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2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
ロマンチックアンチテーゼ - 2chMCスレッド

ロマンチックアンチテーゼ

はっきりと言おう。
私、真城みやびは、自分を美しいと思っている。
学校にいる女生徒、いいえ男女問わず全生徒のなかで、私は一番美しい自信がある。
黄金比率と言えば良いだろうか。
とにかく顔が整っているし、身長はもちろん手足の長さに大きさまで、私は誰より美しかった。
だから私は隣の席に座る、あのクラスメイトにいじめられている不細工な顔の”山田”という男の心の内など、全く想像も出来ないのだ。
いつだか彼は、私のほうをギロッと睨んで来たので『どうしてそんなに睨んで来るの?私が憎いの?』そう尋ねると『元々こういう目つきなんだ』っと下を向いて答えた。
なんて可哀想な人だろう。
自分の顔面が醜いというだけで、他人のことまで不快にさせてしまうのだ。
私はそんなことを思いつつも、今日も鏡に映る自分自身にうっとりとして、そっとその唇にキスをした。
きっと私は一生自分自身を見つめ、そして愛し、生きていくのだろう。
勿論女としての幸せの為に、まぁまぁ美しい顔の男性と恋人同士を演じてみたり、偽装という名の結婚はするとは思う。
だけど生涯愛し続けるのは、間違いなく”私自身”だ。

「真城さん……」

私は急に後ろから聞えて来たその声に驚いて、思わず『きゃっ!』っと声をあげてしまった。
振り向くとそこには……なんとも醜い、あの山田が立っていた。
相変わらず不細工で、恐ろしいほど細くつり上がった目をしている。
私はその目つきに圧倒されつつも『何かようかしら?』と強気で山田へと声をかけた。
だって嫌じゃない。
美しさで圧倒される存在の私が、醜い容姿に圧倒されるなんて。

「これ……真城さんの鏡、廊下に落ちてた」

「鏡?何を言っているの?鏡ならここにあるわ?」

「でも、これを真城さんが落とすところ、僕は見てた」

「はぁ!?だから鏡ならあるし、何かの間違いに決まって」

そう言いかけたところで、私は彼と目を合わせてしまった。
ピシッと身体が固まる。
なんて不気味な、目つきなの。
私はその狂気にも似た何かを山田の目から感じ、思わず動けなくなってしまったのだ。
本当に、全く睨まずにこの目つき?
いいえ。
多分、きっと……彼はいま、私をもの凄い勢いで睨んで来たんだ。
普段以上に恐ろしいその目つき。
まるで犯罪者のような、その目つきで。

「とにかく、これが真城さんの物かそうでないかだけ、確認して」

しばらく固まっていると山田は私にその鏡を手渡して来た。
私はとりあえず確認だけして、すぐにやっぱり違ったと返せばいい。
そう思い、鏡を受け取ることにした。
私はそっと鏡を覗き込む。
汚れひとつついていないピカピカの鏡。
だけどそこに映る私は、なんだか少し、いつもと違う気がした。
左右のバランスだろうか。
それとも、鏡が歪んでる?
なんだか色も、瞳に入る光も、何かが違う気がしてならない。
私は頭が可笑しくなったかのように、その鏡の違いを探した。
だって、私はもっと美しいはずだもの。
こんな風に歪んでいない。
こんな風にくすんでいない。
こんな風に、醜く、みにく……く?

「真城さんってさぁ、自分に自信があるみたいだけど、どこに自信があるの?」

「ど、どこって……」

「ほら、鏡をよく見てご覧よ、瞳の色に、肌の艶、あれ?鼻の位置やくちの大きさも……なんだか変じゃない?」

「……瞳、鼻、うっ嘘よ、だって私はちゃんと美しくて、黄金比率で、誰よりも輝いていて……こんな、こんなの、私じゃない、わよ、こんな、こんな不細工なっ」


「じゃあ、僕の顔は?」

そう言って山田は私の顔をぐっと上へと向けて来た。
何を言っているの?
こんな醜い男、不細工以外の何者でもないわ。
そうよ、こんな細くてつりあがった目……あれ、でも、よく見ると綺麗な形、して、る?
ううん、肌だって汚いし!
でも、この鏡に映る私よりは、ずっと綺麗?
鼻の形も、確かに大きさの割に左右対称で、歯並びも悪いけれど、でも、じゃあ逆に綺麗な歯並びってなんだっけ?
私は鏡の中の自分と目の前にいる山田の顔とを何回も何回も確認した。
頭のなかがぐるぐるする。
この女の子は誰なの?
これが、あの美しい真城みやび?
じゃあ、いま目の前にいる男は?
この、何故か美しいと感じる、綺麗で心惹かれる顔をした男が、あの山田だというの?

