって下さい」

ちょっと調子に乗ってみることにしたよ。

クラスの女子がみんなスカートを捲くっていく。
各自でイメージが違うらしくて、前をつかんで豪快に捲り上げる子もいれば
お尻を突き出すようにして後ろ側を捲り上げる子、一瞬だけスカートを持ち上げる子もいる。

面白かったのは篠崎先生で、授業開始前に脱いだスカートを慌てて拾いに行って、キチンとはき直してから捲くってくれたよ。
下半身裸のところにスカートをはいて結局捲り上げてるんだから、まったく意味無いんだけどね。

それにしても篠崎先生、僕は「女の子」って言ったのにスカートを捲り上げるって事は自分のこと女の子って自覚してるんだね。
20代後半の女性が自分のこと女の子って思うのは世間的にどうなのかは知らないけど、僕はかわいいと思うよ。

「じゃあ女の子は座って、篠崎先生はスカートを元の場所に戻しておいてね」

女子はみんな着席して、篠崎先生も元の下半身裸に戻ったよ

「じゃあ俺が3つ数えて指を鳴らすとみんな目を覚ますぞ。1、2、3」
パチンッ

影沼君の指が鳴る音でみんなが目を覚ます。

やっぱり影沼君は指パッチンが上手い。
僕はまだ50%ぐらいの確立でしか指ならないから、もっと練習しないと。

目を覚ました皆は、また各々の作業に戻る。
篠崎先生もまた教科書を朗読しながら歩き出したけれどさっきとは様子が違う。

「イ、インド洋から……ぅんっ日本近海に、い…いたるぅっ、諸地域にもぉ……ぅああっ……」

教科書を読む声に甘い声が混ざってるし、右手は教科書を持っているけど左手は自分の股間に伸びている。
篠崎先生はオナニーしながら教科書を読むようになってしまったんだね。

というか、そうしたんだね影沼君。

影沼君の方を見ると、得意げな顔で親指を突き出してきた。
さすが僕の期待の斜め上を行く影沼君だ。やってくれるよ。

その後、さらにエッチ度合いが増した授業を鑑賞していたんだけど……。

「……なんか変だなぁ」

篠崎先生の感じ方が尋常じゃないんだ。
だけどこれは僕らが授業前に感度を上げておいたせいだから問題ないね。

でもその割りに、まったく達する気配が無いんだ。
代わりに僕をチラチラと見てくる、っていうか今なんかハッキリとジト目で睨まれてるよ。
まあ瞳は潤んでるし、脚は震えてるし、相変わらず右手は股間だから全然怖くないけどね。

「ああ~、そういえば忘れてた~」

影沼君がこれ以上ないぐらいにわざとらしい声をあげた。

「先生は小泉の許可が無いとイけないんだったな~。つーわけで宜しく」

わざとでしょ? 絶対わざとだよね。
分かったから先生もそんなにこっちを見ないでね。

「じゃあ、先生……」

篠崎先生も辛そうだったし、そのまま許可を出してあげようと思ったんだけど、それじゃ面白くないかな?
せっかく影沼君が僕に許可する権利をくれたんだし、少し楽しまないと損だよね。

「……僕と影沼君を先生の口でイかせてくれたら、先生もイっていいよ」

先延ばしにされたので不満そうな顔をしながらも、篠崎先生はノソノソと僕に近づいてきたよ。

さっきの暗示の効果で僕の言うことは何でも聞いてくれるけど、もうひとアクセント加えようかな。

「先生、これはお願いじゃありませんよ。あくまで提案です。」
「先生が生徒である僕らのを咥えるかどうかは先生自身が決めてください」

これで暗示の影響は受けないですむから、先生の葛藤が見られる……と思ったんだけど
何の躊躇いも無く出しっぱなしだった僕のモノを咥え込んじゃったよ。

とっくに我慢の限界を超えて理性がぶっ飛んじゃってたんだね。

「あむ……ん…んむ……ん……」

今日はもう3回出してるから、そう簡単にイかないと思ってたけど、篠崎先生の口が思った以上に気持ちよくてもうヤバくなってきたよ。

「うあっ、や…やばいかも……」

よく考えたら僕ってフェラの経験って2回しかないんだよね、本番もそうだけど。
それでなくても篠崎先生上手いし

「んぷぅ……はむ、じゅる……じゅぽ、じゅっ…じゅるる……」

特に我慢する理由もないし、僕は早々に白旗を上げることにしたよ。

「そろそろイクよ……うぁっ、あああっ!」

「んんんっ」」

我ながら4回目とは思えないほどの量が出たね。
あ~、篠崎先生も目を白黒させてるよ。

「教室汚しちゃ駄目だから全部飲んでくださいね」

「んんんっ…ん、んぐ、んぐ……はあ……」

篠崎先生はちょっとむせながら僕の精液を飲み干すと、フラフラと影沼君の方へと向かっていった。
む~、イくための条件として口で奉仕してもらったのは良かったけど、終わって一言もなしに影沼君に行かれちゃ面白くないよ。
なんか、イくための作業の道具として僕が使われた感じがして嫌だね。

これはお仕置きだね。

自分で言うのもなんだけど、ものすごい自分勝手にお仕置きを決定した僕は
近くの机からペンを1本取ると、篠崎先生のお尻に突き刺した。

「ひぎぃぃっ!」

「『授業は停止します』」

悲鳴を上げ、立ちすくんだ先生の耳元で僕はキーワードを囁いた。

「このペンは先生がイくためのスイッチだから抜けないように気をつけてね」

「はい……」

「影沼君へのフェラが終わったら、このペンを引き抜いてその感覚でイってね?」

「はい……」

「先生はお尻でイくんだよ? 分かったら自分でペンをさらに押し込んで」

「はい……ぐぅぅぅ……」

ズブリとペンが全体の3分の2ぐらいまで埋まってしまった。

「じゃあ、僕が三つ数えると目を覚ましますよ。1、2、3」

指は鳴らさないでおいたよ。
ちゃんと鳴るか分からないしね。

篠崎先生はお尻を気にしつつも、それ以上にイきたいからか影沼君の腰に抱きついちゃった。

「うおおっ、こいつはっ……」

やっぱり篠崎先生の口技は標準以上だったみたいで、僕より経験地の高い影沼君もそんなにもたなかった。

「出すぞ……しっかり受け止めろよっ」

「んちゅ、はああ……はむ…んん、んんんんっ」

そして影沼君が出した瞬間、篠崎先生の右手がお尻に刺さったペンを思いっきり引き抜いた。

「ゔあ゙あ゙っ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!」

獣じみた嬌声を揚げて、愛液と口に含んでいた精液を撒き散らしながら篠崎先生はイきまっくたよ。
あ~あ、結局教室汚れちゃった。

その後精液と愛液に塗れた先生をボンヤリ眺めてると、5時間目の残り時間が5分しかないことに気付いた。
先生を起こして体を綺麗にしてもらわないと、それに教室の換気もね。

男子の一人にお願いして、タオルを濡らして来てもらう。
窓を開けていた影沼君と目が合うと、影沼君はニヤリと笑った。
さて次の時間は何をして遊ぼうかな?


さて、5時間目は篠崎先生ばかり構ってたから、次の時間はクラスの女子で遊んでみよう。
仕込みは万全だし、もう6時間目が始まるね。

キーンコーンカーンコーン……

チャイムが鳴ると女子がみんな立ち上がって、下着を脱ぎだしちゃったよ。
授業が始まったら女子が下着を脱ぐのは常識だからね、みんな当然って顔で上下の下着を脱いじゃった。
そしてその下着を机の横のホックに引っ掛けるんだ。これもごく普通の事、毎回やっている事らしいよ。

皆にはいつもの事でも僕らには初めてのことだから、教室を歩いて見回ってもしょうがないよね。
それに僕と影沼君は、何をしててもまじめに授業を受けてることになるんだから安心だね。

あ、もちろん他の男子生徒も、こんな当たり前のことに見向きもしないで授業に集中してるよ。
せっかく篠崎先生が精液を垂らしながら、全裸で板書してるのにみんな真面目だな~。

それからちょっとして、僕らが制服の上からノーブラの胸を揉んでみたり、スカートをめくって中を観察したりしてると、皆の様子がおかしくなってきたよ。
胸を触る前から乳首が立っていたり、スカートをめくると中がしっとり濡れてたりしてるんだ。

何でかというと、実は篠崎先生の使ってるチョークと各女子の性感帯をリンクさせてるんだ。
だから、篠崎先生が板書をしている間中、性感帯を刺激されてるのと同じなんだよ。

