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2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
MCサンタの贈り物 - 2chMCスレッド | 彩民のMC小説

MCサンタの贈り物



(第1話)
(1月:初詣(春野睦月))
(1月中旬:新学期 )
(1月下旬:写真部 )


第1話


 今日、俺のところにサンタクロースがやってきた。

「おまえはいい奴だ。T学時代、誰もがキモ井と呼んでいた百井卓(ももい すぐる)を、
おまえだけは友達として扱い続けた。そのせいでおまえもシカトされ、イジメられても、
おまけはオレ……いや、百井卓を励まし続けた。だからこそ、おまえだけは絶対に報われ
なきゃいけない。これは、おまえが正しいことをしたご褒美だ」

 百井に良く似たサンタクロースは、赤いコートを羽織った女の子を差し出してきた。
 河合優衣(かわい ゆい)だった。
 俺が高熱を出したせいで受験すらできなかった私立MC学園に進学した、かつての憧れ
の女の子──いや、今でもそうだ。イジメを受けるようになってから近づかないようにし
ていたが、今でも俺の携帯電話には、かつてこっそりと撮った〝図書館で転た寝をする河
合さんの姿〟が保存されている……

「こいつはオ……いや、百井卓を気持ち悪いといった女のひとりだ。だが、おまえがこの
女に惚れていたからな。バージンだけは奪わないでおいてやった。もっとも、超がつくほ
どのマゾ奴隷に仕上げておぴたぞ。フェラもアナルもなかなかだ……くくくっ、こいつは
今日からおまえのものだ。そうだろ、河合のお母さん」

 サンタクロースが振り返ると、顔から胸元までを精液で汚しているフェティッシュな格
好をした大人の女性が幸せそうにうなずいていた。

「ええ、この子も私もチンポ無しでは生きられない性処理人形ですから、御主人様がこれ
と見込んだ方の精液便所になることに異存なんてありませんわ」

「只野(ただの)のご両親も、問題ないね?」

 サンタクロースの言葉に、俺の後ろにいた両親が笑顔でうなずいた。

「ええ、博明(ひろあき)も年頃ですし、オナペットの1匹ぐらい飼ってもいい頃ですも
の。ねえ、お父さん」
「博明。ちゃんと世話、するんだぞ」

 俺は改めて河合さんを見た。

 長くて艶やかな黒髪も、色白の肌も、スラリとした体つきも、それでいながら大きな
オッパイも、なにひとつT学時代と変わっていない……いや、むしろ雌犬として、より成
熟している。ほんのりと頬を赤らめながら、はぁ、はぁ、と息を荒らげているところや、
コートの下の縄で縛られた豊満な体や、左右の乳首と無毛の股間に張り付けられたロー
ターが震動しているところや、俺に見えるように広げた秘裂から、ぽた、ぽた、と愛液を
垂らしているところや……

「本当に俺がもらっても……?」
「おまえは例外なんだ」

 サンタクロースは逆十字が表紙に記されたノートを取り出し、何かを書き込んだ。

「おまえにも〝選ばれた者〟の特権をやるよ……今日からこの町にいる女は、すべておま
えのものだ。もちろん、俺の手がついていない女に限る。……よし、これでいい。さあ、
あとのことはこっちで全部やっておく。今夜は最初の1匹を心ゆくまで楽しめ」
「……ありがとう、百井」

 なぜか俺は、百井の名を呼んでいた。
 サンタクロースはニヤッと笑うと、何も答えず、去っていった……



1月:初詣(春野睦月)


 お正月といえば初詣。今年はなんとなく近所の神社にひとりで行ってきたが、ラッキー
カラーだという赤系の服だけにしていたおかげなのか、予想外にいいことがあった。

「あっ、春野」

 その声にドキッとしながら振り返ると、案の定、彼がいた。
 只野博明。
 同じクラスの地味で物静かな男の子。趣味は風景写真を撮ることらしいが、廃部寸前の
写真部なんてものに入っているせいで、この1年間、学校行事のたびにカメラマンとして
コキ使われていた印象が強い。正直、興味なんてひと欠片も抱けずにいた男の子だ。
 でも、今は違う。
 彼は選ばれたのだ。〝選ばれた者〟なのだ。
 惹かれる理由としては、もうそれだけで充分のはずだ。実際、〝選ばれた者〟になった
今の彼は、以前の彼と全然違っている。あのおとなしそうな只野くんではない。そこにい
るのは、ギラついた瞳だけで私の子宮をうずかせる〝選ばれた者〟そのものだった。

「あ、あけまして、おめでとう」

 私は嬉々として新年の〝特別な挨拶〟をした。
 普通の挨拶は言葉だけ。
 でも相手が〝選ばれた者〟に声をかけられた場合、女性はコートの前をはだけなければ
ならない。もちろん、コートの下は基本的に全裸であることが好ましい。ただ、時期が時
期なので、より〝選ばれた者〟を興奮させる服装をするなら、全裸でなくとも良いことに
なっている。
 だから私は、おもいきって、すごくエッチな格好をしてみた。
 ノーブラノーパンは基本。
 ロングTシャツとセーターの胸元は、おっぱいが出るように丸く切った。
 ジーンズもわざと股間からお尻の部分を切ってある。
 陰毛は全部剃った。
 だから、コートをはだけると、おっぱいもオマンコも丸見えになる。

「ああ。あけましておめでとう」

 只野くんはニヤニヤと笑いながら、私のオマンコに手を伸ばしてきた。
 くぱぁ、と指で秘裂を開いてくる。
 それだけでもピリピリとした気持ちよさが走り抜けるのに、只野くんはクリトリスを下
から持ち上げるように撫でてくれた。

「ぁうっ、んっ……」

 思わず声が漏れ出てしまう。
 周りの男の人たちが好色そうな目でニヤニヤと見つめてくる。女の人たちはうらやまし
そうにしている。同時に、誰もが私のことを〝いやらしい雌豚〟だと言わんばかりに蔑ん
でいる気がする……

「へえ……春野って、露出狂だったんだ」
「ちがう……んっ、ちがうの、私、そんなヘンタイじゃ……」
「でも濡れてるぞ?」
「はぅ!」
「ほら、指も簡単に入って……」
「ぁ、ん、っ……んっ……」

