2chMCスレッド

2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
クリスマス - 2chMCスレッド

クリスマス

今夜はクリスマスイブ

しかし、部屋の片隅でうずくまる少年が一人

「ひどいよ、お姉ちゃん……」

グズグズと鼻を鳴らす少年。

少年の名前は篠原祭児(シノハラ サイジ)。
サンタを信じるピュアな少年だ。

しかしそんな祭児の表情は暗かった。

ドンドンドンッ

「…………」

部屋のドアが叩かれるが、祭児は返事を返さなかった。

「ちょっと祭児ー? ケーキのいちご取ったぐらいで何拗ねてるのよー」

祭児は姉が嫌いだった。

美人で成績優秀、人当たりの良い姉は自慢ではあったが、
その反面、自分に対して意地悪な姉は嫌いだった。

そんな祭児が泣きながら眠りに落ちる瞬間願ったことは

「僕に優しい、僕の言うことは何でも聞いてくれる、僕だけのお姉ちゃんが欲しい……」

シャリンッ……

その時窓の外で鈴の音が鳴った気がしたが、すぐに祭児は眠ってしまった。

そして翌日

何か温かいものに包まれる感触で祭児は目を覚ました。

(何か温かい、それに良い匂いがする)

夢見心地で目を覚ますと、目の前に姉の顔があった。
しかもバッチリ目が合った。

「うえぇぇぇぇっっ!!」

ドタンッ、バタンッ、ゴンッ!

(何で何で? 何でお姉ちゃんがベットに?)

「どうしたの祭児?」

何事も無かったかのように起き上がる姉。
その姿を見て、祭児は心臓が止まるかと思った。
姉の形の良い胸があらわになる。

(は、裸だ……お姉ちゃん。何で裸に?)

胸に釘付けになる目を無理やり離すと、姉のお腹に何か書いてあるのが見えた。

【Merry Christmas(メリークリスマス)】

英語の読めない祭時にも、さすがに読める文字だった。

その時ふと昨晩の事が頭によみがえって来た。
ケーキのイチゴを姉に取られ、寝る前に僕は何を思った?

「僕に優しい、僕の言うことは何でも聞いてくれる、僕だけのお姉ちゃんが欲しい……」

これはまさかサンタさんのプレゼント?
祭児がそう考えた瞬間、姉に書かれた文字は霞のように消えていった。
それを見た祭事は疑惑が確信に変わるのを感じた。

(間違いない。サンタさんがお姉ちゃんを「僕だけのお姉ちゃん」にしてくれたんだ。)

「お姉ちゃん。ベットから起きて、そこに立ってみてよ」

のそりとベットから起き上がると、体を隠すそぶりも見せず立ち上がる姉。
その姿に祭児は心を奪われてしまった。

「お姉ちゃんっ!」
たまらず祭児は姉にタックルするように抱きつき、ベットに押し倒してしまった。
すべすべの肌、ふかふかの胸、頭を優しくなでてくれる手、その全てが最高に気持ちよかった。

「お姉ちゃん……」

気持ちよさに任せてまた眠ってしまいそうになったが

「お姉ちゃーん、さいじー、あさごはん出来てるわよーっ」

母親の声でわれに返った。

「う、うーん! 今降りるよー」

どもりながらも何とか返事を返す。

「お姉ちゃんも起こしてくるのよー」
「おっけー」

何とか母親をやり過ごすと、姉を着替えさせることにした。
部屋に戻って着替えてもらおうと思ったが、ふと閃いて着替えをもって来てもらうだけにした。

(いつもお姉ちゃんぶってるから、今日は僕が着替えさせてやろう)

「今から、僕がお姉ちゃんに服を着せてあげるね」
「ええ、お願いね祭児」

早速着替えをと思ったが、祭事に女性の服主に下着)のつけ方が分かるはずも無く、姉の指導の下姉の服を着せてあげるという何ともヘンテコな構図になってしまった。

その日は祭児にとってとても素晴らしい日だった。
いつもよりも格段に優しい姉に母は不思議な顔をしていたが、姉弟の仲が良いことに不満があるはずも無く気にしなくなっていた。
学校が終わり帰ってくると、祭児は母がパートから帰ってくるまで存分に姉と遊んだ。

優しく抱きしめてもらった。
一緒に楽しくゲームをした。
お風呂で体を洗ってもらった。
今夜も一緒に寝る約束をした。

そして夜。
両親も寝静まり、姉も眠りに付いたころ。
祭児は布団から起き上がり窓を開けた。
祭児は祭児のベッドで眠る姉をいとおしげ見た後、夜空を見上げながら誓った。

「ありがとうサンタさん。僕もサンタさんみたいになるよ」

今宵は聖夜
サンタが子供に夢を与え、そしてサンタを夢見る少年がまた一人