2chMCスレッド

2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
未知との遭遇 - 2chMCスレッド | 彩民のMC小説

未知との遭遇

今日家の前で変なビンを拾った。そこら辺にあるような透明な空きビン。中には赤と白のアメ玉が所狭しと詰まっている。
唯一の飾り気としてか蓋にはりぼんが結ばれていて、そのりぼんには手紙がくくられている。
もし、俺の家族への贈り物だとしても怪しいすぎる。
まあ、せっかく置いてあったんだし学校での話の種にでもするか。

教室に着くとまだ誰も来ていなかった。たまに早く来ると話し相手も居なくて詰まらない。ということでさっき拾ったビンから手紙をとって見ることにした。


どこにでも売っているような便箋にはどこにも売って無い夢が書いてあった。
今じゃ安っぽ過ぎて売れないだけなんだが、それなりに面白いと言えないこともない。

まずは一枚目
『はーい、おめでとうございます。
我々は地底帝国技術室です。貴方は今回我々の試験第十号である【紅白アメ】の運用計画の観察体に抜擢されました。
試験物が気に入らなければ直ぐに捨てて頂いて構いません。ですが少しでも興味を持たれたなら説明書を御覧下さいーい。』

・・・・・・地底帝国?試験第十号?まあ取り合えずこの白と赤のアメは紅白アメという名前らしい。

続いて二枚目

『【紅白アメ】の処方方。
このアメを処方する場合には自分が赤、相手に白を飲ませて下さい。
お互いにアメを食べたら相手は一定期間貴方の指示通り。
効果は時間に関わらず相手が寝るまで続きます。
またこれによる障害は一切ありません。



いやー、朝からこんなものを家の前に置いといてくれるなんて地底帝国は相当暇なんだろうか?

大体指示通りってなんだ?人形みたいになるってことだろうか?


・・・・・・もういい、こんなアメなんか無視、無視。
俺は学生生活が忙しいのだ。

家に帰る頃には朝拾ったアメのことなんぞ忘れきっていた。
が、部屋に戻って鞄の中から紅白アメとやらをギッシリ詰めたビンが出てきたので思い出した。

「赤が自分、白が相手、だったっけ?」

確かそうだったはずだが手紙はどこかにいってしまっていた。わざわざ鞄のなかを荒らすのもめんどくさい。

「あー下らん」

呟くと

「何がくだらないの?」

目の前から声。
ビンから目を外すと目の前には妹の結羽がいた。

「いや、なんでもない。というかノックみせずに入って来るなよ。ビビる。」

「兄さんがドアを閉めないからいけないんでしょう。部屋も汚いし」

結羽のことをじっと見る。今年俺よりランクが上の学院に入学した自慢の妹だ。
長い黒髪と何の出張もしないがしなやかな肉体。手も指先も腕つきも細いし瞳は反射で青く見えることもある。足は・・・・・・

「兄さんどこみてるんですか?」

「ん、いやいや。眼福だなーと」

「だからどこ見てるんですか。それに兄さんとほとんど変わらないでしょう?」

うむ、髪は短いが胸は同じ位だ。

「・・・・・・なんか言いました?」

ドスの聞いた声。

「イイエ。なんにも」
頭をプルプルと震わせ無邪気さを必死にアピールする(自分が)かわいい俺。

似ていると言いたかったのは顔付きだったのだろうか?

「で何のよう?」

「昨日借りたMD返しにきました」

ハイ、といって俺の方になげる。

「どうだった?」

「いい曲でしたよ。いい曲だって分かってて借りたんですから当然ですけど」

「そっか、そりゃよかった」

「ところで、さっき兄さんが見てたあのアメって買ってきたの?」
そう言えば、このアメについて結羽は何か知ってるかな?

「今朝家の前に置かれてたんだけど。結羽は心当たりある?」

「そんな間接的プレゼントに心当たりないですねー。兄さん食べてみたんですか?」

「いや、食べて大丈夫だと思うけど。怪しいし」

「怪しいって、そりゃいきなり置かれてたら怪しいですけど」

「ああ、そういう怪しいしじゃなくて。別の、なんつうか危ない?」

取り合えず、今日読んだビン付属の手紙の事を話してみた。


「アハハハハッ。じゃあこのアメは地底帝国製なんですね。朝からずいぶんとおもしろいものを拾ったんですね」

妹大爆笑。
まあ笑ってくれただけいってみた価値はあったか。
結羽はビンをもて遊んではしゃいでる。
これだけ面白がってくれたら仕掛人もさぞ満足だろう。

「せっかくの地底人の好意なんだから甘えさせてもらいましょうか」

一通り笑った後結羽はこんなことを持ちかけてきた。
食う気まんまん。

「まあいっか。ただのアメみたいだし」

同時に別のアメを舐めるということで、どっちが赤いアメを舐めるかはジャンケン勝負で決めた。
ジャンケン勝負は十数回というあいこの末俺の勝ちとなった。

「あーあ。じゃあ兄さんが赤ですね。いいですー敗者はおとなしく白のアメ貰いますから。ナメナメ。あ、これ結構いけますね」

結羽の言う通り、俺が舐めている赤いアメはフルーツ味といった感じて美味しい。


俺が味わっている間に舐め終わったのか結羽はベットに寝そべって漫画をよんでいる。

「ゴクン、と。よし舐めた」

ようやく舐め終わった。見かけ以上に大きかった気がするぞ。

「本当ですか?じゃあなんか指示してみて下さいよ」

カモン、と言いながら手を自分の胸の方にに向ける。
せっかくだからなんか指示だしてみるか。

「とりあえずドア閉めてくれ。さっきから空きっぱなしだから」

我ながら工夫の無い内容。それでも結羽はベットから立ってドアを閉めに行ってくれた。
「これぐらい言われなくてもやりますよ。つまらない指示ですねー」

確かにそうだ。ならば、と結羽がドアを閉めに行った合間に次なる指示を考える。
思春期の少年少女が好む下ネタに笑いを取れるネタを同時に組み込み・・・・・・
よし、決まった。

「兄さんちゃんと考えましたか?次つまらなかったら減点ですよ」
怪しく微笑む俺。

「フフフ、では結羽くん。スカートを捲ってくれ!」

大声で叫んでみた。俺凄く馬鹿っぽい。
俺は次に来るであろう衝撃に備えて対ショック姿勢をとる。しかし、何時までたっても結羽からはツッコミも無ければ拳が飛んで来るわけでもない。
俺は腕の間からエネミーの動向を確認することしか出来ない。
ところが結羽はそんな俺の反応を気にせずに少し飽きれ顔でスカートを捲った。

「はーい。これでいいんですか?うわ、パンツ見えるし。まったく兄さんの指示エロいですねー。で、他に指示は無いんですか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ!思わず固まってしまったぞ。
コ、コレは!!

「結羽くん。ふざけてる?」

はい?と小首をかしげる結羽。

「私は兄さんと話している時はいつもふざけてますよ?」

この軽口は普段の結羽そのものだ。しかし、片手で当たり前の様にスカートを捲りながら話すとなると話が違う。
このあめもしかして本物?!ついテーブルの上に置かれたアメのビンを凝視してしまう。
では、念のためにもう一つ

「じゃあ、もう一個。胸見せてよ、下着したままでいいから」

「それでいいんですか?ちょっと待って下さいね」

そう言って制服のシャツを上のボタンから外していく。ほとんど厚みの無い胸が服の間から覗いている。

「できましたよ、兄さん」

・・・確信した。このアメは本物なんだ。

「ああ、ありがとう」
「お礼なんかいいですよ。胸見せるくらい大したことじゃないんですし」

凄いものを手に入れてしまったが使い道は後で考えよう。
そして今は目の前の少女で遊ぶことに専念するのだ。

俺が何をしようか考えていると、結羽は俺のベットの上に腰をかけて勝手に座った。
ベットの上で結羽は足をぶらぶらと揺らしている。
勿論その手は淡い色のシューツとブラを露出させたままだが。

「兄さん、何時までこうしていればいいんですか?」

「ん、手下げていいよ。でも服はそのままね」

結羽は明るく返事をして手を下げる。
取り合えず性経験を聞いてみるか。

「結羽って自慰したことある?」

「は?兄さんどうしたんですか?脳わきましたか?」

めっちゃ怪訝な目で見られる。げ、もしかして効果が切れたのか?
いや、あの手紙を信じるなら効果は結羽が寝るまでの筈だ。

「そんなこと言えませんよー。兄さんおかしいですよ?」

もしかしたら言い方が不味かったのか。

「自分の自慰の経験について話してよ」

今度は疑問ではなく依頼の形式で言ってみる。
すると

「ふふ、しょうがないですねー」

とか言いながらもしっかりと俺の頼み事を受け入れる。
命令形じゃないと駄目なのかもしれない。

「んーと週一くらいでやりますね。そんなに好きじゃないんですけど。それでも体がうずいた時とか寝る前にしてから寝たりしますね」

「ほほう」

「で、私ってあんまりそういうことしないから自分の体のことよくわからないんですよね。
だからあんまり気持ちよくならないし。
体いじって疲れたらそのまま布団入っちゃったりすることばっかで。
だからイッたこともほとんど無いんですよ」
大変興味深い回答でございました。
どうもありがとう。
まあ、まだ学院生になったばっかだしこれからか。

「あ、そういえばその下着ってセット?おしえよ」

女性の下着のことはよく知らないが両方同じような柄をしている。
二つ共白い布地で下は真ん中に赤いりぼんが小さく結ばれている。
「そうですね。これはバーゲンの時に投げ売りみたいな価格だったんであわせて買ってきてきたんです。だからセットですね」

「へぇー、下着はバーゲンで買うんだ」

「大体はそうですね。あ、でもこの前友達と初めて専門店行って買ったんですよ。友達のは結構大胆だったんですけど、私はちょっと控え目ので。それでも高かったんですけどね」