 オマンコがクチュクチュされてる。音、聞こえてる。

「へえ……見知った優等生の女の子が、こんなことで悦ぶヘンタイだったとはね」
「ち、ちがいの……あ、んっ……ちがう、あ、いや……」

 でもクチュクチュという音は大きくなっていく。

 愛液の雫が乾いた境内の石畳を汚していく。
 いつしか周囲は、たくさんの人で取り囲まれていた。男の人たちが上着で隠しながらオ
チンチンを出してしごいているし、女の人たちは前もはだけてオナニーを始めている。み
んな、私の痴態をオカズにしている……私の恥ずかしい姿をネタに…………

「春野。この場で仰向けに寝て、入れて欲しいところを見えるように広げてみろ」

 只野くんはそう告げると、私のオマンコから手を離した。
 よく見ると彼の股間にはペットがじゃれついている。
 焦茶色の地味なロングコートを羽織っている髪の長い性処理ペットだ。ちゅぷちゅぷ、
と顔を前後に動かしている。多分、只野くんのオチンチンをしゃぶっているのだろう。
 すごく、うらやましい。
 ペットが出す、ちゅぷちゅぷ、という音が子宮に響いてくる。

「どうした?」
「あ、うん……」

 私はコートをうまく広げながら、石畳の上に寝転がった。
 仰向けになったカエルみたいに足を開き、只野くんに見えるように、まだ誰のオチンチ
ンも入ったことのないオマンコを、くちゅ、と左右に開いてみせる。
 みんなが、見てる。
 私のオマンコ、みんなが見てる……

「そこに入れて欲しいのか」

 只野くんはニヤニヤしながらペットの頭を押しどけた。
 ちゅるん、と唾液まみれのオチンチンが反り返った。
 大きい。
 あんなの入れられたら、私のオマンコ、もう只野くん以外のオチンチン、入らなくなっ
ちゃうかも……

「そうか。俺もちょうど、射精したいところだったんだ。春野のマンコ、借りるぞ」
「うん……は、初めてだから、そんなに気持ちよくないかもしれないけど……」
「へえ、初めてなのか」

 彼は膝をつき、私のオマンコにオチンチンの先っぽをこすりつけてきた。

「じゃあ、公開処女喪失だな。みんな、記念すべき瞬間、しっかり記録しろよ」

 只野くんがそう告げると、周りの人たちが慌てて携帯電話を取り出した。
 髪の長い只野くんのペットは、口元を涎で汚したままビデオカメラを構えている……あ、
この子、空いてる手で自分のオマンコ、いじってる。コートの下、白いニーソを履いてる
だけで、全裸なんだ。すごいな。寒いのに。やっぱりペットになるには、それぐらいでき
ないとダメなのかな。

「いく……ぞっ!」

 不意打ちだった。
 ズンッて。
 ブチッて。
 処女膜をぶち破るだけにとどまらない、猛烈な衝撃なオマンコから頭の上にまで突き抜
けていった。もう、痛いとか気持ちいいとかそういうレベルじゃない。

「はっ……あ…………かっ…………ぁ…………」
「おお、いいしまりだ……」

 彼は私の両足首を持つと、大きく股を広げさせながら、腰を小刻みに動かしてきた。

「あふっ、んっ……あ、ひっ、や、あ、ま、まって……ぁふ、んっ!!」

 信じられない。これがイタ気持ちいいって感覚?
 オマンコの内側すべてがクリトリスになってるみたい。
 膣奥なんて、オチンチンでつきあげられるだけでイッちゃう
 それだけじゃない。
 カシャ、パシャ、っていう撮影音が聞こえる。
 みんなが私の痴態を撮ってる。
 こんなところで犯されて悦んでるヘンタイ娘を、嬉々として撮影してる。

「あ、あく、んあっ! は、あ、あふ……う、くぅ……!」
「いい感じになってきたな……」
「あ、あう、ん、んく……ひぁ、ああ!」
「おっ? マンコの中も柔らかくなって……いい吸い付きだ……優衣、ちょっとこい」
「はい、ご主人様」

 ペットが彼の傍らに立ち、結合部をアップで撮影しだした。
 只野くんは、そんなペットのオマンコに指を入れる。

「はぅ……」
「なるほどな……やっぱり感覚が違うってわけか」
「ご、ご主人様……あの、撮影が……」
「そろそろ出す。次はおまえだ」
「……はい」

 うれしそうなペットの笑顔。ちょっと嫉妬しちゃう。
 だから私、もっと喘ぐことにした。
 そうでなくとも、さっきからごりごりってすごくて……もうダメなんだもん。

「ん、ふあぁっ、はあ、ん、んくっ……んうっ!」
「春野、出すぞ!」
「はぃ! ん、あ、くっう、ん……! 只野くんの、どろどろの、精液で……んぁ、はあ、
ん……私の子宮を、いっぱいに、してくださいぃ!!!!」
「おぉおおお!」
「あ、あ、ああ! や、あ……やああぁぁぁっ!!」

 私が壊れてしまいそうなほど、彼は激しく腰をふった。
 そして。
──びゅるる! どくっ、びゅくっ、どぴゅるる!!
 灼熱の麻薬がお腹の中で弾ける。

「ひっ! あ、熱いのが! 只野くんの、ドロドロの精液が、いっぱい……いっぱい、お
腹の中に、バシャッて……あっ、んっ……あ、いく、い……また、いくぅうううう!」

 私は子宮に直接大量の精液を注がれながら、これまで味わったことないほどの強い絶頂
に導かれていった……。

 *   *   *

 気がつくと私は本殿の中、参拝客から見るとお賽銭箱の向こう側にあたるところで寝か
されていた。

「ん、あ、ああっ……ご ご主人様! す、すごい……あ、あ、ああっ!!」
「おぉおおお!」

 見ると両手首と片足を吊り下げられている全裸のペットが、裸になっている只野くんに
犯されているところだった。参拝客からよく見えるようにペットで遊んでいるらしい。参
拝客はみんな、恍惚とした表情で只野くんの戯れを眺めながらお参りをして帰っている。