ふふ、篠崎先生なんか前の時間で大分性感高められてるから、もう脚にきちゃってるね。
ガクガク震えてるよ。
ああ、でもそんなに力を入れちゃうと……

パキッ

音を立ててチョークが折れた瞬間、僕がスカートを覗いてた女子の秘所から愛液が噴き出してきた。
顔にかかっちゃったよ。うん、ちょっとしょっぱいね。

教室を見渡してみれば、女子はみんな惚けた顔をしてフルフルと震えちゃってるね。

チョークと性感帯がリンクされてるのはさっきも言ったけど、それじゃチョークが折れちゃった時が大変なんだ。
性感帯が折られるような衝撃っていうと良く分かんないけど、とにかく尋常じゃない衝撃になっちゃうと思うんだ。

それは可哀想だから、救済処置を施してあるんだよ。
チョークが折れたら、皆とっても気持ちよくなってイっちゃうんだよ。

ほら、みんな幸せそうな顔してる。

篠崎先生は膝付いちゃって、お尻をこっちに突き出すような格好になってるよ。
丸見えの秘所もヒクヒクって喜んでるね。

教室中がエッチな匂いで充満してるけど、男子は当然無反応だよ。
そんな当たり前の事に、いちいち反応してられないって感じだね。
もったいないよね。せっかく横で犬みたいに舌を出してハアハア言いながら、よがってる女の子が居るっていうのに。

「はぁはぁ……、そ、それでは以前出した宿題の感想文を読んでもらいます……」

何とか復活した篠崎先生によって授業は再開されたよ。
とりあえず板書も終わって、みんなホッっと一息って感じだけど、そうはいかないよ。

「それじゃあ足立さんから呼んでもらえるかしら」
「はい」

女子の出席番号1番の足立さんが指名されたね。
この時間の授業は、女子のみ指名されるようになってるから、頑張ってね。

足立さんは出席番号1番だけど、背の順でも1番の小柄な女の子だ。
詳しい数値は知らないけど、150よりも下なのは間違いない。

中々可愛らしい容姿をしていて、我がクラスのマスコットとして愛玩動物的な扱いをされてるんだよ。
そんな可愛らしい足立さんも、先ほどまでの刺激で瞳が潤んで色っぽい雰囲気が漂ってるね。

ちなみに感想文の宿題なんて出ていない。
じゃあ何の感想文かというと、さっきの時間に書いてもらった篠崎先生の感想文だ。
これで皆がさっきの時間に篠崎先生を見て何を思っていたかが解るね。

「えっと、ブラウスとスカートを脱いで下着姿になった篠崎先生がとっても綺麗で、その後下着も脱いだら、ち……乳首が立ってて、その……下のほうも濡れていました」

おおっと、中々良い所に目を付けてるね。

「その後ろの影沼君の……その……男性器がすごく大きくて、彼氏のより大きくて驚きました」

へぇ、足立さん彼氏が居たんだ。しかも経験済みらしいね。
見た目はいかにもお子様って感じなのに、かなり意外だよ。
……まあ僕も人も事は言えないけど。

それにしても思ったままに書いてもらったから、文脈がメチャクチャだね。
けどまあ問題ないし、このまま続けてもらおうかなと思っていたら、影沼君からリクエストが。

「あ~、足立。男性器のことはチンポ、女性器はオマンコって言ってくれ。あと、よどみなく読むこと」

僕らの言うことは何でも聞いてくれるんだよね。それがどんなに恥ずかしいことでも当たり前だからね。

「うん、わかった」

ほら、足立さんも良い返事。

「その後ろの影沼君のチンポがすごく大きくて、彼氏のチンポより大きくて驚きました」

よしよし、しっかりと言い直してくれたね。
足立さんはその後も、順調に感想文を読んでいってくれたよ。

「影沼君のチンポが篠崎先生の濡れたマンコに入ると、篠崎先生はとても気持ちよさそうな顔をしていました」
「篠崎先生の喘ぎ声がとっても気持ちよさそうで、少し羨ましかったです」
「影沼君が出した時の篠崎先生がとても幸せそうでした」

ってここまでは順調だったんだけどね。

「その後、小泉君も脱いだら、さっきの影沼君のチンポよりも小泉君のチンポの方がもっと大きくて驚きました」

あ~、やっぱりそうなるよね。
でもさすがに慣れてきたので苦笑いで済ませようと思っていたら、影沼君からまた提案が

「小泉のチンポはおチンポ様って呼んでやれよ」
「絶対止めてっ、お願いだから」

何崇めてるの!? 絶対に嫌だからねっ!

「なんだよビッグマグナムの方が良いのか?」
「もっと嫌だよっ!」

もうすでに凶器じゃないかっ。

「じゃあいいじゃん。足立、おチンポ様でいいから、ほれ続き」
「小泉君のおチンポ様の方がもっと大きくて驚きました」

ぐあ、ものすごい恥ずかしい、影沼君はゲラゲラ笑ってるし
むう……これは何か仕返しが必要だね

影沼君が笑っている隙に近くの娘にキーワードを囁く

「『授業は停止します』……」

ふふふ……影沼君。僕がやられっ放しだと思ったら大間違いだよ


その後、足立さんも読み終わり、次々と感想文が読まれていくよ。
正直な感想を書いてもらってるから、羨ましがってる子もいたし、不潔だと書いている子もいたよ。

そしていよいよ僕がこっそり仕込んだ女の子の番だね。
その娘は立ち上がると、影沼君を見つめてこう言ったんだ。

「私は影沼君が大好きですっ!」

ガターンッ

あ、影沼君が椅子から転げ落ちた。

「影沼君はいつもそっけない態度をとってるけど、本当はとっても心優しい人です」

すっ転んだ影沼君を熱烈な視線で見つめながら読み続ける。

「て、てめぇ……何言ってんだ。止めろっ!」

あはは、影沼君顔真っ赤だよ。
影沼君はこういうストレートな褒め言葉に弱いんだ。とくに優しいとか言われるのがね。
だから思いっきり影沼君が大好きって感情と、影沼君を褒めまくるよう暗示を掛けておいたんだ。

「お、おい止めろって言ってんだろ。何で止めねえんだ」

すぐに止められちゃ面白くないからね。
影沼君が止めろといってもそれは照れ隠しだから止めなくて良いって事前に言ってあるよ。

「小泉、てめえが何かしやがったな」
「うん」

「うんじゃねえ。さっさと止めろ」
「え~、まだいいでしょ?」
「あ~もう、くそっ」

「私が影沼君を優しいと思っ……」

急に影沼君賛美をしていた娘が読むのを止めた。
というか完全に動きを止めた。

「あー、影沼君能力使ったでしょ。ずるいよ」
「別にずるかねえだろ。つーか反則はお前のほうだ。なんだ今のは」

「いいでしょ別に、僕だって足立さん……っていうか足立さん以降の人が全員、僕のをおチンポ様おチンポ様言うからすっごい恥ずかしかったんだからね」
正直こんなものじゃ全然物足りないぐらいだよ

「そいつはまあ、悪かったよ。俺は足立だけに言ったつもりだったんだがなぁ……」
みんな学習能力が高いのか何なのか分からないけど、全員がおチンポ様って言ってくるのは本当に参ったよ。

「謝るからよ。そいつも勘弁してくれよ。な?」
「う~ん……そうだね。じゃあもう止めるよ」

本当はもうちょっとだけ続けたかったけど、慌てる影沼君も見れたしまあいいかな。
ていうか影沼君がキーワードを言ったらすぐにでも止められるしね。

「たのは、私が職員室へプリントを……」
「『授業は停止しますっ!』」

影沼君の能力で止まっていた娘がちょうど動き出したと思ったら、影沼君が叫んでた。

「あ……わりぃ。ついな」

別にもう止めるつもりだったから良いけど、影沼君はこの娘にいったい何をしたんだろう。
プリントでも運んであげたのかな?

