2chMCスレッド

2chの「MC・催眠系総合スレ」をまとめてます。(作りかけだから見にくい)
MC論 by みちにじ - 2chMCスレッド

MC論 by みちにじ

MC(Mind Control)を題材にした官能小説が、数年前からネット上で愛好者たちの人気を集めている。
大手MC小説投稿サイトの一つ「E=mC^2」(通称「抹茶」)(ttp://zaxon.80code.com/tmp/index.html)は、
「★超能力・魔法・妖術・薬物・機械・洗脳・催眠なんかで、マインドコントロール(MC)えっちしちゃう作品専門サイト♪」を掲げている。
ここでは、上記「抹茶」にならい、ネット上の「MCえっちしちゃう作品」で見られる「MCえっち」の種類について考えてみたい。
なお、投稿小説以外にAV、エロゲも適宜参照する。

一口にMCといっても、ここではフィクションに見られるMCとする。
「Wikipedia」(ttp://ja.wikipedia.org/wiki/)には、「マインドコントロール」「洗脳」「催眠」といった「MCえっちしちゃう作品」にも散見されるこれらは根本的に異なる性質のものとある。
したがって、フィクションに見られるMCを「相手を支配する能力」と本論では定義する。
またフィクションに見られる「洗脳」や「催眠」などは、「相手を支配する能力」を行使する上での方法の違いと捉える。

「フィクションに見られるMC=相手を支配する能力」と考え、さらに支配対象を3つに分けたい。
ここでは便宜上「体」「心」「魂」(参考:「催眠[赤]」(アウダースジャパンttp://www.audazweb.com/))とする。

「体の支配」は、相手の身体を自由に操作する。
つまり、相手自身が体を動かすことを意図する/しないに関わらず、その行動様式のすべてを掌握するものである。
また、広義の身体操作に、感覚器官の強弱、身体成長/退行も含まれる。

「心の支配」は、相手の表層意識ないし理性を自由に操作する。
つまり、相手の理解力を支配し、歪曲するものである。一般に「誤認」と呼ばれるものは、相手の認識・理解の対象物を惑乱させるものであり「心の支配」の一つと見ることができる。

「魂の支配」は、相手の深層意識、いわば無意識の部分を自由に操作する。
つまり、相手が面前している状況や事実を納得させ、違和を感じさせないようにするものである。
一般に「(常識)書換」と呼ばれるものは、日常の習慣に異常な行動を上書きしつつも、習慣というフレームの枠内で相手に納得させる点で「魂の支配」の一つと見ることができる。

なお、「誤認」「書換」の定義に異論があることを認めないわけではない。
だが、私たちは本論を進めるうえ、「誤認=理解の歪曲」・「書換=納得の強制(違和の排除)」と設定したいと思う。

以上、「体」「心」「魂」のいずれかを、あるいは重複して支配におよび、「えっちしちゃう作品」を、MC作品とする。
すると、それぞれの支配/非支配と、3つの支配対象の組み合わせを考えると、2^3=8となり、8通りのMCシチュエーションが想定される。
以下、それぞれの組み合わせに沿って実際に「MCえっち」してみる。被験者は筆者の嫁に担当してもらう。嫁の挨拶を下記に引用する。

***

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます」「でも私なんて、投下のペースは遅いですし、料理も上手くないし、そのくせ沢山食べるし……うう、言ってて自分で悲しくなってきました」「それに……、それにこんな小説書いちゃうような、その……えっちな子ですよ?」「それでもいいんですか?」(【職人】MC・催眠系総合スレ その4【求む】>>35より引用)

***

では、実際の実験の様子を交えながら、8通りのMCシチュについての考察を記す。
それぞれのシチュの違いを際立たせるため青ji、、(ゲホゲホッ!)、、「嫁」には同じ行動をとってもらう。
なお嫁には、冷静な一般人であれば行えない、一人でできる「えっち」なことを考えた結果、「手淫しながら上記の挨拶を言」ってもらおうと思う。

また、考察の表記について、●支配、×を非支配とする。したがって、「体●・心×・魂×」という表記は「体の支配」のみの身体操作ということとなる。

ケース1:「体●・心●・魂●」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自然な動きで片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます」

