2chMCスレッド

2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
【オトウト ノ…】 - 2chMCスレッド

【オトウト ノ…】

どこかで小さな声が囁いている。
 何度も何度も、繰り返し繰り返し繰り返し――

                                 【オ……】

「ねぇ! 今、誰かなんか言った!?」
 急に立ち上がって尋ねるあたしにポカンとした顔のユリとチーとヒトミが首を振る。
「う……ううん。別に誰も話してないよ、真希」
「あ、そう」
 ストンと腰を下ろすあたしを、みんなちょっと変な目で見る。
 気が付いたら、放課後の教室に残ってた10人くらいが揃ってこっちを見てた。
(ああ、うっさいっ! うっさいっ! ヒマ人ども、さっさと帰りなさいよ!)
 自分の事を棚に上げて、心の中で毒づく。
 どうしてだろう? あたしは何故か朝からイライラしていた。
 別に『あの日』じゃないし、特に理由は思い当たらない。
 授業に身は入らないし――まぁ、普段から聞いちゃいないけど――アイツとも昼に
喧嘩して……それで別れた。

                             【オト……】

『なんでだよ? なぁ、俺達うまくいってただろ? 他に男でも出来たのかよ?!』
 アイツはそう言って、最後はちょっと涙目になって――確かにコレに関しては、あ
んまり急な心変わりで、自分でもちょっと驚いてる。
 うーん、なんでだろ?
 もちろん、他の男なんて出来ちゃいないし、アイツの事がイヤでイヤでたまらなく
なったって訳でもない。
 いいヤツだし、正直、相性良かったと思う。ただ――

                          【オトウ……】

 そう。
 敢えて言ったら、耳の後ろで小さな声が『違う』って囁いている――みたいな?
 ……ハッ! 冗談! そんな電波な女じゃないわよ。
 だいたい、男なんて掃いて捨てるほどいるじゃない。
 アイツにこだわる必要なんか全っ然無いの。
 2年連続『北高クイーン』はダテじゃないわ。
 男なんて、あたしがちょっとカワユく声をかけたら、幾らでも寄ってくるんだから!
 そうよ、例えば――

                      【オトウト……】

「ね、ねぇ、真希?」
 考え込むあたしにおそるおそるといった感じでチーが声をかけてくる。
「この後、どうする?」
「え? この後? うーん……」
 あたしはちょっと悩む。
 お小遣いも出たばっかだし、いつもだったら、ぶらっとみんなでカラオケとか行く
んだけど、なんかとっても大事な事を忘れている気がする。
 なんだろう? 朝からずーっとモヤモヤしてて――

                  【オトウト ノ……】

「ねーねーねー、アタシ、さいきんスロットに凝ってるんだけどっ!」
 新しいモノ好きで、飽きるのも早いユリがパッと手を上げる。
「えー? すろっとぉ? アレってあたしらやっていいんだっけぇ?」
 メンドくさそうにヒトミがブツブツ言う。コイツは誰かが提案すると、必ず一言文
句付けるのだ。

              【オトウト ノ チ……】

「着替えてりゃ平気だよ! ね、行こ! 開店記念なんだよ、駅前のパチンコ屋!」

 ぞくり!

 一瞬、訳の分からない震えが、あたしの背中を走った。
(……え? 何?!)
 全身がカアッと熱くなる。
 なんだろう? 今、すごく重要な単語を聞いた気がする。
 ずっとモヤモヤひっかかってたのが、いっぺんで溶けて流れ出すみたいな――

          【オトウト ノ チン……】

 全神経を耳に集中しながら、ゆっくりとあたしは尋ねる。
「えと……ねぇ、今なんて言ったの、ユリ?」
「やだぁ、聞いてなかったの? 真希も一緒に行こうよ! パ・チ・ン・コ・屋!」

 どくんっ!

「……あああっ!」
 思わず、声を洩らして立ち上がる。

 今、はっきり分かった。
 あたしはこんなところでグズグズしてちゃいけないのだ。
 だって、だって、だって――

     【オトウト ノ チンコ……】

「ごめん、今日無理っ!」
 そう言って鞄を掴むと駆け出す。

 ああ、どうして今の今まで気がつかなかったんだろ?
 バカバカバカバカ! あたしのバカ!

 家までの歩いて二十分くらいの距離が果てしなく遠く感じる。
 自慢の86cmDカップの美乳をフルフル揺らしながら、全力で走るあたしの頭の
中で、ついさっき気付いた真実――ううん、『大宇宙の真理』がぐるぐる廻っていた。

【オトウト ノ チンコ ハ シャブルト オイシイ】

「そうよ! そうなのっ! そういうものなのよっ!」
 まるでずっと解けなかった知恵の輪が急にほどけたような、長い長いテストがよう
やく終ったような、たまらない解放感。
 オトウトノチンコ、シャブル、オイシイ――ああ、あたしったら、どうしてこんな
に当り前で重要な事を忘れていたんだろう? でも、もう大丈夫。学校の勉強ではい
つも悲惨な成績しか残せなくったって『人として大切な事』くらい分かる。
 もう、絶対絶対忘れない!
 記録的スピードで家にたどり着いたあたしは立ち止まって息を整えつつ、2階の自
分の部屋の窓を見上げる。
(やっぱり!)
 いつになってもラブラブな我が家の両親は、今日から3日間『晩婚旅行』とやらで
温泉に出かけて家にはいない。て事は、あそこでごそごそやってる人影は――

「ったく! あの腐れヒキコモリはっ!」
 気付かれないよう息を潜めながら、ソッと玄関の戸を開け、家の中に入る。
 抜き足、差し足、階段を上り、音を立てないよう注意深く自分の部屋の扉に耳を付
ける。

『はぁ、はぁ、はぁ……』
 悩ましい吐息に続いて、感極まったような切なげなうめき声。
『お姉ちゃん――ああ、お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃあん』

 ビンゴ! ついに現行犯逮捕の瞬間がやって来たってワケね。
 ったく……こいつ、あたしが気付いていないとでも思ってるんだろうか?
 ホント、おめでたいノーミソしてる。そんなんだから、学校でもイジられるのよ。
 挙げ句に登校拒否? 父さんも母さんも甘いわ。こんなウジウジした奴はさっさと
家から叩き出してやった方がよっぽど本人のためになるのに!
 でも、そんな小さな事はいまさらどうでもいい。
 そう。それよりなにより重要なのは――

「こら、ユウッ!」
 あたしはドアをドンと蹴り開けて中に踏み込む。
「!!」
 凍りついた表情で固まってるのは、腐れヒキコモリでイジられキャラで、ナヨナヨ
と女みたいな顔付きの――要するにあたしの弟、絹川優(きぬかわ ゆう)、中3。
 コイツったら……ああもぉ! あたしの一番お気に入りのショーツを鼻先に押し当
てながら、むき出しの下半身を――

 どくんっ!

(あああっ!)
 途端にあたしの目は“その一点”に釘付けになる。
 カッと血が頭に登り、ドクドクと心臓の響きが体中を満たし、何も考えられない。

【オトウト ノ】

 あたしはあやつり人形のようにふらふらと優に近寄る。
「あああ、あのね……お姉ちゃん。こここ、これは、その……あの……ボク――」
(ああ、うるさいうるさいうるさい!)
「黙って!」

“ソレ”を必死で隠そうとする優の手をピシャリと跳ねのける。

【チンコ ハ】

 ぶるんっ!

(すごい……アイツより全然おっきい)
 優のくせに――ナヨナヨした女顔のくせに“ソレ”はお腹までグンと反り返って、
たぶんあたしがこれまで目にしたどれよりも大きかった。
 一体、いつのまにこんなに大きくなったんだろ?
 そのくせ……アハッ! 何よ、まだホーケーの子供オチンチンじゃない!
 全く! こんな奴が弟だなんて、あたしは情けなくて情けなくて情けなくて――

 はむっ!

 膝まづいて大きく口を開け、カチカチの“ソレ”を喉の奥まで一気に迎え入れる。

「え? ちょ、うわっ! 何っ!? 何するの、お姉ちゃんっ!?」

 ジュブ! ジュボジュボジュボ!

「うわ……うああああっ!」
 大声で叫ぶ優の両手を押さえつけながら、あたしは肉の棒に夢中で貪りつく。
「んっ! ふぅ! んっ! んんぅ!」

【シャブルト オイシイ】

 ええ、そうよっ! 美味しいのっ! 美味しいわっ! ああ、幸せっ!