追求してみたかったけど、影沼君が「それはアカン」みたいな顔をしていたので断念。
それより影沼君がキーワードを叫んだせいでまた教室中が催眠状態なってしまった。
時間ももうそんなに無いし、まだやりたいことがあったので朗読はここで切り上げることにしたよ。

最後にちょっと教室の掃除をするんだ。
この2時間で色々と汚れちゃったからね。

男子は椅子と机を廊下で綺麗にしてもらうよ。
女子は教室の床と窓拭きね。

教室を掃除する女子に、掃除すると服が汚れちゃうから制服を脱いじゃえばって提案したら皆良い案だって言ってくれたよ。
もともと制服しか着ていなかったから、脱ぐとすぐに全裸だね。

みんな裸で恥ずかしそうだから、恥ずかしければ恥ずかしいほど気持ちよくなれるようにしてあげたよ。
これも優しさだよね。

よし、それじゃあ床拭き部隊と、窓拭き部隊に分かれて掃除開始。

「床拭きはしっかり雑巾がけしてね」
「あ、もっと腰を高く上げて、そうそうなるべく膝は曲げないでね」
「もっと見られてるって事を意識して、恥ずかしいのは分かるけど愛液こぼさないでね」

僕は床拭きの作業指示担当。

せっかくだから腰を高く上げて、良く見えるようにして作業してもらってるんだ。
でもそうすると、みんな脚はガクガク震えるし、愛液はポタポタ垂らすしであんまり綺麗にならないんだ。
でも女の子の愛液でコーティングされた床って結構凄いよね。なんか売れそう。


「窓を拭くときはもっと胸を押し付けろ」
「脚は肩幅以上開いて、ケツは後ろに突き出すんだ」
「空いてる手でケツを開け、じっくり観察してやるよ」

影沼君は窓拭きの作業指示担当なんだけど、容赦ないね。

しかもさっき窓拭き担当の女の子達に、本当は誰もいないグラウンドから男子がこっちを見てる様子が見えるようにしてたよ。
鬼だね。ほとんどの女の子が立ってられない状態になっちゃってるよ。
あ~あ、窓拭きの子達の足元も拭き直さなきゃいけないね。

あらかた作業指示を出し終えた僕たちは、最後に僕たち自身を掃除してもらうことにしたよ。
まあ正確には足立さんの口で僕らのモノを綺麗にしてもらうことにしたんだ。

足立さん自身が綺麗になったと思うまで、続けてもらうからがんばってね。

まあ片方を口で掃除している間に、もう片方は後ろから足立さんの膣内に入れてるから、
片方が終わっても、必ず片方が自分の愛液で汚れているってことで掃除しなくちゃいけないんだけどね。

この永続ループは授業終了まで何回続くかな?

キーンコーンカーンコーン……

チャイムがなって今日の授業は無事終了。
ほかのクラスが戻ってくる前に、教室を元に戻してHR。
みんなには偽の記憶を植えつけて、事後処理もバッチリ。

よし、それじゃあ解散……とその前に。

須藤さんと仲の良い女の子を2、3人捕まえてちょっとお願い。

まず、帰りに須藤さんの家にお見舞いに行くこと。
そして、須藤さんの体調、何時ごろから学校へ来れそうかを探ってくること
最後に、僕に電話してその情報をすべて僕に伝えて、僕に電話したことは忘れること。

もちろん発信履歴も消してね。

これで須藤さんがいつ学校に来るか分かるよ。
やっぱり最後は須藤さんじゃないといけないからね。


今日は僕の待ちに待った日。
そう、須藤さんが登校してくる日だよ。

登校してくる日といってももう放課後。
やっぱり色々とやるには放課後のほうが都合がいいからね。

ちなみに僕は今日は学校を休んでいる。
須藤さんを目の前にして、自分を抑える自信が無かったからね。
なにせあのラブレター事件を思い出すたびに、布団でジタバタせずにはいられないんだから。

作戦決行の舞台は生徒指導室。
僕の横には影沼君と篠崎先生がいるよ。

篠崎先生はすでに催眠状態になっていて、虚空をボンヤリと見つめてる。
別に篠崎先生にしてもらう事もないけど、先生の名前で生徒指導室を借りてる以上、動き回られても困るしね。

手順はいつもと同じ。
影沼君が止めて、僕がテレパシーで落とす。

でも何時もと違うところがある。
それは僕が隠れてないこと。

何時もは少しでも怪しまれないように、僕は隠れているんだ。
今日みたいに学校を休んだ日は特にね。

でも今日は隠れたくなかった。
僕の拙い意地みたいなものかもしれない。

コンコン

来た。

「須藤です。失礼します」

鈴を鳴らすような声が聞こえる。

ああ、あんなことがあっても、やっぱり僕は須藤さんが好きなんだと実感する。
その声も、ドアノブにかかった手も、僕を見て作られた驚きの表情も。全て。
でもね、好きという感情が強ければ強いほど、それが裏返った時の感情も強いんだよ。

「あっ……」

僕の姿を確認した須藤さんの顔がゆがんだ。
そして何か言葉を発する前に、彼女の時間は止まっていた。

僕は、いつもよりどす黒くて深くて、でもなんだか複雑な感情を込めてテレパシーを送り込んだんだ。

僕が須藤さんにかけた暗示は3つ

1.僕ら2人の言う通りに体が動く。
2.大声を上げること、この部屋から出て行くことが出来ない。
3.僕ら2人をクラスメイトの小泉友哉と影沼景一であることを認識できない。

特に3つめが肝かな。
須藤さんにとって僕らはクラスメイトではなく、陵辱者A、Bとして存在するんだ。
須藤さんはまったく知らない男達に犯されるんだよ。

ああ、ついでに聞かれても面倒だから、篠崎先生の姿は認識できないようにしておいたよ

それじゃあ、始めようか……



「気がついたかい? 須藤渚さん」

催眠から覚めた須藤さんは、ハッとして僕たちを睨んできた。

「貴方たちは誰? どうして私の名前を知ってるの!?」
くくく、クラスメイトに向かって誰とはご挨拶だね。
まず3つ目の暗示は聞いてるようだね。
なら1つ目の暗示はどうかな?

「須藤さん。お手してみてよ」
そう言って僕は、手のひらを上に向け右手を差し出した。

「な、何を言って……えっ?」
戸惑う須藤さんを尻目に、彼女の右手が僕の差し出した手の上に乗せられる。
「そんな……何で?」

「いい子だね。ほら、ワンって鳴いてごらん」

「ワンッ、ええっ……口が勝手に……」

ふふふ、困惑した顔も可愛いね。
でも何をしても無駄だよ。君は僕らの操り人形なんだから。

僕が一人悦に入っていると、須藤さんは自分の危機的な状況を察したのか、踵を返して部屋から出ようとしたんだ。

でもどうせドアは開かない。
そう思っていた僕と影沼君だったんだけど。

ガチャッ!

ドアは須藤さんの手によって、スンナリと開いてしまったんだ。
これには驚いたね。
影沼君もかなり焦った表情をしていたよ。

でもその焦りも、杞憂で済んだみたいだ。

なぜなら須藤さんは、ドアを開けた後も、生徒指導室の入り口に立ちすくんでいたんだから。
いや、正確には部屋から出ようとしてるみたいだけど、出れないって感じかな。

そう、2つ目の暗示は『部屋から出れない』なんだ。
だから、ドアを開けることはできたけど、実際に体を廊下へ出す事は出来ないと。

「そうか……部屋から出れないようにはしたが、ドアを開けることは自由にできるっつーことか」

影沼君の言葉に僕もうなずいた。

「う~ん……今まで何回か使ってて思ったけど、暗示とかって僕らの言葉を相手がどう受け取るかで変わるよね」
スカートを捲くれって命令だと、各々が違う方法でスカートまくるし、服を脱げって命令だと一枚だけ脱ぐ子も居れば、裸になる子だって居るし、下着姿になる子も居る。
よく考えて使わないと、相手に逃げられたりしそうだね。

今だって、生徒指導室の前を誰かが通りかかったら、さすがに須藤さんも助けを求められるしね。

でも今はそんな心配しなくて大丈夫。

生徒指導室の周りの廊下は、僕らのクラスメイトが見張りをしてるからね。
誰だろうと、生徒指導室には近づけないよう言ってあるからね。

とは言ってもドアが開け放しているのも良くないと思うんだ。

「須藤さん。ドアを閉めてこっちに来てよ」

僕の言葉に従って、ドアを閉めて僕の前まで歩いてくる須藤さん。
ついでに予防線も張っとかないと。

「もう二度とドアを開けちゃいけないよ。それに窓もカーテンもね……」

これでよし。
ドアはもちろん、カーテンと窓も一応ね。
3階だから見られる心配も、逃げ出される心配も無いけど、それこそ身投げでもされたら目も当てられないしね。

「これで準備完了だな。じゃあそろそろ始めるか」

影沼君がそう言って、須藤さんの顎をクイっと持ち上げた。
うわぁ、まるで二流の悪役みたいだよ。

「いやっ!」

実際にに触れられた事で、恐怖を感じたのか、須藤さんの拒絶の悲鳴が、廊下にまで響いた。
彼女の脳内のみで。

実際に出た須藤さんの声は、か細くかすれてドアの外には伝わらないような声量だったんだ。

「そんな、何で……」
さっきの悲鳴より、今の声のほうがよっぽどはっきり聞こえるよ。

「無駄だ。どんなに叫んでも、お前の声は誰にも届かない」
影沼君の言葉に、須藤さんの顔がさらに青ざめた。

ズチュ、ズチュ

生徒指導室にこの卑猥な音が鳴り始めてから、まだ数分しか経っていないけど、
すでに須藤さんはグロッキー気味みたいだね。

「ぎひぃ! 痛いっ……」
「痛いの? じゃあ奥までコスってあげるよ」

処女を散らしたばかりの須藤さんは、苦痛に顔を歪めてるけど、僕は構わずに奥まで突き入れてあげたんだ。

ズンッ!!