少しずつ早くなる右手が、彼女の大事なところを確実に濡らしていく。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないし、そのくせ、、アン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブンゥゥゥ、で悲しくなってきマシタァァ」

彼女はじっと私たちの目を見ながら、先ほどと同じ台詞を繰り返している。すそをつまんでいる左手が小刻みに震えている。
美しい指だ。その同じ美しさを持つ指が、彼女の下着の中で蠢いている様を想像する。と、ここで彼女に聞いてみる。「いま何してんの?」

「ふへぇ、、?
 なにって、、さっきのせりふをいえって、いったやないれふかぁ、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよウゥゥンンンンな、その……えっちな子ですよ?』ほら、せりふを、しゃへってる、だけれふよ。ンアァハ」

彼女にとって、現状は「台詞を喋る」という行動を取っている自分と、その行動を理解し納得している自分以外の認識は不可能である。
彼女の身体は彼女の意思を離れ縦横無尽に秘所を弄っている。
彼女の理性はその現状の認識が不可能になっており、彼女自身の快楽という違和感も見逃されている。
結果、清楚なワンピースをたくし上げながら自慰に没頭する外観からは最もかけ離れた 自己認識を行うしかない状態が、今の彼女だ。
アヘ顔で喘いでいるのも気づけない、気持ちよさも気づけない。
ただ、台詞をとちっているようにしか思っていないか、それすら考えられないか? 

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょに濡れている。
イッたことにも気づいていない癖に、恍惚とした顔で私たちを見ている。
台詞がうまくいえたことを褒めてもらいたがっているのか?

***

ケース2:「体●・心×・魂●」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自然な動きで片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます」

彼女にとって、私たちの前で台詞を言う際にオナニーすることは「常識」となっている。
ただ、彼女の意思とは関係なく体は快楽を貪ろうとするため、疲労ゆえに倒れることができなくなっているだけだ。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないし、そのくせ、、アン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブンゥゥゥ、で悲しくなってきマシタァァ、イクぅ」

機械的に彼女自身を攻め立てる彼女の右手。愛液で透ける下着から、シルエットとなった彼女の細い指が見える。隠れる。
どうやら彼女の中に深くうずまったみたいだ。うつろな瞳で私たちの方へ顔を向けている。
唇の端からよだれを垂らしながら台詞が述べられるのを、私たちはじっと見ている。
彼女にとって台詞を言うこととは、自制を失った自身の体にイカされ続けながら行われるものである。それは彼女にとって当たり前の「常識」である。

「ふへぇ、、?
 なにって、、さっきのせりふをいうから、からだが、かってにおにゃにぃしちゃって、ふぁぁ、またイィクゥゥ、、、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよウゥゥンンンンな、その……えっちな子ですよ?』ほら、せりふを、しゃへってる、かや、てが、てがぁぁぁ、、ンアァハ、、とまんにゃいよぉぉぉ」

最後の一行。それを言うまで、彼女の体は彼女を攻めるのをやめないだろう。
左手はたくし上げていたスカートを離してしまい、純白なワンピースに彼女の足は再び隠されてしまった。
しかし、控えめに開かれた彼女の太ももへ伸びる右手は、いぜんとして律動している。小刻みに震える肩。ひきつった笑顔で呟いた。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょに濡れている。
最後の台詞とともにイッてしまった体は、ようやく動きを止めた。
恍惚とした寝顔。彼女にとって、「常識」に反することは一切行われなかった。

***

ケース3:「体●・心●・魂×」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自然な動きで片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます」

彼女は今、自分がオナニーしていることに気づいていない。
自身を慰める動作も含めて台詞を言うことだと「誤認」している。
したがって、台詞を言うことと自慰をすることがシームレスにつながっている。
いや、むしろ、自慰行為そのもが台詞の発話であるという「誤認」かもしれない。
しかし、違和感はあるようだ。なぜ自分が気持ちよくなっているのか納得できない。
彼女にとって今は、オナニーしながら台詞を言っている、ただそれだけに過ぎないのだから。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないし、そのくせ、、アン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブンゥゥゥ、で悲しくなってきマシタァァ、イクぅ」

