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2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
梶本家の甘くて狂った一日 - 2chMCスレッド | 彩民のMC小説

梶本家の甘くて狂った一日



(第1話)
(第2話)


第1話


西日の差し込む教室。
どことなくディテールの曖昧な風景の中に、ひとりの男子生徒が佇んでいる。
クラスメートの男子だ。
といっても、ほとんど口を利いたことのない相手である。
これといった特徴もなく、クラスでも目立っていない男。
そいつが今、俺に語りかけていた。
「梶村君……きみ、妹さんと仲がいいみたいだねえ」
にやにやと。
正直、不快な印象を抱いてしまう笑顔を浮かべながら、そいつは言う。
「母は故人、父は長期にわたる海外赴任ね。支えあって暮らせば、そりゃ仲も良くなるか」
よし――と言って、そいつはいよいよ唇を愉快げにひん曲げた。

「もっと仲良くしてあげよう」

……こいつは何を言ってるんだろう。
俺は内心で訝った。
俺に妹なんていないっていうのに。

思った瞬間、教室の風景は崩れ去り、朝日に輝く通学路が視界一杯に広がった。
何か変だな。焦点のぼけた意識がそう感じた。
もしかしてこれは――。
俺の頭が結論を出す直前、高くてよく通る声が響いた。
見れば、俺の少し前を歩く少女が、俺に笑いかけていた。
この学校の制服。青いリボンタイからして一年生か。
その子は俺のところに歩いてくると、下から覗き込むように俺の顔を見上げた。
爽やかな笑顔とともに、一言。
「おにーちゃん、どうしたの? こんな天気のいい朝にボケッとするなんてさ」
秋の空みたいに涼しく、すっきりとした笑顔。
魅力的であると評すべきところだが、一方で俺の脳は中断した思考を再開し、さっさと結論に達していた。
もしかしてこれは――いや、もしかしても何もない。
こりゃ夢だ。

自覚とともに俺は覚醒した。背中がベッドスプリングに沈んでいる。
まだ少しはっきりとしない目を壁の時計にやれば、時刻は午後八時過ぎ。
少し眠ってしまったみたいだ。
目をこすって俺は立ち上がり、それから苦笑した。
妹がいないのに妹のいる夢とはね。俺には案外、そういう願望があるのかもしれないな。
意識がはっきりしてくるにつれて空腹も自覚されてきた。
母は他界し、父は海外赴任という家庭環境の我が家に、待っていれば自動で食事が出てくるシステムは存在しない。
俺が作るしかないってわけだ。
しかし、と俺はほんの僅かな違和感が頭にまとわりつくのを感じた。
……なんか俺、最近変にたくさんメシ作ってないか?
通常ありえない疑問だ。
一人暮らしする俺の食事の面倒を見るのは俺しかいないのだから。
実はもう一人食事を用意してくれる人が居たが、最近になってその人がいなくなった……というなら、こういう感想もありえるだろうが。
あいにく、お手伝いさんみたいな人はいないのだ。
これまでに居たこともない。
「寝ぼけてるのかな」
一人呟いて、俺は部屋のドアに手をかけた。
その時。
「――――」
声が届いた。華麗なソプラノ。
振り向くと、勉強机の脚と左の手首とを手錠とでつながれた、ダッチワイフが目に入った。
一週間くらい前にどこかで購入した、超絶最新鋭の一品だ。
なんとダッチワイフのクセに声が出る。
品質維持のために水を飲ませねばならず、食事も摂らせないといけない。
トイレもするから、猫用のものを購入しなくてはならなかった。
……むしろコストばっかりかかって退化してるだろソレ、という声が出るかもしれない。
だが、人間同様の肌の温もりと柔らかさを再現しており、その上濡れるし喘ぐ。
さらに弄れば乳首などが立つなどの、通常ならありえないほどのこだわりが発揮されているのだ。
ここまでの充実ぶりの前には、多少の手間なんて安いものだ。
俺はすべすべとした白い裸体をしばし鑑賞してから言った。
「腹減ったのか。分かってるよ」
「―――」
……どこか悲しげな声。
俺の言葉を否定しようとしているみたいな。
言うまでもないが、漫画じゃあるまいし、ダッチワイフなんぞに心があるはずもない。
さて、一人と一体ぶんの夕食を作るとしよう。


猫用の入れ物に水と料理を盛り付けて自室に運んでから、俺は台所に戻って食事を取った。
それから食器洗い、洗濯と家事を処理してから宿題も済ませた。
当面すべきことを失った俺は、ぼんやりとテレビを見た。
つまらないバラエティ。
頭に入らないのは内容がしょうもないのも一因だが、それ以上に俺の頭をかき乱すものがある。
煩悩だ。

ごく健全な青少年である俺にとっては仕方のないことと言える。
「……んー」
しばし一人悶々としたが、よく考えればこの家には俺しかいないのだ。
誰かに遠慮する意味はない。誰かの視線を気にする必要もない。
テレビの電源を落として立ち上がった。
買った以上は有用に使わなくてはな、などと考えつつ自室に戻る。
ダッチワイフの前に置かれた皿は既に空になっていた。きちんと食べたようだ。
「――――」
ダッチワイフに表情が浮かぶ。
八割の怯えと、二割の淫靡な期待に揺れるようなもの。
こんな演出まであるのだから、製作者の凝り具合は半端ではない。
湧き上がる情欲に逆らわず、俺は手錠を外すと、作り物の人体を殆ど投げ込むようにベッドに押し倒した。
「!!」
何か叫ぶのを無視して唇を重ねる。
舌を突っ込んで口内をかき回してやると、すぐに大人しくなった。
紛い物の目が潤み、とろんとする。
唇を離すと、唾液の銀線が延びたが、すぐに切れた。
下に手を伸ばすと、既に充分潤っている。
初めてこれを使ったときは、処女の演出なのか赤い液体は出るし人形の分際で喚くしで散々だったが、最近はこうだ。
毎日使ってるから、こなれるのも早いということか?
とにかく俺はダッチをうつぶせに転がすと、腰を引っ張って尻を突き出させた。
柔裂からは透明な液体がしたたり、太ももまで伝っていた。
「キスでこれかよ。人間だったらとんでもない淫乱だわな」
言うと、ぴくんと形の良い小さい尻が揺れた。
まるで恥じてるみたいだ、と思った瞬間に性欲が炸裂した。
とっくに準備万端だった怒張をズボンから取り出し、バックから一気に突っ込んだ。
じゅるにゅるる、と肉棒が温かな襞に包まれた。
「――――!」
きゅううう、と旨そうに膣孔が俺のペニスを食いしめた。
この膣の熱さに絶頂機能、本当に製作者はいかれている! 常軌を逸したこだわり具合じゃないか!
犬の交尾みたいに後ろからガツガツ突くたびにダッチは甘い媚び声で鳴く。
人形なのにコイツには弱点がある。膣の最奥、人間なら子宮口にあたる部分だ。
こいつの場合も一番奥にはコリコリとした感触の、それらしい部分があるのだが、こいつは格別そこが弱い。
尻をがっちりと両手で固定し、一番奥にぶち込んだまま、奥をゴリゴリと擦る。
さらに奥を抉るみたいに、ほじりまくると、
「♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
シーツに思い切り爪を立て、ショートヘアの頭をがくがく振ってダッチは嬉しそうに嬌声をわめき散らした。
中の淫肉もぐねぐね絶え間なく蠕動する。
調子に乗って俺はどんどん突きまくった。
「――! い……いッ! もっと犯してぇ、おにいちゃぁん!」
何か言ってるが聞こえない。
俺は高まる射精欲をこらえながら抽送を続け、限界に達すると全てを解き放った。
「ぐぅ……」
猛烈な快感に声が漏れる。白濁がダッチの奥へ奥へと吸い込まれていく。
人工の穴は、とても美味しそうに、種汁を搾り取っていた。
ふう、と俺は満足感から吐息して、ずるりと肉竿を抜き出した。
ダッチの穴から、ごぼ、と濁った音がして、俺が放出した液体が漏れ出してきた。
ぴく、ぴく、とダッチの腰は雄を誘うみたいに震えていた。
「……おにいひゃ、も、もっとぉ……」
何も聞こえない。

それから半月ほど後。
ホームルームが終わると、俺はいつものように帰り支度をして、友人たちに挨拶してから教室を出ようとした。
だが、気づくと時計は随分と遅くを指していて、教室もガランドウとなっていた。
「?」
俺は少し戸惑い、あたりを意味なく見回す。立ったまま昼寝でもしてしまったというのか?
と、そこで無人だと思っていた教室に、もう一人いることに気づいた。
クラスメートの男子。
特に親しいわけでもない、痩身の生徒。
夕陽で燃える教室の中、少し離れたところにそいつは立っている。
なぜだろうか。
……奇妙なデジャヴを感じる。
ちょっと前にも、こいつと教室で二人になったみたいな気がしてならない。
そんな筈ないのに。
俺は混乱を深め、なにやら探るような目になってそいつを見てしまう。
しかしそいつは気分を害した風もなく、にんまりと笑った。
「ねえ、梶村君――」
とてもとても面白そうに、そいつはおもむろに尋ねてきた。

「――『妹さん、元気かな?』」

瞬間、雷撃が俺の脳髄を串刺しにした。
頭の中にしまってあった記憶のパズルが粉砕され、一秒も経たず修復される。
「あ、あ゛あ゛あ゛……」
今の今まで俺の世界を支配していたのとは全く別の絵柄が、パズルに描かれていた。
というより……俺は、ここ一ヶ月、整った今の絵ではなく、狂気の作用なくしては描けないような狂った絵柄を、当然のモノとして認識していたのだ。
「おっ……お前っ! おれ、俺に何しやがったァッ!」
ぐちゃぐちゃに乱れた思考を整理しないまま、俺は叫んだ。
そいつはそんな俺を嘲るように観察した後、
「何って。……君らの兄妹仲をとてもよくしてあげただけだけど?」
「ふざけるな!」
「僕は真面目さ。君たちの麗しい仲に免じて、今回だけは僕は一切手を出さなかったんだよ?」
僕の手で妹さんを堕として、君の前で犯してあげるプランもあったけどね――と、そいつはおぞましいことを口にする。
訳が分からない。俺は拳を固めた。
事態を完全に理解したわけではないが、とりあえずコイツには一発くれてやらないと気が済まない!
しかしそいつは余裕の態度を崩さず、
「僕を殴るのもいいけどさ。君、妹さんが家でどうなってるか知ってるでしょ? 僕なんかに構ってていいわけ?」
と口にした。
途端、俺の怒りは急速に冷えていった。
そうだ……そうだ、小春。
手錠なんかで繋がれて――
犬猫みたいに餌を与えられて――
さんざんに犯されて――
「う、ううう」
俺は吐きそうになりながら教室を飛び出した。
人間のカスじゃなきゃできないような所業の数々。
全部、全部俺がやったんだ!