「それはそれは」

まあ君に派手な下着は似合わんよ。

「あー、それって差別ですね」

人には向き、不向きがあるからねー。

結羽の性経験はわかったのだが、さて何をさせようか。
やらせたいことは多々あるがいますぐに考えろと言われると少し厳しい。

なんて考えてたら妹は無断で机から雑誌をとって来て再びベットの上へ。
胸が見えるように服をだらけさせたまま漫画を読んでいる。

「今週のジャ○プ面白い?」

今週は俺が買ってきたんだがまだ読んでない。

「今週もエロいですよ」

ああ、やっぱり。

せっかくだからそれを使ってやってもらうか。あんまり気持ちよくなったことも無いようだし。

「結羽。その雑誌使って自慰して。イクまでおもいっきりね」

「うわー。またヤらしいことを」

そう言いつつも本を閉じて僅かに足を広げる。

「それってこの雑誌見ながらってことですか?」

「いや、角使ってやってよ」

「はーい。んじゃやりますね。・・・ん、角って固いなー」

言いながらショーツの布の上に雑誌の隅を当ててゆっくりと上下させる。

「パンツは脱いでやって。あと足はもっと広げて、見えにくいから」

「あ、ごめんなさい。今脱ぎますね」

よいしょっと足からショーツをとってポケットに入れる。

「この位広げれば見えますか」

結羽の太股の間からは普段は絶対に見せないであろう部分が丸見えだ。

「ういうい。じゃあ続けて。もう少し激しくね」

陰毛は殆んどはえて無いから恥部が見やすくなっている。
毎週読んでいる雑誌が今は結羽の股の間で踊っている。

「そんなこと言ったって、角使うなんて初めてで。う、今少しピリッときました」

結羽の顔は少しずつ赤くなり声も上がってきている。

「あんまり声上げないで。でもイク時は教えてね」

M字に開かれた結羽の脚の間の空間ではどんどんと雑誌が動かされている。それに雑誌のせいでよくわからないがこの姿勢では肛門まで見えてしまうではないか。

「はい。ん、んん。あ、あ、ああぁー。うわ、凄く気持ちいいです」

それはいいんだか一つ発見。
ベットの上でやられるとシーツが濡れてしまう。
そろそろ水分を含んだ音がし始めたところだし

「こっちの椅子にきて」

机の下の椅子を引っ張って目の前に置いてあげた。

「すみません、兄さん」

手を動かしたまま椅子に移る。
結羽の座っていた場所は少し湿っていた。

結羽はそのまま十分位椅子の上でやっていただろうか。
愛液が染みですぎて床を濡らしている。
どんなに気持ちいいんだろう。
熱がありそうな顔で自慰に集中してる。

「うぅー。あうぅー。・・・あ・・・兄さんちゃんと見てくれてますか」

はい、兄さんはちゃんと見てますよ。

小さな手がこれが自分の存在意義だとでも言わんばかりに動いている。
右手は雑誌の角を秘部の中に何度も挿入し、左手は肉芽をころがしている。

「・・・ああああぁぁーー。・・・兄さん・・・イキそうですッ。くくぅ~~」

結羽の両手が狂ったように動きまわる。

おいおい、あんなに深く入れて。破れたらどうするんだ。

その後結羽はか細く「イキます」て呟いて達した。

「ふー。イッたの久しぶりで面白かったです。これも兄さんのお陰ですね。」

結羽は嬉しそうに微笑む。
どういたしまして、こちらこそ。

妹の股からはまだ愛液が洩れている。果てた時に失禁もしてしまって黄色い液体も溢れている。

「・・・これ、どうしましょう?」

結羽は自分の体液で濡れた雑誌を指さす。

「んー。返さなくていいや。今週号は結羽にあげる。俺はコンビニで立ち読みするから。代わりに今日は五回イッてから寝ること。それ使っていいから」

「ありがとう兄さん。優しいんですね」

まあそんなビショビショになった漫画を困るからな、扱いに。


下から夕飯に呼ぶ声が聞こえてきた。
そういえばまだ食べてなかったか。

「じゃあ、俺は先に行ってるから。結羽は自分が汚した椅子のことパンツで拭いてから来て。床に飛び散ったのは舌でとってね」

「はーい」という結羽の返事を聞いて俺は夕飯を食べに降りていった。

昨日は目が冴えてしまって全然眠れなかった。
お肌と健康に悪いと思うが大丈夫、今日学校に着いたと思ったらもうお昼。
大爆睡だ。
移動教室も気にせず寝てた。
誰も起こしてくれなかったとは薄情者共め。一言物申すために周りを見回す。

窓際の席に今朝は見当たらなかった人物がいる。
伊達圭だ。
今日最後に入ってきたのは俺だから朝はいなかった筈だ。
圭は弁当も食べずに外を見ている。
昼食時で席が空いていたので隣に座る。

俺が隣に来ても反応がない。
気付いてくれないのが悔しかったので五分間無言でいてやった。
相変わらず反応無し。
「おはよう、今日も綺麗だね」

虚しくなったので自分から挨拶する。
圭はこっちを向いて

「おはよう」

と言うとそのまま元の方を向く。
いつになく冷たい気がする。
もしかしたらいつも通りかも知れない。

「なにか見てたの?春風でもいた?」

彼女はテニス部だがいくらなんでも昼は練習してないだろう。

「さあな、知らない」
圭は机の上に組んでいた腕を解いて胸の前で組みなおす。

「見てたんじゃないの?」

「見てない、興味もない」

味気無い答え。

「そうなんだ、目を空けて寝てたとは」

圭は少し顔をしかめる。

「・・・・・・何の用だ?煩いんだが」

彼女の言動が辛口なのは日常だがそれはコミュニケーションの範囲内でだ。
何もしていないのにここまでな言動はあまりない。
イラついているのは夢見が悪かったからか、それとも

「少し疲れてる?」

多分これで当たりだ。
圭の顔が暗くなる。

「そうね、昨日はやることが多かったから」
確か昨日は市内の生徒会の会合と本家の集会だった筈だ。
生徒会での会合はそんなに気を張るものじゃないだろうし、本家の集会も多少は気を使うだろうが基本的には飲み会の用なものだと聞いている。
それでも彼女が疲れるようなことがあったとしたら

「本家の集会?」

「・・・・・・ん、そうだな」

「ああ、だから機嫌悪かったんだ」

「あんまり眠れなかった。考え事が多くてね」
白く濁ってそうなため息をついて机に伏せる。
今はこれ以上話せないだろう。

「部活来なよ。今日は行くから」

俺も机に戻る。
昼休みは残り少ない。
早く弁当を食べてしまわないと。

昼食は隣のクラスに行って男子数人で机を囲んで食べた。
数人集まればかしましいのは男女関係ない。ゲーセンの新台やコンビニの新作弁当の話題がポンポンと出てくる。

そのうち急に尿意をもようしたのでトイレにむかう。

用を為したあと手を洗っているといつのまにか洗面台の上に何か置かれている。
リボンで手紙が付けてあるペンとセロテープ、そしてメモ帳だ。

こんな所に置いてあるのはもしかしてなにかの暗号なのか?
まあもしかしたら忘れ物かも知れないし放っておこう、と思ったら何故かポケットに入れてしまって。
不思議だ。ちっとも欲しいとは思わなかったのに。

俺はそれをネコババしたまま教室に帰って行った。

チャイムの音で目が覚める。
・・・・・・昼食の後の記憶がない。
大発見。弁当食って横になると三時間分の記憶が消し飛ぶぞ。
朝っぱらからあんなに寝てたのにまだ寝られるなんて、人間すげえ、弁当すげえ。

あまりの凄さに感動して頭に手を当ててスキップしてみた。
後輩にドン引きされ、先輩に白眼視された。
更にスピードをつけ振り付け考えて走っていたら担任に吹っ飛ばされたので部室には歩いていった。


部室の前に立つ。
教室の意義を示すプレートにはガムテープがグルグル巻きに貼られ『帰宅待機部』と油性ペンで書かれている。
中に入ると秋風が一人でパンフレットを並べて静かに見回していた。
机の上にあるパンフレットはいづれも県内のもので、かなりの数になる付せんは彼女の努力を表していた。

「来てたんだ」

「はい、先程から」

「速いね、今日は俺も速くきたつもりなんだけど。・・・・・・もしかして走ってきた?」

常時無表情な彼女だかその実誰よりも速く部室に来て、誰よりも多く部室の空気を吸いたい部活大好き娘だったのか!

「いえ、理系は六時限です」

・・・・・・違った

「それにしてもずいぶん調べたな。っていうか部長は?まだ来てない?」

秋風にこの仕事を任せたのはあいつだ。
少しは手伝ってやれ。むしろ発案者のあいつが大部分をやるべきである。

「ええ、今日は見てません」

「じゃあ今は秋風だけ?」

圭はまだ来てない、か。

「そうなります」

「そっか」

俺は中央の机の定位置、秋風の斜め前に座る。


目の前の少女、八重秋風はもう一度こちらを確認して仕事に戻る。
白い少女だった。髪と同色の瞳、限りなく凝縮され、洗練された体格は清閑な気配を常時纏っている。動かなければ心を病んだ病人から造られた人形にも見れる。
髪も肌も色素が抜けた白色。
我が部の期待の星である石膏的美少女だ。


「みんな、遅いね」

「いつもは貴方が遅いから」

それは理由になっていない。

席を立って水道の前に。

「秋風、飲み物はお茶と紅茶、どっちがいい?」

ちなみに俺はお茶派だ。

「いえ、自分でいれます」

秋風も席を立って来たので、俺はおとなしく自分の席にもどる。

「できれば二人分」

秋風は棚からやかんをとりながら、こっちを向かずに答える。

「わかりました」

さて、本格的にやることがなくなったので俺はさっき拾った(多分)ペンやら何やらを取り出す。
暇だし、付属の手紙を読んでしまえ。


・・・・・・結論からいえば手紙の中身は昨日のものとほとんど同じだった。
違うのはこれが未来からのものだと言うことだ。
時間通信公社の跳躍部かららしい。
更にこれは一セット実験で送られて来た超未来的な物体で壊さないでくれれば、自由に使って下さいよ、とのこと。
昨日のことさえなければ即刻ゴミ箱行きだが、昨日のことを考えると試す価値はある。

次いで二枚目の説明書
『【赤ペンセット】のご利用法。
赤ペンセットを使用なさる場合、まず先に付属のペンでメモに自由に書き込みをしてください。
その後書いたメモを付属のセロテープで対象に貼るとその内容が実現します。
セロテープは貴方が剥がすまで離れません。
またペン文字は対象に直接書き込んでも効果は現れませんのでお気をつけ下さい』

なるほど、自分の実現させたいことを一旦メモに書いて直接貼る必要があるのか。
って全然抽象的な説明でどういうことが出来るのかよく分からないのだが。
・・・・・・・後で試してみるか。