彼女の頬が紅潮している。
「なにか恥ずかしいのかい?」彼女は顔を横に振るばかり。
人前で「台詞」を言うのが恥ずかしいのかと重ねて聞く。
いっそう情熱的に秘所をまさぐる右手に加え、幻惑的に前後へゆれる腰が、それを否定した。
「もしかして、きもちよくなったりしてないよね?」彼女の頬の紅みが増した。

「き、きもちよく、、?
 なにいって、、せりふをいってるだけやないのよ、せりふいってるだけできもちよくなるなんて、へんたいじゃらい!
 ふぁぁ、またイィクゥゥ、、、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよウゥゥンンンンな、その……えっちな子ですよ?』ほら、せりふを、しゃべってる、だけ、てしょ、ねぁぁぁ、、ンアァハ、、にゃんでぇ、きもちいのとまんにゃいよぉぉぉ」

彼女は手淫を「誤認」している。
それは台詞を言う際の振り付け程度の役割でしかない。
台詞を言うことは普通のことである。
普通のことである台詞を言うのに付属する手淫も普通のことである。
だから、エッチな気分になったりするのはおかしい。
このような考えに支配されているのかもしれない。
恥ずかしさのあまりスカートのすそをつまみあげている左手を噛んで気持ちよさに耐えている。
真っ白く奇麗な肌に、彼女の小さな歯形がいくつもついている。
眼をつぶって歯を食いしばるかわいらしい様子をみながら、あと一言だからがんばってと声をかける。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょに濡れている。
最後の台詞とともにイッてしまった体がぐったりしている。
恍惚としつつ紅潮した顔をそむけ、彼女は「べ、べつに、いっちゃったわけじゃないんだからね!
気持ちよく台詞を言えただけなんだから!」と愚痴る。
嫁の左手をそっとつかみ、歯形で傷ついてしまった肌をなでながら「わかってるよ」と囁く。
こくん、とうなずいて、私の胸に額を預けた嫁は、手淫することを台詞を話すことだと「誤認」したままだった。

***

ケース4:「体●・心×・魂×」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自然な動きで片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます。って、な、なんなんですか! か、からだが、勝手に、、、!?」

彼女は困惑した面持ちで秘所をこすっている。私たちの方を向くように命じ、台詞の続きをうながす。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないし、そのくせ、、アン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブンゥゥゥ、で悲しくなってきマシタァァ、もう、なんなんですか! あなたでしょう、やめてください。」

怒った顔でオナニーする嫁もかわいい。
清楚なワンピースの白に勝るとも劣らない彼女の柔肌が、怒りで赤くなっている。
小刻みに震えているのもそのせいだろう。
台詞の節々に快楽の色が見えたが、怒りでかき消されてしまったようだ。

「ちょ、ちょっと、いいかげんにしてよ、、、!
 なによこれ、、へんな せりふを しゃべらせて なんのつもりよ へんたい!
 どうせ あたしに へんなことしたんでしょ!
 あ・・・! ふぁぁ、イィクゥゥ、、、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよウゥゥンンンンな、その……えっちな子ですよ?』な、くちが、かってに、ねぁぁぁ、、ンアァハ、、にゃんでぇ、とまんにゃいのよぉぉぉ」

やっぱり笑顔の彼女が一番美しい。笑うように命じ、さらに神経を敏感にした。
いやいやながら行っていた自慰に艶っぽさが増す。
低俗なエロ本に掲載されている頭の軽いバカ女があられもない姿を笑顔で撮られている写真をイメージさせる。
天使のような服装とのコントラストが、ワンピースに身を包む痴女の価値を貶めていく。
嫁の下着は意味をなしていない。陰毛を透かしながら、彼女の愛液を吸いきれないでいる。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょに濡れている。
最後の台詞とともにイッてしまったのだろう。崩れるように倒れこんだ。
ぐったりしている。やめろ、と命じていないので、倒れたまま手淫は続いている。
あ。あ。ああ。あああ。あ。うわごとのように快感を受容したサインを発する。
パチン。大きくひとつ手を叩く。高ぶった神経が嘘のような静まり、彼女は泥の様な眠りについた。

***

ケース5:「体×・心●・魂●」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自主的に片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます。」