視界が涙で歪んだ。
泣きそうになりながら全力で走る俺には好奇の視線が注がれただろうが、そんなことに構ってられない。
とにかくひたすら己に鞭打ち、俺は自宅まで駆け抜けた。
肺が酸素を求めて体を休めようとするのに応じず、階段を駆け上がって、自室の扉を蹴破るように開けた。
「小春!」
「あ……お兄、ちゃん?」
俺は硬直した。勉強机に手錠で繋がれた妹の痛ましい姿に……ではない。
右手で緩慢にクリトリスを撫でている、娼婦みたいな妹の有様に。
肉豆はまだ包皮に隠れていたが、ぷっくりと充血してふくらんでいる。
すぐ下の穴からは、粘ついた液体がとろとろと流れて、絨毯のシミになっていた。
弛緩しきった笑みを浮かべて、小春は、
「おかえりなさぁい。ねえ、早く小春の妹まんこにおちんぽ入れていっぱいイカせて?」
足を淫らに広げ、人差し指と中指で自分の秘裂をそっと広げた。
すでに熟れきった柔らかそうなピンクの穴から、溜まっていた愛液がいっそう溢れた。
ごくり――と思わず唾を飲んだが、俺は理性の復旧に成功した。
「バカ! もうそんなことしないでいいんだよ! 俺はどうかしてたんだ!」
不思議と手錠の鍵の在り処はすぐ分かった。
本棚の五段目、辞書の上。
俺が……俺が使っていたから、当たり前なのだろう。
吐き気を抑えながら、俺は鍵穴に鍵を突っ込み、開錠した。
がちゃん、とあっさりした金属音が部屋に響き、

俺は全身から力が抜けるのを感じた。

比喩ではなく、あまりにも唐突な脱力に襲われて、俺は仰向けに床に転がってしまった。
同時に、まるで電光のように、脳裏を言葉が駆け抜ける――。
『真実を知った後に手錠を外すと、君の体はまったく動かなくなる』、と。
なんだこれ!
俺がこの一ヶ月くらい狂っていたのと同じような……何かの仕掛けが働いたのか!?
混乱に襲われる俺を、小春は不思議そうに見下ろしていたが、やがて何か思いついたのか微笑んだ。
あまりに牝じみた、淫蕩な笑みで、
「あは、今日はわたしからご奉仕しろってことだね。うふふ、頑張るよー」
しゃがみこむと、制服のズボン越しに、俺の股間を撫で回しだす。
ほっそりとした指が絡みつき、俺の分身にはすぐ血液が送り込まれだした。
逃れたくても、体が動かない。
「やめろ小春、こんなことしなくていいんだよ……!」
「え? 何言ってるのお兄ちゃん?」
ジッパーを下ろし、トランクスの前を開けながら小春は首をかしげた。
勢いよく肉棒が飛び出すと、嬉しそうにきゃはっと声を上げる。
「すごく元気……ああ、汗とおしっこの良い匂いがするよぉ……」
とろけた顔で、小春は亀頭を鼻先にぐりぐりと押し付けた。
妹の鼻の穴に突っ込まれるソレ……わけのわからない背徳的な快楽が背筋を走った。
いよいよ小春の赤らんだ顔に淫靡な色が差していく。
「きょ、兄妹でこんなことはおかしいっ……」
喘ぎを隠すように言うが、小春はどこ吹く風で剛直を口に含んだ。
ねろん、と温かい粘膜に包まれ、剛直は歓喜に震えた。

「んぶちゅ、ちゅび、ねぷ……ふぁ、お兄ちゃんのおチンポ様素敵ぃ……
がちがちで逞しくてぇ、ああ、大好きなのぅ……」
舌が巻きつく。美味そうに恥垢をこそげ落としていく。
小春はカウパーと白いカスとを、貪るように摂取していく。
ぢゅぼぼぼぼぼぼ、と小春が思い切りペニスを吸い上げた。
色に狂って緩みきった妹の頬がくぼみ、唇だけが突き出される格好になる。
も、もう駄目だ……
頭を渦巻く快楽と、目の前でチンポにしゃぶりつく妹の姿が重なって、何かがはじけた。
「ぐ、ううううう! 出……る!」
かは、と息を吐き出した瞬間、俺の分身も猛烈に汚い汁を吐き出した。
「うひゃ!」
唐突なことでびっくりしたのか、一瞬小春は身を離したが、びくびく震えながら白濁を撒き散らす男根を見ると我に帰ったみたいに、
「だめ、だめだよ勿体ない!」
ぱくりと陽根を咥えこんだ。
とてもとても幸せそうに、雁首に舌をまとわりつかせながら、精液を口内に溜め込んでいく。
俺自身が驚くほどに放出された濁汁を全て含むと、小春は口を離した。
俺と目を合わせると、にっこりと微笑み、
「ひょれでわぁ、いまから、ざーめん、のみまふぅ。みててへ、おにいひゃん♪」
唇が開くたび、その間に汚猥な糸が引かれた。
そして、ごくん。
喉が小さく動くのが見えた。
小春は一瞬だが半ば白目を剥き、だらしない顔で全身をぶるりと痙攣させた。
「けぷっ……、い、いぐ♥」
小さくげっぷを漏らし、小春は絶頂した。
更に快楽を得ようとするみたいに、右手は蜜穴をぐちぐちと掻き回し、左手は痛々しいまでに強く勃起した乳首を摘んでいる。
もう……この小春は、俺が知っている妹ではないのかもしれない。
でも小春をこうしたのは俺なのだ……他でもない、兄の手で小春は壊されたのだ。
もう無駄かもしれないと思いながらも、俺は口を開く。
「もう良いだろ……もう満足したろ? なあ、もうやめて、いつもの小春に戻ってくれよ……」
涙が溢れてきた。
これまでの穏やかな日々が嘘のようだった。
小春は言われてる意味を量りかねたようだった。
「お兄ちゃん……どうしたの? ヘンだよ?」
これまでの所作が何だったのかと思えるほど、あどけなく片手を頬にやって、

「私をこうしたのは、お兄ちゃんなのに」

――俺に止めを刺した。

「いきなり襲い掛かってきてさ、わたしが何度やめてって言っても無理やり押し倒して……わたしの処女膜ぶち抜いたのに。
 急にわたしのことモノみたいに扱って、手錠で縛り付けたのに。
 動物みたいにご飯をお皿に盛って出すようにしたのもお兄ちゃんなのに。
 毎晩毎晩、わたしを犯しまくったのに。
 精液飲ませて、おまんこ擦りまくって、潮吹かせまくって、お兄ちゃんのおちんぽ大好きにさせたのに。
 子宮をえぐりまくられて、わたし、堕ちちゃったんだよ?
 兄妹として愛してただけだったのに、開発されまくったせいで、おまんこが先にお兄ちゃん大好きになっちゃったの。
 子宮もお兄ちゃんを愛しちゃったら、もうダメだよ。
 最後は脳みそもお兄ちゃんのことが好きになっちゃった。
 わたしの妹まんこはお兄ちゃんのおちんぽ様の形になっちゃったの。
 エロまんこの奥のメス袋は、毎日お兄ちゃんの白いの飲まないとすぐに乾いちゃうようになったの。
 クリはちんぽみたいにびんびんに勃起しちゃうし、お兄ちゃんのにおいのする部屋に居るだけでマンコの涎が止まらないの。
 もうわたしはお兄ちゃんの妹奴隷なんだよ?
 お兄ちゃんにチンポぶち込んでもらえれば幸せなだけの、浅ましい牝妹なんだよ?
 なんで今更そんなこと言うの?」
がつんと頭を殴られたみたいだ。思考がしびれていく。
おれ、おれ……もうどうしたらいいのか分からないよ。
何も答えない俺を見下ろしながら、秘裂をこすっていた小春は、勝手に合点したらしい。
「……あ! そっかあ。そういうプレイなんだね」
ぱちんと手を合わせ、
「ちんぽ狂いになっちゃった妹に犯される純粋な兄っていうシチュエーションプレイかあ。
もー。お兄ちゃんも結構変態だよね。えへへ、まんこ中毒の私には言えないけどね」
昔みたいに愛らしく微笑んで、小春は俺の体に跨った。
忌々しいことに、まだ活力を失わない陽棒で陰裂を擦りあげて、淫靡に口上を並べる。
「うふふ。それじゃあお兄ちゃんの童貞をぉ、奪っちゃいまーす」
そういうプレイ……だと思っているのだろう。
小春は楽しそうに言いながら、男根をしきりに秘部にこすりつけた。
小春の粘液まみれになった俺の分身が、こりこりに勃起したクリトリスに当たるたび、小春は小さく喘いでいたが……
「さあ、覚悟してねお兄ちゃん――」
すぐにもどかしくなったか、腰を上げると、挿入をこころみた。
つぷん、と先端が小春の淫蜜の海に沈む。
熱くてにゅるにゅるした穴に亀頭が沈んだ瞬間、またも雷光の言葉が頭を駆け抜けた。
『妹の膣内で射精すれば、君の体の自由は取り戻される……』