 全身をたまらない喜びの波が浸す。
(これよ! これなんだわっ! あたしが求めていたものはっ!)
 あたしはただただ無我夢中でジュボジュボと激しい音を立てて吸い付き、オトウト
の堅くて太いチンコを貪る。
「あっ! あっ! ああっ! だ、ダメだよぉ! こんなの……こんな事おぉ!」
「うっはい! あんははははっへははい!」
 何かをおクチいっぱいに含んだまま怒るのって、結構難しい。
「あぅ! ね、ねぇ……お願いだよっ! お姉ちゃん、待って!」

 パカ、待てるもんですか! だってだって、オトウトのチンコなのよ! これは――

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】

 そうよ! これはあんたのアネであるあたしが果たさなくちゃいけない神聖な義務
なんですからねっ!
 それに、ええと――

【オトウト ノ チンコ ハ ザッキンマミレ ノ テデ サワッテ ハ イケナイ】

 そうそう。だから、こうして丁寧にお口でシャブッてムイてあげてるんじゃない!
 邪魔しないでよっ! もぉ!
 ああ、それにしても――この犬小屋みたいなケモノ臭い匂い。スベスベでツルンと
したカメさんの頭の舌ざわりと、ゴツゴツした幹のところをドクドク血が通ってる感
じ……何もかも全部素敵!

「ふふ。チンコ……オトウトのチンコ。シャブルとシアワセえぇ……」
 あたしは愛しげに“ソレ”に頬を寄せて、うっとりと呟く。
 これまで誰もこんな満ちたりた気分にさせてくれた事無かった。
 バカだなぁ、どうしてこんな素晴らしい事にもっと早く気付かなかったんだろ?
 ああ、あたし、アネでよかった。オトウトがいて本当に良かった。
 いつも『あんなウザい奴死ねばいい』なんて言ってゴメンね。お前はオトウトで、
こんな素敵なチンコを持ってたのに。懺悔の気持ちも込めてうーんと優しくうーんと
心を込めてしゃぶってあげるからね。

「ね……ねぇ。まさか、お姉ちゃん――かかってる、の?」
 呆然とした表情で優が呟く。

 ――ん? かかってる、って何が? ……あっ!

「いい? あんたの臭くて汚いザーメン、あたしの部屋にぶちまけたらコロスわよ!」
 思わず、我に返って警告する。
 そう。コレは素敵なオトウトのチンコで、シャブルとオイシくて、スゴクシアワセ
だけど、それとこれは話が別。こんなとこでシャセイされて、あたしの部屋がイカ臭
くなるなんて考えただけでゾッとする。
「分かってるわね? 一滴だって洩らすんじゃないわよ! ちゃんと――」

 え? あれ? どうすればいいんだっけ? えと……オトウトノセイエキハ――

【オトウト ノ セイエキ ハ ノム ト オイシイ】

 ああ。そうそう、そうだった。アハ。ホント、忘れっぽくてダメだなー、あたし。

「ちゃんと呑ませなさいっ!」
 そう言って、またパックリ口に含む。

「あ! あ! やっ! やああっ!」

 ふふ。可愛い声。アイツにもやってやれば良かったかなぁ? でも、やっぱりオト
ウトのチンコじゃないとダメよね。きっと他のチンコじゃこんなにオイシクないわ。

「んふふっ♪」
 上目使いで優の反応を楽しみながら、あたしは“ソレ”に舌先をチロチロ走らせる。
「ダメっ! お姉ちゃん……そ、そこダメっ! あああっ!」

(何よぉ、ダメダメ言う割にはあんた腰をカクカクさせて喜んでるじゃない。ふふふ)
 ビクビクと優の全身が痙攣するのがおかしくて、あたしは吸ったり、舐めたり、軽
く噛んだりとますますエスカレートしていく。アイツには結局、やってやらなかった
けど、レディコミの『カレとのH講座』を読んで密かに特訓した甲斐があったわ。

「あっ! あっ! あううぅっ!」

 もう、ろくに声も出せないみたい。チンコもビッキビキに堅ぁくなってる。
 ほんと、コイツと一緒に何かを楽しむなんて――いつ以来かしら?

「はっ! はあぁっ! お、お姉……はうぅっ!」

(ふふ……可愛いなぁ)
 普段だったら絶対そんな風には思わないけど、こうしてあたしの舌づかいに素直に
反応してくれる優を見てると、何だか優しい気持ちになる。たくさんたくさん気持ち
よくさせてあげたくて、オシャブリに一層、熱がこもる。
「んっ! ふっ! んふぅ! んんんっ!」

 ちゅぽっ! じゅぶじゅぶ! じゅぼっ!

 ああ、それにしても、こんなの反則だよぅ。
 喉の奥の方まで呑み込んでるのに、全然収まりきらないの。
 熱くて、カタくて、うーんとたくましくって……おクチの中が全部占領されちゃう。
 ほんと、優のくせに生意気だわ。こんなのしゃぶってたら――

【オトウト ノ カウパー ヲ ノム ト アネ ハ ハツジョウ スル】

 きゅうんっ!

 ああん、奥が疼いてる。乳首も堅くコリコリ尖って……どうしよ? 確かめなくて
も、もうショーツの中、大変な事になっちゃってる。コレ、買ったばかりなのになぁ。
 でもでも、しょうがないよね? こんなにスゴいんだもの。
 こーんなに堅くて、オイシくて、たくましいオトウトのチンコをしゃぶってたら、
濡れちゃうのはそりゃあ当然でしょ? そうよ。全然、恥ずかしがる事じゃないわ。
 むしろ、アネとして誇るべきよ!
 何をやってもダメなドジでノロマな優だけど、こうしてチンコだけはオトウトとし
て人並みに……ううん、人並み以上に立派で元気で、アネであるあたしをちゃんとハ
ツジョウさせてるんですもの。
(そうよね。優だって、オトコのコ……『オトコ』だもんね)
 愛おしくて、誇らしくて――なんだか、不思議な気分。
 ソッと優しく、イイ子イイ子するみたいにタマタマの袋をさすってあげる。
「あ、お姉……それ、ああああっ!」
 ふふ。タプタプしてズッシリ重い。この中に一杯溜ってるのね? うーんと濃くて、
白くてドロドロしてる――素敵なオトウトのセイエキ。

 きゅんっ!

 あぁん。その言葉を思い浮かべるだけで、どこかのスイッチ入っちゃうみたい。
(……早く呑ませて欲しいなぁ)
 トロンと頭の中がトロけてく。

 もうすぐ、あたしのおクチの中で“コレ”がビクンビクン暴れながら、セイエキを
吹き出すんだ。どうしよ……心臓がバクバク言ってる。
 目をつぶって、口の中の感覚だけに集中する。

 じゅぼっ! じゅぶっ! じゅぱっじゅぱっ!

(ああ。カタくなってる――もう、なのね? もうすぐ……)
 まるで初めてキスした時みたいに胸がときめく。
「も、もうダメ! 出ちゃうよぉ! お願い、口を離し……あああっ!」
(ダメッ!)
 絶対に離れないよう、優の腰を抱きかかえて、一層激しく舌を動かす。
「お、お姉っ! ボク……ボク、もうっ!」
 優の泣きそうな声で、ついに“その時”が来たのが分かった。
(ああ、イッて! そのままイッて! お願いだから、あたしに呑ませてっ!)

「い……イクイクイク! イッ、クウウウウウウゥッ!」

 びゅくんっ!

(あああああああああああ! 来た! 来たわっ! シャセイ、来たっ!)

 びゅくびゅくっ! びゅっ! びゅびゅっ!

 凶暴なくらい太く堅くなったチンコがビクンビクンと痙攣する度に、待ちに待った
オトウトのセイエキが喉の奥に勢い良くぶつかる。
(ああ! ああ……ああ……オトウトが……あたしのおクチの中でシャセイしてる!
 スゴい! こんな勢いで……こんなに、こんなに沢山……)

「んんっ! んっ! んくっ! んふっ!」

 あたしは夢中で“ソレ”を呑み下す。
 オトウトのセイエキ――オイシくて、シアワセな味。
 ああん……もぉ! もおっ! あたし、どうにかなっちゃいそうっ!

 ぺたん。

 最後の一滴まで夢中でしゃぶり尽くした後、あたしは腰が抜けたみたいにその場に
座り込んでしまう。

 はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。

(アハ……あたしもイッちゃったぁ)
 生まれて初めてオトウトのシャセイをおクチの中で受け止めて、熱くて濃い絞り立
てのセイエキを呑んだヨロコビで、あたしは軽くイッてしまった。
 ふふ。これこそ「アネとして生まれたシアワセ」ってヤツよね。

 グスッ。グスッ。グスンッ。

「うう。ご、ごめんなさい。お姉ちゃん……ごめんなさいいぃ……」
 気が付くと、優が洟をすすり上げながら泣いていた。
「冗談のつもりだったんだ――まさか、ほ、ホントにかかっちゃうなんてえぇ……」

 ん? 何言ってるんだろ、コイツ?