「うっ……くっ……!!」

 只野くんはお尻をキュッと引き締めながら、オチンチンをペットの奥にねじ込んでいた。
 射精しているようだ。
 その姿を見るだけでゾクゾクとする。
 ううん。私、軽くイッてるみたい。
 だって、只野くんにオマンコを触られた時と同じ感覚がずっと続いている感じがするも
の……あっ、それってもしかして膣内射精されたから? そっか。今、私の卵子が只野く
んの精子に犯されてるんだ。感じるのは当然だよね。

「ふぅ……」

 只野くんは、気絶してしまったらしいペットからオチンチンをヌルッと抜いた。
 そして、私のほうを向く。

「起きたのか。キレイにしてくれるか?」
「うん……じゃなくて、はい」

 私は大急ぎで彼のもとに向かい、立っている彼の前で両膝をついて、精液と愛液で汚れ
ているオチンチンにすいついた。
 〝選ばれた者〟の精液は甘くて、おいしくて、さらに最高の媚薬で、美容にもいい。
 だから私は、下手なりに一生懸命、舐めてみた。

「春野。そのまま聞いて」

 ちょうど私が亀頭をぱくっとくわえてみた時、彼がこんなことを言ってきた。

「知っての通り、俺、〝選ばれた者〟になったんだ。ただ、〝選ばれた者〟って何をやる
にしても記録を残して神様の提出しないとダメだろ? その仕事、どうしたものかって考
えてたところに、春野をみつけた……というわけだ」

 私は彼のオチンチンから口を放し、しごきながら見上げてみた。

「つまり……記録係を、私に?」
「その代わりペットにする。どう?」
「本当!?」

 ウソみたい。〝選ばれた者〟のペットになれるなんて……

「私で……いいの?」
「何を今さら……俺は射精する相手、好きなだけ選べる立場なんだぞ?」
「!!」

 胸の奥がキュンとなって、子宮がキューとなって、オマンコがジュンとなった。

「そういうことだ。どうする? YESなら裸になって、マンコ、使わせろ。NOなら今
すぐ……」

 私は大急ぎで服を脱ぎだした。
 選べ? 答えなんて、ひとつしかないじゃない!

「……やっぱやめた」
「えっ!?」
「春野……尻尾ふりすぎ。萎える」
「そ、そんな……」
「こりゃ、ペット候補止まりだなあ」

 彼はそう言いながら、先輩ペットの優衣さん──で良かったっけ?──のもとに向かい、
拘束をほどきだした。

「……あっ、ご主人様…………」
「起きたか。帰るぞ」
「はい……きゃ」

 しかも只野くん、優衣さんをお姫様ダッコしてる!!

「あ、あの、た、立てますから……」
「おまえ、腰、抜けてるだろ」
「で、でも……」

 そうか。あの奥ゆかしさが必要なのか。
 うん。決めたぞ。
 今年の目標──あの奥ゆかしさを身につけ、必ず只野くんのペットになる!!



1月中旬:新学期


 冬休みが終わり、新学期が始まった──なんてことを故郷の友達にメールしたら「内地
は早いねー」と言われた。本当にそうだ。だいたい、雪が降らないから冬になった感じが
しない。そのくせ、なまら寒い……あ、違った。すごく寒い、だ。

「あ、ナーコ。おはよー」

 生徒玄関に入ろうとすると、クラスメートで同じ放送部の如月香奈子(きさらぎ かな
こ)が声をかけてきた。

「おはよ。練習してきた?」
「まっさかー」

 香奈子は上履きを手早く履き替え、脱いだショーツを丸めて外靴に入れた。

「下手に選ばれてアナウンサーになったらどーすんのよ」
「ミキサーと兼任すればいいじゃない」

 私も靴を履き替え、ショーツを脱ぐ。

「アナウンサ~はき・み・だ♪ ミキサ~はあ・た・し♪」
「なにそれ」
「放送部の歌」

 なんてバカなことを話ながら教室にむかう。
 それにしても寒い。
 アソコがスースーする。
 ほんと、関東は寒い。どうにかならないのかな?

  *  *  *

 私の隣りの席は写真部の只野博明だ。

「おはよ」
「ああ、一ヶ谷。あけおめ」
「ことよろ」

 只野は地味であまり口数の多くない男の子だが、席が近くなってからは、こうして話す
ようになった。多分、私も地味で口数が少ないせいだろう。まあ、私の場合は、ママの仕
事の都合で、2学期からこっちに引っ越してきて友達が少なかったから、というのもある
と思うが。

「……その子、ペット?」
「ああ。そういえば……ほら、優衣。あいさつ」

 只野に促され、机の下に入って彼のオチンチンをしゃぶっていた女の子が顔をあげた。
 身につけているのは私立MC学園のカワイイ制服だ。乳首が透けて見える白いゲビエー
ルに白いニーソ、純白のショーツに名札付きの首輪──のはずだけど、今は冬なのでケー
プを羽織っているから、全部はよく見えない。ただ、隙間から垣間見える白い部分が、私
立MC学園の制服なのだとすぐわかった。

「は、初めまして……只野博明様のペットの、河合優衣です」

 彼女はおっぱいで挟むオチンチンを上下にしごきながら自己紹介してきた。
 いい動きだ。
 私はBカップだからできないけど、やっぱりパイズリできるぐらいの胸は欲しい……

「よ、よろしくお願いします」
「……あ、うん。私は一ヶ谷尚美(いちがや なおみ)。えっと……河合さん?」
「あ、優衣で……みんな、そう呼ぶから」
「じゃあ、私はナーコで。よろしく、優衣」
「……うん、よろしく」

 彼女はフワッとした笑顔を浮かべてきた。
 ああ、なるほど。

「只野。もしかして前に言ってた〝好きだった人ぐらいいる〟ってやつ……」
「わるかったな」

 只野は優衣の頭を撫でながら、ムッとした表情でにらみ返してきた。

「ふふ、おめでと。良かったじゃん」
「……ったく」

 只野は頬を少し赤らめながら顔を背けた。
 どうやら図星だったらしい。
 ペットの優衣も恥ずかしいらしく、顔を赤らめながら、また彼のモノをしゃぶりだした。
 初々しいねー。
 でも、端から見ていてもわかるけど、優衣のフェラチオ、かなり上手かも。
 おっぱいと口で同時にしごきながら、ちゅぷっ、ちゅぷっ、と音をたてて……