傍目から見てもわかる欲情した瞳と、それを押し隠すような挑発的な眼差し。
じらすように右手を下着に這わせる。
彼女の吐息が湿っぽく聞こえる。
くっきりと筋が見える下着。
人差し指にたっぷりと唾液をつけると、彼女の右手は下着の中へ入っていった。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないしィ、、、アン、、、そのくせ、、ン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブんぁ、で悲しくなってきマシタァァ、んはぁ。」

彼女の価値観は根底から覆っている。
台詞を読む行為が自慰を伴い、快感に身を震わせる自分自身を、私たちに見てもらいたがっている。
なぜか。そのように彼女は「洗脳」されたからだ。
彼女の脳を文字通り洗うかのごとく、今までの価値観をこそぎ落としてしまった。
結果、彼女の痴態が加速する。

「き、きもちいい、、?
 おにゃにー、しゅきぃぃ、、せりふをいうの、、しゅきぃぃ、へんたいらぁ、あたし、へんたいれふぅぅ!!
 ふぁぁ、またイィクゥゥ、、、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよウゥゥンンンンな、その……えっちな子ですよ?』ほら、せりふを、しゃべって、おまんこぐちょぐちょにして、、ねぇ、みてる?、あたしだけ、みて、、しょ、ねぁぁぁ、、ンアァハ、、、きもちいいよぉぉぉ」

普段の彼女をおさらいしておこう。
小柄な彼女はセミロングの髪を毎日丁寧に梳いている。
雪のような柔肌は、ふれると吸い付くようで、それでいてなめらかさもある。
胸はさほど大きくないが、体のラインは美しく、真っ白なワンピースは、卑猥さをぎりぎりで避ける絶妙なところで、彼女の色香を最大限に引き出している。
太陽の照る青空の下で、恥ずかしながらも私と手をつなぎ、ならんでお散歩をすることを何よりも好み、謙遜しつつもどんな料理もそつなくこなす、できたお嫁さんだ。
それが、今。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょに濡れている。
最後の台詞とともにイッてしまい、突き出した舌は痙攣している。
泡だったよだれはあごまで達し、半開きのまぶたからは白目が覗いている。
あ。あ。ああ。あああ。あ。うわごとのように快感を受容する。
それでも立ったままである。見上げた忠誠心だ。
私の私だけの私のためだけの嫁の痴態。
彼女の痴態が私の喜びであること、それを満たしてあげることが彼女の使命であること。
台詞は言い終わり彼女の使命は達成された。

***

ケース6:「体×・心×・魂●」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自主的に片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます。」

今回は彼女に「魂の支配」しか施していない。
つまり、彼女は自分の行っていることがどこかおかしいことを認識・理解しているが、それが「常識」であるがゆえに納得し、行動している、という心理状態だ。
おずおずとだが、彼女の右手は自身の秘所を愛撫し始めた。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないしィ、、、アン、、、そのくせ、、ン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブんぁ、で悲しくなってきマシタァァ、んはぁ。ねぇ、なんかこれ、恥ずかしいよ?」

かわいらしく小首をかしげて私に疑問を呈する。
私たちはこの問いになんと答えよう。
「いや、『常識』的におかしなことはしてないよ。」とでも言おうか。
彼女自身もこれが常識であることは理解している。
しかし、台詞を言うのに手淫が伴うことは、理性で考えると矛盾する。
しかし常識的には・・・。思考はこのような、堂々巡りだろう。

「そ、そうよね、、『常識』よね、、、うん、それは、わかってる、、、、わかってるんだけど、うーーん、、、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよ、うな、その……えっちな子ですよ?』ほら、せりふを、しゃべって、おまんこぐちょぐちょにして、、おかしくないよね? あたし、へ、へんなこと、してないよね? んふぅ」

彼女の理性が『常識』を受容したのか、おっかなびっくりだった右手が、さっきよりも積極的に動かされているような気がする。
きもちいい。声は出ていないが、彼女の口がそう動いたのが見えた。
唇からは唾液がつばを引いて、そして、床に落ちた。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手がびしょびしょに濡れてきて、卑猥な水音がこだまする。
最後の台詞を言い終ったということは、もうオナニーする必要はないはずなのに、彼女の右手は動き続ける。
短く早い呼吸音。
あ。あ。ああ。あああ。あ。彼女の「常識」が、彼女自身に快楽を許した。
まさにその瞬間、彼女は絶頂に達した。

