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2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
23人の少女たち - 2chMCスレッド

23人の少女たち

「ああ、なんで僕はモテないんだろう」
「御影様、あなた様には婚約者の清子様がいらっしゃるではないですか」
「そうだけど、やっぱり自由恋愛というのもやってみたいじゃん」
私の名は榊、御影様の使用人をやっております。
このところ御影様は恋愛にご熱心です。
しかし御影様はラブレター一つもらったことがありません。
その代わり御影様には婚約者がいらっしゃいます。
綾小路清子様、容姿端麗、文武両道。
はっきり言って女性の完成形のような方です。
だけど御影様はそれでは満足していません。
幼少期から約束された関係に味気なさを感じてらっしゃるのです。
「あまり贅沢を言われるともったいない神様がやって来ますよ」
「なんだよそれ、つーかさ、清子は俺のこと本当に好きなのかね。
なんだか自信がないよ」
「それは間違いないです。私よく清子様に相談されますから。
御影様に振り向いてくださるにはどうしたらよろしいのかしら? って」
「ふうん……まあ、悪い気はしないな」
「でしょう、贅沢を言ってはいけませんよ」
なんとなく機嫌のよくなった御影様。
やはり清子様を憎からず思っているのですね。

放課後の教室で、私はとある少女を待っていました。
その少女は薄い緑の便箋に恋文をしたため、御影様に対する
熱い想いを伝えるために教室に呼び出したのです。
なんと健気なことでしょう。
思春期の愛らしい少女の精一杯の勇気がここにある。
人間というのは素晴らしいものなのですね。
だけどその恋、成就させるわけには参りません。
くれぐれもよろしくと清子様にお願いされているのですから。
ガラガラガラガラ
不意に教室の戸が開きました。
現れたのは御影様と同じクラスの相沢祥子ちゃんでした。
彼女は茶道部で、大人しい女の子。
男子にも人気がある高嶺の花という奴です。
「あ、榊さん……」
「やあ、相沢さんだったかな?」
「はい……あの御影君は……?」
「実は母君が急病でね、私は君に伝言を頼まれたのですよ」
「伝言?」
「そう、これを見てください」
そう言って私は彼女に手のひらをそうっと差し出します。
「? ……これが……なに……か……ああ……」
そこに刻まれたのは、一つの幾何学的な紋様。
それを見るだけで、祥子ちゃんの目からゆっくりと光が消えていった。
「聞こえるかい祥子ちゃん?」
祥子ちゃんは椅子に座ってぼうっとしたままコクリと頷いた。
「僕が言うことは全て正しい、分かるね?」
またコクリと頷いた。
「じゃあ君の好きな人の名前を言ってみようか?」
「御影君……です」
「違うよ」
「?」
「君が好きなのは僕だ、ラブレターにもそう書いてあった」
「そんなはずは……」
「うたがうのか?」
「……ごめんなさい、榊さんは……全て……正しい」
「そうだ、じゃあ言ってみよう、私は榊さんを愛しています」
「私は……榊さんを……愛しています」
「榊さんの言うことを聞くのが嬉しくてたまりません」
「榊さんの……言うことを聞く……のが……嬉しくてたまりません……」
だんだんと祥子ちゃんの眼差しが熱くなっていく。
「よし、じゃあ聞くけど、祥子ちゃんにとって僕はどんな存在かな?」
「最愛の人です……」
「よろしい、じゃあ今日のことは忘れなさい、だけど僕への想いは忘れないこと」
「は……い……」
「じゃあ正気に戻りなさい」
パンッと手を叩くと祥子ちゃんの目の焦点が戻ってきた。
「あ……榊さん」
そして何故か恥ずかしそうに祥子ちゃんは逃げ去っていった。
あれから一ヶ月後。
「榊、あなたちゃんとやってるでしょうね」
携帯から柔らかで凛とした声が響く。
「ええご心配なく、御影様につく悪い虫は払っていますよ」
軋むベット、携帯とは反対の耳に飛び込む可憐な喘ぎ声。
「だったらいいけど、あなたすぐ手段と目的を混同するから」
「趣味と実益を兼ねていると言って欲しいですね」
寝そべる私の腰の上で、祥子ちゃんは一生懸命腰を上下していた。
「榊様……ぁ……」
「何か女の子の声が聞こえてくるんですけど」
「だから夕方の時間帯は避けて欲しいといつも言ってるでしょう」
「まあいいわ、とにかく、くれぐれも頼んだわよ」
ブツリと切れる電話。
清子様はあれで結構心配性だ。
「ああ、榊様ぁ、一緒に、一緒にイってくださいぃ……」
「ああ、一緒にイこう」
ゴビュウ ボビュルルルル ドブドブ
「んぁぁぁぁぁぁ!」
トサリっと横になる祥子。僕は彼女に構わず、
そばに控えている少女たちに声をかける。
「恵、幸子。舐めて綺麗にするんだ。
それから他の子たちは祥子の中に出したのを舐めて綺麗にしてやりなさい」
ワッと声が湧き上がる。
23人の少女たち。
払っても払ってもいなくならない清子様の恋敵。
人生とはままならないものですね。