「んっ……」

 只野が軽くうめいた。どうやら射精したらしい。

「……出たんだ」
「ふぅ……んっ、まあ。こいつ、うまいからな」

 見ると優衣は頭を撫でられながら、ごくっ、ごくっ、と精液を飲み込んでいる。
 ちょっとうらやましい。
 精液の喉に引っかかる感じが、無償に味わいたくなってきた。

──キーン、コーン、カーン、コーン

 予鈴が鳴った。

「優衣、そろそろ保健室に……」
「うん……待ってる」

 口元を精液と唾液で汚したまま、優衣は教室を出て行った。

「あの子、授業受けないの?」
「んっ? ああ……まだ転校の手続き、終わってなくて」
「それでMC学園の制服だったんだ」

 なんて話しているうちに先生が教室にやってきた。

「はいはいはーい。みんなー、座りなさーい」

 ショートカットにジャージ姿という、誰がどう見ても体育教師な二岡洋子(におか よ
うこ)先生は、いつものように出席簿で教壇を叩きながら、なおも雑談している面々を席
に戻していった。

「このあと始業式があるけど、まずは……みんな、あけましておめでとう」

 教室の方々から「あけおめー」との返事が出る。二岡先生は笑顔でうなずき、出席を
とった。男子19名、女子20名、計39名全員が登校していた。

「そうそう」

 先生は出席をとりおえると、教卓に両手をついた。

「もう知ってると思うけど、只野が〝選ばれた者〟になったから、みんな、そのつもりで。
だからって特別扱いしないように。これまで通りでいいから。これまで通りで。只野、そ
れでいいのよね?」

 先生の問いに、只野はうなずき返した。
 良かった。
 あの百井とかいうMC学園の〝選ばれた者〟みたいに、このクラスを美女・美少女のみ
の特選クラスにするのかと思ってたけど……だったら来年もこのままかな? まあ、クラ
ス替えはまだ別の話だから、どうなるかわからないけど。

  *  *  *

 始業式が終わると、早速、3学期最初の授業が始まった。
 性交学だ。

「はい、みんなー。男女ペアになってー。あまった女子は先生のところにきなさーい」
「一ヶ谷」

 先生の言葉のあと、只野が立ち上がりながらオチンチンを取り出した。
 いつものことだが、ちょっと気後れした。
 地味が只野と地味な私──お互い、相手をしてくれる異性は、お互いぐらいなもの。こ
れまではそれが当然だったが、今や只野は〝選ばれた者〟だ。私なんか相手にせず、もっ
とカワイイ子に声をかけてもいいはず。

「ほら」

 只野がオチンチンを私の顔に押しつけてくる。
 ふと、教室中の女子の視線を感じた。
 特にクラス委員の春野睦月が、ものすごい目で私のことをにらんでいる。
 さすがは〝選ばれた者〟……かな?
 まあ、気持ちはわかるけど。

「じゃあ、遠慮なく」

 私は只野のオチンチンを右手でしごき、ペロッと先端を舐めだした。
 〝まず舐めて、唇歯にあて、咥えこむ〟──性交学で最初に学ぶフェラチオの基本だ。
 ちなみに性交学というのは呼んで字のごとくセックスに関する授業だ。もともと隣町で
しか実施されていなかった授業だけど、少子化対策とやらで去年の5月頃から全国のS学、
T学、K校で実施されるようになっている。
 中身は座学と実技が半々。
 座学では性感帯がどうとか、体位がどうとか、性癖がどうとか、そういう知識関係のこ
とを学ぶ。実技ではフェラチオとアナルセックスを学ぶ。あと男子は人形を使って輪姦の
練習もする。女子は主にビデオ視聴で泡踊りとセクシーポーズを学習する。
 そうそう。
 各学期の中間試験は筆記試験のみで、期末試験は実技試験ということになっている。1
学期は公開オナニーで2学期はフェラチオだったから、3学期の期末試験はアナルセック
ス? まあ、順当な流れだ。

「んっ……やっぱ、まあまあだな」
「ふぅ……そりゃあ、ね」

 オチンチンを口から話した私は苦笑まじりに彼を見上げた。

「練習相手、いないんだから」
「んじゃ、そろそろいじる?」
「んっ。おねがい」

 立ち上がった私は、机に両手をつき、お尻を彼に向けて突き出した。
 彼はスカートをめくり、私のお尻を優しく撫でてきた。

「んんっ……」
「んっ? 感じてんの?」
「……あ、あんたが……〝選ばれた者〟になったからでしょ」
「あっ、そっか」

 そうでなくても私はお尻が弱い。実を言うと只野にお尻を撫でられるの、けっこう好き
なのだ。そこにきてこいつ、〝選ばれた者〟になっちゃったから、もう触られるだけでビ
リビリくるぐらい感じてしまう。

「じゃ、ほぐすぞ」
「う、うん……」

 撫でられるだけでこれだ。この先のことを考えると、期待と不安で鼓動が高鳴った。
 彼は私のオマンコを指で撫で、愛液をすくいあげては、アヌスのまわりにまぶしていっ
た。これがすごく気持ちいい。オマンコを撫でられるだけでゾクゾクするし、アヌスの周
りに触れられるだけでゾワゾワとしてきた。
 直後、指が入ってきた。

「ぁう……んっ…………」
「一ヶ谷のケツマンコ、いつでも準備OKなんだな」

 言えない。家に只野と同じぐらいの大きさのバイブがあるなんて。それでいつもアナル
オナニーしてるって。別に好きとかそういうのじゃないけど、只野のオチンチンはけっこ
う気に入っているって……

「おっ、3本も余裕か」
「はぅ……んぁ、ん、あ、ふぅ……んっ……」

 授業前に腸内洗浄してきた私のお尻……ううん、ケツマンコは、もうグニョグニョだ。
 頭の中もグニョグニョしている。
 オマンコから溢れた愛液が太物の内側を伝うばかりか、ポタポタと落ちてさえいる。