「ばぁか! 何泣いてんの!」
 立ち上がって、コツンと優の頭を小突く。
「どこにもかかってなんかいないわよ。せっかくのオトウトのセイエキをこぼしちゃ
うなんて、そんなもったいない事、あたしがするわけないでしょ! ちゃあんと全部
呑んだんだからね! ホラ!」

 大きく口を開けて、アーンしてみせる。
「呑ん……だ?」
 泣くのを止めた優が、こっちを変な目で見る。
「お姉ちゃんが、ボクのを……」

 あ! チンコ、ピクンて反応してる。アハ、何よ! 今イッたばっかりのクセに!

「そうよ。一滴残らず呑んだわよ。やっぱり、オトウトのセイエキって、最っ高にオ
イシイわね」
「ボクのが……美味しい?」

 お。反応してる反応してる! ムフフ。

 優があたしの言葉に反応して、むくむくボッキしてくのが、なんだか嬉しくて楽し
くてしょうがない。こんなにエッチでハイな気分が続いてるのって、やっぱり、オト
ウトのセイエキを呑んだせいなのかなぁ?

「そうよぉ。あたし、チンコしゃぶるのって生まれて初めてだったけど、どうだった?
 結構、気持ち良かったでしょ? アネとして合格?」
「えっ? は、初めてっ!?」
「コラ、何驚いてんのよ、もぉ! あたしのこと何だと思ってんの? だって、これ
までどんなにアイツに頼まれても『絶対ヤだ!』って断ってたもん。だから――そう
ね、あんたのチンコがあたしのおクチの初体験て事になるのかなぁ?」
「お姉ちゃんの……おクチの初体験……」

 うわ、何コレ!? どうなってんの? もう、あんなにビッキビキ!

「ボク、のが……」
 チンコをガチガチにそそり立たせながら、嬉しそうにポッと頬を赤く染める優を見
てると、なんだかあたしも嬉しくなってくる。
(ふふ。また、呑ませてもらっちゃお、オトウトのセイエキ)

 どくん!

 その時、あたしは変な事に気付いた。
 さっきあんなにシアワセで、軽くイッちゃうくらい喜んだのに、なんだか、物足り
ないカンジがする――ううん! 物足りないどころか、体の奥からウズウズしたもの
が後から後から溢れて来る。例えると、喉が渇いて渇いてしょうがない人が、水だと
思って海水を呑んじゃった……みたいな。

【オトウト ノ カウパー ヲ ノム ト アネ ハ ハツジョウ スル】

(ああ。どうしたんだろ、あたし? 何か……何か変だ)
 体が熱くて熱くてたまらない。無性に上着を脱ぎ捨てたくなる。

【アネ ノ ハツイク ヲ カクニン スルノハ オトウト ノ ギム】

(えと……そう、だわ。あたし、まだ……カクニンしてもらってなかったっけ)
 何かまだ違う気がする。でも、そのままじゃいてもたってもいられなくて、とりあ
えず上着のボタンに手をかける。
(あ、待って! 今って……)
 あたしは不意に『自分が今どんな状態なのか』を強烈に意識する。
 ショーツの中はびしょびしょヌルヌルの大洪水だし、乳首もコリコリに立ってて、
ブラジャーの締めつけ具合からおっぱいもちょっと大きくなってるのが分かる。
(どうしよう? これじゃあ……)
 こんなの見られちゃったら、興奮してるのがバレバレじゃない。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】

(ああ――恥ずかしい。恥ずかしいよぅ)
 急に襲って来た激しい羞恥心と『アネとして当然果たすべき事』への義務感の間で、
あたしの心は揺れる。
 子供の頃はよくこいつと一緒にお風呂に入ったし、こいつの体を洗ってあげるのは
あたしの役目だった。
 なのに、今、オトウトに自分のスベテ――エロエロにハツジョウしきったオンナの
カラダを晒すのは、なんだか死ぬ程恥ずかしい。
 でも、やっぱり、あたしはこいつのアネで――セイエキを呑ませてくれたオトウト
に対してキチンと応えてあげなきゃいけないギムがある。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】

(そう……だよね。ちゃんとアリノママをカクニンしてもらわなきゃ)

 ぷちっ。

 震える指先で上着のボタンを外し始める。
「えっ? お姉……ちゃん?」
 優の不思議そうな声に、頬がカアッと赤くなるのが分かる。
(バカバカバカ! あたしの事なんか無視しなさいよっ! もおっ!)
「き、今日は暑いわねっ! 特にこの狭い部屋に二人も居ると、暑苦しくってたまん
ないわっ!」

 ブチブチブチッ!

 照れ隠しに乱暴に言い切ると、勢い良くボタンを弾き飛ばして上着を投げ捨てる。

 ぶるるんっ!

 黄色のスポーツブラに包まれた86cmDカップが、弾けるように盛大に揺れる。

「う、うわ! お姉ちゃん、何してんの!?」
(ああ……見ないで。こっち見ないでよぉ!)
 顔から火が出るみたいで、まともに優の方が見れない。
「み、見れば分かるでしょ! 暑いから……ぬ、脱いでるのよっ! 悪いっ!?」
 恥ずかしくてとてもじゃないけど面と向かっていられなくなったあたしはクルっと
優に背中を向けて、勢いで一気にスカートも下ろす。

 ごくっ。

 後ろから優が唾を呑み込む音が聞こえる。
 もう、あたしが身に着けてるのは――ブラとショーツ、それに靴下だけ。

 カチカチカチカチカチカチカチ。

 小さく歯が鳴る。
(静まれっ! 静まれっ! 聞こえちゃうじゃないのよ、もおっ!)

 でも、ダメ。心臓がバクバク言って、とてもじゃないけど抑え切れない。
 ああ、どうしてこんなにドキドキするの? 中2でカテキョの先生に処女をあげた
時だって、こんなじゃなかったのに。

「お、お姉ちゃん……」

 きゅううううんっ!

 後ろから聞こえる優の声に全身が反応する。

(そう……だわ。あたし、今、オトウトに見られてるんだ。オトウトの目の前で下着
姿になってる)

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ヨロコビ】

(ああ……ああ……あああ……)
 なんだろう、コレ? 胸の奥から暖かくて大きな何かがググッとこみあげて来る。
 恥ずかしくって、嬉しくて――ここから今すぐ逃げ出したい気持ちともっともっと
見て欲しい気持ちが胸の中でぶつかって身動きできない。

「やっぱりお姉ちゃん、かかってる……よね? そ、それじゃあ――」

 ごくり。

 小さな呟きの後、生唾を呑み込んだ優があたしに叫ぶ。
「ボク、お姉ちゃんの、ハ……【ハツイクをカクニンしたいっ!】」

 ゾクゾクゾクゾクッ!

(あああああああああああああ!)
 その言葉はほとんど絶頂感に近い衝撃をあたしに与えた。
(オトウトが……オトウトがあたしのハツイクをカクニンしたがってるっ!)
 全身が沸騰して、ゾワゾワと毛穴という毛穴が開いていくような感覚に、あたしは
クラッと眩暈を覚える。

 トンッ。

(えっ?)
 気付くとあたしは優に軽く背中を預けていた。
「お……お姉、ちゃん?」

 ゾクゾクウゥッ!

 ああ、首筋にオトウトの吐息がかかってるっ!
 オトウトの体温、オトウトの匂い、オトウトの心臓の音、オトウトの――

「脱が……せて」
「えっ!?」

 優が驚いたのの数倍、あたしも自分の言葉に驚いていた。
(え? ウソウソウソウソ! そんな! あたし――)
「いいの? ほ……ホントにっ!?」
 驚きと喜びの混ざった声で優が尋ねる。
(コラ、ダメよ! ダメに決まってるでしょ!)
 だけど、まるで何かに操られるみたいに、あたしはコクリと小さく頷く。
「……うん」
(ダメダメダメ! そんなのダメエェッ! お願い、やめて優!)
「わーいっ!」

 ヤダ! あたし、脱がされちゃう! オトウトに! そんなっ!