その時ドアが急に開いたのでとっさに持っていたものを鞄に入れる。

「二人とももう来てたんだ」

挨拶がわりに手を挙げて圭が入って来た。

鞄を床に置いて俺の前の椅子に座る。
圭はそのまま横の机にある大量のパンフレットに目を向ける。

「これ、全部読んだの八重?」

「今読んでるんです。圭は飲む?」

秋風は手の中のやかんん示す。

「・・・・・・悪いな」

頼む、と言って秋風を仰ぐ。
秋風は上の棚からコップを新しく取り出す。
「疲れは取れた?」

「そこそこにな。今まで寝てたから」

いつになく健康そうなことで。

圭はしばらく紅茶をいれる秋風を見ていた後パンフレットを適当に見繕って見回している。


伊達圭、俺がこの学校に入ってからの同級生。そしてこの学校の副生徒会長だ。
部活に入らないで特に何もしていなかった所を部長に捕まった、らしい。
容姿はやはりはじめにその長い髪が何より映える。
自分の腰まで伸ばした髪は一度肩の辺りで結ばれているが腰にいくに連れて再び分散している。
黒髪に反射した光さえも綺麗に思われた。

「・・・・・・白川、さっき何か隠すなかったか?私が入って来たときに」

圭は速くもパンフレットに飽きたらしい。
と言うかさっきの動作見られてしまってたか。

「・・・・・・ナ、ナンデモナイヨ」

裏返ってしまったか、声が。

「見せて」

「何ヲカナ?」

僕ワカンナイヨ。

「・・・・・・見せろ、いいから」

キツイ目で睨みつけられる。
気付けば秋風みめっちゃこっちをみている。
・・・・・・・・・・・・・十秒耐えが二人の視線に負けて、鞄を開ける。

「えっと、なにいれたんだっけかな。オモイダセナイヨ」

さっき拾ったのは手紙さえ見られなければ問題ないが出来れば何も見られずに済ましたい。
何かあたり障りのないものがないか鞄を探ってみる。

教科書の類はほとんど入ってないからそれは直ぐに見つかった。
昨日の結羽に使った後で戻しておいた紅白アメ。
部屋に置いて置くのが不安で持ち歩いていたのだ。
・・・・・・この機会を利用して二人に使ってみるか。

「ほら、さっき中にしまったのこれだよ。別に隠すようなもんじゃないから」

ビンの中から白いアメだけを取り出す。

「何、アメ?」

「アメですね」

二人一緒に反応。

「そ、ただのアメ。食べる?」

真っ正面から勝負をかけた。
圭の顔からは疑いの色がはれていく。

「本当にただのアメか?」

「だからそう言ってるだろ・・・」

うん、ごめん嘘。

圭にひとつアメを渡す。
圭はそれを上に掲げて光で透過させる様な仕草をする。
しばらくアメを指で摘んで遊んでいたが不意にこっちに直る。

「これって食べていいの?」

「どうぞー」

大歓迎です。

「そう。八重、紅茶ちょいだい。お茶と一緒にいただきましょう」
飴と紅茶、禅な組み合わせじゃ。

「わかりました。二人ともシュークリーム持ってきたんですけど。食べますか?」

食べますけどなんでわざわざ持ってきたんでしょうか?

「昨日頼まれて、作って来たんです」

そうか、それで頼んだ本人は部活に来てない、と。

「ええ、そうですね」
秋風は気にせずシュークリーム入りの袋と紅茶が三つ乗ったお盆を机の上に乗せる。

秋風の準備が整ってから彼女にも白いアメを渡す。

「・・・・・・このアメ、何の飴ですかね?」

「色からハッカだと思ってたけど。何だろう、葡萄かな?」

いっよし!
二人とも共初めにアメを舐めてくれた。
俺もビンから赤いアメを取り出して速攻で舐める。
速く舐めすぎて少し舌が痛くなってしまった。

まずは二人に本当に効果があるのか試してみるか。
まあ今のところ成功率100%だがな。

「秋風、俺からシュークリーム食べていい?」

「ええ、どうぞ」

許可を貰ったので袋から一個取り出して頂く事にする。
うむ、クリームは糖分控え目で丁度いいし、皮も手作りって感じがしていい感じ。

その内圭もシュークリームに手を出す。

「じゃあ私もひとつ―」

「あ、圭はまだ食べないで」

伸ばしかけた手がピタリと止まる。

「・・・・・・何でだ?」

怨めしそうな目付き。甘いもの好きなんだろうか。

「普通こういうのって製作者が1番初めに食べるものじゃない?」
「・・・・・・それもそうか」

それならば俺の行動は矛盾しているのだが二人とも俺にそのことをつっこむ様子もない。
ようやくアメの効果を確認。

「じゃあ、秋風には俺から食べさせてあげるー」

にっこり笑って申し出る俺。
普段なら「迷惑です。遠慮しときます」と迷わず断られる。

しかし

「分かりました」

今日の秋風に断るという選択肢はない。

俺は右足を机の上にドンと乗せ、更に靴の上からシュークリームを潰して乗せる。

「秋風、たべて」

常識的に考えなくても有り得ない俺の依頼に
「ふー。靴ちゃんとみがいてるんですか?」
怒鳴りもせずに真顔で応える。
秋風は俺と圭に挟まれた机の上に寝そべる体制をとる。
その後顔をあげて舌を靴の上のシュークリームに這わせる。

秋風は俺の靴に顔を寄せ、自分の作ったシュークリームを舐め回す。
靴の上で潰され、皮は破れ、黄色い中身が漏れだしていた元シュークリームは今や殆んどが秋風の口の中だ。

圭はそんな秋風の様子をじっと、少し羨ましそうに見ている。
当然羨ましいのは足を舐めてることではなくシュークリームを食べていることについてだが。

そんなに食べたいなら食べさせてあげるか。
別にシュークリームを食べさせるわけではないが。

「圭は暇なら下着取って口に入れてて。上は面倒だろうから下だけでいいから」

「・・・・・・昨日着替えるのめんどくさかったからショーツは変えてないんだが」

ぼやきながら圭の黒い靴下で覆われた爪先からそれより僅かに濃さを増した下着を自主的に取る圭。

「変えてないってアンタ・・・・・・ちょっとにおいかいでみて。どう?臭い?」

「・・・・・・分からない。普段下着のにおいなんてかがないし。でも、少しにおうかもな」

「じゃあ思いっきりにおい吸ったら口に入れてね」

「ふう。分かったよ。」

圭は目を閉じて一気に鼻から息を吸う。

「・・・・・・凄いにおい。・・・臭いな。後はこれを口に入れればいいんだろ」

黒いショーツがゆっくりと圭の口内に侵入していく。

今の今まで圭の恥部を隠していた衣類が今は本人の口内を埋め尽していた。

「それは圭がシュークリーム欲しがってたから代わりに食べさせたんだから。
しっかり噛んでよ」

圭は口を殆んど塞がれながら器用に「ああ、わかった」と返事を返す。

圭の口からは巧く口が閉じれていないせいでクチャクチャという音が聞こえる。

圭はそのまま口を動かし続ける。
少しずつ溢れていたショーツが中に収まっていく。

「そんなに美味しい?」

よく噛んで食べているので聞いてみた。

「なわけないだろ。息がしずらいし、布地は変な味がして不味い・・・・・・凄く」

ですよね。

その内に秋風はシュークリームを食べ終える。
ちゃんと残さず食べているし、靴に後が残らないようにTシャツで拭いてくれていた。
大変優秀でした。

「よし、食べたね」

右足を下に下げようとすると秋風は自分から口を離す。

「ええ。わざわざ食べさせてもらって、すみませんでした。」

秋風は「ありがとうございました」と頭を下げた後でもとの椅子に座る。

「味はどうだった?満足」

ちなみに俺は大満足。
「・・・・・・少し糖分が足りませんでしたね」

悔やむようにいう。

「そう?十分美味しかったと思うけど?」

「それはどうも。・・・・・・自己満足の領域ですから。気にしないで下さい」

自分に厳しく他人にも厳しい秋風。
近頃見ない勤勉な子じゃ。

秋風は戻ったが圭は未だに目の前で下着をあま噛みしてる。
彼女の口の端から抑えきれなかった涎が一筋。

それを見て一つ思い付く。

「秋風。そんなに甘くないのが気になるなら一つ提案」

俺は右を挙手して発言の許しを得る動作。

「なんですか?」

秋風は左をこちらに向けて発言を促す。

「糖分が足りないなら涎を乗せてみてよ。涎って甘くする効果があるんでしょ?」

けっこう無茶苦茶を言う俺。

言われた秋風は飽きれ顔こそしているが逆らおうとはせずにシュークリームを自分の机に持ってくる。

「・・・・・・構いませんけど、甘くなるのはタンパク質が反応を起こすからだと思いますよ」

まあ適当だから気にしない方針で。

秋風はシュークリームの真上に顔を動かして涎を落下させる。
俺が仕向けた行動とは言え普段の彼女の行動と対比させるとかなり滑稽に移る。

このまま彼女に何時までも涎を垂らさせているのも非人道なので助け舟を出すことにする。

「そのやり方は大変じゃない?」

秋風は垂れていた涎を切ってこちらに向きならう。

「大変ですけど、こうするしかないですから」

「じゃあ、圭のショーツを貸して貰ったら?いっぱい涎吸い込んでると思うけど?」

「そういえばそうですね」

今回は率直に良い安だと思ってくれたのか特に意見は言ってこない。
直ぐに圭に話しかける。

「圭、今噛んでる下着貸してもらっていいですか?」

「・・・・・・私は構わないけど・・・」

圭は確認するようにこっちをチラッと流し見たので答える。

「俺も構わないよ。シュークリームを甘くするためだからね」

よしんば甘くなったとしても俺はそのシュークリームは食べないだろうが。

「そうね。八重貸すわ」

「どうも」

圭から譲り受けたショーツは今まで持ち主の口内で食べられていたせいでドロドロである。
受け取った秋風の手にへばりつく。

「ちょっと扱い難いですね」

くっついたショーツをシュークリームの上ではがし、ゆっくりと優しく押して涎を絞り採る。

初めのうちはそれでもかなりの量が溢れ落ちていたが次第に優しく絞っているだけでは限界になってきた。

「秋風、もっときつく絞ったら?」

「でも・・・・・・そうすると圭のショーツが破れてしまいそうだから・・・」

確かにそうかもしれない。黒い生地で出来た圭のショーツはけして丈夫な素材なわけじゃないだろうから秋風が本気で絞ったら多分千切れる。
と言うわけで本人の御意向を聞いてみる。

