2chMCスレッド

2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
2月13日 - 2chMCスレッド

2月13日

「工藤先輩、これどうぞ」
部室で僕が寝ていると、後輩の今井明日香がチョコレートを差し出してきた。
一目でわかるが市販品の義理チョコである。
「ありがとう。ところで明日香ちゃんは本命いるの?」
僕は、チョコをポケットに入れながらそう彼女に訪ねた。
「うーん。内緒です」
「久保田あたりじゃないの」
「えー、内緒っていってるじゃないですかあ」
彼女は顔を真っ赤にしながら、否定も肯定もせずそう答えた。
どうやら図星のようだ…
久保田ってのは同じサッカー部の超イケ面フォワード、この学校の抱かれたい男ナンバー1である。
僕は、その久保田の控えで通称ゴリさん…抱かれたくない男…
まあ、それでも彼女がいないわけでもない。
男好きと噂の久保田よりも遙かに多くの女の子と付合ってきた。
もちろん普通にしていても持てるわけない。
その秘密は中学時代に手に入れた、人の心を操る本…
その本を見つけたとき、いろいろなことが頭の中をよぎった。
自分とそっくりの親父、めちゃくちゃ綺麗な母親、浮気しまくる父、それを許す母…
気づくと、僕はその本を夢中で読み、練習に練習を重ねていた。
隣の家のお姉さん、同級生…まともな恋愛?もしたし変態的な遊びもした…
「せ、先輩…どうしたんですか? 嬉しそうな顔をして」
「い、いや…。なんでもない」
僕は心の中が見透かされたような気がして、焦りながら答えた。
「なんか、変なことでも考えてたんですかあ」
大きな黒い眼で上目がちに僕をのぞいてくる彼女を見ながら、僕は自分の中にどす黒い欲望が湧き立ってくるのを感じていた。
1年女子のおもだった子は食べてきたつもりだが、こんなかわいい子がまだ残っていたんだ。
サッカー部のマネージャーだから意識していなかったのか、妹感覚で何となく意識的に意識しないようにしていたのか。
「明日香ちゃん。手のひらの真ん中の黒い点を見て…」
僕は自分の欲望がもう抑えきれないかのように、右手の手のひらを彼女の目の前に掲げてそう話しかけた。
「先輩、黒い点なんかないですよ。黒子でもあるんですか?」
「ううん。だんだん見えてくるよ。ほら、ほうら」
僕は彼女の目の前で手をゆっくり動かしながら、彼女の意識が手のひらに集中するように誘導していった。
「見えてきた…」
「はあい、何となく」
「じゃあ、この黒い点が明日香ちゃんの中に入って行った時。明日香ちゃんの意識は体から離れて、聴覚以外の感覚がなくなるよ…いいね」
「はあい」
「いくよ、3,2,1ハイっ」
僕は手のひらを彼女の額に当てて、黒い点を彼女の額の中に入れるようなしぐさをした。
「明日香ちゃん、体と心が離れたよね。もう聴覚以外は感覚がないはずだ」
「はあい」
相変わらず彼女はぼーとしたよう目で中途半端にそう答えた。
「どう、明日香ちゃんの体に触れているけど全然感じないだろう」
僕は両手で彼女の胸を揉みながら、そう聞いた。
「はい。工藤先輩本当に私のからだにふれています?」
彼女はぼうっとした感じで答えてきた。
で、でかい…明日香ちゃん着やせするタイプなんだ。
いやいや、そんなこと考えてる場合じゃなく次に進まねば。
「じゃあ、明日香ちゃん。明日香ちゃんの体の中に入った黒い点は、真実の点なんだ」
「真実の点?」
「そう、真実の点。今から聞いたことを正直に答えないと、真実の点が体の中で活動し出してとてつもない恐怖を味わうことになるよ。いいね」
「恐怖?」
「そうだ試してみよう。すべて、いいえでお答えください。明日香ちゃんは女の子ですか?」
「いいえ?」
そう答えたとたん、彼女の顔は青ざめ、苦痛とも恐怖とも言えない表情になった。
「ごめん、ごめん。でも真実の点は正直に答えると、明日香ちゃんにとてつもない幸福感を与えるんだ。すべて、いいえでお答えください。明日香ちゃんは男の子ですか?」
「いいえ」
そう答えたとたん彼女の表情が満面の笑みに代わり、何とも言えず幸福そうな顔になった。
「わかった。なんでも正直に答えるんだよ」
「はい」
「今日のお弁当のおかずは?」
「エビフライ」
「好きなタレントは」
「ジャニーズの…」
「好きな先生は、好物はなに…」
10個ほど簡単な質問をすると彼女はどんどん幸福に満ち溢れた表情になった。
そこで僕は
「今日のパンツの色は何色?」
と質問した。