「ぐひぃっ!!」

須藤さんの口から奇妙な悲鳴が漏れたのが、ちょっと面白くなった僕は、連続して奥まで擦りあげてあげたんだ。

「それっ、それっ」
「あぐぅ、あうっ!」

「奥はどう? 子宮口に僕の先っぽが当たってるのを感じるよ」
「あ、あっ、おく…奥はぁ……」

「奥は? 正直に答えてね」
「なんだか変なのぉ。お、おくにコツン、コツンって当たるたびに何だかビクンってするのぉ」
「あはは、感じてきちゃってるんだね。でもそれじゃ面白くないよ。影沼君?」

僕が須藤さんを挟んで、反対側で待っている影沼君を呼ぶと、すでに影沼君は戦闘体制万端って感じで待っていた。

「やっとお呼びか、待ちくたびれたぜ」
「ひいぃ! 何するの? もうやだぁ! 止めてよぉ!!」
「まあまあ、そう嫌がんなって、1本より2本の方が気持ち良いってな」

そう言いながら影沼は須藤の後ろの穴にモノをあてがった……って感じかな? モノローグ風に言うと
ふふふ、僕も案外余裕があるね。

須藤さんの顔がみるみる強ばっていくよ。
何をされるか理解したみたいだね

「いやぁ! やめてぇ! そんなところに入らないぃぃっ!!」
「止めてっ! ヒィィッ! いたいっ! いだい~っ!!」

やっぱり相当痛いみたいだね。でもすぐに楽にしてあげるよ。

「ほら須藤さん? 力を抜いて~。リラックス、リラックス。お尻の穴もそんなに締めないで」

かぶりを振る須藤さんの頭を撫でながら耳元でそう言ってあげると、須藤さんが全身の力を抜いたのが分かった。

人間の体はリラックスしろと言われて、すぐに出来るほど便利には出来ていない。
でも、今の須藤さんは僕の言葉1つで簡単に力を抜けるんだよ。本人の意思なんか関係なくね。

ズブゥッ

「ヒウアァァアアッッ!!!

「おおっ、入った……けどキッツイなあ」
「あがぁあぁぁ……く、苦しいよぅ……」

「苦しいの? じゃあ力を抜くと良いよ。ほら、息を吐いて」
「はあぁぁぁぁ……むぐっ!」

息を吐いて力を抜こうとする須藤さんに、意地悪してキスしちゃった。

「んぐ……んむうぅぅ……んん」

遠慮なしに舌を絡ませるとギュウギュウと僕のを締め付けてくるね。
あれっ? そういえば僕キスするの初めてかも。
初めてのキスが須藤さんで、しかも犯しながらだなんて想像だにしなかったよ。

そう思っていると、須藤さんが僕の舌から逃れて口を離した。

「っぷあ、ひ、酷い……初めてだったのに……」
「こっちも初めてだからおあいこだね」
「そ、そんなこと……ひうぅっ!」

抗議をしようとする須藤さんを突き上げて黙らせてあげたよ。
「ほらほら余計なことは言わずに腰を振って、いやらしくね」

僕がそう言うと、須藤さんが腰を淫猥でゆすり始めた。
恥ずかしそうに目を瞑ってるけど、そうはさせないよ。

「須藤さん、目を開けて僕を見るんだ。目を逸らしちゃ駄目だよ」

引きつった泣き顔の須藤さと目が合う。
このまま泣き顔を見てるのも良いけど、もっと楽しませてもらうよ。

「僕がお尻を叩くと、須藤さんはもっと腰を振るよ。叩かれれば叩かれるほど腰の動きは激しくなるんだ」
「嫌っ、そんなの止めてっ!」

「あはは、ダーメッ」
パァンッ

お尻を叩くと須藤さんの腰の動きが大きくなった。
中々気持ち行けど、もっと激しいほうが良いかな?

パァンッ

「ひいぃぃぃ……」
僕の肩に捕まり、さらに腰を激しく振る須藤さん。

結合部からは何だか水音が聞こえてくるね。

「あははは、須藤さん何だかグチュグチュ音が聞こえるけど、ひょっとして感じてるの?」
「ち、違う。違います。気持ち良くなんかないっ、全然気持ちよくなんかない!」

「そう? じゃあ気持ち良くなってもらう為に、もっと腰を振ってもらおうかな」
「そういうことじゃ……」

パァンッ
パァンッ
パァァァンッッ!

須藤さんの言葉を待たず一気に3発叩いたんだ。
その変化は劇的だったよ。

「ぎゃああぁぁぁっっっ!! お尻がっ、裂けちゃうぅぅっっ!!」

あはは、さすがにちょっと叩きすぎたね。
快感を通り越して、痛みを感じちゃうぐらいに腰を振ってるよ。

「いやっ、止めてっ、もう腰を振りたくないのおっ!!」

もう顔が涙と鼻水と涎でグチャグチャだね。

「あああ……もう、もう……」
「もう楽にしてほしい? ふふ、いいよ。楽にしてあげる」

そう言って僕は激しく須藤さんを突き上げ始めた。
それを見た影沼君も一気にスパートを掛けてきたね。

「ああああっ!! うあっ! うい゙っ!!」

もう須藤さんの口からは奇妙な音しか出てこないね。
じゃあそろそろ楽にしてあげようかな?

「僕らがイったら、須藤さんの腰も止まるよ」

「うあ゙っ! あ゙あ゙っ!」

変な音を発しながら、首がガクガクと縦に動いてるけど
これは理解したって事かな? それとも、僕らの突き上げてる反動で動いてるだけ?

まあ、どっっちでも良いや。
聞こえてるだろうしね。

「こいずみっ……。俺そろそろヤバイわ……」

須藤さんを挟んで反対側から、影沼君が声を掛けてきた。

ちょっとキツそうな顔してる。
たぶん僕も同じ様な顔をしてると思うよ。

だって須藤さんが、本当に処女だったの?って言うぐらいに、絡み付いてくるんだ。
これが名器ってやつなのかな?

「僕もかなりやばいよ。でも待って、最後に須藤さんに言う事があるから……」

僕は須藤さんの耳に軽く噛み付いた後、そっと囁いてあげたんだ。

「今から僕らが中にたっぷり出してあげるよ。須藤さんはね、中に出されるとイっちゃうんだ。今までの人生で感じた事ないぐらいね」

僕は、そっと須藤さんの涙を指でぬぐってあげた。
もっとも、そんな事が意味無いぐらいに、須藤さんの顔はグチャグチャだったけど。

そう言い終えた僕は、影沼君と目が合った。
僕がコクリと頷くと同時に、僕らはラストスパートをかけたんだ。

「ぼ、僕もう出すよっ……」
「俺もだっ……」

ギリギリまで我慢して、僕は須藤さんの中におもいっきり出した。

「あ、おっあ゛あ゛ぁあああああああああああっ、い゛い゛ぃぃぃっ」

中に出されたことを感じたのか、須藤さんもイっているみたいだ。

「あぁぁぁぁ、精液ぃっ、あ、ぅあ、熱い、子宮が、溶けちゃうぅぅっ」

全身を痙攣させて、白目をむき、イキまくった後、須藤さんは気絶しちゃった。

そういえば僕、コンドームしないで中出しするの始めてかも。
須藤さんは処女だったから、性病の心配は無いとして、妊娠しないかな? 安全日だったかな?