『……そして君の頭には、妹さんへの消えない肉欲が刻まれる』

言葉の意味を理解するや否や、俺は叫ぼうと口を開いた。
全霊を行使して、これまで小春相手に向けたことのない怒号を放とうとして……
にゅぷん。
「あはぁ♪」
肉竿全体が飲み込まれる快感で、それに失敗した。
「すごぉい、すごひっ! やっぱりお兄ちゃんのチンポさいこぉ! わたしのご主人様はこのおちんぽ様だけなのっ!」
小春は全てを呑み込むなり、好き勝手に腰を動かしだした。
俺の目の前で、妹はプロの娼婦みたいに尻を振りまくる。
それはもう、快楽を得、あわよくばもう一人のオスでも誘おうとしている動きにしか見えなかった。

腰が右に、左にとグラインドする。
「おにいちゃん、おにいちゃん専用まんこ穴はどう!? きもちいいよね、わらひはぁ、もう最高で、さいこうでぇ」
びぢゃびぢゃと愛液が撒き散らされる。
白濁した本気汁を垂れ流しながら、小春は舌を突き出して悶えた。
「ちんぽ♥ちんぽ♥ちんぽ♥ちんぽ♥ちんぽ♥」
腰の動きが上下に変わる。
ずりゅずりゅと快楽を貪る肉襞が、俺の快楽中枢も刺激する。
「ちんぽ素敵♥ ちんぽ最高♥ お兄ちゃんのちんぽが有ればぁ♥ 他はなんにもいらなひっ♪」
ごづん、と先端が何かにぶつかった。
少し硬い感触、これは、小春の一番弱い……
「いい! 良い! いひっ、よすぎるぅ、子宮、子宮がとろけちゃうよぅ♥」
涎を垂れ流しながら、悦びに小春は涙を流す。
舌を突き出し、半ば白目をむいた、ゆるみきった牝の貌を恥じることもなく晒して、小春は動物のように鳴いた。
「あ、おおっ♪ ひぃぃ、あが、お、んおっ♥んおっ♥んおっ♥」
ガツガツと子宮を串刺しにするたび高まり続けていた俺の性感は、限界に達しようとしていた。
マグマみたいにドロドロした情欲が天井知らずに沸き立ち、
そして、
どくん!
と全てを放出した。
「ひへ……?」
ほんの一瞬、小春は固まり、
「あひゃああああ゛あ゛あ゛ああ? ざ、ざぁめん来たぁ! いぐ、いぐ、ん、んおおおおおおおおおっ♪」
あられもなく絶頂した。
ぶしゃ、ぶしゃ、と噴水みたいに潮を吹きだしながら、小春は自分でクリトリスをぎゅっと摘んで快楽を貪欲に求める。
「きてる、しきゅーにせーえき来てるぅ! あ、いい、いい、しあわせ、子宮がしあわせっていってる♥」
ぐねぐねと淫肉がうねり、最後の一滴まで搾りつくそうと蠕動した。
小春がメスの幸せを実感している中、俺の頭の中では変化が起きていた。
小さな火が点ったかと思うと、そいつが俺の脳髄の中で、燎原の火のごとく一気に拡大したのだ。
猛火は何もかも飲み込み、理性も道徳も、瞬間のうちに灰にしてしまう。
言うまでもないが……業火の名前は「肉欲」といった。

ずん! と。俺は自分の意志で思い切り腰を突き上げた。

「かひゃ♪」
びぐんと小春が再び痙攣する。不意打ちの絶頂に、いよいよだらしない顔をする。
俺は構わず、妹の小さな尻をつかんで身を起こし、立ち上がった。
悦楽に翻弄されながらも、小春は落ちないように、少し慌てた風に俺の首に手を回した。
「おにーちゃん……?」
涎や涙、鼻水で汚れた顔が少し不安そうに俺を見上げる。
しかし今の俺には、たとえようもなく性欲を誘う、淫らな顔にしか見えない。
繋がったまま立ち上がった俺は、そのまま勢い良くベッドに腰を下ろした。
ずん。
「ひぎ♪」
子宮を叩かれ、小春がまた白目をむいた。
そんな妹の耳に顔を近づけ、俺は囁いた。

「小春」
「にゃ、にゃんですかぁ、お兄ちゃん」
「今日は一晩中犯してやる」
宣言すると、小春が驚いたみたいに俺の目を見た。
驚きの裏に激しい悦びが見え隠れするのを確認しつつ、
「お前のマンコを完全に俺専用にしてやる。一晩中抜かないで、おまえを精液漬けにしてやるよ」
「あ、ああああ……」
「俺に撫でられただけでイクような、ただのマンコ馬鹿にしてやるよ」
「し、して♥」
歓喜で顔を輝かせながら、小春は言った。
「起きてる時はお兄ちゃんのちんぽのことしか考えられないバカ女にして♥
 寝ててもチンポぶち込まれたらすぐアヘ顔になってアクメする、メス妹になりたいです、お兄ちゃん……♥」
俺は微笑んで口付けをした。
舌を入れたりしない、初々しい恋人みたいな唇を重ねるだけのものだが、小春は当然のようにイッていた。


「カジ、お前あいつと友達だっけ?」
夕刻の教室。
カバンに教科書を詰めている俺に、友人が声をかけてきた。
あいつとは勿論、痩身のクラスメートのことだ。
目立たず、特に親しい相手もいない……俺の世界を変えてくれた人。
積極的に人と関わらないあいつと話しこむ俺の姿を不思議に思う人間が居るのは、当然のことだった。
「まあな……最近、ちょっと機会があってさ」
適当に答えた。
言うまでもなく、実態はそんな健康的なものではない。
どちらかといえば、師弟関係という方が適切かもしれない。
催眠術……俺と小春の世界を素晴らしく改造してくれたツールについての師匠があいつだ。
俺はあの後、熱心に教えを乞い、ようやく催眠術のレクチャーを受けられるようになった。
なんでも、あいつはその力を使って、秘密裏に学校でハーレムを築いていたらしい。
このクラスだけでも、美人といえるのは全てあいつの下僕となっていた。
彼氏が居る筈の女子までも、だ。
俺に今話しかけている友人の彼女も、あいつに尻を開発されきっているらしい。
あいつはこの学年をほぼ制覇し、次は上級生か下級生のどちらかで遊ぼうと算段している途中だったようだ。
あいつが小春を自分で犯さず、気まぐれから俺を絡めて人形劇の脚本を書いたのは運が良かった。
――小春を鳴かせていいのは俺だけなのだから。
それはさておき、催眠術は絶大な威力だが、それだけにあいつは秘密を漏らしたくなかったようだ。
自分だけの花園を侵されるか心配だったのだろう。
しかし俺はいかに自分が妹以外に興味がなくなったかの熱弁をふるった。
他の女がもはや動くジャガイモにしか見えず、この世に女は小春しかいないと変態演説をぶちまけた。
そうした熱意が通じたのだろう。
「僕も変態だけど、君もけっこう終わってるね」
そう苦笑して、あいつは俺にもその技術を伝授してくれた。
全てではない……しばらくはあいつの世話にならないといけないだろう。
「…………」
俺は教室の窓の外を見た。
落日の赤が天地を染めている。
催眠術を知る前より、いっそう綺麗に見えた。
まさしく気分の問題である。それだけ俺の世界観は美しくリファインされたのだ。

「おにいちゃーん」
無邪気な声に振り向くと、教室の入り口に小春が立っていた。
夕日を浴びたショートの髪が、茶色く照り返している。
小春は微笑みながら手招きしていた。
「一緒に帰ろー」
俺は笑い返して席を立った。
「まったく、このシスコン番長」
友人に肩を小突かれた。
「あんなに可愛いんだから仕方ないだろ?」
堂々と答え、俺は歩き出す。
お前重症だなー、と声が聞こえたが気にしない。
むしろお前は自分の彼女が他人のチンポの虜になってることを気にしろと言いたい。言わないが。
「じゃ、行こうか」
ぽんと小春の頭に手を乗せ、軽く撫でる。
「ひぅ、う、うん。今日は何がたべたい? 帰りにスーパー行こうよ」
一瞬ぴくんと可愛く震えたが、小春はすぐに妹の顔を取り戻した。
ハンバーグがいいと答えると、
「お兄ちゃん、お子ちゃまだなー。あはは、かわいー」
ほんわかした笑みを見せる。
可憐で無垢な笑顔。先日まで娼婦のように俺の上で腰を振っていたとは思えない。
――だが、それも当然。
俺は催眠の力を借りて、小春の記憶をすべて封印したのだから。
小春は今、自分は男を知らない綺麗な体だと思っているはずだ。
何故こんなことをしたかと言えば、答えは簡単。
ちょっと小春に告白されたくなっただけだ。変態に目覚めたのでね。
俺は小春の記憶を消す際、いくつか将来への種を植え付けた。
『梶村小春は兄のそばにいると欲情する』
『梶村小春は兄に触れられると、すぐにパンツに染みるほど濡らしてしまう』
『梶村小春は兄の匂いをかぐと、幸せな気持ちになる』
『梶村小春は兄の声を聞くと、安らぎを覚える』
といった具合に。
更にいくつか補助となる暗示を埋め込んだ甲斐あってか、小春はだんだん俺のことを異性として愛しつつあるらしい。
この前は俺の下着でオナニーしているところも覗き見た。
『おにいちゃん、おにいちゃん、こんなのいけないよぉ』と、俺に襲われる妄想でもしていたみたいだ。
トランクスを一生懸命嗅ぎながら、可愛らしく鳴いていた。
今も俺に撫でられたことで、小春は淫裂から透明な液体を染み出させているだろう。
無難な会話をしながら、俺たちは校門を出た。
商店街への道を、肩を並べながら歩くうち、俺はふと悪戯心を起こして、小春と手をつないでみた。
ふっくらすべすべの小さな手のひらを握った途端、小春は、
「あひっ」
と小さく歓んだが、それを隠すように――実際手を繋がれて驚いたのもあるだろうが――慌てて言った。
「え、なになにお兄ちゃん、は、恥ずかしいよ。子供じゃないんだよっ」
俺は平然と、
「可愛い小春と手をつなぎたくなっただけだよ」
と微笑んだ。
暗示に従い、小春の心は安らぎで満たされたはずだ。
同時に……スカートの中は、だんだん兄を咥えこみたい欲望から、蒸れてきているだろう。