「ねえ、ショーツ破れたら不味い」

「・・・・・・シュークリームを甘くするためなんだからしょうがないか」

圭は微笑を漏らしながら「いいよ」と秋風に許可をだす。

秋風はそれを見て「そう」とだけ呟いたあとで思いっきり手の中の下着を捻り回す。

今まで手のひらサイズに収まっていたショーツが一気に肩幅を越える長さに変形させらる。

それに伴い手加減されていた頃から比べ物にならない程の水滴が溢れ落ちる。

降って沸いた大量の涎によりその下にあったシュークリームは上方がへこんでしまった。
長い間涎に晒されたこともありすっかりふやけてしまってる。

「・・・・・・これ、どうするんですか?」
ふやけたシュークリームをさして質問する。
「誰も食べないなら私が食べるけど・・・」
圭が申し出たので

「秋風が食べて」

キッパリと拒否した。
「いいんですか?」

秋風は遠慮がちにシュークリームを口に運ぶ。

「いいんです」

秋風はゆっくり遠慮深く食べ、圭はそれを横目で見つめていた。

「どうだった?さっきのと比べて。」

「あんまり・・・・・・変わりません。」

でしょうよ。

それじゃ別の趣向で再チャレンジさせてみるか。

袋から出したシュークリームをちょっと千切って秋風に渡す。

「口に含んで。入れるだけで食べないでね」
秋風に指示をだした後で圭にも提案をする。
「んじゃ、今度は直接涎をかけてみよう。圭は秋風と口合わせて」
今回は圭は少しは反抗するかと思ったが素直に秋風の前に立つ。

「・・・・・・何すればいいんだ?」

「秋風の口の中のシュークリームに圭の唾掛けてあげて。涎溢れると困るから口は離さないようにね。簡単でしょ?」

行為自体はな。

「・・・私の初めてのキスなんだが・・・・・・まあ、シュークリームを甘くするためならしょうがないか」

先程からそれを繰り返しているね、圭君は。

「圭、いいですか?」
秋風は何時も通りに淡々と喋る。
その顔に不安は見えない。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

暫くお互い無言で向き合っていたが、意外にも初めに動いたのは圭の方だった。

「・・・・・・じゃあ・・・やるから」顔は先程より更に三度程の温度上昇といった所か。

緩慢な動作で秋風の肩を引き寄せる。

「はい」

秋風はなさるるがまま、圭の体に寄りかかる。

圭は最後に

「・・・・・・私は・・・本当に初めてなんだがな」

言って口づけを交した。

「・・・・・・ん・・・・・・・んぅ」

圭は手を秋風の背中にまわして強く抱きかかえるように引き付ける。
その流れにそい秋風は全ての体の動きを止め圭の動きに全てを依存させる。

俺の指示を忠実に守り、圭は秋風の口に自分の体液を注ぎ込む。

「・・・んぅ・・・・・・チュパ・・・くぅ」

圭は初めこそ戸惑いながらやっていたが秋風が拒否しないことが分かると次第に積極的に動くようになる。
それでも初めて人とする口づけと言う行為に慣れていないからか秋風に注送される液体はかなり少量だ。

だから少しあおってみる。

「秋風、圭から涎沢山貰ったでしょ。だからもう充分シュークリームは甘くなったから少し圭にたべさせてあげて」

圭の希望と俺の希望を同時に満たすナイスな案。

秋風は多少考えていたものの俺がもう一度「やって」と言ったら躊躇なく動いた。

「ん!んぅ!」

圭の瞳が驚きで開かれる。
秋風は今でずっと受け身だった体勢を一気に逆転させて圭の、長いが細身の体を堅く抱き締めた。

秋風の唇に合わせて圭の唇が動きを変化させる。
二人の体液を通してシュークリームは圭の体に輸送される。

圭の表情は今や蒸気を焚いているのかと思うほど赤く熱っている。
秋風の表情は対照的にどんなに圭を強く抱いても冷たい顔色を頑に維持し続ける。

体格で勝っているはずの圭は小柄な秋風の動作を受け入れることで精一杯になっている。

「・・・・・・くぅ・・・ううぅ・・・・・・ぷは!」

全てのシュークリームを移送したのを確認して秋風は長いキスを切り上げた。

「どうだった?美味しかった?」

圭の顔は普段の自分の顔を忘れてしまったように惚ろけている。

「・・・・・・ああ、美味かった・・・すっごく」

圭の体はいまだに高ぶりが止まないのか発汗が終わっていない。

「良かった」

念願叶って。


少したってようやく圭は呼吸を落ち着かせる。

「それにしても、八重。私はあーゆう事には慣れていないんだぞ。あんなに激しくやんなくてもいいだろ」

眉間に皺を三枚作り文句をたれる。

「加減が分かりませんでした・・・・・・私も初めてですから」

彼女にしては珍しく、少し動揺した声だった。

さてと、部活終了時間も近ずいて来たし最後は圭にシュークリームを食べさせてあげるか。

「ねぇ圭、シュークリーム食べる」

「・・・・・・そうだな、食べたい」

圭は秋風とのディープキスの余韻でまだぼんやりしてる。

「シュークリームを美味しく食べる時ってどうすればいいか分かる?」

「いや、知らなかったな。そんなものがあるのか?」

手に持ったシュークリームを圭に渡す。

「それのこと上の口じゃなくて下の口で食べてくれる?」

俺は「ここだよ」と言って秋風の秘部をスカートの上からなぞる。
「・・・・・・其は女性器で食べろってことか?」

「そっ、丁度蓋もないし都合いいだろ」

君のショーツはさっき秋風にボロ雑巾にされてそこに転がってるからな。

「言っとくが、お前の提案じゃなかったら絶対やらないからな」

圭は左手でスカートの端を持ち上げ右手で恐る恐るシュークリームを秘部に近付ける。
一度シュークリームを肌に当てて動きを止める。

「これ、入れにくいな」

多分そのままじゃ入らなかっただろうが俺は形を崩してでも挿入してもらうつもりだった。

しかし圭は俺の思惑とは異なりスカートを秋風に後ろから持たせて自分の両手を空にする。
その後空いた手を使い自分の、本来人に見せるはずの無い部分を擦りあげていく。

「・・・・・・いきなりなにやってんの」

俺のほうけた問いに圭は少し自信ありげに答える。

「だってこのままじゃシュークリームが潰れるかもしれないだろ。だから口を先にほぐして入り易くしてんの。それに広げやすくもなるしな」

その後圭は無駄口を叩かず自慰に全力を費やす。

ヌチャ、グチャ。

音が響いてきた所で動きを止めもう一度同じ姿勢をとる。

今度は秋風にスカートを上げさせ左手でおもいっきり自分の秘部の皺を見せるように開く。
シュークリームは少し皮を破られながら赤黒に開拓された間に押し込まれた。

「どうなった?美味しいでしょ」

「・・・・・・そうか、あんまり味がしないんだが」

椅子の上で秋風に制服を捲らせながら大股開きで自分の女性器に普段口にしているお菓子を入れている。
そして本人はそんな自分の様子を冷静なつもりで観察している。

今日はもう終わりにするつもりでいたけど圭君がここまでやってくれたんだし・・・・・・

「圭がせっかく下の口に入れたのにあんまり美味しく無いって言うからさ、悪いんだけだ秋風、棚の下からなんかって来てくれる?」
秋風にもあと少しやってもらおう。

「あの、味付けに使えそうな物って醤油とケチャップと・・・・・・あ、ママレードあるんでこれ持って行きます」

「いや、全部持って来て」

「はい」

言われた通り醤油とケチャップとママレードが机の上に置かれる。
「これどうするんですか?」

俺は圭を指差す。

圭は味がしないので不思議そうな顔で愛液に濡れたシュークリームを指で中に入れていた。

「圭のシュークリームに味付けてやって。手使わないで。さっきみたいに口移しでお願い」

「さっきと同じみたいにですか?口に渡してもシュークリームの味は変わらないと思いますけど」

「下の口に入れてあげて、どっちも圭の唇なんだし同じ様なものでしょ」

秋風は頷いたあと無難にママレードを口に含もうとする。

「駄目だよ。一気に全部口に含んで。少しでもいいから」

俺の無茶な命令も

「・・・・・・不味そうですね」

と言うだけで従ってくれた。

秋風は鼻を摘んでママレード、ケチャップ、醤油の順に口内に入れていく。

かつて無いだろう食い合わせの感想を聞いてみる。

「どう?」

「・・・・・・死にたい程不味いです・・・・・・吐きたい」

「うん、じゃあそれを圭の口の中に入れてあげて」

秋風は涙目になりながら顔を圭の股ぐらに移動させる。

一秒でも口に含んでおきたくないのかさっきと違う圭の小陰口に躊躇なく口を合わせる。

「ん!?八重、止め・・・・・・・あぁ!」
圭は準備が出来ていなかったのだろう。
突然の女性器への刺激に戸惑うことしか出来ていない。

「・・・・・・圭の中・・・クチャ・・・・・・甘い」

秋風は全てを圭の中に入れて来た後再び下で押し込む。

「・・・ん・・・・・・うぅ!八重!」

そのうち圭が愛液以外の液体を洩らし始めたので俺は秋風のことを圭の秘部から離させた。

圭のヴァギナの中には朱と白とが絡み合いコントラストを描いていた。

後かたずけは俺と秋風で終わらした。
圭は少し歩けば悲鳴をあげる状態で使いものにならなかったからだ。

「でも結局味はしなかったんですよね、あんなに苦労したのに」

「いや、多少ピリピリはしてるんだけど」

圭の下の口にはまださっきのシュークリームの残骸が入っている。歩くたびに声を漏らしていて大変そうだ。

「アハハ、もう少したったら味がするから」
笑って誤魔化してみる。
秋風は俺を無視して扉に向かう。

「私はもう帰ります」
「一緒に帰らないの?」

「・・・・・・春風を待たないといけませんから」

「・・・・・・そっか」
目の端に圭のショーツが映った。
そういえば秋風には圭の蓋として自分のショーツを圭に渡してもらってたんだ。

「圭のショーツは秋風が持って帰って。それと今日のデザートが食べたくなったらトイレで代わりにそのショーツ噛んで。圭の唾液も着いてるし、オナニーしながら食べてもいいんだよ」