***

ケース7:「体×・心●・魂×」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自主的に片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます。」

ケース6と対象的にケース7では「心の支配」のみ彼女に施した。
彼女の認識した「台詞を言う」という行為が手淫を伴うものである、という点で彼女は手淫を台詞の発話と「誤認」している、ように客観的には見える。
客観的には、だ。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないしィ、、、アン、、、そのくせ、、ン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブんぁ、で悲しくなってきマシタァァ、んはぁ。ねぇ、なんか、きもちいいよ?」

彼女の主観に立ったとき、傍目から見た彼女がどんなに淫猥に自慰行為にふけっていても、彼女はそれを自慰と認識できないのだ。
当然である。彼女はいま自主的に「台詞を言っ」ているにすぎないのだから。
試しにこんな注文してみよう。「ねぇ、続きはオナニーしながら台詞を言ってみてよ」

「はぁ? ちょっと、あなた、なにかんがえてんですか?
 ハァ んハァ ただでさえ、、、、こんな、、へんなじっけんに、、、つきあわされてるのに、おなにぃだなんて、、、まったく、、え? はやくつづきをよめですって?、、なによ、、、いえばいいんでしょ!いえば、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよ、うな、その……えっちな子ですよ?』ほら、せりふを、ちゃんと、、、いいましたよっっ!!、、、、ンンつ!!、、、ねぇなんか、、おかしくない?
 あたし、へ、へんになって、ないよね? んふぅ、、、なんか、、、、ぞくぞくするんだけど、、、」

怒られてしまった。まあ、想定の範囲内である。
彼女の理性が手淫を誤認している限り、現状の自分の痴態を認識することはありえない。
右手が。奥まで。粘液質の音が。彼女の怒声と。ねちゃ。彼女が。私たちを睨みながら。にちゃにちゃ。にごった瞳が。ぬちゃぬちゃ。指は3本に増え。にゅるにゅろ。さっきよりも積極的に。にゅちゃにゅちゃ。動かされている。きもちいい。おそらく無意識。彼女の声が漏れた。
なぜか、台詞を言っているだけなのに、気持ちいい。足元に小さな水溜りが。ぬちゃ。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょ。股間から引き出される。
呆然と濡れた右手を見つめる彼女。の瞳はうつろで。
最後の台詞がとても。きもちいい。
「きもちよかった?」こくん。と、おそらく無意識。
「オナニーする?」あ、眉がつりあがった。
でも、達してしまった疲労から文句を言う気力はないようだ。
愛液まみれの右手を目の前に、呆けている嫁。

***

ケース8:「体×・心×・魂×」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自主的に片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます。」

こびへつらうような顔が私のほうを向いているが、その眼は中空にある。
焦点のぼけた眼差しが気持ち悪くもあり美しくもある。
真っ白なワンピースとの対比になって、彼女の肌につけられた赤い蚯蚓腫れが生々しい。ぱしん。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないしィ、、、アン、、、そのくせ、、ン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブんぁ、で悲しくなってきマシタァァ、んはぁ。」

鞭をふるう。2度3度と彼女の前でふるう。ぶつけない。
ここ一週間、調教に調教を重ね、恐怖心・身体的精神的苦痛、被虐、倒錯、背徳、といった圧迫を性的快楽とともに叩き込んだ。
いわゆるMCの手法による支配を用いなかった場合、自慰を伴った台詞の発話など不可能であった。
拒否、拒絶、侮蔑、軽蔑、あらゆるさげすみの感情が混在した視線で私を睨みつける彼女を、私は調教した。ぱしん。

「ハァ、、 んハァ 、、、  んひゃう、、、、うにゅう、、、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよ、うな、その……えっちな子ですよ?』えへっへ、、、、言えた、、、言えた、、、、あたし、、、いい子、、、いい子、、、あたし、、、いえた、、、、えらい、、、えらい、、、あたしえらい?、、ンンつ!!、、、ねぇなんか、、きもちいい、、、あたし、、、おまんこ、、、えへ、へへへ、、、あは、、 ん、、、、あははは 、、、、 、、 きもちい、い、、」