出した後の開放感からか、妙に冷静になって考えてしまったけど済んだ事はどうしようもない。
それよりも、須藤さんへの復習はまだ始まったばかりなんだから。

僕は、一度出したにもかかわらず、依然として起立し続けるモノを、須藤さんのお尻の穴にあてがった。

それを見た影沼君はあきれた顔をして

「お前も元気だねぇ。じゃあ俺はこっちで回復させてもらおうかな」

そう言いながら、須藤さんの口元に半立ちの状態のを持っていった。

最初に須藤さんの中に出してから、どれぐらいの時間が経ったろう。

僕がお尻に入れて、影沼君が口にねじ込んで
影沼君が須藤さんのアソコに入れてる間は、僕が口を使って
そんな事を繰り返して、今は僕がお尻に、影沼君がアソコに入れて須藤さんを挟み込む形で入れてるんだ。

須藤さんもあれから目を覚ましたり、また気絶したりして、今は焦点の合わない眼で影沼君の後ろを見つめている。

「ううっ、そろそろ出すぜっ。また中にタップリ出してやっからよっ!」
「いやっ! やめてぇっ!! もう中には出さないでぇぇっ!!」

「そう言われてもなぁ、もう口にもケツの穴にも出しちまったしなぁ」

そんなの精液でドロドロの須藤さんを見れば一目瞭然だ。

「それにもう何度も、マンコの中にも出してやってるじゃねえかよ」
「うう……、もういやぁ……」

須藤さんは頻りにイヤァ…イヤァ…と呟いている。

「中出しは駄目で、口もケツもだめか。なら……」
「そうだな、鼻の穴にでも出してやるよ」

「鼻……の穴?」

一瞬場の空気が止まったね。
須藤さんはもちろん、僕もポカンとしちゃったよ。

「ああ、鼻の穴に入れてやるよ。今日は穴という穴に出してやるぜ」
「そ、そんな……本当に?」

信じられないって言う感じの須藤さん。
そりゃそうだよね、全然想像もつかないもん。

「マジもマジだぜ。小泉、ちょっとよけて貰っていいか?」
「う、うん。いいよ」

須藤さんのお尻に入れっぱなしだったモノも抜いて、脇へ退ける。

「んっ、ふぅ……」

抜けるときの感触で、須藤さんから色っぽい吐息が漏れる。
抜けた僕のイチモツも凄かった。

ずっと須藤さんの体のどこかに入っていたせいか、湯気が出ているよ。

「そのままじゃ入れにくいからな、ちょっと体勢を変えて貰おうかな」
「そんな……鼻なんて」

まだ信じられない須藤さんを無視して体勢の指示を出していく。

「その仰向けの状態で、少し顎を上げろ」
「そうだ、その体制で自分の手で鼻の穴を広げろよ」

「うう……」

そして影沼君の指示に、抵抗が出来ない須藤さんの体勢が大変なことになっていくよ。

「くくく、よしじゃあ出してやるぜ。脚はそのままガニ股で開いていろよ」
「ははは、そのまま動くなよ」

体中を精液で汚して、自分で鼻の穴を広げて、ガニ股で寝そべる少女。
そんな須藤さんの姿を見てると、僕にも射精感が込み上げてきた。

「僕も須藤さんの鼻に出させてもらおうかな……」
「ははは、そうしろそうしろ。せっかく鼻の穴も2つあるんだしな」

完全に狂ったとしか思えない会話だね。自分で言っておいてなんだけど。
鼻の穴を広げて寝そべる女と、そこに射精しようとする男2人なんてさ。

「ははっ、それじゃあ出すぜぇっ」

そう言って須藤さんの鼻の穴に自分のモノを向ける。
それに合わせて僕も鼻の穴に向けようとしたんだけど……。

うう……影沼君のと僕のが触れ合ってるよ。

「気持ち悪いぃぃ……」

「俺もだ。萎える前にささっと出しちまおう」

萎えそうになる愚息を無理やりに扱きあげて、何とか僕らは達することが出来た。

「んぐっ、ぐぶぅ……、ごほっごほっ!!」

須藤さんの鼻に僕等の精液がドンドン流れこんでる。

鼻から逆流して口からも、精液が垂れてるね。
いや、これはさっき僕が口に出した分かな? それとも影沼君の?

「ああ゙……、ごほっ、こぽっ!」

それはどうでもいいんだけど、須藤さん窒息しかけてない?
動くなって言ったから、あの体勢まま動けてないし。

「あー、須藤。体は自由に動かしていいぞ」

そう言われてやっと須藤さんはうつ伏せになり、気道を塞いでいた精液を吐き出した。

ゲホゲホとせき込む須藤さんを後ろから、正確には秘所とお尻から精液がドロリと溢れる様子を見て
またむくむくと元気になってきた。

うーん、我ながらまったく節操のないね。

「ふう……」

僕は大の字になって床に寝ころんだ。もう腰が痛いよ。

「あ~、もう出ねえぞ。これ以上出したら赤玉出ちまうぜ、マジで」

影沼君も壁にもたれて、グッタリしている。
あれから散々、須藤さんを犯しつくしたんだ。

僕は須藤さんの前に5回、後ろに3回、口に3回、鼻に1回出したよ。

影沼君が僕(正確には僕のモノ)を化物扱いするのが分かった気がするよ。
まさかこんなに出せるとはね。

まあそういう影沼君も計7回ぐらいは出してたと思うから、十分だと思うけどね。

須藤さんはというと、全身を精液に塗れさせながらグッタリと倒れている。
ヒューヒューと怪しげな呼吸音になってるけど、気絶はしていないみたいだ。
虚ろな目で茫然自失って感じだね。

ふふ、その目を覚まさせてあげるよ。

僕はふらりと立ち上がって……っと、脚がガクガクで上手く立てないや。

「おいおい、まだヤるつもりかよ。相変わらずの絶倫っぷりだな」

影沼君はあきれた顔をしてるけど、別に僕だってそんなつもりで立ったんじゃないよ。
……まあ、ヤろうと思えば出来ない事もないけどね。

「いや、そろそろ次に進もうかと思ってね」
「ははっ、もう行くのか。やっぱり元気だよ、お前さんは」

そう言いながら、影沼君も立ち上がる。

いま須藤さんに掛けている暗示は4つ。
1.僕ら2人の言う通りに体が動く。
2.大声を上げること、この部屋から出て行くことが出来ない。
3.僕ら2人をクラスメイトの小泉友哉と影沼景一であることを認識できない。
4.この部屋のドアやカーテン、窓を開けることができない。

この中で、一つ暗示を解いてあげるんだ。

「須藤さん、須藤さん、起きてますか?」

どこか遠くを見ていた須藤さんの目が、ピクリと動いた。

「ああ……はい……」

「僕が指を鳴らすと眠りに着きますよ。はいっ」
パチンッ

「あ……」

須藤さんの目から光が消える。催眠状態になった証拠だね。

「須藤さん、あなたの目の前にいる二人は誰ですか?」
「分かりません……わたしを犯した人たちです……」

そう、今の僕らは只の陵辱者A、Bなんだ。
その認識を元に戻してあげるよ。

クラスメイトに犯された事を知った時、どんな顔をするのかな?

「貴方の目の前にいる人たちを良く見てください。見た事があるはずですよ」
「みたこと……ある……」

「そうです。見た事ありますよね、クラスメイトなんですから」
「くらすめいと……」

「ええ、あなたと同じクラスの小泉友哉と影沼景一です」
「かげぬまくん……と、こいずみくん…ああ……」

僕らを認識した成果、悲しげに顔を歪める須藤さん。

「分かりましたね。あなたはクラスメイトの小泉友哉と影沼景一に全身を犯されてイってしまったんですよ」
「おかされて……いった…」

「その事を忘れないでください。それじゃあ、僕がもう一度指を鳴らすと目が覚めますよ。はいっ」
パチンッ

「うあ……」

覚醒した須藤さんが僕らの姿を捉える。

僕と影沼君の姿を見て須藤さんの目が見開かれた。

ふふ、散々陵辱され尽くした相手がクラスメイトの、しかも片方が自分にこっぴどく振られ、笑いものにされた男だと知ったら、どうなるのかな?

「ああっ……」

さあどんな表情を見せてくれる?
驚愕?
嘆き?
それとも怒り?

「小泉君……ごめんなさい……。ごめんなさい……」

僕の想像のどれとも違う、泣き笑いの顔で須藤さんが口にしたのは、僕への謝罪だった。

訳が分からない。
怒鳴られて、殴りかかってくるなら分かるけど。
謝罪? 何でゴメンナサイ?

「……何で?」

上手く言葉が出ない。嫌な予感がガンガンする。
僕の本能が聞いちゃいけない、聞いちゃいけないと言っている。

「あの日……小泉君がくれたお手紙を……」

聞きたくない! 聞いちゃダメだっ!!