秋風は頬を染めながらショーツを取りに来る。

「・・・・・・デザート食べながらオナニーなんて、するわけないじゃなですか」

秋風は手にショーツを持って教室から出て行った。

「圭はどうする、一緒に帰る?」

「いや、今日は疲れたから自分のペースで帰りたい」

「じゃあ鍵は私はとくから」

部室の鍵を投げるとノーバンでキャッチ。

「圭、今日寝るまでにシュークリームの味がしなかったら上の口で味わって食べていいよ」

「はいはい、わかったよ。じゃあな」

小さく手を振る。

「じゃあね、圭」

手を振り返して外に出た。

家の敷居を跨いでから、あの『赤ペンセット』とやらを試しておけば良かったと気付いた。
しまったな、今日中に効果を確認しておきたかったんだが。
・・・また結羽に試してみるか。

家に入って玄関を見ると普段より靴が一個 多い。
この靴は俺の家族のものではない、知り合いの靴だ。

「晶さん、来てたんだ」

居間では机を挟んで結羽と晶さんが談笑していた。
二人はお互いに机の上の八ツ橋を食べている。

「あ、おかえり、兄さん」

「おかえりフジヤ。お邪魔してますね」

晶さんは俺の姿を向いて微笑んだ。

「それで、今日はまだ姉さんも帰って来てないのに何の用です?」
伊達晶さんは姉さんの友人だ。
地元の名家で俺の二つ上、現在は家事手伝い。
元々姉さんがよく家に連れ込んで遊んでいたから俺と結羽と晶さんは結構な知り合いだ。
中学、高校と一年づつ先輩後輩の関係だった事もある。
姉さんが大学に入った後も友好な関係にあるようで、姉さんが週に一度家に帰って来るときは必ず交流しているらしい。

「今日は君達に一足速いお土産、昨日まで京都だったから」

「へぇ、どうでした?」

「面白かった。仏閣まわる趣味はなかったけどそれなりにね」

だから八ツ橋か。

俺も一つ京都府の銘菓を頂く。
しばらく三人で茶を飲みながら土産話を聞いていた。

「兄さん、この御守りは再来年の3月まで持ってないと駄目ですよ」

結羽が『皆中』と彫られたお土産を手にとって言った。

「いや、別に俺には必要ないだろ」

俺は就職組だし。

「そうなの、フジヤ?」

晶さんが聞いてくる。

「ええ、多分関東に行くと思います」

暫定だか多分変わるまい。

「・・・そっか、また寂しくなるね」

哀愁を漂わせて言わせてしまった。

空気が少し重苦しくなった。
参った、暗くするつもりはなかったんだが。

「大丈夫ですよ、晶さんには私が付いてますから」

結羽が朗らかに晶さんに抱きつく。

よし、ナイスフォロー。

晶さんはそのまま、黙って膝に乗せた結の頭を撫でた。

さて、アンニュイな空気も抜けたしそろそろ行動に移るとするか。

二人に断って、棚で区切られた隣の台所に移る。
せっかくだから晶さんにも使用してみるか。
二人を確認するため水道の上から覗き見する。
晶さんはまた結羽と話をしている。

その姿は昔と変わっていない。
黒いタートルネックにそれなりにしそうなネックレスを着けている。
髪はやはり黒くなめまかしい。
遠慮がちながらあかるく話す姿はなんとなしに庇護欲を誘う。

俺はじっくりと思考を練ってメモの内容を書き進めた。

まずは自分の上着に『何をしても気付かない』と書かれたメモを貼る。

で、二人の前に出ていってみる。

「おーい、二人ともー元気?うん、俺は元気だー」


「アハハッ。其はきついですねー」

「・・・いつも元気だね、結羽は」

二人揃ってガン無視。
大成功かつ初体験。
無視られて初めてありがとうと感じた夏だ。

そのまま結羽の目の前に立ってみる。

「それ、年寄りくさいですよ。晶さんは早熟ですかね?」

相変わらず反応なし。
ノリに乗ってスカートを捲ってみた。
昨日と変わらず飾り気がない下着。

結羽が何も言わないので次いで晶さんのズボンも降ろすことにする。

カチャカチャ

「このまま食べてたらフジヤの分なくなっちゃうね」

カチャカチャ。

「いいじゃないですか。兄さんには皮を少し残しておけば」

カチャ。
あーようやく降ろせた。人のベルトを解くのは以外と難しい。

さて、勝手に八ツ橋を消し去ろうと企む二人には少し鉄槌をくらってもらうか。

「そーいえば、晶さん。そのブレスレットかっこいいですね」

「あ、これ結羽ヘのプレゼントだったんだけど。」

ほら、と言って晶さんは既に露出していた薄青いショーツを脱いで結羽に渡す。

「うわぁ、いいんですか?」

結羽は晶さんから受け取ったショーツを臭いでもかぐかのように顔に近付ける。

「普段ちゃんと洗ってるし・・・・・・どう、かな?」

「すっごく嬉しいです。ふふ、まだ晶さんの体温が残ってますね」
結羽はショーツの足を通す筈の二つの穴に自分の腕を通し手首まで持っていく。
それは手錠のように見えなくもない。

「うん・・・・・・よかった」

晶さんは結羽が喜んでくれたのを見て顔を綻ばせていた。

「あのー、こんなに良いブレスレット貰えて嬉しいんですけど」

結羽は晶さんの股間に視線を向ける。
今まで秘部を隠していた布地が無くなったので晶さんは自分の両手を代わりにしていた。
「ん、これは別に気にしなくていいから。あんまりみないで」

晶さんは言って少し手を深く食い込ませる。

「いやー。そんなわけにはいかないじゃないですか」

よっこいしょ、とジジくさい掛け声をかけて結羽は自分のハイソックスを脱ぐ。
結羽の学院の校則に従って色はやはり黒だ。

「今までのとは比べ物にならないですけど。とりあえず、これ着てて下さい」

結羽は自分のハイソックスを晶さんに手渡す。

「・・・ありがと、本当にいいの?」

晶さんは結羽が頷いたのを確認してハイソックスを自分の股間に近付ける。

しばらく左手で自分のヒダと秘豆を触って自分の女性器をほぐすような仕草をする。

「・・・ン・・・・・・アアン・・・クゥ」

そして結羽のハイソックスを一気に中に挿入した。
初めは先端をゆっくりと、段々慣れた手付きで秘部に布地を詰め込んでいく。

「・・・アァ・・・・・・ンァ!」

一心不乱に秘所を貪る晶さんとそれをはにかんで見つめる結羽。

この場面だけ見たならば結羽が無理な要求を晶さんにさせているように映るかもしれない。
実際あまり間違ってもいない。


晶さんはハイソックスをその面積の半分を秘所に埋め込んでようやく動きを止めた。
晶さんは満足そうな顔をして手を股から離し、その股間からはもう半分の黒い布が冗談のように垂れていた。

晶さんが秘部に詰めたハイソックスには『代えの下着』。
結羽が手首にはめているショーツには『結羽ヘのプレゼント』と『ブレスレット』と書いたメモを張ってみた。実は晶さんはハイソックスを股間に押し付ける位で終わると思ってたから少し感心した。

二人はまた八ツ橋を食べながら談笑を始めた。
と言うかもう俺に八ツ橋残す気ないだろ。

しょうがないから八ツ橋を乗せた皿に『犬食い専用』と貼ってから次の指示文を書き始める。

二人は笑いあいながら顔を皿に近付けて犬食いを始めた。
皿の上で破けたあんこはしっかり舐めて取っている。
ちょっと興味が湧いたので八ツ橋を一つ手に取って床に思いっきり叩きつけてみた。
中身の餡が飛び散って床にへばりつく。
これも犬みたいに食べるのかと予想してた。
が、結羽は普通に拾って食べようとしていたので床にも皿と同じ指示文を貼って再び机に向かった。

今日最後の指示文を卓上のと二つのコップに張り付ける。
あとはどちらかがコップを使ってお茶を飲もうとすれば効果がでるはずだ。

「・・・うわ、本気で八ツ橋無くなっちゃいましたね」

結羽が舌を床から離して顔を上げる。
そのままコップに手を伸ばす。

「明日またフジヤには持ってくるよ」

晶さんもそう言ってほぼ同時にコップに手をつけた。
中身のお茶を飲むと結羽は少し驚いて言った。

「あれ?このお茶ってこんなに美味しかったですっけ?」

驚いたのは晶さんも同じみたいだ。

「へぇ、ホントだ。凄い美味しい。不思議だね」

お互いに疑問を感じつつも手が止まらないらしい。
そのまま何度もお茶を汲んでは口に運ぶ。

「あ、このお茶美味しすぎて飲み過ぎちゃいましたね・・・」

「いつの間にか、凄く飲んじゃったね・・・」

二人は結局残っていたお茶を全部飲んでしまっていた。
はやくも効果が表れたのか二人は腰をモジモジさせながら、なにかに耐えるような表情になる。
あれだけ飲めば当然だかそうじゃなくても二人は尿意をもよおすようになっていた。
しばらくは二人とも相手の出方を窺っていたがやがてどちらともなしに空っぽのコップにてをつけた。

「すみません、晶さん。私ちょっとお手洗いに」

結羽は無防備に晒されていた股間から布地をはぎとり急いでコップを持ってくる。

「ううん、私もトイレだから」

晶さんも結羽に倣って股間にコップを近付ける。

「・・・・・・ウウァ・・・・・・きもちいい」

二人は自分の尿をコップに注ぎこむ。

勢いが弱くなったら股間にピッタリとコップをくっつけて腰をふって尿をきる。


「・・・ふう。ちゃんと全部だせた・・・」
晶さんは疲れた顔をしている。

「ええ、疲れますしたねー。でもこれでもう一杯飲めますよー」

結羽は当たり前のように黄色い尿が入ったコップを口にふくむ。
ゆっくりと味わうようにそれを飲み干した。
「どう?結羽は自分のおしっこ美味しい?」

晶さんは自分のの尿を少量ずつ飲んでいった。

「んー、美味しいですけどお茶に比べると塩分高めですねー」

「・・・そうなんだ。私はあんまりしょっぱくないんだけど」

「こーゆうのも個性ですよね。あ、晶さん一回私の飲んでみますか?」

結羽は再び尿をコップに絞りだす。

「じゃあ取り替えっこしようか。ね」

結羽と晶さんはその後も自分のおしっこを飲んでは放尿し、集め、また飲み、時に交換するという行為を繰り返す。

「私、便器に口つけておしっこ飲むの初めてですよー」

「私だって、トイレに口着けるなんて初めてだから・・・」

このままこのある意味飲み会な状態が何時までも続きそうだったので、二人の衣服に『眠る』と書いたメモを貼る。
晶さんと結羽は糸が切れたようにその場に眠りこむ。

結羽がはめてたショーツと晶さんが置いておいたハイソックスからメモをとる。

最後にコップに貼られた『美味しい』、『飲食用』、『尿意をもよおす』、『携帯便所』と書いた四枚を取る。
あとはかたずけを済ましてから二人を起こすか。

(ここから二次)