「え、ええ。そ、そんなの答えられません…」
彼女は恥ずかしそうにそう答えた。
そこで僕は彼女のスカートのすそを持って捲りあげ下着の色を確認した。
ピンクか…
「じゃあ、すべて、YESでお答えください。今日のパンツの色は黒色ですか?」
「イ、イ、イエス…」
そう答えるや否や、彼女はなんとも言えない苦悶の表情になり、肩で呼吸をし始めた。
「ね、恥ずかしい質問でも嘘をつくとこんなに苦しむんだ。正直に答えて、今日のパンツの色は何色?」
「ピ…ピンク…」
苦しみから逃れたい一心で、彼女は正直に下着の色を答えた。
答えると同時に、苦しみから解放されなんとも言えない幸福感が彼女を包んだ。
「恥ずかしい質問でも、答えるとこんなに幸せになるんだ…。
大丈夫、ここには質問の声と真実の点と明日香ちゃんしかいないから」
「あれ、工藤先輩は?」
「工藤先輩って誰?」
「あれ?先輩って誰だろう?あれえ? そうだここには誰もいないんだ」
彼女は一人納得した。
「じゃあ、質問を続けるよ。初潮はいつ?」
「12歳の時」
「バージンなの?」
「はい」
「ファーストキスは?」
「まだです」
「オナニーは?」
「生理の前とか…たまに…」
「どんなこと考えてするの?」
「久保田先輩に…部室でいきなり押し倒されるとか」
「エッチに興味あるの?」
「ないわけじゃないですけど…まだまだ、子供だから…」
僕の変態ちっくな質問に彼女は正直に答え、
答えるたびに満足感で満たされた顔になって行った。
「じゃあバレンタインの本命チョコは誰にあげるの?」
「久保田先輩…」
「手作り?」
「はい」
「もう作った?」
「今晩作ります」
くっそう、久保田のやつうらやましい…。
「工藤先輩にあげた。チョコは義理?」
「はい」
「どうしてあげたの?」
「何か誰にももらえなさそうで、可哀そうだから…」
「今日あげたのは、どうして?」
「誤解されたくないから」
「工藤先輩のことはどう思ってるの?」
「正直、気持ち悪いです。見た目もそうだけど、何考えているかわかんないところとか」
ははは、僕は心の中で笑った。
それと同時に、ただ彼女のことをすきにしても面白くないような気がしてきた。
僕はせっかくだらバレンタインデーにちなんで遊んでみようと考え始めていた。
「いい明日香ちゃん。真実の点ってのは君にとっての真実なんだ」
「私の真実…?」
「そ、君の真実。だから、正直に答えると気持ちがいいし、嘘をつくと気持ちが悪い。わかった?」
「何となく」
僕はそこまで説明すると、彼女にこう投げかけた。
「久保田に本命チョコをあげるのはなぜ?」
「好きだから」
「本命チョコをあげるのは誰?」
「久保田先輩」
「久保田のことはどう思っている?」
「好きです」
「じゃあ、本命チョコをあげる久保田のことは好き?」
「当然です」
「本命チョコをあげたが好きなんだ」
「はい、本命チョコをあげた人が好きです」
僕はそこまで質問すると一呼吸おいて、こう続けた。
「久保田って、いつも偉そうに命令するけど。つらくない?」
「辛くないです」
「むしろ嬉しいとか?」
「はい、どちらかといえば」
「久保田のことは好き?」
「はい、好きです」
「じゃあ、好きな久保田の命令は喜んで聞くんだ?」
「はい」
「好きな人の命令は喜んで聞くんだ?」
「はい、好きな人の命令は喜んで聞きます」
最後の仕上げだ。
「最後に2点だけ真実の点が確認するね」
「はい」
「明日香ちゃんが本命チョコをあげた人が、明日香ちゃんの好きな人」
「はい、本命チョコをあげた人が好きな人です」
「好きな人の命令は喜んで聞きます」
「工藤先輩のことは?」
「正直好きじゃないです」
僕は思わず苦笑しそうになるのをこらえながら、
「明日香ちゃん。ひとつだけ嘘を教えるね」
「嘘?」
「そう、嘘。でも、真実の点にとっては真実なんだ」
「嘘だけど真実」
「そうだよ。明日、明日香ちゃんは久保田の下駄箱にチョコを入れるのだけど、
おっちょこちょいの明日香ちゃんは間違えて1段上の下駄箱にチョコを入れてしまうんだ」
「1段上」
「そう、1段上」
「はい、間違えて1段上の下駄箱に入れてしまいます」
「よくできました」
僕はそこまで言うと、彼女の催眠状態をとき彼女に、こうそくした。
「早く帰りなよ。チョコ作るんだろ」
「あれ、何してたんだろう。工藤先輩どうしてそのこと…あああ」
彼女は時計を見るとあわてて部室を飛び出していった。
帰りの下駄箱で、僕は久保田と書かれた下駄箱の一つ上の工藤と書かれた下駄箱から靴を出し靴を履き換えた。