でも僕は足を動かすことも、耳を塞ぐ事も出来なかった。

須藤さんの口から語られたのは、僕の知らなかった、知ろうとしなかったあの日の真実だった。

そもそも僕の出したラブレターの第一発見書は、須藤さんじゃ無かったんだ。

あのラブレターは、須藤さんの友人が須藤さんの鞄から教科書を借りようとしたときに発見したもので
その友達が面白がって、勝手に張り出してしまったものだという事。

須藤さんが気づいた時にはもう僕は帰った後だったという事。

その事を謝ろうと、その日の放課後に僕の家の前まで来ていたが、結局チャイムを鳴らす事が出来ずにいた事。

前日に長時間僕の家の前に居たせいで、体調を崩していたが、僕に謝るために翌日も学校へ来て、完璧に風邪を引いた事。

自分のせいで傷つけてしまったことを謝りたかったと涙ながらに語る須藤さん。

違う……違うよ。
そんなのじゃ駄目なんだよ。

須藤さんは僕を笑いものにした悪い奴で、
だから僕は復讐のために、皆を巻き込んで、

その須藤さんが、実は悪くないなんて、
そんな事今分かったって……

僕はたまらず、催眠を使って須藤さんを眠らせて。
僕に謝罪の目を向ける須藤さんの視線に耐えられなかったんだ。

「もう遅いよ……遅すぎるよ」

「僕は皆を傷つけてしまった。クラスの人も先生も、そして今須藤さんも……」

僕は最低だ……。真実を確かめようともせず、勝手な逆恨みで須藤さんを……

「別に遅くは無いぜ」

真っ暗な思考の闇に埋まっていた僕を影沼君の言葉が引きずり上げた。

「遅くは無い……?」
「ああ、全然遅くなんか無い。クラスの奴も、担任の篠崎も何も覚えちゃいない」

「そうだけど……」
「なら、これから出来ることがあるんじゃねぇのか?」

「だけど……だけどそんなのずるいよ! 卑怯だよっ!!」

自分たちがしたことも知らせずに、そんな偽善みたいな……

「そうだな、卑怯だ。それは俺とお前が背負うべきモンだろ。逃げることは出来ねぇよ。でも、忘れることが不幸なことか?」

解らない

「今までのことを思い出させるのが、幸せなことか?」

わからない

「俺らの手で皆を幸せにすることは、イケナイことなのか?」

ワカラナイ

「俺らに出来ることが……、俺らにしか出来ないことがあるんじゃねぇのかよ」

…………

「…………」

「ふぅ、とりあえず須藤をどっかに運ぼうぜ。このままじゃ、コイツも俺らも風邪をひいちまう」

とりあえず僕らは眠っている須藤さんを保健室に運んだ。

その間も僕の頭は真っ暗で真っ白で、よく解らないものがグルグル渦巻いてた。



「じゃあ俺は今日の須藤の記憶操作してっから、お前は少し休んどけ」

「……うん」

これからどうして良いか分からなくなった。

僕はどうしたらいいんだろう……

僕は何をしたいんだろう……

僕は何をするべきなんだろう……

またグルグルと思考の渦に巻き込まれていた時、ふと影沼君と知り合う前のことを思った。
意味も解らず苛められて、体を縮こませるしかなかったあの頃。

あの頃の僕に何か出来ることはあっただろうか?

……おそらく無い

そして僕のこの『能力』と決別することも出来ない。

何だ、結局答えは最初から出てたじゃないか。

いつも優柔不断で答えを見失ってばかりの僕だけど、今回は自分で答えを見つけることが出来た。

シャッ
ベッドを仕切るカーテンを開けて影沼君が出てくる。

「よう、記憶操作終わったぜ」
「ありがとう」

それに僕は笑顔で答える。

「へえ、後半日は悩むかと思ったけど、意外と早かったな」

やっぱり影沼君は凄いね。僕の考えなんていつもお見通しだ。

「知ってるか? 人の考えてる事ってのは瞳に出るんだぜ」

影沼君は自分の瞳を指差しながら言った。

「俺は能力使う為に人の目を見るのが癖になっちまったからな。お前は特にわかりやすいし」

「……で、どうする?」

「……乗るよ」

僕はあの日、影沼君の提案に乗った時のように答えた。

「少し考えてたんだがよ、まずこの学校を変えようぜ」
「学校を?」

「まずは俺らの力で、この学校を世間的にすっげえ良い学校にするんだよ」
「良い学校?」

世間的に良い学校とは、進学率や就職率、風紀のことだろうか

「ああ、この学校にいること、卒業したことがステータスになるような学校よ」
「んで、その代わりちょこっと俺らにも楽しましてもらうってシステムでどうよ」

「そんなんで大丈夫かな?」

幸せって言っても、それが全てじゃない気もするし……

「もちろんそれだけじゃねぇけど。まあ、俺たちは2人で催眠術師だからな。催眠術師ならではの幸せっつーのを与えりゃいーんじゃねえの?」

「催眠術師か……」
「ふふ、そうだね。まずは僕たちでこの学校を日本中から羨ましがられる様な良い学校にしようよ」

「んじゃあ、これからもよろしく頼むぜ。友哉」

「ふぇ!? う、うん、こちらこそよろしくお願いします。え~っと……景一君」

お互いの名前を呼び合っただけなのに、凄いドキドキする。
そういえば親以外の人に名前を呼んでもらったの初めてかもしれない。

「んな赤くなんなよ気持ちわりーな」
「あっ、赤くなってなんか無いよっ!!」

「何だ、お前そっちのケがあったのか。なら話は早い、お前に男子生徒やるから俺には女子生徒をくれ」
「嫌だよ!! 僕はノーマルっ!! いたって健全な男子高校生っ!!」

「分かったから叫ぶな。お前男の癖に声高いんだから耳いてーよ」

僕たちは人の体を、考えを、人格までもを自由に出来る……。
だからこそ不用意に傷つけたりはしちゃいけない。

「覚悟しろよ友哉。何せ学校にいる奴全員を幸せにしてやんなきゃなんねーんだ」

「う、うん」

「だが、自己犠牲なんて精神は出すなよ。あくまで俺たちもハッピーにだ」

「わかってるよ」

復讐という目的が無くなった僕は、もう一つの目的の僕の居場所を作るため動き出したんだ。
僕も、影沼君もみんな、幸せになれるような居場所を作るためにね。



僕と影沼君が生徒指導室に置き忘れた篠崎先生のことを思い出して、回収しに言ったのはもう日が変わるような時間だったよ。



ちゅ…ちゅるる、ん……
「んん……」

僕は唇に伝わる柔らかい感触と、甘い香り、それと少しばかりの息苦しさで目を覚ます。
目を開けると目の前いっぱいに、僕にキスをする須藤さんの顔が広がっていた。

「ちゅ……ん、おはよう友哉君」
「ふふ、おはよう須藤さん」

名前で呼ばない事に不満げな須藤さんに、クスリと笑みを浮かべ部屋を見渡す。
青を基調とした落ち着いた感じだけど、沢山のヌイグルミや大きな姿見などがある。

ここは須藤さんの部屋だ。

寝起きではっきりしない頭で、ボンヤリとあの日からのことを振り返ってみた。

あれから僕は家を出る事にしたんだ。
というか両親がすでに離婚秒読み段階だったからね。
ちょっと後押ししてあげて、綺麗さっぱり離婚させてあげたんだよ。
いちおう僕の親権は母親が持ってるらしいけど、一緒に住む気なんか僕も母親もまったく無い。

それで景一君(影沼君の事ね)が一人暮らしだっていう話を聞いたんで、泊めて貰おうと思ったんだけど

「俺の家に男を入れるスペースは1ミクロンもねぇっ! っつーか気持ちわりぃ」
って言われて、でこピンを3発喰らったよ。

結局僕の彼女(という事になっている)の須藤さんの家に居候する事にしたんだ。
お金は両親から送られてくる生活費のほとんどを渡しているから、生活の負担にはなっていないと思うけどね。
今の生活って驚くほどお金使わないから、僕には必要ないんだ。

寝ぼけ眼でボンヤリしてたけど、僕の朝立ちを須藤さんが口でスッキリさせてくれた頃には目も覚めたよ。

実はあんまり朝に強くないんだよね。
特に最近は夜更かしする事が多いしさ。

でも須藤さんは凄いね。ほとんど毎日僕と一緒に夜更かししてるのに、朝は何時も時間通りに起きてるよ。

朝は須藤さんと一緒に学校へ行くんだ。
当然の様に一緒に家を出るんだけど、今みたいな時代でもご近所の目って言うのはあるみたいで
突然見知らぬ男が、毎日須藤さん宅から娘さんと一緒に家を出ているって、近所の噂になりかけたんだよ。