放課後になったので今日も今日とて部室に向かう。
プレートには『帰宅待機部』と描かれている。

――帰宅待機部は部長と俺が、正確には部長がほとんど一人でつくった部だ。
彼女がメンバーをかき集めて結成した部活。
俺と部長を含めて五人。
活動内容はいたって単純だが多彩だ。
文字通り帰宅するまでの時間に集まって皆で暇を食い潰す。
トランプや麻雀など普通のゲームから、各々パンを持ってきて食べる、各自が好き勝手に読書するなど統一性がない。
全員が集まることも珍しい。
来たいやつが来たい時に来るのがこの部活だった。
そして俺もその慣習に倣っている。

中に入ろうとしたら横から声を掛けられた。
「お、白河。今来たの?」

「そうだけど、二人はなんか用事あったの?」

鞄を片手に紗季と圭が近付いてくる。

「昨日の仕事、圭ちゃんに手伝ってもらって終わらせてた」

「へぇー圭は殊勝だね」

「だねー」

圭は静かに部室に入る。

「どうでもいいから早く入ろう?」

そのまま椅子に座ってしまった。

「いやー照れるな、照れるな」

俺が言ったら

「・・・黙れ」

黙らされてしまった。

「・・・・・・」

こわ。

紗季と俺も自分の席に座る。

紗季は机に何かの資料を並べて何やら考えこんでいる。
先程仕事は終わったと言っていたのに、また別の仕事だろうか。

資料に向かう目は真剣そのもの。
小野寺紗季はこの学校の生徒会長をしていた。
つまり圭と同じ生徒会の役員だ。
髪は肩で揃えていて身長は平均。
男子相手でも硬い所がなくて取っ付きやすい。
人に敵意を抱かせないタイプの人間だ。

「ねえ、今日はもう誰も来ないの?」

紗季は資料に一通り目を通してから顔を上げた。圭は量子学のハウトゥー本を見ている。
「あー、ぶっちょは遅れてくるって」

「そっか、じゃあお茶でもいれるね」

そう、だからまだ動けないのだ。

「どぞ」とお茶をだされたので有り難く頂くことにした。

「・・・・・・」

三人とも手を止めてゆっくりとお茶を飲む。

「・・・・・・」

誰も喋らず緩やかな空間を作り出す。
暖かい沈黙。

「あー疲れた!ん、皆来てるねー。俺にもお茶ちょうだい。あとフジヤは足揉んで。圭は肩ね」

台無しだ。

「死ね」

「死ね」

思わず被る俺と圭の声。
紗季ははにかみながらお茶を持っていく。

我が部の部長、最上文乃はそのまま机に両足を乗せてお茶を受けとる。
俺と圭は同時に文乃の足を蹴り落とす。
文乃は俺達の衝撃を受け流しながらお茶をすすった。

「ねえ、紗季。このお茶不味いね」

「私の記憶だと文乃が持ち込んだものなんですけど・・・」

突発的な爆撃にも紳士?な対応。流石は生徒会長。

「んー、やっぱり不味いよこれ。不味いー、不味いー」

更に不味いを連呼する文乃。
俺はコイツを殺しても裁判に勝つ自信あるね。

「・・・じゃあ今度私が美味しい緑茶持ってきますから、今日はこれ飲んで死んでて下さい」

笑顔で対応、凄く尊敬です。

結局文乃はお茶を三杯飲んだ。


「そういえばさ、駅前の公園今度何になるか知ってる?」

市の再開発運動の影響で駅前の公園が潰されることになったのだ。
この前公園で公園に対する送別式を行った。
公園でたこ焼き食べただけ、そうとも言う。
「超でかいソープランドだろ。その名も“シャングリラ”」

「・・・・・・なんだ、其は」

俺の頭の中にある理想境だ。
色々な意味で幸せになれるその場所はまさにこの世の桃幻境なのだ。

「・・・・・・おっけ・・・」

わかってくれたか

「ドンマイ」

何に対する励ましだ。

その後も時にぶつかりあい瓦解しあいながら基本のんびりと部活をすすめていく。

今日の部活は全員個別に自分の用事を済ませていた。

でもって俺にも俺の用事がある。
今日の部活で遊ぼうと思っていたのだ。
しっかりとメモを再確認。


「はい、これで最後だから飲んじゃって」

紗季が残りのお茶を出してくる。

気付けばもうすぐ部活終了だ。

「ってフジヤさっきから何見てるんですか?」

俺の手元を覗いてくる。

せっかくの好意だから俺は笑って返すことにする。

渡された湯呑みに『シャワー用』と『紗季の』と書かれたメモを着ける。

「別にーなんでもいいだろ。それよりこれ掛けるから手後ろに結んで」

「あ、どうもわざわざ」

苦笑いしながら紗季は手を背中で組む。

俺は少しぬるくなったお茶を紗季の胸元にかける。

「う、うわ。・・・熱」

紗季は多少緑が付着した制服に手を添える。
まあ、そんなに熱くはないし火傷はしないだろう。

紗季が目を閉じて他の連中が好き勝手している間に俺は部室にメモを張り付ける。

『女性は出る時に一回イく』、『下着は鞄に』の二枚を貼る。

紗季は突然思い出したように、圭は仕方なさそうに、文乃は面倒臭そうに下着を脱いで鞄にしまいこむ。
これで部室にいる女性は全員ノーブラノーパンか。
紗季なんか濡れているせいで素肌の突起まで見せている。

もうひとつの方が効果をあらわすまではもう少し時間がかかる。

後は欲望を薄めるように待つべし、待つべし、だ。

文乃は下着を脱いだ後も両足を卓上に組んで座っている。
なんか偉そうだ。

「・・・結局秋風来なかったな」

紗季が呟く。

「あいつ、昨日お前が頼んだお菓子持って来てたぞ」

圭がたしなめるように言う。

「・・・ん・・・今度謝っとく」

秋風は今度の部活もシュークリームを作って来るだろう。
そんな気がする。

最上文乃は俺の古い知り合いの小さな少女だ。
・・・小さな少女に見える同級生だ。
多分学年で1番小さい。
背丈は圭の肩よりも下。
ただし髪は彼女よりも長い。
地面寸前まで伸ばしている。
それで可愛いより綺麗という形容が似合う女性が文乃だった。

誰よりも人懐っこい文乃は人を遠ざける性質の秋風や圭に嫌われていない。
というか好かれている、と思う。
文乃はニッチ産業が得意だった。
昔からだ。

文乃は読んでいた本を閉じる。
文乃がいる時は文乃の帰宅が部活の終わりだ。
慣習的に。
フ、だが今日の部活は一味違うぞ。

文乃はあっという間に帰宅の準備をしていた。
文乃が扉に手を掛けようとしてそのまま鞄を床に降ろす。

「あ、今日って一回イかないといけないんだっけ」

文乃は圭と紗季の方を振り向く。

「どうする?そっちは二人でやる?それなら俺は一人でやるけど」

自分で誘導しといてなんだが凄い提案だな。

「私は・・・・・・別にどうでもいいけど」

「あー、最近私はやってなくて溜ってますから一人で大丈夫です。文乃は圭ちゃんとやってて下さい」

二人が返事をする前に紗季はスカートに手を忍ばせる。

なんて模範的な生徒会長(性的な意味で

「そっ、じゃあこっちはこっちでやろっか?」

文乃はまだ固まっていた圭を抱き寄せてそのまま押し倒す。
圭も少し慌ててはいるが行為自体に疑問を抱いてはいない。

「圭って、軽」

文乃は躊躇せず両手を圭の胸と股間に押し当てる。
このままじゃ一人の紗季がきついだろうから『二人の場合は足だけで性処理』と貼る。
すると文乃は手を離す。

「圭、脚いれるから股開いて」

「・・・・・・ああ」

圭は床に仰向けの体勢のまま大股開きをする。
文乃は開いた片足に自分の素股を当てて膝を圭の秘部に持ってくる。
ゆっくりと圭の膝の先端を自分に自分の膝の先端を圭の秘部に擦り合わせていく。

「うっ・・・・・・んっ・・・文乃・・・」

始めは気遣うようにゆっくりと前後、圭の反応を見ながら段々と速度を上げる。

「・・・あっ・・・・・・圭って・・・感度いいよね」

へぇーそうなのかー。
文乃の表情にはまだまだ余裕があるのに圭の顔は真っ赤になっている。
本当に気持ちいいんだろうな。

「・・・ああぁ・・・・・・あぅ・・・うううぅ」

対して紗季は制服の上からでも見える位乳首が勃っているのに未だにイッてない。
あ、涎垂れた。
右手はスカートのせいで動きがよくわからないが激しく動きまわっているのは見える。

「ああああぁ!文乃ぅ!文乃!」

紗季の痴態を観察してたら圭がイッていた。結局文乃はイかなかったみたいで顔を桜色に染めながら圭に抱きつかれている。

普通に凄いな。脚だけでイかせるとは。

紗季は横目で圭を確認した後はまた自分の作業に戻る。

残りの二人でやらせるのも面白いかも知れんけど今回は紗季にも手早く達して貰うことにする。

圭の鞄からショーツを取り出して『ハンカチ』と貼る。

「文乃、圭のこと拭いてあげて」

文乃もイけなくて疲れているのか返事もせずに受けてって圭の飛び散った愛液を拭き取る。
俺はショーツを受けてってからメモを剥がして新たに『オナペット』と貼って紗季に投げる。