 そこまで来て初めてあたしは自分が置かれている絶望的な立場に気付く。
 そう。あたしは今、オトウトと二人きりなんだ。
 どうして今の今まで気付かなかったんだろう?
 オトウトの目で見つめられて、オトウトの言葉を耳にして、オトウトの指で触られ
て……そんなのアネであるあたしが逆らえるはずないじゃない!

【オトウト ニ サワラレル ノハ トテモ キモチイイ】
【オトウト ノ コトバ ヲ キク ノハ トテモ ココチヨイ】
【オトウト ニ ハツイク ヲ カクニンサレル ノハ トテモ ウレシイ】

 ――怖い。

 さっきまで誇らし気な様子で優を手玉に取ってチンコをしゃぶっていた自分の間抜
けさを呪う。
(ああ、あたし……どうなっちゃうの?)
 まるで狼の檻に主人面して入った子兎のように、あたしは今、愚かさの報いを受け
ようとしていた。

 ツッ。

(……はぅっ!)
 優が不器用な手付きで、あたしの背中のブラの止め金に触れる。

 ゾクゾクゾクッ!

(指――オトウトの指ぃっ!?)
 途端に背筋に電気が走ったみたいになって、全身が硬直する。
 直接見えない分、意識が全部背中に集中して、優のほんのちょっとした動きにも敏
感に反応してしまう。
「え? あ、アレ? えと……んんん?」
 どう外していいのか分からないらしくて、もぞもぞ苦戦している様子がブラの紐を
通じて伝わってくる。たまらない刺激に全身がカアッと熱くなる。
(ああ……いやいや……いやあぁ……)
 まるで快感を感じる神経の束を真綿でくるまれて、オモチャにされてるみたい。
 切なくて、もどかしくて……今すぐ降参して何もかも投げ出したいのに、あたしの
カラダはガチガチに硬直したままで――

 ぷちっ。

 ついにホックが外され、途端にあたしの胸が締めつけから解放される。
(イヤッ!)
 反射的に胸を隠そうと手が動きかけると、すかさず後ろから声がかかる。
「お姉ちゃん……か、隠さないでっ!」

 びくんっ!

 まるでハリウッド映画で警官に「フリーズ!」と言われた犯人のように、両手を中
途半端に上げた状態であたしは固まる。

 スルッ。

(ああ……取られちゃうっ! 恥ずかしい! 恥ずかしいよおおおぉっ!)

 ふるるんっ。

 ついにあたしの自慢の86cmDカップが日の光に晒される。
 今年は海にも行かず、日焼け止めクリームで万全に対策してたから、お肌は真っ白。
 つきたてのお餅みたいにスベスベでなめらかなカーブの先に可愛らしい控え目なピ
ンク色の乳首――自分でも完璧な美乳だと思う。

 ゴクッ!

 後ろで優が大きく唾を呑みこむのが分かった。
「お、お姉ちゃん……カクニンの邪魔だから、りょ、【両手を頭の後ろで組んで!】」
 震える声でオトウトがあたしに命令する。

(ああ、そんなっ! ダメよ! そんな恥ずかしい事! 優、お願いだから――)
「……はい」
 あたしはオトウトの命じる通り、両手を頭の後ろで組んで大きく胸を晒け出す。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】

 きゅううんっ!

(あぁん。乳首……あんなにピンて立っちゃってる)
 あたしは少し震えながら、まるでヌードモデルのように胸を突き出した格好でオト
ウトのカクニンを待ち受ける。
 部屋の中は明るくて、何一つ遮る物の無いあたしの上半身を白く輝かせている。
 ほとんど全裸に近い、ショーツと靴下だけの格好で立っていると、自分がどんなに
ちっぽけで頼りない存在か、いやおうなしに気付かされてしまう。
 まるで小さな子供のように震えるあたし……胸の中は不安と切ない気持ちで一杯。

 ――ああ、今すぐ誰かにギュッと抱きしめて欲しい。

「か、【カクニンする】よ、お姉ちゃん。い……いいよね?」
 オドオドした口調で優が尋ねる。

【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ヨロコビ】

「……はい」
(オトウトにカクニンされる。オトウトの目で、オトウトの指で――あああっ!)
 カチカチと歯が小刻みに鳴る。
 押し寄せる激しい羞恥と、熱い期待であたしの心臓は激しく脈打つ。
(触られちゃう……一杯、触られちゃう。あたしのおっぱい……あたしの――)

 ゴクリ。

「いく、よ」

 ふにゅ。

(ああああああああああああああああああああああっ!)

 脇の下から伸ばされたオトウトの両手があたしのおっぱいを包んだ瞬間、こらえき
れず、ビクビクとカラダを痙攣させながら、あたしはイッてしまった。

「え? お、お姉ちゃんっ?!」
 急にグッタリと体重を預けたあたしに驚いて、優が後ろから声をかける。

 あぁん。ダメよぉ、耳元で囁かないでえぇ……。

「カクニン……して」
「えっ?」

 あたしはしなだれかかるように、肩越しに熱っぽく潤んだ目で優を見つめる。

(もう……いいわ。どうにでも――好きにして)

 それは心の底から素直に出てきたキモチだった。
 ソッと後ろに両手を伸ばして、優の頭を優しく撫でる。
「え? えっ? あの……お姉、ちゃん!?」
「優が納得するまで……じっくりカクニンして欲しいの。あたしの、ハツイク」
 アイツにだっていっぺんも出した事の無い甘えた声であたしは優におねだりする。

 そう。それは一度認めてしまえば、本当に単純で簡単な事だった。
(オトウトはアネの一番大切な『宝物』――そして、あたしのオトウトは優)

 気持ち良いのは「オトウトの指」じゃなくて、「優の指」。
 気持ち良いのは「オトウトの声」じゃなくて、「優の声」。
 あたしのハツイクをカクニンして、何でも好きにしていいのは世界中でただ一人。

 優――あたしの、あたしだけの『オトウト』。

「ね。お願い、優……触って」

 きゅうぅんっ。

 甘くおねだりするだけで、あたしの“オンナの部分”が潤うのが分かる。
(あぁん、濡れてる……溢れてきちゃう。こんなの初めて)
「うん。わ……わかった」
 そう言って、また優しくソッと触れる細い指先に――

 ぞくぞくぞくっ!

「っくううぅ!!」
「え? だ、大丈夫っ?! お姉ちゃんっ?」
 あまりの気持ち良さに思わず洩らしてしまった声に心配そうに優が尋ねる。
(ああ。やっぱり、すごく優しいのね……優)
 ギュウギュウ揉めば感じると勘違いしてたアイツとは大違い。
 ホント、あたしこれまで一体何を見て来たんだろ? 優はあたしの事、こんなに大
切にしてくれるのに、あたしったら、いつもいつもヒドい事ばっかり言って。
 今まで優に吐いた悪態の数々が甦って、苦い後悔で胸が一杯になる。
 ゴメンね。ゴメンね、優。許してなんて……言えないね。
(あ……)

 ぽとん。

 止める間もなく、あたしの目から熱い滴がこぼれ、優の手に落ちる。
「え……な、涙っ?!」
 気が付いた優は、慌ててあたしのおっぱいから手を離す。
「ごごご、ゴメン! やっぱりイヤだった!? ゴメンね、お姉ちゃんっ!」
 そう言って、優はあたしから身を遠ざけようとする。
(イヤッ! 行かないでっ!)
 思わず、振り向いたあたしは優にギュッと抱き付く。
「イヤ! イヤイヤイヤ! 行っちゃイヤあぁ!」
「え? ええええっ?」
(――ああ。優の匂い、優のカラダ、優の体温!)
 心の底から喜びがこみ上げて来る。
(イヤよ! もう、絶対離れたくないっ!)
「違う。違うのっ! お願い優、行かないでっ!」
 震えながら、あたしは一所懸命に言葉を探す。
「ヤじゃない――イヤじゃないの! あたし……ホントに優に触って欲しいのっ! 
たくさんたくさん触って、あたしのハツイクをカクニンして欲しいのっ!」
 あたしは優の手をギュッと握ると自分の胸に持って行く。
「お願い! 優、触ってっ!」
「お……姉ちゃん」
 あたしの迫力に押されながら、でも、素直に言う事に従って、優の指が動き始める。
(ああぁ……)