そこで近所の皆さんも催眠に……って思ったんだけど、さすがに近所の人全員に催眠は無理ってことになったんだ。
どこまでの範囲まで対象にすべきかも曖昧だし、催眠後のアフターケアが大変っていうか、引越しとかされると不可能に近いしね。

結局は須藤さんのお母さんから、僕は須藤さんの従兄弟で須藤さんと同じ高校に進んだから居候している、といった話を井戸端会議等で沢山話してもらって何とか解決できた。
近所の噂には噂で対抗したんだ。
何でもかんでも催眠って訳には行かないね、ホント。

そんな事もあったけど、今は特に何の問題も無く一緒に登校してるよ。

他愛の無い話をしながら歩いていると、前に景一君の姿が見えた。
一緒にいる女の子は……大原さんだね。

そういえば彼女はこの学園での最初の催眠被験者だったね。
まあそれと同時に僕の童貞を喪失した相手でもあるけど、まあ彼女は覚えてないし、それはどうでも良いや。

「おはよう」

後ろから声を掛けると、景一君もこっちに気がついた。

「おう、友哉に須藤。おはよっす」
「おはよう、影沼君」

挨拶を返してくれた景一君に、須藤さんも挨拶を返す。

後は大原さんなんだけど、明らかに様子がおかしい。
実はこれ……

「おはようございますにゃん。ご主人様のお友達ですかにゃ?」

「…………」
うん、須藤さんが絶句してるね。
今の台詞だけ聞くと、大原さんがちょっとアレな女の子にしか見えないけど、ちゃんと理由があるんだよ。

僕が須藤さんの家に住み始めてから、景一君が「俺も女に起こされてぇ」ってゴネ始めちゃったんだ。

それでクラスの女の子が交代で景一君の家に起こしに行くようにしてたんだけど、ちょっとそれじゃ僕が面白くなくてね。
最初は悪戯のつもりで景一君の家に行く女の子に変な設定をつけたんだよ。

確か最初は女の子が魔法少女で、魔力の供給のために景一君の朝一番の精液を飲まなきゃいけないって設定だったかな。
どうもそれが景一君のツボにはまったみたいで、僕がたまにいろいろ設定して景一君の家に送り込んでいるんだよ。

この設定を考えるのも結構大変なんだけどね。
結局は寝てる景一君をフェラで起こさせるだけだし。

ちなみに今日の大原さんは景一君に命を救ってもらった雌猫が恩返しのために人間にっ!? っていう設定ですよ。

「よろしくにゃ~」
ペロッ

うひゃあ、顔なめられちゃった。

う~ん、さすが自分が猫だと思い込んでるだけあるね。
って、僕の横で須藤さんがメチャクチャ睨んでるよ。

イタタタタタッ! 須藤さんと繋いでる手が痛いっ!!
潰れるって! 本気で痛いって!!

ふ~、何とか振りほどけたよ。
一緒に住むようになって分かったけど須藤さんは嫉妬深いんだ。

「あはは、ゴメンね須藤さん」
「…………」

完全に拗ねちゃってるね。う~ん、どうしようかな。

「ねえ、須藤さん」
「…………」

「すどうさーん」
「…………」

「う~ん困った……」
「……名前で」
「えっ?」
「名前で呼んでくれたら許してあげます」

拗ねてる感じがとっても可愛いね。

でも名前か……。
僕、人を名前で呼ぶの苦手なんだよね。

一応の彼女である須藤さんも苗字で呼んでる位だし。
いまだに名前で呼べるのが景一君だけだしね。

でもしょーがいないか。

「えっと、渚……さん?」
「……っ!」

うわっ、須藤さんが耳まで真っ赤だよ。
うわうわ、ヤバイ! 僕も絶対に顔真っ赤だ。顔があっついよ。

「…………」
「…………」

「ていっ」
ズビシッ

「いたぁっ!」

僕と須藤さんが見つめ合っていた良い雰囲気を、景一君のチョップがぶち壊してくれた。

「朝っぱらからラブコメしてんじゃねぇよ。置いてくぞ」
そうだった、今は学校へ向かう途中で、ここは通学路だった。

「おら行くぞ。あゆみ、お前も来い」

景一君が近所の野良猫とにゃーにゃー言い合っていた大原さんを連れて先に行っちゃったから僕らも慌てて追いかけたよ。
その後の僕と須藤さんの間にはなんとも言えない空気が流れていたけどね。

まあそんな馬鹿なやり取りをしながら、学校に着いたよ。

新しい僕らの居場所であり、僕と景一君が築いた城。

既に学校関係者は全員催眠済みだよ。
生徒も教員も、必要に応じてPTAや保護者を何名か。

被催眠者のリストはデータベース化されて、一応僕が管理してるんだ。
リストには名前や、身長や体重などの個人情報(女性のみスリーサイズ等も含む)のほかに、

催眠の掛かりやすさの目安として景一君の能力、えーっと何だっけ……そうそう、マインドフリーズ。
能力名を決めたは良いけど、呼ぶ機会も無いから忘れちゃうね。
そのマインドフリーズを掛けた時に、意識が飛んでいた時間もメモしてあるよ。
これは催眠耐性というか、精神力に比例するみたいで、催眠の掛かりやすさとかの目安になると思うんだ。

このデータベースの作成も面倒だったけど、クラスメイト同様一人一人呼び出して催眠を掛けるのはもっと大変だった。
自分の限界を図る意味でもかなり無理して能力を使ったりしたんだけど、次の日の頭痛はもう地獄だったね。
ただ日々酷使し続けたおかげで、連続で使っても頭痛が起きにくくなったのはかなり嬉しいよ。

さてそんな事を思っている間にもう校門の前だけど、校門の前には警備員さんがいて通る人のチェックをしている。
それに元々うちの学校は私立ゆえか学校の敷地を囲うように塀が立っているけど、それをもう一段高くする工事をしてる最中なんだ。
この2つは理事長を催眠にかけた際にお願いしておいたものなんだ。
警備員さんは正門前の他にも裏門とかの要所に配置してもらってるんだ。もちろん催眠済みだよ。

これらの設備は全て校内で行われることを外部に漏らさないための設備だよ。
今はまだいいけど、今後はこの学校を有名校にしていくつもりだからね。
そうなると、盗撮とかの対象になったりする可能性だってあるし、そんなのでもし校内の情報が外部に漏れたら大変な事になっちゃうからね。
ここにはかなりのお金を掛けて、万全を期しておくよ。

僕等も警備員さんに生徒手帳を見せて中に入る。
須藤さんが僕の恋人で、大原さんが猫なのもここまで。
僕と須藤さんの恋人の関係は学校内では無効なんだ。
僕は学校では忙しいからね。

大原さんの猫になる催眠もここまでだよ。
ずっと猫でも面白いかもしれないけどね。

校内だけど、まずは玄関。ここは普通に靴を脱ぐだけ。
ここでは特に何かをする事はないね。
一応外から見えなくも無い場所だし。

「おはよー」
名前は知らないけど見た事ある女の先輩が声を掛けてきた。
朝の挨拶は大事だからね、朝に僕らの姿を見ると必ず挨拶する事になってるんだ。

「おはようございます」
「うっす」
僕も景一君もちゃんと挨拶を返す。
そして先輩はギュッと僕の体を抱きしめてきた。

校舎内での僕らへの挨拶はハグ。
つまりは抱き合うんだよ。もちろん女子限定ね。
景一君発案の股間にキスして貰うっていうのも捨てがたかったけど、ちょっと大変そうだったからね。
この辺が妥当だと思ったんだ。
でも結局、ハグ中は僕たちが離れるまで何をされても抵抗しちゃいけないことになってるから、やりたい放題に変わりは無いんだけどね。

僕は特に何もせずに体を離したけど、景一君はお尻を撫で回したりしてる。
まあ先輩は抵抗できないっていうか、僕らに何かされることを幸せに思うから別に問題は無いけどね。

あちこちで挨拶を交わしながら、教室に入ると僕の机の横に立っている女子生徒がいた。

「おはようございます。小泉様、影沼様」
僕らを様付けで呼ぶ彼女の名前は金沢郁美(カナザワイクミ)。

彼女こそ僕が須藤さんに出したラブレターを黒板に貼り付けた張本人。
もはや復讐心に心を燃やす事もないけど、これも何かの縁って事で僕の世話係みたいなものになってもらう事にしたんだ。