透明な慕情と濁りきった欲情。
その二つが小春の中では矛盾なく両立しているはずだ。
「もう……お兄ちゃんてば」
恥ずかしそうに小春は顔をそむけた。
頬が赤いのは、羞恥と、夕日と、肉欲のせいだろう。
そのまましばらく歩く。
小春が太ももをもじもじさせるのを横目で楽しんでいると、妹は急に足を止めた。
俺もつられて停止する。
「どうした?」
「あ、あのね、お兄ちゃん、あの、あのね?」
商店街への近道としてチョイスしたここは人通りが少ない。
今も前後に人影は全くない。
「わたし……その、えと、お兄ちゃんのことが、ね?」
告白には絶好の場所となるわけだが……これは、予想より少し早く来たかな?
しかし小春はその先を続けられず、沈黙した。
うん、やっぱりまだだよな。
俺が辛抱強く待つふりをしていると、小春は誤魔化すように微笑んだ。
「あは、……何でもないよ。ごめんね」
切ない笑み。
俺の中ですでに化石化しつつあった兄としての心が少し刺激されなくもない。
ダッフルコートに包まれた小春を抱き寄せ、
「よく分からないけど。……何か言いたいことあるなら言っていいんだぞ? 俺たち、兄妹なんだから」
さりげに兄妹を強調しつつ、思いやりを見せてみた。
この言葉は楔のように小春に刺さるだろう。
そして抱き寄せられ、暗示によって浮かび上がる快楽は、小春に罪悪感を刻むだろう。
そう思うと、ぞくぞくしてしまう。
俺の愛の歪みぶりはギネス級だと自認できる。
だが、楽しい。
「っ、ごめんね……ごめんなさい、お兄ちゃん……ぅ、ふぅ」
禁忌への罪の意識と、淫猥な悦びの滲む声が、とても耳に心地よい。
近いうち小春は堪えきれなくなり、俺に告白するだろう。
俺はもちろん受け入れ、驚く小春に甘い言葉の雨を降らせて幸福の泉に沈めてやる。
小春のことだから、「それでも、えっちだけはやめようね」……とか、言ってくるはずだ。
けれどそれにも耐えられなくなる。
そして小春はありもしない純潔を俺に捧げ、幸せの絶頂に浸るのだ。
初めてなのにイキまくる自分が淫乱なのかもしれないと思うが、いやらしいほうがいいと俺に告げられ安堵する。
暗示はどこまでも有効だから、小春は愛と肉欲の中で、とろとろにとろけていくだろう。
俺はそんな妹をどこまでも溶かしていく。
俺に身も心も委ねきって、ぐちゃぐちゃに依存する小春をどこまでも甘やかす。
小春は頭の中が全部とろけて、俺の愛で無限に幸福地獄にたゆたうだろう。
最後は……いや、最後なんてない。
小春は永遠にとろけ続け、甘えまくるのだ。
「小春、愛してるよ」
「え、な、なにを……」
「兄妹だもんな」
「あ、うん、そりゃそうだよ」
俺から身を離し、ほんのちょっとの落胆を含めつつ、小春は言う。
自分と兄の言葉の意味は違うのだ……という、罪の意識に怯えながら、
「わたしも愛してるんだからね、お兄ちゃん」
罪悪感に震える小春はちょっと可哀想で、実に可愛い。
だけど安心するといい。
落とし穴は、すぐそこ。
蜜で満たされた奈落はもうすぐだよ、小春――――。

第2話


あれからしばらく時間が経った。
暗示をたっぷりと埋め込まれた小春が、俺に愛を告げるのは自然な流れだったといえる。
その日、朝からそわそわしていた妹の姿に予感するものがあった俺は、小春にひとつ暗示を追加してから登校した。
夕方、いつもみたいに教室へ迎えに来た小春が、下校途中ずっとぼんやりしているのを見て、俺は確信を得て暗く笑った。
帰宅し、玄関に入ると同時のことだ。
小春が後ろから俺に抱きついてきた。
胴に強く回された腕と、背中に埋まる顔の感触が、実に心地よかった。
少しボリューム不足な膨らみを堪能している俺に、小春は震える声で、
「聞いてほしいの、お兄ちゃん」
「……どうかしたか?」
えっと、わたしね、わたし、わたし――と本題に切り込めない声は、どんどん不安に揺らいでいった。
当たり前である。普通なら実の兄に告白するなんて狂気の沙汰だ。
よくて禁断の愛、悪ければ家庭崩壊。
父が不在で二人暮らしの我が家では、もし俺に激しく拒まれたりすれば、小春は家での居場所を完全に失う。
平凡な仲良し兄妹という構図は、踏み出した瞬間、永遠に崩れ去る。
だが、もう小春は止まれない。
今だって俺に抱きついたことで欲情し、じわじわと下着にシミが生まれているはずだ。
焼け死ぬと分かっていようが、誘蛾灯に誘われる羽虫みたいに……動物としての本性が、人間の理性を噛み破るのだ。
「軽蔑して、いいよ」
ぎゅう、と腕の締め付けが強くなる。
声の震えは、ピークに達する。
恐怖と罪悪感に潰されそうになりながらも、小春は声をしぼりだした。
「わた、わたしっ! お兄ちゃんのことが好きなの! あの……男の人としてっ、大好きなの!」
泣き喚くみたいな声で告げると、今度は堰を切ったように謝罪の言葉が溢れた。
今更のように、自分の言葉に怯えたらしい。
「ひっ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい! で、でも好きなの!
ゆるして、やだ、許してください、好きだけど、ごめんなさ、許して……」
ぱっと俺から離れ、玄関の扉に背中をぶつけても尚、悲痛な声音で謝り続ける小春。
俺は青ざめた顔になる妹の手を優しく引き、抱きしめた。
「あんっ」
小さく喘ぐのを無視して、自分に出来る最大限の優しげな声を声帯で編み、俺は囁く。
「ごめんな」
反射的に小春が硬直する。
恐らく小春の頭には、次に続く言葉が鮮明に浮かび上がっただろうが、俺はその予想を裏切って、福音を与えた。
「妹のほうから言わせちまうなんて、俺は駄目な兄貴だな……」
はは、と乾いた笑いを発してみせ、
「嬉しいよ、俺もお前のことが好きだよ、小春」
決して返ってくるまいと思っていた答え。
それを聞いた小春は、歓喜に瞳を輝かせ、そして、
『兄に告白を受け入れられた瞬間、気を失うほどの快感と多幸感に襲われる』
との暗示に従って、その場で絶頂した。
「――――――――――――!!?!!!??!!♪!?♪♪♪♪」
きっと訳が分からなかったに違いない。
小春は言葉にならない媚声をあげて、俺に抱きしめられたままガクガク痙攣し、失禁した。
ぴちゃぴちゃ音を立てながら、黄色い液体が小春の太もも、靴下、ローファーを順に汚し、タイルに水溜りを作った。
狭い玄関に、アンモニアの臭気が立ち込めた。
「はは、小春、そんなに嬉しかったのか? ……って、おっとっと!」
急に力を抜いた体を慌てて支えつつ、確認してみると、小春は目を開けたまま、笑顔で気絶していた。
おかげでその場の片付けは俺がすることになったわけだが、それくらいは甘受した。
とにかく、そこが甘くて酷い日々の始まりになったわけだ。
以前から想定していたように、小春は、両親に申し訳ないからと肉体関係だけはやめようと提案した。
「――あ、でもその代わり、いっぱい撫でてね? 抱きしめてほしいし、ちゅーも、たくさんしたいな」
この言葉には不覚にも萌え死ぬところだった。
しかし小春の案には致命的な欠陥が存在する。
当人は知るわけもないことだが、彼女の頭には俺の暗示が刻まれているのだ。

『梶村小春は兄のそばにいると欲情する』
『梶村小春は兄に触れられると、すぐにパンツに染みるほど濡らしてしまう』
これらに加え、
『梶村小春は兄の体液でどうしようもなく興奮する』