 少し震える指先があたしの乳首をソッと摘み、フニフニと感触を確かめる。
 とても優しくて――まるで大切な宝物を扱うみたいな触り方。

「はああぁんっ!」
 思わず泣きそうな声があたしの口から洩れる。
「お姉、ちゃん」
 少し怯えた目で優があたしを見てる。自分がしてる事を、本当にこのまま続けてい
いのか迷ってるみたい。
「つ、続けて、優」
「……うん」
 何をするにも、おっかなびっくりで、まるで初めてお医者さんごっこをする子供み
たい。
(ああ。あたしも――こんなにドキドキしてる)
 恥ずかしくて、嬉しくて、ちょっぴりイケナイ気持ち……こんなのいつ以来かしら?
「揉んでも、いい?」
 オドオドしながら、優が尋ねる。いつもだったら、イライラしちゃう態度だけど、
今ならどうしてそんな風なのかよく分かる。
 あたしに嫌われたくなくて、絶対イヤな思いとかさせたくなくて、でも、どうして
いいか自分じゃ分からないから、こんな風にビクビク確かめずにいられないのね?
「いいよ」
 優しく笑ってあげる。
(何でも優の好きにしていいんだよ)

 さっきより、少しだけ大胆に優の右手があたしのおっぱいを包みこむ。
 でもやっぱり、その揉み方は優しくて、赤ちゃんの手を握るように慎重に力が籠る。

 ふにゅ。ふにゅ。ふにゅ。

(ふふ。くすぐったぁい)
「ねぇ、優。どうかな、あたしのおっぱい?」
「す、すごく柔らかい! それに……すごくキレイだよ、お姉ちゃん!」
 頬を紅潮させて、目を輝かせながら、優が答える。
「ちゃんとハツイクしてる、かな?」
「うんっ!」
 嬉しそうに頷きながら、フニフニとあたしのおっぱいを優が揉む。
「ああ……夢みたいだぁ!」
 心の底から嬉しそうな優の笑顔に、あたしもすごくすごく嬉しくなる。
 優しくて穏やかで幸せな気持ちで胸が一杯。
(だけど……)
 うーん。優ったらおっぱいを揉みながらニコニコするだけで、なんか、もうそれで
満足しちゃったみたい。あたしは正直、拍子抜けしてしまう。
(もうちょっと、カクニンして欲しいな……いろいろ)
 あたしの事をすごくすごく大切にしてくれるのは嬉しいんだけど、ちょっぴり物足
りなくて、あたしはついつい余計な事を言ってしまう。
「でも、ゆ……指だけじゃ、分からないんじゃないかな?」
「……え?」
 ポカンとした顔付き。
「もっと、キチンとカクニンした方がよく、ないかしら? もっと、その……えと、
色々あるわよね、カクニンの仕方はっ!」
 だんだん恥ずかしくなって来たので、顔を反らして照れ隠しの大声で言う。
「え? カクニンの仕方? お姉ちゃん、何言ってるの?」

 ああ。もう、鈍感っ!

「例えば……あ、味はカクニンしなくて、いいのかなっ?!」
「ん? 『味』って? カクニン……えええええええっ?!」

(バカバカバカバカ! そんなに驚かないでよ、もぉ!)

「べ、別にカクニンしなくていいなら、あたし、もう服着ちゃうけどさっ!」
「だけど――」
「カクニンしたいのっ!? したくないのっ!?」

 あたしが顔を真っ赤にして尋ねると、優も真っ赤になって小さい声で答える。
「したい……です」

 よしっ!

「あ、そう? じゃ……じゃあ、仕方ないわねっ!」
 爪先立ちで、ずいっと伸び上がり、優の口元近くまで胸を押し上げる。
「ほらっ! キチンと味もカクニンしなさいっ!」
「……う、うん」
「さぁ、早くっ!」
 数度ためらった後、ようやくおずおずとあたしの乳首に優が唇を寄せる。
 んとにもぉ! 優柔不断なオトウトを持つと苦労するわねっ!

 ちゅぷっ。

「はあああぁんっ!」
 あたしの大きな声に驚いて、乳首をくわえたまま、目を丸くした優が固まる。
 コラ、あんたってハムスターの生まれ変わり?! いちいち固まるな!
 続けていいの?という風に目で尋ねるので、小さく頷いてやると――

 ちろん。

「あうぅっ!」
(あぁん、ダメダメ。もう、全然声が抑えられない)
 あたしの反応に気を良くした優が、少し調子に乗ってくる。

 ちゅぽ。ちゅるん。ぬりゅぬりゅ。ぷにぷに。べろん!

 片方の乳首を舐めながら、もう片方を指でクニクニとつまんでおもちゃにする。
「う、くふっ! くぅっ! ひうぅっ!」
(なによぉ! 優のくせに、ナヨナヨした女顔のくせに――上手じゃないのよぉ!)
 あたしはなんだかたまらなくなって、優にぐいぐい腰を押しつける。

 ぐりん。

「「あっ!」」

 固くて熱い感触に思わず上げた声が、優とハモる。
 うふ。そっかそっか。優ったら、さっきからこんなにギンギンになってたのよねぇ。
 ちょっぴりイタズラ心が湧いたのと、一方的に攻められてあえぎ声を出し続けてる
のが、なんだかシャクにさわってきたので、あたしも攻撃に出る事にする。
 ちょっと爪先立ちになって、優のアレをまたぐように、ちょうどあたしのアソコの
入口と優のカメさんの頭の部分が当たるように調節する。
「えっ? あ、あの……お姉ちゃん? あうっ!」
 ふふふふふ。ショーツで邪魔されてるけど、あたしのカラダで一番柔らかぁいお肉
が接触してる感触は十分伝わっているハズ。
「ねぇ、続けてよ。カ・ク・ニ・ン」
 ニマッと笑ったあたしは優の腰を両手で掴んで引き寄せながら、腰をくねらせる。
「お姉……ちゃん。あっ! あああっ!」
 立ちスマタって言うのかな? 優のチンコをうまくフトモモで挟みながら、あたし
のアソコをこすりつけてあげると、優ったらたちまち泣きそうな顔になる。
(ふふ。可愛い……あっ!)
 優も負けじと、またおっぱいにむしゃぶりついてくる。
「こ、コラ……優。あっ! あんっ! あああっ!」
「お、お姉ちゃ……んっ! んふっ! んくっ!」

 くちゅくちゅ、ちゅぽちゅぽ、ベロベロ――いやらしい水音が部屋の中に響く。
 あたしも優もお互いに、もっともっと相手を感じさせようと無我夢中。

(ああ、気持ち良い――こんなの初めて……)
 優の手で与えられる快感が、あたしの心から嘘や言い訳を剥ぎ取って、どんどん裸
にしていく。

 優――あたしの大切な『オトウト』。

 素直じゃなくてゴメンなさい。あたしね、ホントは怖かったの。
 あたしも心のどこか奥の方では望んでた――こんな風に触って欲しかった。
 でも、いっぺんでもそうしたら、自分が崩れちゃうのも分かってた。
 だから、『キモチ悪い』とか『ウザい』とか言って、わざとあんたを遠ざけてたの。
 ゴメンね、ゴメンね、ゴメンね。
 でも、あたしもやっと自分の気持ちに素直になれたよ。
 だから……ね? 一緒にうーんと気持ちよくなろ、優。

 あたしがスリスリとアソコを押しつけると、優も無意識に角度を合わせて、ちょう
ど入口のあたりをコスりあげてくる。やっぱり、男の子って本能で分かるのかしら?
(あたしの中に入りたがってる……)
「お姉ちゃん。お姉ちゃあぁん!」
 目を閉じて、震えながら少し泣きそうな声。
 あたしのショーツはもうヌルヌルを通り越して、おもらししたみたいに凄い状態で
こんな布きれ1枚、ほとんど意味無くなってる。
(スゴいよ――優)
 薄い布越しに感じる、熱くて、堅くて、たくましい――オトウトのチンコ。
(ああ……入れて欲しいっ!) 
 キュウウゥっとカラダの奥が反応して、全身が熱くなる。
 こんなにはっきり自分の欲情を意識したのって、初めてだと思う。これに比べたら、
アイツとの事なんか、おままごとみたいに思えてくる。
(欲しい――優が欲しいのっ! お願い、このままちょうだいっ!)
 あたしは夢中で優の肉棒にアソコをこすりつける。まるでさかりのついたメス犬み
たい。でも、もう格好なんか気にしている余裕無い。二人の間を邪魔するこの布切れ
を、なんとか突き破って欲しいだけ。
「優……ああ、優っ!」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃあん!」

(あ、ダメ――あたし……)
 急速に上り詰めてくのが分かる。
 やっぱり、アネはどうやってもオトウトには勝てないのね? こうやって、お互い、
同じくらい必死で攻め合ってるのに、あたしだけドンドン気持ち良くなっちゃう。

(いやいやいや! 一緒にイキたいっ! あたし一人じゃイヤなのおおぉっ!)
 必死でこらえようとするあたし――でも、もう限界だった。
「うっ! あっ! ああっ! ダメ、あたし……あああああっ!」
 ビクンビクンと全身を痙攣させながら、あたしは崩れ落ちてしまう。
「お、お姉ちゃんっ!?」
 慌てて優が手を伸ばすけど、あたしは放心したようにペタリとその場に座りこむ。
「……大丈夫?」
 心配そうに覗きこむ優のチンコは、まだ、ビンビン。
 あたしはまたしても、あっさりと優にイカされてしまったのだ。
(うう。ダメよ。これじゃあ――)
 あたしも優をイカせてあげたい。うーんと気持ち良くさせてあげたい。
 ――もう、ここまで来たら、あたしの答えは一つだった。

「しよっ! 優!」

 にっこり笑って、両手を伸ばす。
 今日から3日間、父さんも母さんもいない。家にはあたし達二人きり。
 それって、あたしと優の天国じゃない? ふふ。ドキドキふわふわした気分。
 きっと優もすごく喜ん……アレ?