台詞をきちんと言えたらご褒美に性的快楽。
単純なパブロフの犬の実験だが、気の狂うような反復を施した。
おかげで私も自分の鞭の音で興奮してしまう。
まったく、実験を行うものがこんなではいかんな。
なんらかの強制(フィクショナルなMC)を用いない場合、その最近似値として調教を確認できたのは、まあ大方の予想通りか。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょになった。
ぱし。ん。もう一度、鞭を鳴らすとその音だけで軽く達してしまった。
興奮した私は空いたほうの手で自らの胸をまさぐりながら、もう一度だけ、鳴らしてみる。
ぱ。しん。ビクン。軽く達してしまった。鞭を投げ捨てる。
私はうっすらと染みになっていく下着を想像しながら青人の顎を右手でつまむ。
相変わらず胸はもみ続けている。嫁の唇に唇を合わせると、2人同時に気を失ってしまった。

***

多少、見苦しいところもあったが、以上がMCシチュである。あらためて、ケース1~8まで下記に付す。

ケース1:「体●・心●・魂●」
ケース2:「体●・心×・魂●」
ケース3:「体●・心●・魂×」
ケース4:「体●・心×・魂×」
ケース5:「体×・心●・魂●」
ケース6:「体×・心×・魂●」
ケース7:「体×・心●・魂×」
ケース8:「体×・心×・魂×」

さらに、ケース1において、「台詞の発話」を行っている意識をも失った状態、いわゆる人形化を考えることができる。ケース1.2として実験してみよう。

ケース1.2:「体●・心●・魂●」

***

嫁は真っ白なワンピースのすそをゆっくりと捲り上げると、自然な動きで片手を自分の秘所へ移動させた。

「えっと、その……、わ、私なんかにそんな事言って頂いてありがとうございます」

機械的な口調。吃音すら無機質に響く。少しずつ早くなる右手が、彼女の大事なところを確実に濡らしていく。

「でも私なんて、ンッ、、、投下のペースは遅いですしィ、料理も上手くないし、そのくせ、、アン、、沢山食べルっ、し……うう、言っててジブンゥゥゥ、で悲しくなってきマシタァァ」

彼女はじっと私たちの目を見ながら、先ほどと同じ台詞を繰り返している。壊れたテープレコーダー。いや、プログラムに忠実な「人形」といったところか。すそをつまんでいる左手が小刻みに震えている。その震えも計算どおり。美しい指だ。その同じ美しさを持つ指が、彼女の下着の中で蠢いている様を想像する。

「あ、、、あ、あ、、あ、あ、、、あ、あ、、、、あ、あ、あ、、あ、、、、あ、、ぁぁっぁ、、『それに……、それにこんな小説書いちゃうよウゥゥンンンンな、その……えっちな子ですよ?』、、、、、ンン、、、ぁ、、、、んく、、、、はぁ、、」

彼女にとって、現状は「台詞を喋る」という行動を取っている自分も、その行動を理解し納得している自分以外の認識も不可能である。彼女の身体は彼女の意思を離れ縦横無尽に秘所を弄っている。彼女の記憶はその身体に刻まれた快楽を探り出し、能面のような彼女に甘いを吐かせるべく、積極的に右手を動かす。快楽という違和感も見逃されている。無感動な自慰行為。結果、清楚なワンピースをたくし上げながら自慰に没頭する外観は、精巧な等身大フィギュアを陵辱しているような。上気する肌に生命のぬくもりを感じつつ、無生物のような嫁の様子は、磁器のように美しい。

「ソレデモイインデスカァァァァッ!?」

嫁の右手はびしょびしょに濡れている。イッたことにも気づいていない癖に、恍惚とした瞳が無表情な彼女が生き物であることを告げる。脱力した右手からゆっくりと垂れる愛液が床に達するのと、下着からあふれたそれが垂れてしまうのと、どっちが早いだろうか。自分の水たまりを跨いだ彼女は、私の嫁にとてもよく似た「人形」のようだ。

***

修正し、それぞれに便宜上の名付けをしてみよう。

ケース 1 :「体●・心●・魂●」(異常察知不可)
ケース1.2:「体●・心●・魂●」(人形化)
ケース 2 :「体●・心×・魂●」((常識)書換・自動化)
ケース 3 :「体●・心●・魂×」(誤認・自動化)
ケース 4 :「体●・心×・魂×」(身体操作)
ケース 5 :「体×・心●・魂●」(洗脳)
ケース 6 :「体×・心×・魂●」((常識)書換)
ケース 7 :「体×・心●・魂×」(誤認)
ケース 8 :「体×・心×・魂×」(ノーマル/調教)