という三点セットを設定された小春が、いずれ性欲の限界を迎えるのは自明のことだった。
日に日に俺にくっついてる時間は延びた。
撫でるだけで太ももをこすりあわせた。
抱きしめれば震えだすし、深くキスして涎を交換している時など、小春はいつも股間に手を伸ばしかかっていた。
欲望に耐えられなくなる直前などは、毎日オナニーに夢中になっていた。
『オナニーの声を聞かれる心配はない』
という催眠をかけたおかげで、俺は危うく睡眠不足になるところだった。
小春のやつ、とんでもない妄想をネタにして、満足するまで何回もしてるんだもんな。
そんな風に情欲まみれになりながらも、小春は俺を求めたりはしなかった。
セックス禁令を出したのが自分という手前、そんな身勝手なことはできない……と思ったのだろう。
代わりに、俺を誘惑する方向に動き出したのが可愛かった。
妙に引っ付いて、胸を押し付けてきたり。
スカートの裾を大きくまくれさせたまま、ソファで寝たふりしてみたり。
風呂上り、まだ水滴の残る肌をさらして、バスタオル一枚でうろうろしてみたり。
添い寝しに来て、体を密着させてきたり。
大胆にも、俺の入浴に乱入してきたり。
……『お兄ちゃんから強く求めてくるから、仕方なく体を許した』という構図にしたかったに違いない。
女の知恵というには、あまりに幼く、愛らしい程度の作戦だ。
むろん俺は全部スルーした。
あくまで小春から求めさせる。それは決定事項だった。
俺があくまで約束を遵守する姿勢を見せる以上、小春に選べる手段はひとつしかない。
ある寒い夜のこと。
珍しくオナニーの声が聞こえてこないので、俺は早くからベッドでウトウトしていた。
そろそろ頭が睡魔に屈しかかったとき、部屋のドアが開く小さな音がして、俺はすぐさま明瞭な意識を取り戻した。
闇に慣れた目が映し出すのは、白い肌を残らずさらけ出す、華奢な体躯。
俺は戸惑う風を装い、「小春……?」と問いかけた。
小春はびくっ、と叱られるみたいに身を縮めたが、ベッドまで近づくと、身を起こした俺に抱きついた。
そこから先は、告白の日に近かった。
謝りながらも、俺が欲しいと求める小春。
だが今回の俺は告白のときと違い、怒りの色を軽く顔に施した。
――セックスしないっていうのはお前が言ってきたことだ、俺も我慢してるのに何だそれは。
そんな具合に責めてみると、効果はてきめんで、小春はすすり泣くように、
「ご、ごめんなさい……お、お兄ちゃん、嫌いにならないで、あのね、でも、でもね」
暗闇でも分かるくらい顔を赤くしながら、もう我慢の限界なんだと弁解した。
「もうダメなの、毎日毎日――えっと、ひとりエッチしても、全然おさまらなくてっ」
一世一代の自白だったろう。俺は毎日聞いてたけどね。
とはいえ、俺も律儀に我慢してて色々溜まっていた。
なので小春の首に腕を回して引き寄せ、

「それじゃ準備しようか。『かわいい妹人形』」

キーワードを囁くと、小春はその場に倒れたりしない程度に変な脱力をした。催眠状態に陥ったのである。
目は虚ろになり、口は少し開いたまま、呼吸のためだけの器官になる。
犯した後に催眠で記憶消去をかければ、何事にも支障は無いが、さすがにそれは無粋なので自重している。
というか、俺の催眠コンセプトは基本的に、小春を可愛がることにあるのだ。
自意識を奪ってヤッても楽しくない。
俺は部屋の明かりをつけ、ちょっと前に購入したビデオをセッティングして録画を始めた。
破瓜の瞬間は後々まで残したい。仮にピンクの粘膜が、とうの昔に俺に突き破られていようと。
ビデオを認識できないよう暗示をかけてから、催眠を解いて、甘い甘い交合の時間を始めた。
そこからが楽しかった。
最初から前戯がいらないくらいに濡れていたので、早速俺たちは本番に移ることにした。
俺は雨あられのように愛の言葉を降らせながら、何度もキスをした。
小春は幸福の極みに至ったみたいに、涙を流しながら頷いて、俺に思慕の念を伝え返した。
ぎゅっと抱き合ったまま、俺は男根を小春に埋め込んだ。
もちろん、何の抵抗も無かった。
とうの昔に俺専用に作り変えられていた蜜壺は、歓喜とともに俺を受け入れた。
混乱したのは小春だ。
初体験は痛いもの――という常識を完全に覆す悦楽に、
「え、や、なんで、わたひ、はじめてなのにぃっ!」
と、惑いながらもどんどん高みに追い詰められ、
「おにいちゃん、わたし、へん、あ、あひ、来る、きちゃうよおおおおっ!」
おとがいを反らして簡単に達した。
初体験の女性としては決してありえないことに、小春は俺が出すまでに、さらに2回もイッていた。
そのたび体は痙攣して、小春の控えめな双丘が、ふるふると柔らかく振動した。
行為が終わって、モノを抜いてから、俺は落胆した風を装った。
ここまで来ると流石に可哀想な気もしたが、にわかに湧き立ったサドっ気には抗えなかった。
「なあ小春……もしかして、初めてじゃなかった?」
と、盗人猛々しいという評価しかありえない類の芝居を打つことにしたのだ。
「ちっ、違うよ!」
ぎゅっと俺の手を握って、小春は必死の形相で訴えた。
「わたしお兄ちゃんが初恋だもん! 他の人となんて絶対してない!」
「でも、初めてにしては随分気持ちよさそうだったよな。血は……出ない人もいるみたいだけどさ」
あ――と小春が言葉に詰まる。
今の指摘は、小春自身もが疑問に思っていることだろう。
けれど一方で、今の行為が初体験ということも、小春の主観上では確たる事実なのだ。
生じる矛盾を解決することはできない。
「いいんだって。俺、小春とできて嬉しいんだから。好きな相手なら、その人が何度目でも……気にしないよ」
言葉だけは殊勝だが、俺の顔に浮かぶのは悲しげな笑み。
それを見た小春は一層の恐慌に叩き込まれた。
「ちがうちがうちがう! ちがうよぅ! わたし初めてだもん! ね、信じて、お兄ちゃん、お願い、お願いだから……」
「だけど、だいぶ慣れてたようにしか見えなかったよ」
「な、れ、て、る……」呆然と、小春は確認するみたいに、言われたことを口の中で転がした。
男遊びをこなしてきたんだろ――とでも言いたげな俺の口ぶりが、よっぽどショックだったに違いない。
涙が一筋、蛍光灯の白々した光を反射しながら小春の頬を伝い落ちた。
「そんなこと、ないよ」
目を虚ろに開いた小春が、俺の肩に小さな手のひらを食い込ませた。
「信じて、信じてお兄ちゃん! しんじてください! わたしが好きなのは、好きだったのは、お兄ちゃんだけだからッ!」
ぼろぼろ涙をこぼす小春の頭からは、誤解を解くこと以外の思考が抜けてしまったらしい。
「ヤダ、ヤダ! ヤダヤダヤダヤダヤダヤダぁ! 好き、好きだよ? ね、ダメだよ、やなの、わたし絶対初めてだったのぅ!」
「けど」
「ほんとだよ? 絶対、ゼッタイ、神さまに誓って、ほんとなの!」
「じゃあ――」俺は思考を誘導してやることにした。「セックス以外で、原因があったとか?」
上手く引込み線に入った小春の思考は、セックス以外の可能性を瞬時に検索し、答えを弾き出した。
「――わかった!」
勢い良く答えを言おうとするも、内容が内容だけに小春は一瞬口ごもり、声をひそめて言い直した。
「わかったよ。あのね、きっと、オ、オナニーのせいなの」
はい? と聞き返す俺に、小春は羞恥で顔を燃えさせながらも繰り返す。
「オナ、ニーなの。わたし最近ずっと一人エッチしてたから……そう! そうだよ、一回すごく痛かったときもあったの!」
きっとその時に。
小春はそう結んだ。
今の弁解の後半は、小春本人すら信じていない完全な嘘だろうが、まあこれ以上いじめても無益だ。
俺は安堵しきったように溜息をついた。
「……なんだ、オナニーのせいなんだ」
肩に置かれた小春の手に自分のそれを重ねながら、目を伏せる。
「ごめんな小春、変な疑いかけて」
「ううん、いいの、全然いいよ!」
俺が納得したと見た小春は、よっぽど安心したのだろう。
腰が抜けたみたいに、ぽすんと尻を落とした。
さっきまでの誤解の恐怖の涙を洗うように、緊張から脱したことによる涙がたらたらと流れだしていた。
俺がそれを舐めて拭いてやると、小春はくすぐったそうに微笑んだ。
ほっぺたに舌を這わせ終えた俺は、
「それにしてもオナニーで処女膜破るなんて……、小春、もしかして淫乱?」
「え!? あ、えーっと」
さっきまでの騒ぎほどでないが、小春は慌てたみたいにわたわたした。
「初めてなのに何度もイクくらい、自分で開発しちゃってるんだもんな」
真顔で言ってみた。
自分のついた嘘のせいだから、否定して元の木阿弥にしては意味が無い。
だけどもしかして、お兄ちゃんは淫乱が嫌いなんじゃ――という恐れが、小春からはありありと見て取れた。
可愛い奴。
「まあいいけどさ。俺にだけ淫乱でいてくれるなら、やらしい子はむしろ好きだよ」
「そうなの? お兄ちゃん、えっちな子、好き?」
「うん。俺に対してだけならね」
なんだか、小春の背後に花が咲く幻覚が見えた。
「あははっ、なら全然問題ないや! わたしお兄ちゃんの他の男の子なんて、どうでもいいもん!」
そして小春は俺の胸に飛び込んだ。
ぎゅー、と抱きしめてくる。
二つのポッチが、俺の体をつついた。
……小春が俺を好きになったのは催眠のせいだが、こういう一途な気性そのものは小春の生来のものだ。
髪の毛を手で梳いてやりながら、俺は今更のように、小春を堕としたことを嬉しく思った。
二人でベッドに横になって眠りにつく。
俺の腕を枕にした小春は、完全に寝入ってしまう寸前まで、にこにこしながら俺を見つめていた。
惚気を承知で言うなら、天使みたいに見えた。
意地悪は今日限りだ、と心に決めつつ俺も意識を闇に沈める。
天使をいじめていては、いずれ天罰が下るだろうから。