「じゃあ、潤滑油を……」

 彼はたくましいオチンチンを、私のオマンコにこすりつけてきた。

「────!!」

 思わず口を手でおさえた。すごく喘いでしまいそうで、恥ずかしかったのだ。

「我慢すんなよ。みんな、すごいぞ?」

 素股の要領で腰を動かしてくる只野が私の背に覆い被さり、ささやきかけてきた。
 彼の言う通りだ。

「はっ、んっ、あ……ひっ!」
「ぁ……ぁ……ぁ……ぁ……」
「いあ……あ、や、すごい、すごいよ……」

 もし女子の半分近くがアナルを犯されていた。多分、アナルバイブを日常的に付けてい
るグループだ。私も欲しいけど、お小遣いが少ないから……

「いくぞ」

 不意に只野がそう告げてきた。
 直後、ヌルッと熱くて固くて太い凶器が私の敏感なケツマンコに突き刺さってきた。

「────!!」

 今度も声は出なかった。
 でもさっきとは違う。
 今度は声を出せなかった。あまりの気持ちよさに息を止め、身を反り返し……

「……イッた?」

 ぎっちりと奥まで入ったところで、彼が囁き尋ねてきた。
 私は呼吸を荒らげることしかできず、どうにかコクンと頷き返すことで返事をした。

「敏感になりすぎだろ……」

 それ、あんたが言う?

「あ……俺が〝選ばれた者〟になったせい?」

 そうに決まってるじゃない。

「じゃあ……いっぱいイキまくれよ。俺が許すから」
「ひっ! あ……だ、だめ……あ、んぁ、あぁ!!」

 ゴリッ──そんな音が聞こえた気がした。
 彼のオチンチンが、腸壁ごと私の性感神経を根こそぎえぐっていったのだ。
 ドンッ──そんな音も聞こえた。
 彼のオチンチンが直腸を押し広げ、子宮を裏から押し込み、脳天まで貫いていったのだ。
 もともとすごかった。
 本物のオチンチンしか只野しか知らないけど、でも、もともと彼のオチンチンはすごく
気持ちよくて……ああ、だから私、ケツマンコオナニーが好きになっちゃったんだ。

「一ヶ谷……今日はすごいな……」
「んぁ! ん、う……! ん……あ……あぐ……」
「んっ? 声、聞こえてるか?」
「あ、ああっ……う、あ、はぁ……はぁっ!」
「ははは。おまえ、もともとケツマンコ、好きだもんな。いいぞ、もっと感じろ!」

 パンパンパン──彼の体がお尻を叩く。
 ズリュズリュズリュ──彼のオチンチンが私をえぐる。
 すごい。
 これ、すごい。
 いいの。
 もっとして。もっといっぱい、壊れるぐらい、もっと犯して……

「出すぞ……くっ!」

──ぶひゅ! びゅるるる! びゅくっ!!

「あ、あぁあああああああああああ!!!!!!!」

 深いところで精液を出された。
 すごく熱い。
 2学期中の実技で飲んだ彼の精液の味と臭いを思い出した。
 生臭くて、苦くて、ドロドロしていて、喉にひかっかって……でも、すごくクセになる。
 また飲みたいなあ……。
 絶頂の荒波が引いていったあと、私は背中に彼の重みを感じながら、そんなことを考え
ていた。

  *  *  *

「なあ。どうせだから、俺のペットにならない?」

 2発目は椅子に座った彼に背を向けての後背座位。うなじを舐められ、お腹側から差し
込まれた両手でおっぱいを直接揉まれながらのケツマンコセックス……乳首責めも好きな
私としては至福に瞬間だったりする。

「んっ……もういるじゃない、只野のペット……」
「優衣もたまには休ませたいからさ」
「別にいいけど……私としては、友達のほうがいいのよ。いろいろと気楽だし」
「気楽?」
「ペットって24時間、ずっと御主人様のこと考えてるでしょ? あの優衣って子、あん
たのこと好きみたいだから、むしろ幸せなんだろうけど……んっ……ちょっと、話すのか
するのか、どっちかにしてよ」
「じゃあ、話す」
「ふぅ……揉むのはいいわよ。弱いの、乳首だから」
「あ、やっぱり?」
「とにかく、ペットってそういうものでしょ? そりゃあ、私もあんたのこと嫌いじゃな
いし、そういう人生もアリかなーって思うけど……なんていうか、さ」

 私は首をのけぞらせ、彼の肩に頭を乗せた。

「地味仲間の戦友? みたいな感じがしてたのよ。あんたのことは」
「地味仲間って……まあ、その通りだな」

 只野は右手を服から抜くと、その手を私の頬にあて、自分のほうに顔を向かせた。

「じゃあ、セフレは?」
「あんた……そんなに私とやりたいの?」
「ん~っ、そりゃあ男だから」
「別にいいけど、やる時はお尻だけよ」
「というか、アナルが好きなんだろ?」
「そういうこと……あ、それと、あとで精液飲ませて。〝選ばれた者〟の精液って甘いら
しいじゃない。確かめたいの」
「放課後、うち来る? とりあえず処女だけは奪っていいだろ?」
「ん~っ、まあ妥協する。ちょうど安全日だし」
「じゃあ話はこれくらいにして……次は、やる」
「んんっ……」

 グッと顔を寄せられて、キスをされた。
 同時に左の乳首をつままれた。
 自然と体が動いてしまい、お尻をこすりつけるように前後させてしまう。そのせいで、
ケツマンコを満たしているオチンチンがグネグネと私を責め立てて……

【つづく】


【おまけ】

「んき~~~~~っ! なによあれ! なんなの、あのラブラブ空間!?」
「睦月……自重しよーよ」
「そうそう。〝選ばれた者〟にやられちゃったら、そりゃあ、メロメロになるじゃん」

 左右の友達があたしを宥めにかかる。でも……悔しぃいいい! せっかく初詣の時に処
女膜破ってもらえて、さらには膣内射精までしてもらえたって言うのに、只野くん、あれ
から一度もあたしのこと呼び出してくれないし、それとなーくメールで暇であることをア
ピールしても無視されたし……

「うっ……」

 後ろで男子がうめいた。
 あたしはムッとしながら振り返った。

「ちょっと。なに自分だけイッてんのよ。全然気持ちよくないじゃない」
「いや、だって……春野のアナル、すっげーしまるし……なあ?」
「そうそう……うっ!」
「はぁ、はぁ、はぁ……」