……ゴメン嘘。やっぱりちょっと恨んでるから、僕の世話係兼ペットになってもらう事にしてるよ。
まあ、彼女としてはそれが幸せに感じるんだから復讐にはならないのかもだけどね。

ちなみにこの教室にもルールがあって、女子は朝教室に来るとまず上下の下着を脱いで、教室の後ろにあるハンガーに引っ掛けるんだ。
まあ普通に下着を脱ぐだけでもいいんだけど、せっかくなんで観賞用にも出来るようにハンガーに掛けてもらってるよ。

同様に、職員室前の廊下にはマネキンが置いてあるんだよ。
そのマネキンには若い女の先生のその日の下着が飾られるんだ。
朝学校へ来ると、まず職員室前の廊下で下着を脱いでもらう。
ちなみにこの時には、下着を脱ぐのは一番最後って決まってるから、まず上着とか全部脱いじゃってから下着も脱ぐんだ。
つまりは一度完全に裸になってもらうって事だね。
服の裾から下着だけ脱ぐなんてのは見てても面白くないからね、やっぱり。

そしてこの女教師のストリップショーは閲覧自由なので、基本的に朝の職員室前の廊下は男子生徒でぎっしりだね。
暑苦しい事この上ないよ。

あと、職員室前が混雑してるのはそれだけが理由じゃないんだよ。
マネキンに飾られてる下着は、男子生徒が自由に使って良いって事になってるんだ。
下校時間に返していれば何をしても良いっていうルールしかないから、朝の争奪戦は激しいよ。
大抵は先生が帰る頃にはドロドロになっていて、それを先生が再度履いて帰っていくんだよ。

各教室にある女子生徒の下着は観賞のみだよ。
さすがに下着をドロドロに汚すと、親に怪しまれるからね。
こちらはおさわり禁止って事で勘弁ね。

朝は大体こんなもんで、SHRも特に何も無いね。
まあこの間も、僕と景一君は何をしても自由なんだけどさ。

授業が始まると基本的に僕と景一君は、別々に色々な教室を回っているよ。
たまに一緒に色々したりするけど、個別で楽しんだようは好きに出来るしね。


僕は1時間目は体育館へ向かうよ。
1年生が2クラス体育の授業があるからね。

僕が体育館に入ると、ちょうど全員が整列しているところだった。
全員が僕のほうを向いて挨拶をしてくる。

女子高生30人程に一斉に体育会系バリに揃った挨拶をされるとさすがにビックリするね。
とりあえず僕は体育教師(31歳女性)の横に立つと、体操服をまくって見せるように言ってみた。
まあこれくらいは軽いジャブだよね。

じゃあ準備体操してもらうよ。
体育委員に僕のオリジナル準備体操をやってもらうんだ。

とりあえずは普通の準備体操なんだけど、体操が一つ進むたびに全員の感度が上がっていくよ。
最初のほうは普通の様子だったけど、終盤でジャンプした時はブラジャーしてないから体操着に乳首が擦れて嬌声が上がるんだ。
この時点で十分体は暖まってると思うんだけど、次に2人1組はストレッチもあるんだ。

相方に背中を押してもらって前屈するんだけど、この時胸が床に着いたら絶頂に達しちゃうんだ。
ブラジャーをしてないから胸が大きい子と体の柔らかい子は注意してね。

「んにゃああぁぁっっ!! 押さないでぇ、またイっちゃうからぁっっ!!」
「ゴメン、でもストレッチだから。ちゃんと押さないといけないから」

向こうで喘いでるのは、さっき言ってた注意事項を両方満たしている子だね。
大きい胸が床に着くたびにイっちゃてるね。

「んひぃっ! きひぃっ! らめぇ、もうおしゃないで~」
「でもストレッチだから」

あはは、相方の子も容赦ないね。
まあ、ストレッチ中はしっかり押してあげないといけないって言ってあるからね。
もっとグイグイ押してあげてね。


ちなみにこれは僕のオリジナルの準備体操で、景一君には景一君のオリジナル体操があるよ。
景一君の体操は飛んだり跳ねたり、胸を沿ったり揺らしたりと、無駄に胸を強調する体操になっていたよ。

さて、十分体は暖まったね。
中には何人か足腰が立ってない子もいるみたいだけど、まあいいか。

さて授業内容は何にしようかな。
無難に球技とかマット体操とかにしようと思ってたけど、基本に立ち返って走ってみるのも良いかもね。

よし、クラス対抗のリレーにしようっと。

当然僕のオリジナルルールだよ。
まずはバトンの代わりに、大き目のバイブを渡しておくんだ。

もちろん手になんか持たないで膣内に入れてもらうよ。

バトンタッチは走ってきた女の子が自分でバイブを抜いて、次の走者に入れてあげればOKだよ。
ただ刺激を受けながら体育館を一周してきた後だから、体中震えたりしてるから大変だね。

中には入れようとして入り口周辺を何度も擦りあげちゃって、走り出す前にイっちゃう子もいたんだ。

そんな阿鼻叫喚の体育館を見て、僕は満足そうに微笑んだんだ。



ちなみに僕たちが関わっていない授業ではまともに授業が行われるよ。
催眠術で集中力と授業に対する意欲は最大限にまで高めてあるから、学校全体の学力がうなぎ登りなんだよね。
体育の授業は主に空手などの格闘技を習うんだ。
自分の身は自分で守れるようにしないとね。

他にも特殊な授業として美容の授業があるんだよ。
これは太っている子や、あまり身なりに気を使っていない子に『綺麗になりたい』という意思を与えて、
さらに授業でダイエット法やメイクなどの技術を与える事で、綺麗になってもらおうって事なんだ。

これで太っていた子や、地味だった子が驚くほど綺麗になったりするのが面白いよ。
女の子って皆磨けば光るものなんだね。

しかもこういう授業を行うことによって、単に『可愛い子の多い学校』じゃなくて
『入学すると綺麗になれる学校』として世間に認識されたりするんだ。
なによりも単に綺麗な子じゃなくて、自分で作り上げた美少女って感じがまた愛おしいよ。

後は、まあ当然ながら学校の内外問わず、問題行為をまったく起こさないため、風紀的にも非常に優れた学校として評価を受けているよ。

これで学業、風紀、体力、さらには美容に優れた学校を作る事が出来るんだ。

ただ問題が無いわけじゃないんだ。

それは卒業生の問題。
一応学校関係者は全員催眠支配下においてるんだけれど。
卒業生は、当然卒業後も催眠下に置き続けなければいけないんだ。
学園内の記憶を持ったまま、催眠が切れて正常な判断力をもたれると大事になっちゃうからね。

でも僕たちの催眠の効力はいつまで続くものか分からないし、おそらく永久に続く事はあり得ない。
だからとりあえず今年の卒業生で実験してみることになっている。

卒業後も数名の卒業生に定期的に学校に来てもらって、催眠が解ける兆候などがあれば同窓会と称して皆に集まってもらい、再度催眠を行うって手順を考えてるよ。
その他にも自己催眠とかも試してもらって、できる限りアフターケアを万全にしていくつもりなんだ。

僕等のやっている事は、どんなに万全を期しても危険と隣り合わせなのは間違いない。
どこかが決壊した時、おそらく全員が不幸になるんだと思う。

被催眠者は、おそらく催眠下にある限り幸せだと思うよ。少なくとも主観的には最大限の幸せは保証しているつもりだし。

やってはいけないのは、催眠時の記憶を持ったまま催眠状態から覚醒してしまう事なんだ。
もし誰か一人でもそうなってしまうと、そこから芋づる式に全員が覚醒する事にもなりかねないし、何より僕らの行動が制限される。
そうすると十分なケアを行うことが出来なくなって、結局全員が時間経過によって催眠から覚めてしまう事になってしまう。
それだけは避けないといけないんだ。

それが催眠術師としての最低限の使命だと思うから。

今のやり方で安定させることが出来たら寮とか、初等部、中等部を作る計画も考えているんだよ。
寮があれば色々と管理がしやすいし、初、中等部はより長期間催眠状態に慣れさせるために必要だと思うんだ。
催眠に慣れさせれば慣れさせるほど覚醒しにくくなると思うしね。

出来れば付属大学も作りたいところだけど、そこまではまだ決まってないや。
お金とかの問題もあるしね。

今みたいな生活になって分かった事がいくつかある。

人を操るという事は、人の人生を背負うという事だ。
はっきり言ってとても忙しいし、考える事が沢山ある。
そしてこれからもっと忙しくなるだろうし、難しい事も沢山あると思うんだ。

でも
それでも、僕の居場所はここにある。

そう思えることが最高に幸せなんだって。