「紗季はそれ使って早くやっちゃって」

紗季は受け止めたショーツの臭いを鼻から吸い出す。

「んっ、スースー。ちょっと待って。すぐに終わらせるから」

宣言通り紗季はショーツを芳ばしそうにかぎながら、最後には口に含んで絶頂に達した。

「ハッハッ・・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・はぁ」

達した直後は、二人とも必死に酸素をかき集めていたがそろそろ回復したらしい。

「圭も紗季も自分だけ気持ちよくなって結構薄情だね」

「う、ごめん。文乃」

「ごめんなさい、自分だけイっちゃって」

「別に。どうでもいいって」

文乃は二人の謝罪を聞きながら自慰を再開しようとする。

二人はまだすまなそうな顔をしている。

大丈夫、君達には君達にしか出来ないことがある。

「どっこらせっくす」
最低な掛け声に合わせて疲れ果てている紗季と圭の背中に『最上文乃の性処理道具』と貼ってやる。

まあ、最後まで残った文乃に対するボーナスと言うか二人に対する罰ゲームと言うか。

「なあ、俺も早く帰りたいし二人のこと使って早くイッちゃえば?」

ときめく提案であろう。

「つっても、二人とも大丈夫?」

圭は強がるように素早く立ち上がる。

「問題はない。私は文乃の性処理道具だからな。文乃の性処理のためならすぐに動く」

紗季も照れ臭い笑みを浮かべて立ち上がる。

「私も大丈夫ですよ、文乃。それに私のことは文乃のダッチワイフぐらいに思ってくれて構いませんよ」

素直だなー。
生き方が。

それを聞いて納得したのか文乃は体勢を整えて椅子に座る。

「紗季は俺の所舐めて。もちろんスカートの下な。圭は・・・俺の足舐めてくれる」

・・・人のことは言えんが、なんか文乃って自然な嗜虐心があるよな。

「はい、じゃあ舐めますね。ちょっとの間スカートの中お邪魔します」

「ふう、それじゃ右の親指から舐めるぞ。」
紗季と圭は指示には逆らうそぶりも見せずに従う。

この学院の権威であり憧れを集める生徒会長と副会長が今や少女の性処理に奔走している。

「・・・んん・・・ああぁ・・・・・・紗季、上手だね」

からかいながら文乃は手で紗季の頭を掴んで更に奥へと進ませる。

「ペロ、ペロ・・・んっ!?・・・んんっ!・・・ペロ、ペロ」

緩慢な動作だか少しずつ圭の口内の奥に足を入れていく。

途中圭の呼吸のリズムが乱れて少し涙が流れていった。

それから五分。
短いながらも濃密な時間を経てようやく文乃は達した。

校門の角を曲がる。
文乃達は疲れきっていたから残して帰ることにした。
上空の雲が朱く染まっている。
夕暮れの景色は感情に直接訴えてくる。
意味もなく虚しくなるのだ。

「俺は此処だー!!」
だから意味もなく叫んでみた。
つっこみがいないとつい暴走してしまう。

「いや、いきなり叫ばれてもねぇ」

背後に気配

「・・・えっと、聞いててましたか?」

まずい、体感的には鼻まで赤くなってしまっている。

「不本意ながら」

そうですか

「ぎゃいあーー!!!」

今度は恥ずかしさを誤魔化すために叫んだ。
彼女は俺が止まるまで冷めた視線を投げ掛けていた。

俺はそのまま春風と一緒に帰路についていた。
「ねぇ、なんで叫んでたの?」

「もうすぐ秋だね」

「あんな大声出して大丈夫?いろいろと」

「秋はいいよねー。飯とか、あと栗が美味しくて」

「なんか本当に危ない人っぽかったわよ」

「でもやっぱり柿がいいな。いつも渋柿作ってるんだ」

「・・・・・・」

「・・・・・・話、噛み合ってないね」

「あんたが合わせなさいよ!!」

いや、そこは臨機応変にスルー能力を発揮してもらえば。

「訳分かんない」

それは君の未熟だから。この年になるとむしろ聞き手の力が求められるから。

「・・・・・・本当疲れる、あんたとの会話」

「秋風ってなんかあったの?」

まともな問いかけをするとようやく彼女は振り向いた。

「ああ、今日は家の用事だったから。何、心配?」

黒い髪を掻きなでる仕草が夕日を散らす。

「家の楊枝ねえ。そういえば楊枝に付いているへこみってあそこで折れるようにするためなんだぜ」

「人の話を聞きなさいよ!!」

髪が彼女の怒りに合わせて上下運動をする。
「で、秋風がどうしたの?」

「・・・・・・・・・唐突に話を戻すな」

咳払いをして自分のペースを取り戻す春風。
「ねぇ、秋風って部活大丈夫?」

目的語を抜いての質問。
聞き手の力量が試されるぜ。

「大丈夫じゃないの?」

彼女は答えずに単独でと前進していく。
長い坂の上でようやく止まる。
見上げた彼女の姿はあまり秋風に似ていなかった。

「感謝はしてるわよ。・・・じゃあね」

そう言って彼女の影は坂の向こうに消えていった。

春風と別れた坂道を登る。
相変わらず、相変わらずな女だ。

ドコ

何かにつまずく。
足元に黄色いメガホンがあった。
しかも何故か手紙が添付されている。

「こ、これはまさか」

手にとってみてみる。360°何処からみても普通のメガホン。

「ペナントォ競うーグゥラウンドにー!!」
・・・・・・

「我等の我等のダイエーホークス!オゥ!・・・オゥ!」

二番からの熱唱だった。
一番は忘れた。
しっかり歌って流れに乗ったところで流れに乗って借りパクすることにする。
このメガホンも俺の元にいたほうが安心するって、絶対。
大丈夫だ、お前が只のメガホンでも俺は歌い続けてやるさ。

メガホンを大事に胸に抱いて帰宅。
決して離さないように強く抱き締める。
気分的にも誰にも見られたくないから忍び足で二階に。

「あ、おかえりなさい富士也。今学校終わったの?夕食は何か食べたいものある?
今日お母さん遅くなるって」

手に持っていたはずのメガホンは一階へ。
思わず放り投げてしまった。

「・・・・・・おかえり、羽祥ちゃん」

彼女は「ただいま」と微笑んで降りて行く。
俺のメガホンを何気無く拾って渡してくれた。

今日は羽祥姉さんが帰って来る日だった。

母さんがいないので晩飯は結羽を含めた三人で食べた。

「思うんですけど。こういう番組って芸能人がいきなり来てやるだけやってさようならって、学生はいいかもしれませんけど・・・歳増えるごとにまた、どうですか?」

食後のテレビの時間。
結羽は座布団の上で煎餅食べてる。

「感受性豊かと言うか、要らん世話でしょ」

そういうのこみで呼ぶんだろうし。

「いやいや、なんか歳上が下に気を遣ってるのが痛々しくて」

君結構気を遣ってるんだね、いらない場所で。
ピピッ、とな。
そんなこと言うから番組変えてやった。

「あ、ちょっと何するんですか。
戻して下さいよ」

「ほら、結羽君もこんなテレビ見たくないだろ」

他人の口車に便乗して自分の要求を押し通す。
これが大人のやり方さ。

「そんなの、兄さんがみたいだけじゃないですか」

「俺が俺が見たいものを見て何も悪くない!」

文法を越えた自信がみなぎってきたぜ。

そして二人の戦争へ。二人の間でリモコンのケースが吹き飛び、砕けた。

一方その頃羽祥ちゃんは直接チャンネルをかえていた。

「ねえ、この問題ってオレンジ共和国よね?」

知りません。

その後、一時の団欒が過ぎて全員が自分の行動をする。
さっきまで聴こえていたピアノの音が消えた。
八時をまわったからだ。
ピアノは迷惑にならないようにしっかりと 対策がしてある。
・・・ヘッドホンをするのだ。
家にはわりとしっかりとしたピアノがある。
昔、俺と結羽、羽祥ちゃんの三人がやっていたからだ。
今では音大に進んだ羽祥ちゃんが週一で鳴らす位だ。

それにしても羽祥ちゃん、相変わらず料理が下手だった。
一人暮らしをしているくせに彼女は俺達より料理が下手だった。

ちゃんと食べれているんだろうか?

結羽は現在入浴中、羽祥ちゃんはピアノだ。

俺は・・・・・・

1.メガホンを調べる

2.羽祥ちゃんのところへ

よし、今日のところは1と2にしておくか。

まずは俺の部屋へ。そして恒例になって欲しい手紙の時間。

まず一枚。
・・・今までと変わらない、完。

嘘だ、差出人がかなり違った。
今回の手紙は『銀河連邦社会主義共和国』からだった。
・・・なんてこったい!
ついに俺の舞台はUTYU規模になっていたとは。
地区大会と県大会と全国大会を抜かして一気に世界大会に出た気分。
最近のメディアははしょりが酷いぜHAHAHA!!

――――と言うくらいの衝撃だった。
大体銀河に連邦をつくるくらいの技術、精神を持つのに社会主義とはこれ如何に。
宇宙の政治学は地球より一足速く社会主義の矛盾を解決できたんだろうか。

で、二枚目。
『短波変換機の使い方』

『1、下の青いボタンを押しながら対象の名前を叫ぶ』
メガホンの下を見てみるといつのまにか青と銀色のボタンが現れていた。
いつのまにか現れていた事にしておきたい。
いや、こんなに大きな目立つ突起をただ見逃していたわけじゃない、はずだ。

『2.銀のボタンを押しながら対象にルールを叫ぶ。
上記の1、2の条件を満たした場合対象をルールに縛ることが出来る。また2の場合に限り波長の関係上可聴外の音波となる』

相変わらず曖昧な説明で分かりにくし。
それに可聴外の波は音波とは言えないんじゃないか?

トン、トン

いきなりノックされたのでとっさに手紙をベッドの下に押し込んでしまった。
誰だ、羽祥ちゃんか?俺の行動パターン2を読んでわざわざ来てくれたのか?