 左右の子のお尻を犯している男子も情けないったらありゃしない。
 大声出してよがりまくってる女子もいるけど、そういう子はお尻で感じる才能を持って
いるか、見られながらされるのが好きな子かのどちらかだ。そりゃあ、あたしも気持ちよ
くないわけじゃない。でも、よがるほどじゃない。そういうことだ。

「はあ……やっぱり只野くんのオチンチン知っちゃうと、もうダメね……」
「ねえねえ、もう1回聞かせてよ」
「神社で公開処女喪失かあ……いいなあ……睦月、うらやましすぎるよー」
「んもう……仕方ないなー」

 なんて言いながらも、思い出しただけであたしのオマンコは濡れだしていた。

「あの時はね……」

 もう何度しかた思い出せないくらい繰り返している話だけど、私は今日の実技相手が回
復するまで、オナニーをしながらあの時のことを語り続けた。ほんと、あれは幸運以外の
何物でもない。だからこそ思う。
 なんとしても只野くんの正式なペットになる!!
 そのためにも来月は……2月は……ふふふっ………………

【おまけ:おわり】


1月下旬:写真部


 俺が所属する写真部は廃部寸前の弱小クラブだ。

「昨日まではな」

 放課後、ひさしぶりにメールで部室に呼び出された俺は、非常に珍しいものを見ること
になった。無表情・無反応・無感動の三無主義で有名な鉄仮面の持ち主、我らが写真部の
部長、N年A組の梅野ひとみ先輩の呆れかえった表情……これはかなりレアものだ。
 まあ、原因はテーブルを一瞥するだけですぐにわかる。

「先輩。まさかそれって……」
「入部届けだ」

 学校の机を4つくっつけ、その上にテーブルクロスを敷いているだけというテーブルの
上には、どっさりと紙の束が積み上げられている。そのすべてが入部届けだとすると……
もしかして学校中の女子が入部を希望したとか?

「ちなみに男子も数名混じってる」
「だ、男子?」
「知らないか? C組の……」
「ああ、あの〝男の娘〟」

 俺のいるI年B組は男子19名、女子20名だが、逆にC組は男子20名、女子18名
と男子のほうが多い。だが、性交学の実技では数が余らない。その理由が〝普通の女の子
よりカワイイ〟と評判の男子たちの存在だ。そういう男子は〝男の娘〟と呼ばれているの
だが……まあ、女子が足りているうちのクラスでは無縁な存在だ。

「それで、だ」

 椅子に座っている先輩は、両肘を机にたて、指をからませた手に顎をのせた。

「本来なら3学期中、活動するつもりはなかったわけだが、そうも言っていられなった。
ゆえにおまえをメールで呼びつけた。そういう次第だ」
「いや、そこは説明されなくてもわかるんで」
「どうする、只野博明写真部副部長」
「なんですか急に」
「部長として副部長に、入部希望者の対応を尋ねている。答えろ」
「……断っていいんじゃないですか?」

 俺は少し考えてから発言した。

「そりゃあ、部員は喉から手が出るほど欲しいけど、こういうのはちょっと……」
「そうか。では、断るとしよう」

 先輩はスッと背筋を伸ばし、制服の胸ポケットから何かを取り出した。
 棒状の機械……ICレコーダー?

「なにか文句が出たら、今の発言、使わせてもらう」
「あ……まさか、そのために呼び出したとか?」
「実際におまえが今日、ここに来たという情報は流れてるだろう。そのうえで、おまえの
発言そのものが記録としてこちらに残っている。うむ。完璧だ」
「はあ……」

 出たよ。先輩の〝完璧〟発言。まあ、これが出たってことは、本当にあとのことは任せ
て大丈夫なんだろうが。

「あ、そうだ。それより先輩、免許はとれたんですか?」
「とれるわけないだろ。18になったのは今月だぞ」

 先輩は小さい頃、心臓に爆弾を抱えていた。今は手術のおかげで激しい運動さえしなけ
れば大丈夫になっているが、その関係でT学への進学が1年後れている。まあ、1月生ま
れなので大差が無いとも言えるが、いずれにせよ、18歳になったということで、学校の
許可をとり、早速、自動車免許をとろうとしているところだ。

「期待して待て。春休みはNヶ岳に車で撮影旅行だ」
「おお……」
「3月なら、まだまだNヶ岳は白い。天候も安定している頃だ」
「おおおお……」
「雪で化粧されたNヶ岳と青い空……鳶(とんび)がくるりと輪を描く……」
「おおおおおおお…………」
「いいな……」
「いいですね……」

 俺と先輩はうっとりと、その光景を妄想した。
 風景写真の良さは分かる人には分からない。見るだけではダメだ。その場に行き、そこ
の空気を吸い、そこの風を感じ、そこの日差しを受け、その時に感じた〝一瞬〟をシャッ
ターで封じ込める……その〝一瞬〟に強い感動があれば、写真にも感動が封じ込められる。
それが風景写真。ただ単に適当な風景を撮影すれば良いというものではない……。

「だが只野。来年はどうする」
「えっ? 来年?」
「3人のS年生が卒業する。部員は私とおまえだけだ。5名以下では廃部だぞ?」
「あっ、はい。とりあえず俺のペットが転校してくるんで、1人は確実です」
「河合優衣か」
「えっ?」
「……相変わらずのボケボケだな」

 先輩は波打つ長い黒髪をサッとかきあげながら、ふっ、と笑った。

「おまえの非公認親衛隊が結成されていることも知らないようだな」
「えぇえええ!? し、親衛隊ですか!?」
「私も全てを知ってるわけではない。ただ、おまえのクラスの女子を中心に『只野博明親
衛隊』、略して『ハーフ』というものが組織されているそうだ」
「ハーフって……」
「『 Hiroaki Ardent Fans 』。だから『HArF』。ということらしい」
「そんなものが……」

 〝選ばれた者〟になったとはいえ……なんというか……ねえ?