「……」
 蒼ざめた顔で優が固まってる。
(んん? 通じなかった……かな?)
 あたしは立ち上がると、もう一度、とびっきりの笑顔を浮かべながら優を誘う。

「ね。しようよ、優!」

 すると、ビクッとカラダを硬直させた優は、壊れた人形のように、ガクガクとぎこ
ちなく首を左右に振りだした。
「だ、ダメだよ……お姉ちゃん」

 えっ?!

「そ、そんなの、いけない……よ。ボク達、姉弟だよ? それ、だけは――」
 顔を蒼白にしながら、恐ろしいものを見る目付きで、あたしから離れようとする。

 ちょ! 何……ソレ?

 人間て不思議。あんまり腹が立った時って、かえって冷静になるのね?
 後に下がろうとする優の足首に片足を軽くひっかけて、同時にトンと胸を押す。
「わ、わわっ!」

 どさっ!

 狙い通り、あたしのベッドに倒れこんだ優の――
「よいしょっ!」
 太股あたりにあたしは飛び乗り――
「え? え? えええっ?!」
 優の両手首をそれぞれ素早く掴んで、のしかかるようにベッドに押さえつける。
「あ……あの、お姉ちゃんっ!?」

「ねぇ。今、なんて言ったのかな……優?」

 びくんっ!

 まるで虎の目の前に突き出されたネズミのように、優のカラダが硬直する。
 ふふふふふ。こんなにマジで怒ったのって生まれて初めてかも。
「あたしをこんなにハツジョウさせておいて……」
 優の太股にお股をこすりつける――ヌルッとした感触。あんた、あたしがどれだけ
濡れてるかなんて、もう、充分すぎるくらい分かってるわよね?
「自分だって、こんなにギンギンにしてるクセに……」
「あっ! ああっ!」
 お腹のあたりに当たってる“ソレ”を上からグリグリ圧迫してやると、先走りの液
があたしの素肌に筋を引く。

「今さら、『それはいけないよ』……ですって?」
「だ、だって、そんなの……ダメだよ! ボク、そこまでは『指示』してないよぉ!」

 はぁん? 『指示』?

「あ! そ、そうだっ! お姉ちゃん、【ボクの手を放】……むぐっ!」
 なんか良く分からないけど、うるさいのでとりあえず右手で口を塞ぐ。優は自由に
なった左手であたしの手を掴んで必死で外そうとするけど――ははっ! 幾ら、オト
ウトだからって、あんたみたいなナヨっちいのにまだまだ負けるハズないじゃない。
 あたしは暴れる優をなんなく押え込みながら、頭の中で『アネとしてのギム』をお
さらいしてみる。

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】
【オトウト ニ アリノママ スベテ ヲ ミセル ノハ アネ ノ ギム】

 ちぇっ! 確かに『オトウト ト ヤル ノハ アネ ノ ギム』なーんて都合の
いいのは無いみたい。
 ふふん――でも、構わないもん。こんなのちょっとアタマひねればいいだけじゃん。

 あたしは優の太股を膝で交互に押さえつけながら、左手で器用にショーツを脱ぐ。
 はーい。これでもう残りは靴下だけでーす。
「~~~~!」
 両手が自由になった優は口元を塞ぐあたしの手をなんとかどけようとしてるんだけ
ど、全然歯が立たないカンジ。あんたって、ホンットひ弱よねぇ。

 ぺちょ。

 優の太股にヌルヌルのアソコがぴったりくっつく――あはん! 気持ち良い!
 目をまんまるにして怯える優にニッコリと微笑んだあたしは、一瞬、口元を塞いで
いる手を外す。
「お、お姉ちゃん、ダメだよっ! 何、脱――むぐっ!」
 すかさず優の口に脱ぎたてホカホカの濡れ濡れショーツを突っ込んで、また、素早
く口を塞ぐ。
「~~~~!!」
 ふふ。そうそう。たまーに優しくしてあげるのもそれなりにイイって分かったけど、
あんたって、やっぱりこういう方が向いてるわよねぇ。怯える顔がサイコー!

「ねぇ、優。あたしってホラ、根が真面目だからさぁ。『自分の果たすべき責任』は
キチン果さなきゃ……なんて思うワケ。これって、ヒトとして当り前の事よねぇ?」
「……?」
 急に話を振られ、先の展開が全く読めない上に、口も塞がれている優はとりあえず
小さくうなずいてみせる。よしよし、あんたのそういう素直なトコ好きよ。
「だから、さ。『アネとしてのギム』も当然、しっかり果たそうと思うワケ――ん!?
 おやおやぁ? こんなところにホーケーの子供オチンチンがあるぞ~ぅ!」
 あたしのわざとらしいセリフにギクリと優のカラダが強ばる。
「ああ。なぁんだ、優のチンコじゃない。こんなオトウトを持つなんて、ホント情け
ないわぁ。だけど【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】
だもんねぇ。やっぱり、あたしが責任をもって剥いてあげなきゃいけないわよねぇ?」
 優は必死で首を横に振ろうとするけど、あたしはあごをがっちり挟んで放さない。
「お。そういえば【ザッキンマミレ ノ テデ サワッテ ハ イケナイ】んだっけ。
じゃあ、またおクチで剥いてあげようかしら? ああ、だけどあんたのチンコって、
大きすぎてあたしのおクチじゃ収まり切らないのよねぇ。うーん。どうしよっかなぁ」
「!!!!」
 そろそろ、何かを察したっぽい優の耳元に顔を近付けて、あたしは甘ぁい声で囁く。
「――ねぇ、どうしたらいいと思う?」

 おお、暴れる暴れる。くっくっく。

 構わず、あたしはわざとらしい独白を続ける。
「うーん。おクチより深ぁくて、ヌルヌルで柔らかぁくて、キュウッと良く締まって、
あんたのデカいチンコをすっぽり収められるようなトコってあったかなぁ?」
 ズリズリと少しずつ優のカラダの上の方に腰を移動させていく。

 ぴとっ。

 ついに優のアレの根元と、あたしのアソコがくっつく。
 ああ。すっごく熱い。

「おぉ! いいトコ、見~つけ!」
 素早く優の両手首を掴み直すと、強引におへそのあたりまで持って来て、上から押
さえつける。しっかり体重をかけて、優の体ごと動かないようにする。
「ねぇねぇねぇ、ドコだと思う? ふふふ」

 そのまま腰にかかっていた体重を徐々に腕の方に移していって、床運動の選手みた
いにじわじわと腰を浮かせていく。
「プハッ! だ、ダメっ! お姉ちゃん、ダメだよ、セックスなんか――」
 やっとの事で口からショーツを吐き出した優があたしに叫ぶ。
「きゃ! セックスですって? 何言ってるのよ、優ったら! あたし、あんたとそ
んな事するつもりないわよっ! エッチ!」
「……え?」
 一瞬、きょとんする優にニヤリと笑う。
「ただ、ちょ~っとホーケーおチンチンを下のおクチで剥いてあげる・ダ・ケ」
「お姉ちゃんのバカアアアアアアッ!」

 あはははは!