「兄さん、いるんですか?」

・・・・・・んー結羽君か。
お姉さんの代わりに食べてあげよう、フォ、フォ、フォ。

早速だか試させて貰うぜ相棒(になる予定)

「結羽、なに?」

メガホンをつけながら青いボタンを押して名前を呼ぶ。
これが第1条件。

「えっと、中に入っていいですか?洗濯物取りにきたんですけど」
「あー入って、入って。部屋に入ったら兄のことはお兄様と呼ぶ」

後半のみメガホン越しに言ってみた。
結羽は特に気にした様子もなく入って来る。

「じゃ、失礼しますね、お兄様。」

はい、本物確定。
ちくしょーこのメガホン愛しいなー。
撫でてみた。

「お兄様?何やってるんですか?このジャージは持ってっていいんですよね?」

「結羽君はもう風呂に入ったんだよな」

パジャマだし。

「お兄様が次に入るんですか?」

『洗濯は風呂場でするもの。また自分の着ている服を洗うこと。そのための行為は見られても当然のこと』

まずは下地作りから始める。

「いんや、結羽君が洗濯してから入ることにするよ。なるべく早くしてね」

「はーい」と返事をした後結羽は躊躇なく着たばかりの寝間着を脱ぎ始める。

「一回で終わらせたいんですけど、下着とかはないですか?」

結羽は全裸になった後、今日使った俺のジャージを着け始める。
もちろん下着は着けてない。
地肌に直接長袖半パンの男子用ジャージだ。

そのまま風呂場に向かったので俺も付いていく。
そんな俺を気にする事なく結羽は風呂場のドアを開ける。

「なあ、俺も入っていいよな?」

一応確認してみた。
結羽君は不思議そうな顔をしている。

「別に洗濯見られても気にしないですけど、面白くはないと思いますよ」

効果の程は確認したので二人揃って風呂場に入る。

結羽はまずシャワーを出して全身に振り掛ける。
こっちに跳ねた水が冷水だったから取り合えず温水を使うように指示する。

暫くして青いジャージが水を吸い取り重さを増した所でボディシャンプーを手にとる。
シャンプーを手につけた後、ジャージの上から下まで全てにシャンプーを擦りつける。
更に自分の下のジャージを前に広げてその内側にも擦り付け始める。

「なんかズボンの中ってお兄様の臭いが充満してて・・・」

いやーわざわざ着こなしてまで兄のために洗濯してくれるなんてな。

『自分の乳首を一回捻られると一分間すすぎをする』

全体にシャンプーを塗り終わった所で声をかける。

「後はタイマーだね。俺が設定してあげよっか?」

「いいですか?
じゃあお兄様お願いします。」

そう言って結羽は僅かな厚さの胸を差し出す。
俺はその胸の乳首を躊躇なく捻る。

1回、2回、3回・・・・・・

「アンッ・・・・・・お兄様、回しすぎですよ!」

10回捻ったところで手を止める。

「お兄様、三分でいいんですから。普段から手伝って覚えて下さい」

結羽はブツブツ言いながら乳首を俺が捻った逆方向に回し始める。

「よっしょ。きっかり三分っと」

結羽の手がシャワーの蛇口を捻る。
直ぐに上から熱いお湯が降ってくる。
その下で結羽は着衣のまま、腕を腰に付けて回り始めた。

グルグル、グルグル。

普段は裸体で入る密室は今の結羽にとって自分が洗濯機になる場所に過ぎないだなあ、と。
どうせこのまま三分間回り続けるんだろう。
俺は伸びをしてから風呂場を出た。

取り合えず羽祥ちゃんのピアノを聴きに行こう。

「……暇だな」

「私は働いてますから」

秋風は一人でパンフを調べている。
昨日とは一転して本日の部員は秋風だけだった。

「昨日は部長も来てたんだけどねー。残念だったね」

「別に、彼女が来ようが来まいが私には関係ありませんから」

「へぇーそうなんだ。部長すきすきっ娘なのに」

秋風はようやくこちらを向いた。冷気出てる、冷気。

「私は感情を言葉にするのは大嫌いです」

凄い、なんか表現出来ないような凄い表情になってしまわれた。

「……あー、部長はシュークリームのこと。スマンだって」

「……そうですか」

「あと、明日は来るって」

「それは聞いてません」

これが本日の部活で1番長い会話だった。

「あのさ、今日も春風と帰るの?」

この子といると時を忘れるくらい――暇だ。
二時間程寝てたらもう下校時刻だ。

「まあ、そうなりますね」

「そっか。あいつもなー。短い付き合いだけどポニーテールだってこと位しか分からんなー」

「人間なんて本人だって自分のこと分かりはしないんですから。他人なんか外見以上のことは分かりませんよね」

いや、そんなに真面目に考えた訳じゃないんだが。

「灯台元も暗しですか」

横目で鞄の中の紅白アメを確認する。
さっき秋風には白いアメを舐めてもらったが別に何もさせてはいない。
彼女には今日の夜帰ってから遊ばせてもらおうと考えたからだ。
それと春風にも……

「話し、終わりですか?それならそろそろ」
「ちょっと待って。今日家に帰ったらさ――」


「――ってして欲しいんだけど」

「分かりました。とりあえず帰る時に春風にこのアメ渡しますね。後は帰ってからでいいんですよね?」

「そうね。じゃ、頼む。
俺は帰るから」

「私も帰ります」

よし、あとは待つだけっと。

「そういえば、このパチンコのCM最近多いですよね」

「ん、そうね」

今日の夕食後は二人で仲良くこたつでテレビだ。

「何ていうんでしたっけ?このロボット。
友達が歌ってたんですけど。」

「アッハッは。パチンコっていうのは既存利益を守りたい集団だから。」

「いや、全然答えになってないですから」

「今更一般人へ浸透して逆にこっちは困るんだよ!
いたたまれないんだよ!」

「……と言われましても」

この熱い気持ちは君には分かるまい。

「だいたいな、教室でこういうのを――」

パラパパ、パッ、パッ、パー

「あ、レベルアップしましたね」

携帯を開くと秋風からのメールが届いていた。

subには『腋(4)』と書いてある。
添付の写真は彼女自身の腋が写っていた。
四枚とも角度を変えてあってまあ律儀だこと。

「じゃ俺先に上がるから、風呂は先にどうぞ」

「はーい。私はこれ見てから入りますね」

部屋に入ってからも続々と秋風からメールが来る。

『眉毛(2)』、『陰毛(8)』、『爪先(3)』、『女性器(18)』。

と、ここまでで打ち止めらしい。
秋風からのメールにはsubと同じ部位が写っていた。
特にこの十八枚の女性器なんか凄い。
まずそのままの状態を撮ってからだんだん過激に写している。
最終的には大股開きで片手でおまんこを開いてもう片方で写真を撮っている。

今日秋風に与えた指示は二つ。

春風にアメを舐めさせること。
もう一つは自分が恥ずかしいと思う部分こそ多く写メを俺に送ること。

それにしても秋風の写真はどんなに本人が恥ずかしいと思ってても俺からすれば誇っていいと思うね。
特にこのちょっと毛がはえ始めている腋なんて自分から見せてもいいんじゃないかね。

パラパパ、パッ、パッ、パー

あ、終わりかと思ってたらまだメールがきた。
『胸(32)』

……多いな、おい。
写真には小さいながらも魅力が凝縮された胸が写されていた。
乳首も肌色に近いし全体の形も綺麗だし。
うーむ、あそこより胸の方が恥ずかしいとは。
可愛いいなー秋風は。

まあ、彼女がこのメールを送ってきたってことはもう春風にアメを舐めさせたってことだ。

――よし、これからあの姉妹にはお互いの部屋でやってもらうか。

今日の秋風はちょっと変だ。
一緒に帰る時に少し強引に飴を押し付けられた。
白い飴だった、ハッカ味の。

今もそうだ、いつもなら私と一緒にゆっくりと話しながら食べるのに。
今日はあっというまに二階に上がってしまった。
だから私も仕方なく自分のベッドで横になってる。

ブルブル、ブルブル

机の上の携帯が揺れている。

なんだってのよ。

億劫だったが机まで手を伸ばす。

ピッ

「春風、久しぶりー」

「……なんだ、あんたか」

名前も見ずに取ったのは失敗だったかも。
今はコイツのハイテンションに付き合う気力がない。

「あーなんか不機嫌そうね。あのさ秋風から飴もらったよね?
それ、もう食べたなら語尾にち○ぽってつけて」

……あんたのせいで不機嫌なのよ

「さー。どうだったかしらね、ち○ぽ。
最近物忘れが激しいから、ち○ぽ」

「…なんかバカっぽいよ、春風」

「うっさいわね、ち○ぽ!
一体何のようなのよ、ち○ぽ!
もしくだらなかったらホントに着拒するから、ち○ぽ」

「あははっ、まあこれでもいっか。
あのさ今から秋風のマル秘メール送るからさそれ使ってオナニーしてよ」

この男は……普通自分の姉の写真で自慰なんかさせるか?

「何よ、わざわざ電話してきてそれだけ?」

「ううん、いますぐ自分の携帯のデータ全部消して。
んで、SDカード持ってたらそれも全部使ってオナニーしてる動画撮って」

「データ全部って、全部なの、ち○ぽ?」

「いや、アプリとアドレス帳は残しといていいよ。
けど自分が何してるか喋りながらするんだよ」

まだ明日の課題も残してたのに。

「すぐメール送って、ち○ぽ。
なるべく速く終わらせたいから、ち○ぽ」

「おいっす。
じゃ今送るね。
後語尾は戻していいよ」

「わかったから早く送りなさいよ」


「私、八重春風はこれから姉である秋風の写真を使ってオナニーします」

ベッドの上で下半身だけ裸の状態で宣言をする。
少し考えて左手で携帯を持って右手で自慰をすることにした。

「まず始めに秋風の腋の写真でします」

今、写真を見るは出来ないがあいつから送られてきた秋風の写真は網膜に焼き付けるように何度も見た。

「私は今秋風の腋の臭いを思いだしながら胸を擦っています」

いつもやっているように(頻度はそう多くない)胸を大きく包みこむ。

「普段はただ揉むだけなんですけど今日は秋風の腋に擦り付けるようにしたいと思います」

私は目の前に秋風の腋を想像して胸を空中につきだす。

「い、今秋風の腋に…じ、自分の胸を擦り付けています」

鼻で大きく息を吸う。
彼女の腋の臭いを頭の中に何度も叩きこむ。

「アッ……んぅ!
…あき……かぜの臭い……気持ちいい」

しばらく、温かい空気に浸るようにゆるい自慰を続ける。

「アハッ!
……クゥ…そろそろイくためにクリトリス触ります」

皮を被っていた突起を上から摘む。

「そ、それじゃ、一気にイきます」

私は最後まで秋風の腋の臭いを想像し、腋に胸を擦り付けるように、突起を捻った。

「――アアアァッ!イくッ、イきます!」

春風からメールがきた。
『腋(3)』と書いてある。
結構速いペースだが、今日は無理かな。

「あのさ、春風」

「はあ、はあっ、はあっ。
……なによ?まだ何か言いたいことが有るわけ?」

「別に。
ただ今日は腋の写真だけでいいよ。」

「あっそ。
まあ、私としてはそっちのが助かるんだけど…」

「その代わり、腋の写真で4回イったら秋風の胸舐めて慰めてあげてよ。
いやー、あんまり気にしてるみたいだから今秋風に巨乳体操やらせてるんだけどさ。
手伝ってあげて、秋風には俺から言っておくから」

「私は課題もあるんだけど。
それに秋風の胸、私は綺麗だと思うんだけど」

「……まあ、主観ですから。
それにそんなに課題が気になるなら今日の君の課題は秋風と一緒に巨乳体操をして5回イくこと。
反論は許さず!
じゃ、頑張れ」

プツ