「いずれにせよ、おまえの行動はすべて親衛隊経由で大半の女子には筒抜けだ」
「筒抜け……ですか」
「うむ。おまえがペットの河合優衣を溺愛していることも、初詣の時にクラスメートの春
野睦月を犯したが奥ゆかしさに欠けていたせいで見放していることも、逆にクラスメート
の一ヶ谷尚美はセフレにしたうえでかなり可愛がっていることも、全部聞いている」
「可愛がるって……」
「反論でも?」
「いや、一ヶ谷はまだ処女なんで……」
「……処女?」
「あいつ、意外と狭いんですよ。でもアナルは最高なんで、今はケツマンコ処女奴隷にし
ようと画策しているところで」
「なんだ。種付けはしていないのか」
「ええ、そりゃあ……って、先輩。なにを?」
「少し待て」

 先輩はそう良いながら、取り出したケータイをかちかちと操作した。

「……まさか、メール?」
「情報は共有しておくべきだからな」
「……先輩。もしかして、親衛隊に入ってるんですか?」

「当然だ」

 ぱたんとケータイを折りたたみながら、先輩は平然と答えた。

「可愛い後輩が〝選ばれた者〟になったんだ。惚れるのは当然だろ」
「可愛いって……」
「ところで入り口の横にあるもの、気づいてるか?」
「……まあ」

 通称『部室棟』は、一般の教室の中間にベニア板を張って区分けする、という形で使わ
れている。写真部ではさらに窓際を暗幕で覆い、現像室として使えるようにしてあるため、
とにもかくにも狭い。隣りが放送部の倉庫であり、備品の一部を置かせてもらっているが、
そうでなければ机だって四つもおけないぐらい狭いのだ。
 で、そんな狭い部室に新しい邪魔者が現れた。
 折り畳みパイプベッドだ。

「どうやって入れたんですか?」
「適当な男子を使った」

 ああ……先輩の眼光に負ける気弱な男子たちの姿が目に浮かぶよ。

「私の私物だ。ちなみに今日は安全日。どうだ?」
「どうだって……」

 俺はガリガリと頭をかきながら苦笑した。

「そりゃあ、勃起しますよ。先輩、キレイだから」
「口は達者になったな」
 先輩は無表情のまま言い返すと、ガタッと席から立ち上がった。

  *  *  *

 机を片付け、ベッドを広げ、明かりを消した上でお互いに服を脱ぐ。

「んっ……」

 先にベッドに横たわっていた先輩に覆い被さると、先輩は甘いうめき声をあげた。
 頬を撫で、キスをする。
 優衣や一ヶ谷相手で慣れてきたけど、先輩の体はひんやりとしていて、唇も冷たくて、
なんだかいつもと違う感じがした。

「んんっ……」

 右手で肩を撫で……その手をおっぱいへとおろす。
 その手首を、先輩の手が掴んだ。
 わかってる。

「……これも、先輩でしょ?」

 ささやきかけると、手首を掴む力が弱まった。
 俺は先輩の左胸に触れた。
 普段はパットを入れているので目立たないが、先輩の左胸は傷だらけで、右に比べると
小さい。何度も何度もメスを入れたせいであり、メスを入れた医者がヤブだったせいでも
ある。結果的に先輩を回復させた医者は別の人であり、その時の傷跡はほとんど残らな
かったそうだ。一応、整形外科手術で傷跡が目立たないようにしてあるが、胸の再造形は
成長が終わるまで待ってからということになったらしい。
 だから先輩の左胸は小さく、でこぼこしている。
 それが俺には、無償に愛おしい。

「……先輩、覚えてますよね。ここ、初めて触らせてくれた時のこと…………」

「んっ……ああ、覚えてる……教えるのに、それが一番だと……んんっ……」
「服の上からだったけど……あれからずっと、俺のズリネタだったんですよ?」
「……ケダモノだな」
「そりゃあ、男ですから」

 俺は先輩の左胸を舐めた。
 傷跡に沿って、まるでそうすれば傷が消えるかのように、丁寧に舐めていく。

「はっ……んっ……あ……んっ…………」

 先輩は両手両足で俺にからみついてきた。
 ちょうどチンポの裏側が先輩のマンコに押しつぶす。さわさわとした薄い陰毛が亀頭の
裏側をこすり、なんかもう、すごくいい感じだ。

「こら……んっ、そ、そこばかり……舐めるな……」
「じゃあ、反対」
「あ……んんっ!」

 形のいいCカップの右胸に映り、乳首をなめ回す。
 同時に右手で先輩の左胸全体をさするように揉む。
 先輩は甘い声をあげながら、びくん、びくん、と反応していた。
 冷たかった体も少しずつ温かくなってきている。
 マンコに押しつけられたチンポは、すごくヌルヌルとしてきていた。

「入れますよ」
「んっ……」

 先輩は、俺の腰に絡めていた脚の力を弱めた。
 少し腰を引き、先端をアソコに押し当て……ゆっくりと押し込んでいく。

「あっ……あっ……あっ……」

 ズヌヌヌッとチンポが埋まっていく。
 ねっとりとした膣壁が強い締め付けと共にからみついてきた。
 優衣のマンコはフィット感抜群で無数のヒダがグネグネとまとわりついてくる感じ。そ
れに対して先輩のマンコは柔らかい無数の粒がねっとりとまとわりついてくる感じだった。

「ふぅ……痛くないですか?」
「最初に少し……もっと痛いと思っていたが、そうでもなかった……」

 先輩はギュッとしがみついてきた。
 そして、こう言った。

「すまん。ウソをついた」
「……ウソ?」
「今日は危険日だ」

 一瞬だけ思考が止まった。でもすぐに、

「なんだ……」

 と吐息を漏らした。

「じゃあ、俺の子供、妊娠してくれるんですか?」
「……いいのか?」
「ペットになってくれるんですよね?」
「……私は、女として中途半端……だぞ?」
「これのどこか?」

 俺は少しだけ腰を引き、ズンッ、と押し込んでみた。

「はぅ……」

 先輩はぷるぷると震え、キュー、と締め付けてきた。

「ほら。軽くイッてるし」
「はぁ、はぁ、はぁ……そ、それは……」
「優衣も孕んでるはずなんで、一緒に生んでくださいよ……俺の子供……」
「只野……ぁう!」

 俺は腰を動かしだした。
 ずにゅ、ぬちゅ、と先輩のマンコが俺のチンポを気持ちよくしごいてくれた。

「はぁ……んっ……んぁ……んっ……只野……あぁ……んっ……あっ……」

 先輩は甘い喘ぎ声をあげる。格別だ。マンコもいいし、汗ばんだ肌が吸い付いてくる感
じもいい。なにより俺にしがみついてくる先輩がすごく可愛い。
 俺は先輩の耳元にささやきかけた。

