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2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。
例えばオレっ娘とシンプルな悪戯 - 2chMCスレッド

例えばオレっ娘とシンプルな悪戯

 少しだけ幸男の遊びに付き合うことにした。五円玉を糸で吊
るした振り子を、幸男がプラプラと揺らす。
 オレは揺れる五円玉をじっと見つめて、深呼吸したり、身体
の力を抜いたり、頭の中に思い描いた階段を降りたり、トンネ
ルを歩かされたりしていた。
 馬鹿らしい、何の意味があるんだよ、バスケしに行こうぜ、
オレは何度もそう思った。でも段々と、この遊びに、集中力
ってヤツが向かいだした。
「わっ!」
 幸男は急に大声を出して、オレの顔の前で手を鳴らした。
 ちょうど頭の中で思い描く事に意識を向けていたタイミン
グだったから、オレは驚いて椅子から転げ落ちそうになった。
「驚かすなよ幸男」
「ゴメンゴメン。でも、これで準備オッケーだから」
「ふん。こんな面倒なことさせて。つまらなかったらジュー
ス奢れよな」
 幸男が、今まで見たこともない顔をした。
 笑ってるんだけど。何か違う。
 ヨコシマっていうか……上手く言えない。

「じゃあ、いくよチアキ。《パンツ見ーせて》」

 幸男がフザけた事を言って、手をぱちぱちと鳴らした。
 は? 嫌に決まってんだろ。馬鹿かよ。
 ……そう思ったときには、オレの手はもう動いていた。ス
カートの裾を掴んで、首元まで持ち上げてしまっている。ひ
んやりした空気が、普段は隠れてる腿に触れていた。
「なっ、なん、なに……なんだこれ!?」
 オレはすぐにスカートを両脚に叩きつけて、見えていたも
のを隠した。
 顔中が急に熱くなってきた。頭の中は凍りついて考えがま
とまらない。嫌な汗が出てる。
「お前、み、見ただろ、オレの……」
 恥ずかしくて声が震える。見られた。こいつに。オレの、
見られた!
「意外と子供っぽいの履いてるんだね」
 幸男はコトも無げに笑いやがった。
 こいつ、ぶっ叩いてやる。
「チアキ。《パンツ見ーせて》」
 ビンタするつもりだったのに、オレの身体はまた勝手に動い
た。両手でスカートを掴んで、首元まで持ち上げている。どう
なってるんだ!

▶︎
「や、やめ、ろよ!」オレはまたスカートを叩きつけてパンツ
を隠す。
 おかしい。あいつに見せてって言われたら身体が反射的に。
「ねえチアキ。《パンツさげて》《スカートあげて》」
「わ、わわ、ひ、やぁあ!」
 両手がパンツを足首まで落とし、起き上がる途中でスカート
を持ち上げる。お尻まで空気に触られた。
「チアキ。毛、生えてるってホントだったんだ」
「てめえ、幸男、このヤロウ! いい加減にしろ、ぶん殴られ
てぇのかよ!」
 オレは吠えた。でも身体が動かなかった。恥ずかし過ぎて震
えている。
「怖い怖い。ねえチアキ。今日はもう《おやすみ》しよう」

▶︎

「チアキ。起きて」
 ん……うおぉお。
 なんだ? 教室? 幸男? どういう状況?
「オレ寝てたのか。なんで教室で寝てたんだ?」
 頭がクラクラする。寝すぎたときになるヤツだ。幸男とオレ
以外、教室には誰も残っていなかった。
「覚えてない? 催眠術で遊んでて、チアキ寝ちゃったんだよ」
「催眠術ぅ?」
 ……記憶を掘り返してみる。
 授業が終わって。日直当番で、こいつと掃除して……そうだ。
そうだった。
 幸男が面白い事ができるって、催眠術とかいうのをやりだし
て……。
「あー思い出した。振り子、見てるうちに眠くなったんだ」
「催眠術で本当に寝られちゃかなわないよ。上手くいかないね」
「あんな面倒なもん、やってらんねぇって。それより幸男、バ
スケしに行こうぜ」
 カバンを背負って戸口まで走り、そこから幸男を急がせた。
「ねえ。チアキ」
 幸男が、見たことのない顔をしていた。
 笑っているのに、なんか違う。ヨコシマっていうか……上手
く言えない。
「パンツって聞いたことある?」
 幸男が変な事を言ってきた。なんだそれ。パンツ?
「いや知らねぇけど。なにそれ?」
 オレはそう言いながら、妙な気分になっていた。
 パンツ。聞き怯えがあるような……?
「うん。知らないならいいんだ。ありがとチアキ」
 はぅぐ……。
 くっそ、こいつ、くっそ、ああもう。
「顔、赤いよ。チアキ。風邪?」
「違うし。風邪なんか引かねえし。ほら、幸男。行こうぜ」
 オレは幸男の手を引いてーーあったかいなーー二人で教室
から出る。
「……?」
 スカートの中がいつもよりスースーしているように感じた。