 一所懸命逃げようとする優のチンコを、くりくりと腰を突き出して追いかける。
「オラオラ。往生際が悪いゼ。犬に噛まれたと思って諦めちまいなぁ。へっへっへ」
「ね……ねぇ、お願い! せめてゴム付けようよ! じゃないと――あ、ダメっ!」
 いいかげん飽きてきたので優の両手をまとめて右手で押さえつけると、左手でアレ
の根元を掴んでピタッと狙いを定める。ザッキンマミレだけど……根元ならいいよね?
「ばーか。ゴムなんか付けたら、キチンと剥けないでしょ?」
「も、もう分かったからっ! ボクが悪かったからあぁ! 許して、お姉……」
「いただきまーすっ!」

 じゅぶりっ!!

「うあああああああっ!」「はあああああああああああぁんっ!」

 二人揃って絶叫する。
 優の肉棒をアソコの入口に潜り込ませた瞬間、あたしはまたしても自分の愚かさを
イヤと言う程、思い知らされていた。
 やっぱりオトウト――ううん、優は凄い。

(何よっ! 何なのよ、コレえぇっ!?)

 ズン! と大きくあたしのアソコが押し広げられてる。
 ぴっちりと一ミリの隙間もなく、鉄のように堅く、熱く、脈打つ『肉の杭』が打ち
込まれている。
 アイツはそんなに小さい方じゃなかったと思う。だけど、コレと比べてしまうと、
オトナと子供――ううん、オモチャのピストルと大砲くらいの違いがある。

(ああ。どうしよう? どうしよう? どうしよう!?)

 自分から始めた事なのに、あたしの頭の中はパニックだった。
 だって、スゴすぎる。太くて、堅くて、熱くて――まだ、ほんの入口なのに全身が
震えてる。

 ぬるるん。

(入るっ! 入って来ちゃうぅっ!)
 入れた途端に腰に踏んばりが利かなくなって、優を押さえ込んでる手で必死に体を
支えているんだけど、自分の体重に負けて、じわじわと串刺しにされていく。
 一ミリ刻みに優のアレの凄さを思い知らされながら、あたしは怯える。
(ああ。どうなっちゃうの? こんなので奥を突かれたら……あたし)
「うわあああっ! お姉ちゃん! お姉ちゃんっ!」
「こ……コラ、暴れるなっ! そんなに動いたら――ああっ!」

 ズンッ!

「きゃああああああああああああああああああああああああっ!」

 カクンと腕が曲がり、一気に一番奥の奥まで貫かれてしまったあたしは絶叫する。
 目の前が真っ白になって、ガクガクと全身が震えて――

 ぷっしゃああああああっ!

(ああぁ……)
 生暖かい液体が優のお腹を濡らし、脇の方に滴って行く。
「えっ? えっ? えっ? お、お姉ちゃんっ?!」
 優が仰天してこっちを見上げる。
(いやいやいや! 見ないで! 恥ずかしい。恥ずかしいよおぉ!)
 泣きそうなのを、優をキッと睨みつけて、必死で誤魔化す。
「え……ええ。今のでイッて、お漏らししましたけど――そ、それが、何か?」

 ――ダメ。やっぱり、声が震えちゃう。

「……」
 口を開けてポカンとしてるマヌケ面を殴りたくなる。
「もちろん、後であんたも片付け手伝うのよっ! いいっ?!」
「う……ん」
 あたしの気迫に押されて、思わず頷く優。
 あんたね、もっと主体性持ちなさいよ!
 まぁ、たった今、目の前でお漏らししたオンナの言う事じゃないけどさ。
「あーあ、ホンットに世話が焼けるんだから!」
 憎まれ口を叩きながら、実はあたしは必死だった。

(どうしよう? どうしよう? 今、コレを動かされたら、あたし……)

 ズクンズクンと体の中心で熱いカタマリが脈打ってる。
 グンと反り返った角度とカタチ――まるで神様が用意してくれたみたいに、あたし
のナカにぴったりフィットしてる。
 ああ。コレはあたしを狂わせるための道具だ。
 こんな奥まで――指でも、アイツでも絶対届かないところまで征服されちゃった。
『このオンナはオレのモノ』って焼印を押されちゃった気分。

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】

 うう。分かってるわよぅ。

「ホントにね! アネとして情けないったらありゃしないわ! ホーケーのオトウト
なんてっ!」
 足に全然力が入らないので腰をすりつけるように軽く動かしてみる。

 こりっ。

「あぁんっ!」「うわあっ!」
 優の極太で兇悪なチンコはあたしの子宮口にぴったり狙いを定めていて、ちょっと
身動きしただけで、自分でも知らなかった『すごく弱いトコロ』をこすりあげられ、
全身が甘く痺れてしまう。
 ダメダメダメ。これじゃまたすぐにイッちゃうだけで、全然『剥く』事にならない。

(ああ、やっぱり抜き差ししないと……ダメなのね?)

 コレにピストンされちゃったら、あたし、どれだけ狂いまくるんだろう?
 お漏らしなんて、まじアリエナイ。なのに、さっきは一瞬でトばされてしまった。
 怖くて――だけど、心の奥のどこかで『壊れてもいい』って思ってる自分がいる。

【オトウト ノ ホウケイ ヲ ナオス ノハ アネ ノ ギム】

(そう、だよね。あたし、アネだもん。オトウトを治してあげなきゃいけないよね?)

「ちゃ、ちゃんとオトナのチンコにしてあげるんだからねっ! 感謝しなさいよっ!」
 そう言って上体を前に倒すと、少しお尻を持ち上げてみる。

 ずりゅ。

「はあああんっ!」「うわわっ!」
(引き……抜かれちゃう)
 アタシのナカのヒダヒダがキュッと優をくわえこんで放すまいとしてるのが分かる。
 カラダの芯を埋めてる『熱くて堅くて大きなモノ』がズルッと抜け出すのを感じる
と、なんだか切なくて切なくてたまらなくなる。
 だから、またすぐに『埋め』直す。

 ずんっ!

「はううっ!」「わあああっ!」
 ああ。こんなにちょっとしたお尻の上下動だけでも、ものすごく気持ち良い。
(あたしがちゃんとムいてあげるからね――優)

 覚悟を決めたあたしは、前後に体をゆすり、お尻を上下しながら、一所懸命、全身
を使って優のチンコを『剥き』始める。

「こ、この、ホーケーめっ! か、覚悟なさいよっ! あうっ!」
「うわっ! お姉ちゃん、待って! お願い待っ……ああっ!」
「あっ! あんっ! あんっ! はあぁんっ!」

 ダメ。全然声が押さえられない。
 覚の堅いのがコツコツ奥に当たる度に、頭の中がトロケて真っ白になっていく。

(気持ち良い……気持ち良いよおぉっ! 優……優……ユウゥ!)

 もうたまらなくなったあたしは、優にギュッと抱きついて激しく腰をくねらせる。
「ホラ! ちゃんと! あぁっ! ムくのよ! わ、分かってるっ!?」
「ダメだよぅ。お姉ちゃん、ダメだよぅ……」

 言葉の上ではあたしがリードを取ってるみたいだけど、今この場で本当の意味で主
導権を握っているのは、あたしの下で情けない声を出してるオトウトの方だった。

(ああ、どうしよう。こんなの知っちゃったら、もう他の人となんか出来ないよぉ!)

 カラダの中心を貫いてる、この熱いカタマリ。
 ゴリゴリとあたしを押し広げて、みっちり奥まで満たして、全ての隙間という隙間、
ヒダというヒダに『このアナの本当のご主人様が誰なのか』を教え込んでる。
 もう、このままずーっと繋がっていたい。二人で溶け合って一つになりたい。

 なのに――

「も、もう許してぇ……こんなのいけないよぅ……」
 肝心の『ご主人サマ』ときたら、弱々しくすすり泣くだけ。
(ああ、もおぉ!)
 ほっぺたでもつねってやろうかと思ったその時――

「ダメだよぉ……赤ちゃん、出来ちゃうよおぉ……」

 どくんっ!

(あ……)
 思いがけない言葉に、頭よりカラダが先に反応する。

 きゅうううううううんっ!

「えっ! な、何? お姉ちゃん、これ何!? ナカが急に締まって……うああっ!」

(赤ちゃん――オトウトの……赤ちゃん!?)

 ゾクゾクとカラダ中を大きな興奮で満たされたあたしは、慌てる優に構う余裕無く、
ただギュッと抱き付いたまま、小刻みに全身を震わせていた。
 そう。今の今まで『スル』事と『ムク』事しか考えてなかったけど――

(そうよ。あんなに濃くてたくさんの精液をナカにドクドク出されちゃったら……)

 きゅううううんっ!