「ひとみ、かわいいよ……」
「はぅ!!!」

 ぶるぶると震え、キュキューと締め付けてきた。本格的にイッてしまったらしい。
 ささやいただけなのに。

「ひとみ……」
「只野……」
「んっ? ひとみは俺のペットなんだろ?」
「……ふふ……意地悪だな」

 先輩は俺の頭を抱きしめ、耳元にささやきかけてきた。

「早く孕ませてくれ……私の御主人様……」

 俺のケダモノスイッチがONに切り替わった。

「おもいっきりいくから……ね!」
「あ、はあ……ん、んぁ、ああ……う、んあぁ!!!」

 そのまま腰だけを激しく動かす。
 耳元で聞こえる先輩の喘ぎ声が実にいい。

「も、もう……!」
「出せ! いっぱい! あっ、んあ! 私を……私を、おまえのものに……!!」
「うくっ……!!」

──どぷどぴゅ! びゅくっ! びゅる、るるるるっ!!

「ひぃっ! あ、熱い──!!」

 俺は先輩の処女子宮に精液を注ぎ込んだ。
 先輩はまたぶるぶると震えながら、キューッと締め付けてくる。
 一緒にイケたようだ。

(ああ……とうとう先輩まで……)

 頭の片隅でそうつぶやく俺がいたが、もうどうでもよくなっていた。

  *  *  *

 翌日から俺は昼休みは、写真部に入り浸るようになった。

「んっ……どうだ? 私のアナルは?」
「けっこういいですね……でも、マンコのほうが上かな……んっ!」
「ふふ……射精しながら言っても説得力が無いぞ?」

 でもベッドに手をつく先輩のスカートをめくりあげ、白くてむっちりとしたお尻を見下
ろしながらアナルを犯しているのだ。これで射精しない男がいるなら、お目にかかりたい
ものだ。

「そんなこと言って、先輩も気持ちよさそうじゃないですか」

 と言ったのは俺じゃない。
 先輩の右隣りで、先輩と同じ格好をしている一ヶ谷だ。

「当然だ。只野に犯されるのは私の夢だったからな」
「へえ……いつ頃からですか?」
「性交学の実技が始まってから……だな。フェラチオもアナルセックスも、いつも只野を
想像しながらやっていた」
「うわ……それってすごいラブラブじゃ、あっ、ひぃ!!」

 先輩から抜いたチンポを一ヶ谷のアナルに押し込む。

「うん。やっぱりアナルは一ヶ谷だ」
「遅くなりました!」

 ガラッとドアを開け、ロングケープ姿の優衣が部室に駆け込んできた。

「御主人様、百井様からご指示が来ました!」
「おっ、なんだって?」
「記録は人員が揃ってからでもかまわないそうです……あ、初めまして。河合優衣です」

 慌てて優衣が頭を下げたのは、自分でアナル栓──俺がプレゼントしたもの──をつけ
て立ち上がった先輩に対してだった。

「そうか。初めましてだったな。ペット2号の梅野ひとみだ。よろしく」
「こ、こちらこそ、よろしくお願いします……」

 緊張する優衣と相変わらずの先輩。2人っきりでマンコを犯している時は可愛らしくな
るのに……先輩ってここから先も、ずっとこんな感じなのか? まあいいけど。

「ん、あっ……ああっ!」
「一ヶ谷……おまえもそろそろペットになれよ」
「んん! い、いや……セフレがいい……んあ! い、ぁ……お尻……お尻ぃいいい!」
「おおっ……うっ」

 直腸射精。一ヶ谷には授業で3発出してるから、これで4発目の直腸射精だ。

「ふぅ……優衣、アナルの味比べするから、そこで手をついて」
「あ、はい」

 優衣がケープを脱ごうとすると、先輩が手を貸してくれた。
 ケープは先輩がハンガーに通して壁にかけてくれる。
 まだMC学園の制服──というかエロ下着──姿の優衣は、尻尾付きのアナルバイブを、

「んっ……」

 と自分で抜いたうえで、まだ絶頂中にある一ヶ谷の隣りに両手をついた。
 ぬぽっ、とチンポを抜き、今度は優衣のアナルに挿入する。

「ん~っ……優衣とは相性がいいかならあ。アナルもいいなあ」
「い、あっ……んっ……あ、ありがとう、ございます……んんっ」
「先輩、こっちに」

 俺は優衣のケツマンコを犯しながら、右の先輩、左の一ヶ谷にも同じように尻をつきだ
させ、指で徹底的にアナルを攻めまくった。

「あっ、んぁ……んんっ、んぁ、んっ……」
「あ……だ、だめ……おしり……おしり、もう……あぁああああ!」
「あっ……あっ……あっ……あっ……」

 三者三様の喘ぎ声。
 うん。最高だ。
 俺は大いに満足しながら、さらに3人を悦ばせることに専念していった。

【つづく】

  *  *  *

【おまけ】

「はぁ、はぁ、はぁ……あたしのアナルもいいのに…………」

 あたしはバイブでお尻をいじりながら身もだえていた。
 ここは教室の中。トランシーバーみたいなものが置かれたあたしの机の周囲には、同じ
ようにオナニーしまくってる女子が集まっている。男の子とやってる子もいるけど、まあ、
いつもの光景なので誰も気にしていない。

「いいなあ……」
「もっと早く写真部に入ってれば……」
「あっ、今度はフェラ比べだって……」
「いいなあ……」
「いいなあ…………」

 みんな、グチュグチュさせながら、思いついたことを口走っている。
 でも、同感だ。
 『只野博明親衛隊』隊員ナンバー0001にして親衛隊長でもあるあたしとしては、隊
員ナンバー0166の梅野ひとみに先を越された──ペットになるという意味で──とい
う時点で、もう我慢の限界が近づいている。
 でも、今はダメだ。
 勝負は2月。女の子が積極的になってもいい日が来るまで、今はまだ……

【おまけ:おわり】