――というのが、一ヶ月前の話。
あれから俺は当初の予定通り、小春を俺の虜にすることにした。
そんなに特別なことはしていない。
元々俺のそばにいたり、触られたりするだけで欲情し、声を聞いて安心し、匂いを嗅いで幸せになる暗示なのだ。
セックスまで及ばなくても、いちゃつくだけで全ての暗示は有効に機能する。
性欲とプラスの感情の全部を俺と関連付けられた小春が、兄に依存しきるのは当然の帰結。
禁忌という心理的障壁も、告白を受け入れられ、体を重ねた今となっては無に帰している。
天国に沈んだ小春は、もう永遠に俺の腕の中から逃れられない。
逃れるなんて発想が浮かばない。
では少し、俺たちの生活をご覧に入れよう。


夕方。俺たちはいつも通りに二人仲良く帰宅した。
食材の入ったビニール片手に、玄関の扉を開ける。
袋は俺がでかい方、小春は小さい方だ。
……まあこれくらいはな。催眠で従えられるとはいえ、俺にも兄としての矜持の残骸がある。
「ただいまー」
誰も居ない家に景気よく帰宅を告げる小春の後ろについていき、台所のテーブルに荷物を置いた。
二人で冷蔵庫や戸棚に食材や調味料をしまい終えると、
「それじゃ着替えてくるね!」
と小春はリズミカルに階段を上がっていった。
俺も私室に行き、部屋着になった。
行き同様の軽やかな歩調でリビングに戻ってきた小春は、シンプルな格好になっていた。
ワンピースである。
真っ白で、フリルやらレースが配されていて、どっかのお嬢さんみたいである。
ちなみに俺の趣味によるものだ。
これだけ見れば特に変わったところもない。
もう冬なのに靴下を履いていないのは奇異の念を抱かせるかもしれないが、我が家は床暖を完備している。
電気代が嵩むことについてはお父様に心の中で謝ることにするしかない。
さて、少し真面目に観察してみれば、すぐに分かるだろう。
……膝よりちょっと上の裾の奥から、透明な液体が太ももの内側に垂れてきているのが。
小春はぴょん、と跳ぶと、俺に抱きついてきた。
胸に顔をうずめて、
「えへへー」
ぐりぐりこする。この行為の意味は未だもって不明である。髪からいい匂いがするのでとりあえず宜しいが。
俺は妹の頭に手のひらを乗せて優しく撫で、もう片方の手を腰に回した。
「あぁん……」
最近は小春も感じていることを隠さない。
今頃、絶え間なく蜜をたらすスリットは、もの欲しそうにひくひくしているだろう。
そして小春の足をどんどん濡らすのだろう。
――ここ最近、小春は家ではずっとパンツをはいていない。
どうせ俺にくっついていればすぐ汚れてしまうからだ。
小春が下着をつけるのは、外出のときと、プレイのときだけ。
俺が下着攻めが好きだから、そういう時は普通のパンツで、さもなくばエロ下着くらいか。
それに伴って、ズボンの類もだいぶ処分された。
友達と遊びに行くときのバリエーションとして2,3着は残したみたいだが、あとは全てスカート系になった。
だから、我が家での小春は、いつも白い足を愛液で汚している。
本人はあまり気にしていないみたいだが。
目論見どおりに、だいぶ……動物化しつつあるのだ。
俺たちはソファに座った。
俺がテレビをつけて、適当に番組を探していると、傍らの小春は俺の左手をワンピの裾の中に導いた。
期待にこたえるように、俺は包皮の上からクリトリスを指で撫でる。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」
荒い息になる小春。
特に催眠をしたわけではないが、小春にとって、テレビはクリを撫でられながら見るものになったみたいだ。
俺は空いた手で小春のアゴをこちらに向けさせ、穏やかに囁く。
「好きだよ、小春」
最近追加した、『兄に好きと言われると軽くイク』の暗示が発動して、
「あ、ひっ……♪」
小春は達した。ゆるんだ顔で、
「こ、こはるも好きだよ、お兄ちゃん……」
と囁き返し、肩にこてんと頭を乗せてくる。
家での一人称も、自然と「わたし」から「小春」になっていた。
幼児化も進んでいる。ますます、良い傾向だ。
一回イッただけで、クリトリスは早くも尖って皮から飛び出していた。
開発が進み、肥大化した淫核はしかし、感度のほうは昔のままで、撫でられるたびに快楽を誘う。
しばらく俺は無言でニュースを見ながら肉芽を撫で続けた。
小春は俺の肩に頭をのせ、腕を組んで密着して、幸せそうに喘ぎつづけ、愛液をこぼしつづけた。
淫汁を垂れ流すだけの動物になったみたいに。


しばらくしたら夕食の時間だ。
今日の料理当番は俺じゃない。
というわけで、小春が台所に立った。
流行歌の鼻歌まじりに菜ばしを振るう姿は、どこにでもいる健康的な少女だが、その後の食事風景はどこまでも病的だ。
「くちゅ、むちゃ、んむぅ……」
小春はもう、自分で食事を摂ることをしない。
俺の膝の上に座って、口移しで栄養を摂る。
時間は普通の食事より全然かかるが、俺としては楽しいのでやめられない。
『梶村小春は兄の体液でどうしようもなく興奮する』の暗示は例によって有効だ。
ゆえに唾液混じりの食べ物を口に移されるたび、小春は快感に沈む。
最近はとうとう、オナニーしながら食事するのが日常となり果てていた。
「あ、小春、この鰤大根、初挑戦なのに上手くいったな」
俺は自分の食事と小春の食事を平行して進めつつ、料理のほうもしっかり味わう。
小春は快感でぼうっとした顔になっていたが、やっぱり褒められると嬉しいらしい。
「えへー。小春、お料理上手でしょ」
「いいお嫁さんになれるよ」
「やぁ~。お兄ちゃんの褒め殺し劇場がまた始まったよー」
照れたみたいに首をぶんぶん。
「でも、お前も美味いと思うだろ?」
俺はおひたしを口にして、小春に食べさせた。
「うん……おいしいし、きもちいいよ」
くちゅり。
食卓に粘膜の音を響かせながら、小春はとろんと笑う。


小春にデザートのザーメンを飲ませてから、俺は風呂掃除をした。
リビングに戻ると、小春が部屋の真ん中に立っている。
「ん、どした?」
「お兄ちゃん、おしっこしたくなっちゃった」
ああ、なんだ。
「うん。じゃあ見てやるよ」
「はーい」
小春はカーペットの外、フローリングむき出しのところまで歩くと、ワンピースを無造作にたくし上げた。
粘液まみれの花弁は、幼児みたいにつるつるだ。
淡い茂みが以前はあったが、今は剃らせるようにしている。
「じゃあ、いくよー」
嬉しそうに微笑んで、小春は漏らしはじめた。
狭い尿道口から、緩やかなアーチを描いて尿が出された。
ぱちゃぱちゃぱちゃ、とたちまち出来る水溜り。
『放尿の姿を見てもらうのは愛の証』
と信じきっている小春は、嬉しそうにはにかみながら、腰を振って最後の一滴までしぼりだすと、
「今日のおしっこ、どうかな?」
と感想を求めた。
俺は本音から、
「可愛いよ。好きだよ小春」と答えた。
小春は「好き」に反応してイッて、ぷしっと尿とは違う透明な液体を吹きだした。
そして悦楽を噛み締めるみたいに目を閉じてから、
「それじゃ、片付けるね!」
と快活に、部屋の隅に置かれた専用の雑巾で綺麗に痕跡をふき取ると、雑巾を洗濯機へと持っていく。
俺はソファに身を沈めながら、深い満足感を味わう。
前に小春が、
『学校だとお兄ちゃんにおしっこ見てもらえなくて損してるみたい』
と健気に唇を尖らせたときは、一晩中水を飲ませて、放尿させ続けてあげたっけ。
色んな放尿パターンを試したけど、犬みたいにしてるときが一番幸せそうだったなあ。
すぐに戻ってきた小春は、俺の隣という定位置にぽすんとお尻を落とした。
俺はさっきのご褒美のつもりで、
「『パターンA2』」
と口にして、人差し指を突き出した。
何の疑問もなさそうに、小春はそれをくわえ、途端に、
「んふっ、いひゅいひゅいふぅ!」と指を咥えたまま叫ぶ。
このキーワードを聞くと、小春の口はマンコと同じ性感を得られるようになる。
唇はそのまま陰唇、口内は膣内、舌はクリトリスだ。
小春は夢中になって指をしゃぶりだした。
「ぶぢゅ、ちゅぷ、ぴちゃぴちゃ、ぱぢゅん……」
飴に夢中になってるみたいだ。
すっかり性欲の忠実な下僕になった小春は、空いた両手を服越しに乳首をひっかくことに活用している。
快感、快感、快感。
俺が絶えず与える快楽の中で、小春の脳みそは完全に溶けてしまっていた。
学校ではちょっと幼い感じの残る、しかし元気で活発な女子高生。
けれど家に帰れば、ずっと股を濡らしている、俺に全て依存しきったただの愛奴。
萌える落差じゃないか。
そう思いながら俺は、舌に思い切り爪を立てた。
「んぶぅ!? ~~~~~っ♪」
涎を口の端から漏らし、白目を剥いて小春はアクメに達した。
妹のアヘ顔をこんな簡単に見れるなんて、俺もいつのまにか大層な身分になったもんだ。
感慨深いな。
そんなことを考えつつ、指を抜く。
ちゅぽんと音がして、小春は快楽を与えてくれるものが無くなったことに泣きそうな顔をした。
「おにーちゃん……小春、もっとイキたい……」
「大丈夫だよ、キスしてあげるから」
すぐに顔を緩め、小春はにへらっと笑った。
「なんだ、ちゅーしてくれるの……」
散々変態的なことをしても、やはり小春はキスが好きみたいだ。
しかし今回は特別だ。口内が性器となり、さらに体液の暗示もある。
「ん」
顎をつい、と上げて小春は目を閉じた。
俺は要望にこたえるべく唇を重ね、舌をぬるりと侵入させた。
予想にたがわず、すぐに妹はアクメを繰り返すだけの機械と化した。