「そろそろ混乱してきたかな……」

そう山田が言うと、急に山田は私のほうへと顔を近づけてきた。
一体なに?
そう思う時間もなかっただろう。
彼は私の唇に自分の唇を押し付けて来たのだ。

「ふむぅ!?ん、んんん!んー!!!」

くちゅっと山田の舌が私の口の中へと入って来る。
気持ちがわるい!
あの不細工な山田の舌が……!
だけど私は混乱しているのか何なのか、何度思い出しても、不快でしかなかった山田の顔を、美しいと思ってしまっていた。
そしてそんな美しい容姿をした山田が私にキスをしている、と思った瞬間。
さっきまでの不快感が、何故だか快楽へと変わっていくのを感じた。
そう、いつも鏡の自分にしている、あのキスに似た快楽を。

「……なに?気持ちがいいの?そっか、不細工な僕にされているキスでも、真城さんは感じるんだ」

「ぶ、さいく、じゃない……山田は、山田君は、凄く綺麗……です」

「へぇ……じゃあ、真城さんは?」

「……醜い、すごく、醜いです」

「どうやらもうおかしくなってるみたいだね、じゃあ、もっと綺麗なものを見せてあげようか?不細工女?」

そういって山田君は制服のズボンをおろし、汚れのたまった臭くて汚い下半身をさらしてきた。
私は思わずうっと一歩引いてしまう。
すると山田君が私にさっきの鏡を見せてきて『自分の顔をよく見て?不細工だろう?こんな不細工な顔に比べたら、僕のちんこなんてどうってことない』そういってもう一度私に下半身を見せて来た。
するとどうだろう。
さっきまで汚く見えていたそれが、とっても魅力的なものに見えて来た。
凄くたくましくて、強くて……
私はそれを素晴らしいものだと理解した。
そして山田君も、凄く美しく、綺麗な人なのだと……理解した。
反対に、真城みやびという女が、なんとも醜い女だということも、やっぱり強く、理解した。

「や、山田君……こんなにかっこいい山田君のおちんぽを見れるなんて、私、ずるい、です、もったいないです」

「あぁ、そうだな、不細工女のお前がこの僕のちんこを見れるなんて、最高に贅沢なことだ」

「ごめん、なさい、こんなにも不細工で醜くて、恐ろしいほど崩れた顔の私が……」

「なんだ、よくわかっているじゃないか、じゃあ、お仕置きとして、このちんこをお前のきったないまんこに突っ込ませてもらおうかな?」

山田君はわたしの制服のスカートをぐっと持ち上げ、下着を横にずらした。
やだ、やだ!
お願い、見ないで!
こんなにも綺麗な山田君に、私の汚い不格好な部分なんて、恥ずかしくて見せられない!

「山田君!だめ、私、私のこと見ないで!不細工な私のこと、お願い見ないで!」

「何言ってんだ?それじゃあお仕置きにならないだろう?よーく思い出してみろ、僕の美しい顔を……ほら、段々と欲しくなってくるだ、ろ!」

ズン!

そうして私のナカに山田君の硬いおちんぽが入ってくるのがわかった。
私、いま、山田君に犯されてる!

ズン!ズン!っとおちんぽが出し入れされ、そのたびに私のなかの何かが、麻痺していく。

美しいものが好きだった。
綺麗なものだけ触れて居たかった。
そのキラキラしたものを、ずっと眺めていたかった。
絶対と確実の最高傑作を、完璧という名の芸術作品を、私はずっと手にしたかった。

そして、それがいま私の目の前にいる。
山田君、山田君、山田君……!
お願い、その綺麗なものをもっと私に下さい!
私のなかに注ぎこんで、私のナカに思いっきり出して下さい!

「山田君!お願い!出して!その、そのおちんぽから、いっぱいいっぱい、ザーメンだして!」

「っ言われなくても出してやるよ!この、不細工女!」

ビュ、ビュビュビュ!

ビュクン!

ビュクビュクン……!

熱い液体が私のナカに入って来る、あぁ、なんて気持ちがいい。
山田君が、私のナカに出してくれた。
美しい山田君が……ザーメンをたくさんたくさん私にくれた。

「はぁ、はぁ、やまだ、くんっ、やまだくっ、凄い、凄い、気持ちいぃ」

「そっか、ははっそれは良かった……ところで、この鏡はやっぱり真城さんのじゃなかったみたいだね?」

「……へ?」

「ほら、自分の普段使ってる鏡を見てみなよ」

「?」

私はいわれるがまま机の上に置いていた自分の鏡を手にした。
いつも私が使っている鏡。
いつもの私が映っている、鏡。
そう、いつもの私が……
いつもの、いつもの……美しい私?

「え……」

「真城さん、よく見てごらん、ほら、僕の顔」

「……っ!」

「とっても目つきの悪い、不細工な僕に、真城さんナカだしされちゃったね」

美しいものが好きだった。
綺麗なものだけ触れて居たかった。
そのキラキラしたものを、ずっと眺めていたかった。
絶対と確実の最高傑作を、完璧という名の芸術作品を、私はずっと手にしたかった。

こんな、不細工な男に、私のはじめてなんて……あげるつもりじゃなかったのに。

ロマンチックアンチテーゼ
(自分の見ている世界が全て、本当のものとは限らない)

【完】