 ノドの奥にあたる激しい勢いと、むせかえるようなオスの匂いを思い出したあたし
はまたカラダの芯が疼くのを感じる。
(オトウトの――優の赤ちゃんを妊娠する)
 頭の表面ではそれがどれほど異常で許されないコトなのかは理解している。
 なのに――

(ああ。きっと、すごくすごく可愛いだろうなぁ……)

 ちっともイヤだと思っていない自分がいる。
 ううん。イヤどころか、今日が『安全日』なのを思い出して、少しがっかりしてる。

「ダ、ダメだよぅ。お姉ちゃん、妊娠しちゃうよぉ……」
 コイツってばまたそんな事を。言えば言う程、かえって逆効果なのに。
(ふふん。『安全日』だなんて教えてあげない!)
 ちょっとイジワルな気持ちになって、優を言葉でいたぶる事にする。
「な、何よぅ。う、上の口じゃ、そんな事言ってるけど、し、下の『ムスコ』は全然
違う意見じゃない……あんっ!」
 あたしが無意識にナカを締めつけると、負けじとググッと押し返してくる。
 ほんとナマイキ。
「あ、あんたのチンコが言ってるわ。『オレの子を孕ませてやる!』って……あっ!」

 ぐぐんっ!

(やだ! 何コレ!? グッとカリが広がって反り返って――ああっ、スゴい!)

 優ったら、あたしの言葉に興奮しちゃったみたい。
 何よ、あんただってホントは止めたくなんかないんでしょ?

 あたしはニヤニヤしながら、優の耳元で囁く。
「あぁん。と、父さん、母さん、助けてぇ……あたし、ゆ、優に犯されてるのぉ!」
「バカぁ……お姉ちゃんのバカぁ……」
 弱々しく泣き続ける優。だけど――
「あぁん。か、堅くて太ぉいナマのチンコで、お、奥の奥までエグられてるのぉ! 
どうしよう? に、妊娠しちゃうよぅ! オトウトに種付けされちゃう! は、孕ま
されちゃうよおぉ……あっ! あああっ!」

 ぐぐぐぐんっ!

(みなぎってる――子宮口をごりごり圧迫して……凄いっ!)
 ほぉら。あたしをハラマせる気満々じゃない。

 優の『オスらしさ』に刺激され、もうたまらなくなったあたしは、また、積極的に
ぐりぐりと腰を動かし、優のチンコを絞りたてはじめる。

「あっ! す、スゴいっ! おっきいよ! カタいよ、優っ!」
「あっ! お姉ちゃんっ! ああっ!」

 もう、優も限界みたい。あたしは最後の追い込みをかける事にする。
「ね、ねぇ、優。あんた、ど、『童貞』よねっ?」
「えっ? あっ! ああっ!」
 両手で優の顔を挟むと、真正面から問いかける。
「そうよねっ? ほ、他のオンナとヤッた事なんか、な、無いわよねっ! どうなの?
 さぁ、答えてっ!」
「う……うん」

 よしっ!

「そ、それじゃ……き、きちんとムケるまで絶対に! あんっ! ヤッちゃダメよ!
 こ……こんな恥ずかしいホーケーのおチンチンを、他の女に、さ、晒すなんて絶対
許さない! あたしがムイて治すまで、あんたはずっと『童貞』のままよ! いいわ
ねっ?!」
「お、お姉……あっ! あっ! ああっ!」

 ぐんぐん、あたしの腰を動かす速度が上がっていく。
 グリグリ、ゴリゴリとナカをえぐられ、子宮の入口を容赦なくすりあげられ、あた
しはもう、トロケる寸前まで来ていた。

(ああ。欲しいよぉ――)

「さぁ、誓いなさいっ! あ、あんたをムいていいのはアネであるあたしだけよっ!
 他の女になんか絶対触らせない! い……いいわねっ!?」
「は……はい。ああああっ!」

 きゅうううううん!

(優! あたしの――あたしだけの優!)

 ココロが、カラダが優を欲しがっていた。
 あたしと優の神聖な誓い――その証しが欲しかった。
 今この場で、この瞬間にあたしをしとめて欲しかった。

「お、お姉ちゃん! ボク、もう駄目なのっ! 出ちゃいそうなの! お願いだから、
どいて――」
「ダメよっ!」
 再び、ギュッと優を抱きしめ、絶対逃げられないようホールドする。

(ちょうだい! このままナカにちょうだい! あたしの一番奥まで征服してっ!)

「い、言ったでしょ! この部屋に、あんたの臭くて汚いザーメン、ぶちまけたら、
コ、コロスわよっ! 絶対、コロすんだからあぁ! あっ! あっ! あっ!」
「そ、そんなの……うあっ! も……もうダメだああああっ!」

 ぐぐぐぐんっ!

(あああああ、来るっ! 来るわっ! セイエキ――優のセイエキ!)
 ひときわ、優のチンコがナカで大きく膨れ上がったのを感じたあたしはグイグイと
腰を押しつけ、子宮口を優の砲門に晒す。
「イッて、優! 全部ちょうだいっ! 出して! あたしのナカに出してえええっ!」
「うあああああああああっ!」

 びゅくんっ!

(熱いっ!)

「お姉ちゃん! お姉ちゃん! お姉ちゃああああああん!」

 びゅっ! びゅびゅっ! びゅくんっ!

 熱湯のような『熱さ』が、容赦なくお腹の中心に注ぎ込まれる。
(ああ、スゴイ! 優のセイエキ! こんな勢いで、あたしのナカに……)
 子宮が優の熱いミルクをゴクゴクと呑み込んでいくのを感じたあたしは――

「い……イク! イクイクイクイクイクウウウウウウウッ!」

 ぷしゃあああああっ!

 泣き叫び、またもお漏らししながら、全身を震わせてイッてしまった。



 はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。

 まだ、つながったままのアソコがひくひく疼いてる。
 優の上につっぷしたあたしは幸福感で一杯だった。

(優……あたしの優)

 あたしのオトウトで、世界で一番大切なヒトで、あたしを泣きながらイかせちゃう
凄いチンコの持ち主で――そして、あたしのご主人サマ。
 こうして寄り添っていると優の胸の鼓動が聞こえて、なんだか安心する。
 ふふ。まるで小さい女の子に戻ってしまったみたいな不思議な気分。

 ぐすん。

「ご、ごめんなさいぃ……」
 鼻をすすりあげる音。

 ああ、まったくこいつときたら! もぉ!
 頭でもこづいてやろうと顔を上げたその時――

「ごめんなさい。ごめんなさいお姉ちゃん。だけど――好きなんだ! ずっとずっと
ずっと、お姉ちゃんの事が大好きだったんだよおぉ!」

(――え?)

 きゅん!

(あ、ヤバ……)
 突然の優の告白に、思わずときめいてしまったあたしは、いつもの悪い癖で、つい
つい言わなくていい事を言ってしまう。

「そ、そんなの……知ってたわよ、バカ」
「えっ?」

 真っ正面から優と見つめ合う。
 涙でぐしゃぐしゃになった顔――ああ、もぉっ!

「幾ら『オトウト』だからって、普通ならあたしこんな事しないわよ!」
「……」
 不思議そうに見つめる優の視線に耐え切れず、あたしはそっぽを向いて小さく呟く。

「だって、ヤダもん。その……す、好きな人とじゃなきゃ――」

「お姉ちゃんっ!」
「きゃあっ!」
 ガバッと上体を起こした優があたしを抱きしめる。
「え? な、何!?」
「好きだっ! お姉ちゃん、好きだあああっ!」
「ちょっと、優……えっ? あっ! コラ、あんた何を……」
「好きだっ! 好きだっ! 好きだああっ!」

 あ、ヤダ! こいつ、あたしにキスしようとしてるっ!

「こ、コラ! やめなさいっ! 何考えてるのっ! あたしたち、姉弟なのよっ! 
キスなんて、そんな――んんっ!?」

 強引に唇が奪われる。

「んーっ! んっ! んううううっ!」

(キスしてる――あたし、オトウトと……優とキスしてる!? ああ、ダメよっ! 
このままだと、あたし――あたし……)

 優の手があたしの髪を優しく撫でる。優の唇があたしの唇を優しくついばむ。優の
舌があたしの舌を――

「ん! んううううっ!」

 ぞくぞくぞくうぅっ!

 たったキス一つで、あたしの中の『難攻不落の最後の砦』があっさりと崩れる。
 中にいたのは、犬っころのように尻尾を振る素直なあたし。

(優! 好きよ、優! 好きなのっ! 愛してるのっ!)

 あたしは優を力一杯抱き締めながら、たった今気付いた『宇宙の真理』を心に深く
刻み込む。


   【オトウト ノ キス ハ サイコウ!】