ちゃぷ――と湯舟に小さな波が立った。
浴室に特有の独特な残響を残しながら、流麗な歌が続いている。
子供みたいに、浴槽に仰向けに浮かんだ小春が、小声でお気に入りの歌を口ずさんでいるのだ。
俺の入浴時に乱入して来た時などは歌わなかったが、催眠で一緒に入るのを日常にしてからは何時も歌っている。
つまり、もともとそういう習慣があったのだろう。
俺はというと、湯舟の外で体を洗っていた。
小春の体をスポンジにして洗ってもらうこともあるが、今日はソープマットの出番は無い。
頭も流し終えると、俺は気持ちよさそうに歌い続ける小春に呼びかけた。
「ほら小春、洗ってあげるから」
「はーい」
お湯の中で短めな小春の髪は海藻みたいにたゆたう。
今度、髪を伸ばすよう言ってみるのもいいかもしれないな……催眠をかけるまでもなく、きっと喜んで応じるだろう。
小春は区切りのいいところまで歌い終えると、ばしゃっと飛沫を散らして立ち上がった。
「じゃーお願いします、お兄ちゃん」
ああ、と応えて、俺はボディタオルを泡まみれにした。
自分の体は自分で洗うもの、なんて常識は小春に通用しない。
『女の体は男が洗うもの』なんだから。
俺は剥いたばっかりのゆで卵みたいな肌を、丹念にこすった。
この美しい肌は俺のものなのだから、真剣にメンテするのは当然だ。
美術収集家だって、コレクションをいい加減に手入れしたりはすまい。
「ほら小春、ばんざいして」
うん、と頷き小春は幼い子供みたいに両手を上げた。
俺が腋をこすると、小春は何かをこらえるみたいに唇をむにゃむにゃさせる。
くすぐったいのだ。
腋を洗われて笑うなんて子供みたい、と思って耐えてるんだろうが……子供でなきゃ、体を洗われたりはしない。
しかし――と俺は滑らかな腋を観察しながら、最近抱いている考え事を再開した。
小春に『体毛の処理なんていらない』という催眠をかけてみてはどうだろう?
という案についてだ。
無邪気で淫蕩で、愛らしい少女である小春。
その少女が腋毛の処理もしておらず、陰毛どころか尻の毛まで生やしているというのは、なかなかそそるギャップではあるまいか?
俺は黒々とした腋毛を洗う自分の姿を想像するが、特に嫌悪感はない。
飽きたら暗示を解けばいいだけのことだし、今度試してみようか……。
つらつら考えながらも、俺は着々と小春を磨きつづけ、洗浄の手を前に回した。
「ふにぃ……」
猫の鳴き声みたいな溜息を漏らす小春。
とっくに下ろされた手は、何かをこらえるみたいに握りこぶしを作っている。
……感じているのだ。
胸をボディタオルでこすりながら、丘の頂を軽く引っかいてみる。
「……っ」
熱で皮膚を桜色にした肩が、わずかに震える。
快楽に正直な小春といえど、『体を洗ってもらって感じるなど、女にあるまじきこと』という暗示の前には我慢するしかない。
胸をふにふにと揉みしだきつつ、俺は小春の顔を覗き込む。
目をきつく閉じて、口もきゅっと噤んでいる。
ただ、静かな浴室では、荒くなった鼻息を隠すことは出来ない。
乳首がつん、と勃起したのを確認してから、俺は手を下へと進めていった。
かわいい臍をほじると、小春は身を縮めたが、さらに下を目指すとその緊張もすぐ解ける。
俺はメインディッシュを避けて、爪先までを丁寧に洗いきった。
それから、さも当然という調子で、
「じゃ、一番大切なところ洗うから」と告げた。
「はぁ、はぁ……うん」
小春は無表情に頷いたが、頬に淫猥な期待の色が浮かぶのを、俺が見逃すはずも無い。
風呂椅子からお風呂マットに尻を移動させ、左右に大きく足を広げる小春。
陰唇が既にねとついていることには触れないで、俺は身をかがめ、そこに舌を這わせた。
「んひぃ……あ、ごほん!」
思わず淫声をあげ、小春はそれを慌てたように咳払いでごまかす。
まだ理性が働いているということだ。
すぐにそんなもの、かなぐり捨てさせてあげよう。
俺はわざと大きな音を立てながら、花びらと蜜壷を舐めたてはじめた。
「……! ……んん!」
いやいやするように首を振る反応を確かめながら、唇で淫核の皮にベロを突っ込み、右手は肉穴に、左手はその下の窄まりに伸ばす。
それぞれの穴に人差し指を埋め込むと、小春の唇は早くも艶やかな鳴き声を漏らしだした。
「はっ、あ! んぐ、あ、ひゃん、ああああ、ああ、うぅ~~っ」
勃起したクリトリスは一舐めごとにピクピク痙攣し、スリットの奥の襞はうれしそうにざわつく。菊門は入り口で強く、奥でゆるゆる締まる。
それでも暫くは頑張ったが、やがて小春はこっそり腰を振り出した。
ちょっとくらいならバレないと思っているのだ。
浅はかで、そんなところも愛おしい。
「ひぃ、んん、ん、んんっ、んんんんん!」
おお、まだ耐えるつもりか。
じゃあトドメを刺してあげよう。
カリッ、とクリトリスを甘噛みし、右の指で穴の天井のざらつきを刺激した。
途端に、
「あ、はぁぁぁぁん!、いい、いいようお兄ちゃぁん!」
小春の理性はあっさりと陥落し、素直に悦びを訴えだした。
胸の前でぎゅっと握った拳を左右に振って嬌声をあげだす小春に、俺は冷静に指摘する。
「おいおい、俺は体を洗ってるだけだぞ。なんで感じてるんだよ」
「だって気持ちいいんだもんっ!」シンプルな答えだった。「なんっ、でぇ! あひ、他の女の人はこんなの我慢できるのぅ!」
そんな我慢してる人は地球上に一人も居ません。
「お前、どうして我慢できるかなんて人に聞くなよ。自分は我慢できないって言うようなもんだぞ」
冷たく、
「ものすごく軽蔑されるぞ」
「ううううっ! おまんこも、おケツまんこも穿られて、んぁ、あへっ、メスちんぽも、ふひぃ、弄られてるのに……」
我慢できるなんてありえないよ、と小春は叫んだ。
「こんなふしだらな妹を持って情けないよ、俺は」
「ご、ごめんにゃしゃいっ! でも、らめ、こはる、まんこ大好きなバカだから、かんじちゃう、かんじ――んおっ」
俺は激しく音を立てながら愛撫を強め、仕方なさげに言ってあげる。
「もうここまで来たらしょうがないな。イッていいよ」
「んひゃあっ! あん、おにいちゃん、ごめんなさい、こはる、インランでっ、もう、すごくてっ、いっ、イキまふぅ!」
ぐりゅっ――と俺は力いっぱい、指を奥まで突き入れた。
クリトリスも、犬歯で軽く挟む。
「はへえぇえええぇえええっ」
ぶしゅっ、ぶしゅっと噴水みたいに潮が断続的に吹き上がった。
犬みたいに舌を突き出して恍惚にふるえる小春は、実にマヌケで、きれいだった。
俺はシャワーで小春の体を流してやり、頭は普通に、小春の協力を得つつ洗い、二人で湯舟に浸かった。
二人分の体積で、溢れるぎりぎりまで高まった水位の中、小春は俺の首に手を回し、啄ばむようなキスを繰り返していた。
「んちゅ、ちゅぱ、ちゅっ……ごめんなさいお兄ちゃん、小春、おまんこバカで、いやらしくて……」
小春の眉毛がハの字になっている。俺は妹の頬にキスをした。
「いいんだよ。小春は俺以外に体を洗ってもらったりしないんだから、いやらしくても構わないだろ?」
修学旅行なんかのときは、この暗示は切っておく必要があるだろうが。
「でも……小春、お兄ちゃんのために立派な女の人になりたいのに、こんなんじゃ……」
「小春はこのままでいいんだよ」
間髪いれず、俺は小春の台詞をさえぎる。
「すごくいやらしいところまで含めて、俺は小春が好きなんだから。無理に直さなくてもいいさ。欠点もあったほうが可愛いよ」
『好き』の言葉で軽くイッた小春は思考力を鈍らせ、そうなのかなぁ、と呟いた。
「そうだよ。小春がどんな風でも俺は小春が好きさ。好き、好き、好き。大好きだよ」
耳元で囁くたび、小春はくねくねと体をもだえさせた。
無意識に俺の太ももを足で挟み、クリをこすりつけだす。
「あはぁ――こはるも、あん♪ おにーちゃんのこと、だぁいすき♥ んふふ、こんなにしあわせでいいのかなぁ」
小春が好きで俺も好きの両思いなら、幸せで当然だと俺は言った。
また絶頂した小春は、笑顔をとろけさせ、
「おにいちゃんのそばだと、こはるイキっぱなしだよぉ……しあわせすぎるよぉ……」
舌足らずに言って、無心に腰を振り続けた。


小春はパジャマのほうもズボンではなく、ワンピース状のものを使う。
小春の寝る前のおしっこを見てから、俺たちは二人で寝室に向かった。
翌日が平日か休日かで、これ以降の流れは異なる。
平日ならば本番を一回。その後は大人しく就寝する。
小春は安眠道具と信じたローターをヴァギナとアナルに埋め込み、弱で動かしながら眠るが。
おかげで夢見はいいようだ。前に催眠をかけて質問すると、毎日淫夢を見ていると答えた。
夜中、腰をぴくぴくさせる時などは、夢の中で俺に犯されてイッているのだろう。
淫夢の相手は常に俺だそうなので、小春は夢の中でまで俺専用というわけだ。
そして、休日ならば――朝まで小春は動物のように喘ぎ、絶え間ないアクメの中でメスに戻っていくことになる。
ちょうど明日は土曜日だ。
というわけで、寝室には淫臭が立ち込めていた。
鼻腔には、精液と愛液の匂い、そして奇妙な香りが流れ込んでくる。
前に通販で買った性感アロマキャンドルとかいう如何わしい代物の匂いだ。
勉強机の上で点る小さな火だけが、暗い部屋を薄ぼんやりと照らし出している。
俺と小春は体面座位で行為に没頭していた。
今は小休止というところで、激しい動きはしていない。ただじっと抱き合い、睦言を交わす。
「はぅぅ……お兄ちゃん、頑張りすぎぃ」
疲労したように俺の肩に顎を乗せた小春は、すっかりこちらに体重を預けている。
だらんとした小春の体を支える俺は、からかうように、
「小春がのリアクションが可愛いから頑張りたくなるんだよ。
さっきなんて、んおおーっ、て凄いイキ方だったじゃないか」
「や、ヤダ」
小春が体を起こして俺の顔を見た。むぅっと膨れて、
「ああいうのは恥ずかしいんだから、あんまり憶えてちゃダメだよっ」
「なんでさ。可愛いのに」
「か――可愛くないって! お兄ちゃん、そんなケダモノみたいに叫ぶところのどこが可愛いの!?」
本気で理解できないらしい。
「だって、小春が全部を俺に見せてくれてるってことなんだからさ。もっと下品に喘いだっていいくらいだよ」
「お、女の子にはですねえ、男の子にあまりそういうところを見られたくないプライドってものがですねー」
俺は唇の端をゆがめて笑う。
もしかしたら、俺に催眠の技術を教えたあいつみたいな、不快な笑みだったかもしれない。
「なら、もっと我慢すればいいのに。俺に子宮つつかれるとすぐイッちゃうのは誰かな――っと!」
思い切り突き上げる。
肉幹の先端が、こりこりした感触をとらえるなり、高い喜悦の声がほとばしる。
「―――っ!!♪」
声にならない叫びだった。小春の膣が、きゅううううん、と俺を逃がさないように食いついた。
「な?」
「不意打ち禁止ぃ……」
弱々しく言うくせに、小春の脚はがっちりと俺の腰を挟み、引き寄せている。
俺は苦笑した。
「そんなにすぐは出ないよ。中出し好きだなあ、小春は」
「だって……すごく気持ちいいんだよ? あのね、子宮がザーメンで一杯になると、小春はお兄ちゃんのものなんだーって分かるの」
そうするとね、と小春は続ける。
「自分がただのメスだって実感できるの……お兄ちゃんのちんぽで悦んでるだけでいい、おトイレだって分かるの……」
人としての尊厳を投げ打つみたいな言動だが、声はうっとりとしていた。
俺は小春の髪の毛をそっと撫でる。
「そんなに俺が好きなんだ?」
うん、と小さな返事。
「小春がそんなに俺を愛してくれてるなら、俺も好きって言わなきゃいけないなぁ」
びくん、と俺の愛奴は即座に達した。
「好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き」
ひたすら繰り返す。
言葉が放たれるたび、小春の淫穴は襞を嬉しそうに動かし、どろどろと汁を吐き出した。
「おに、ちゃ」
息も切れ切れに小春は言う。
「こはる、おにいちゃんに、すきって言われると、イッちゃうの。な、なんでかなあっ」
「それだけ小春が俺を愛してるんだね」
白々しく断言する。
俺のストレートな嘘でも、小春の腑には落ちたようだ。
「こはる――そんなにお兄ちゃんがすきなんだ」
「そうさ。だからそうだな、もっと凄い言葉を言われたら、とんでもないくらい気持ちよくなれるかも」
「え……?」
「愛してるよ、小春」
瞬間、小春は銃撃されたみたいに、頭をがくんと動かした。
そして、その体から力みの一切が消失した。
死体になったみたいに、ぐったりと俺にもたれかかってしまう。
「やっぱ、すごい威力……」
俺は呟きながら、小春の中に子種を放出した。
意識を失った小春と裏腹に、小春の膣はかつてないくらい蠕動を繰り返し、無理やり俺から白濁を搾り取っていた。
雌穴は締め付けを緩めず、子宮はうまそうに精液を飲み続けた。
愛してる――は、さながら小春の快楽中枢に釘を打ち込むような効果がある。
多用すれば確実に小春を廃人にしてしまうので、うかうか使えない。
それだけに、たまに言うと面白そうだな――と俺はほくそ笑んだ。
しかし、今は使い時を誤ったかもしれない。
完璧に気絶してしまった小春をいじめたって楽しくない。
自業自得だけに誰を責めるわけにもいかないのが困ったものだ。
今日はもう諦めるしかない。俺は大人しく見切りをつけ、慎重に、小春とともに横になった。
男根は抜かない。今日はこれを安眠用具にしてもらうことにしよう――。
さて、最後は朝だが、これは毎日固定された儀式があるのみだ。
土曜日、俺は10時ごろに目覚めた。朝といってギリギリ認めてもらえる限界の時間帯だ。
瞼をあげると、俺の顔を見つめている小春と目が合った。
小春は目をぱちぱち、二回まばたきしてから穏やかに微笑む。
「おはよ、お兄ちゃん」
「……いつから起きてたんだ?」
「んー、9時くらい」
「それからずっと見てたのか?」
「だってお兄ちゃん、かわいいんだもん」
満足げに笑った小春は、ゆるやかに瞼を下ろした。
「はいそれじゃあ、いつものお願いします、だね」
小春は一体、何を求めているのか?
――答えは簡単。おはようのちゅう、である。
俺が小春を不可視のルールによって絡め取っていく中で、これだけは唯一小春が俺に課した、違反不可の鉄則だった。
嬉しそうに頬を染めた小春は、初めてのキスを待ち焦がれる乙女みたいだ。
俺は慣れない気恥ずかしさを覚えつつ、そっと唇を触れ合わせた。
「――んふふ」
自分の唇にぴたりと指を当てて、小春は笑みを含んだ声を漏らした。
どれだけ淫蕩になろうと、小春は決して可憐な少女としての気質を失わない。
毎朝。
清新な光が注ぎ込む部屋で、このとき、この瞬間のみ、俺はちくりと後悔が胸を刺すのを感じる。
まっさらな雪原を、無遠慮に泥だらけの靴で踏み荒らしていたことに気づくような心境に襲われるのだ。
でも、そんな後悔などものの数ではない。
「んー、お腹すいたなあ」
身を起こした小春はしかし、何も身にまとわないまま、四つんばいになるという言葉にそぐわない行動をとった。
俺に向いた形の良い尻。
スリットは朝から潤いきっている。
顎だけをベッドに置いた小春は、両の手を伸ばし、こちらも良い塩梅に熟れた肛穴を指で広げた。
肩越しにこちらに向いた横顔に浮かぶのは、とろんとした淫売の笑み。
「でもそれよりもぉ、お兄ちゃぁん、おにーちゃんの寝顔見てたらお尻のおまんこが疼いてきちゃったの」
淫らにおねだりすることで興奮したのか、ピンク色の穴は早くも蜜をあふれさせ、透明な液体をベッドにとろとろと垂らした。
「おにいちゃんの、ぶっとくてたくましい、おチンポさまでぇ、こはるの尻まんこほじってください……♪」
誘うみたいに、左右にゆらゆら揺れる桃。
「はやく、はやくぅ♪ お尻がイキたがってるのぉ。ざーめん飲みたいのぉ。おケツまんこ躾けてぇ」
一発で絶好調になった自分の分身に呆れつつ、俺はそれを小春の蕾に押し付けた。
くぱくぱ動く菊孔は、俺の先端をはしたなくも既にくわえ込もうとしていた。
「小春、お前にとって俺は何だ?」
迷わず返答があった。
「おにーちゃんでぇ、だいすきなひとでぇ、こいびとでぇ、こはるのまんことおケツまんこの、ごしゅじんさまです♥」
俺は鉄杭をぶち込んだ。
「あひゃぁぁぁぁぁ♪ おけつまんこ、しあわへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ♥」
小春のイキ声をBGMに考える。
罪の意識なんて、この芸術品を完成させたことに比べれば些細なものだ、ってね。