ケース1/1.2は「無意識操作」と括ることもできるが、区分してみた。
一通り網羅してみて、上記8(/9)ケースから、どういった部分で他作品との差別化が行われるか。
以下、記してみる。

1. ターゲット
これは、年齢や社会におけるポジションの違いである。
炉利~熟女まで。あとは、職業がこれに加味される。
女子高生、教師、医者、主婦and so more。
そのさい、服装の描写が差別化に一役買うだろう。

2. 性格
これは、ターゲットの外的素養を1.と見た場合の対象である内的素養である。
純情可憐、ツンデレ、不思議ちゃん、天真爛漫、小悪魔and so more。
そのさい、身体パーツ(ex.髪型)の描写が差別化に一役買うだろう。

3. フィールド
上記2つがターゲット、つまり人物に対する設定であれば、こんどは場面設定となる。
メジャーなものでは学校、病院、小さな地方都市and so more。
限定空間が多いのは設定上容易だからだろう。
インモラルであり、なおかつギャップが魅力となるMCものでは、聖域として共有されうる学校や病院は格好の舞台となるだろう。

4. 性癖
上記がMCターゲットと、そのターゲットの周囲の設定だとしたら、これは主人公の設定といえる。
ターゲットと相対的に関わりのあるポジション(ex.悪堕ち)や、まったくとりえのない主人公でもいいだろう。
しかし、必然的にエロが展開される際、どういった「えっちしーん」を書き上げるかが問題となる。

5. 方法
そしてもっとも大切なMC導入方法。MCシチュとは異なり、導入方法は別に考える必要がある。
催眠、薬(錠剤/香水/クリーム/注射)、道具(ドラえもん的な)、特殊能力。
最近ではナノマシンといった現実にある科学技術の超越的応用なども見られる。

6. その他
エロ要素、MC要素とはまったく異なる文脈を導入する。
バトル、陰謀、伝奇、正義のヒロイン→悪堕ち、ハーレムand so more。
この場合、読み手への配慮はもちろんだが、書き手自身のモチベーションにもつながる。
ストーリーを綴るうえで、大筋をつけ、エロやMCを散らす、というパターン。


総論

「MCえっちしちゃう作品」を概観した際、以上述べた分類に大方あてはまることと思う。
あとは書き手が恣意的にMCシチュと差別化の組み合わせをいじることで作品をつくりだせればいいだろう。
一つだけ、上記分類に当てはまらないものがあった。
抹茶の朽木竹刀「マイナス×マイナス~読心症候群~」(ttp://zaxon.80code.com/tmp/nv_idx/nv_idx052.htm)である。
男女のテレパスのコミュニケイトを描いているのだが、本論の「相手を支配する」というMCの定義からは外れるものの、心理的交歓=交感は読んでいてかなりエロい。




ほんとうはケース1~8まで具体例をネット上で見つけたのをピックアップし、そこから派生して論じようと思ったのだが、めんどk、(ゲホゲホッ!)、対照実験が困難なため、青ji、(ゲホッゲホッ!)、嫁に手伝ってもらった。
ケースに即した作品は本論を読んだあなたがたが各自ピックアップし紹介してくれることを切に願うことを告白し筆をおくことにしよう。


参考

「アウダーズジャパン」ttp://www.audazweb.com/
「BLACKRAINBOW OFFICIAL WEBSITE」ttp://www.blackrainbow.jp/
うたかた「M.C.ゲーム一覧」ttp://allutakata.web.fc2.com//MCgamehyouka.html
ざくそん、abigail「E=mC^2」ttp://zaxon.80code.com/tmp/index.htmlTmiyabi
「大人のための催眠術」ttp://homepage1.nifty.com/tmiyabi/index.htmAnd so more


以上
1年1組 虹村道子


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「みちこー、レポートおわったー?」

「うー、びみょー、」

「まぁ、ヨウコに『なんでもいいから』っていわれたからいーんじゃないの?」

「でも、人としてどーなのかしらん」

「じゃあ、あたし部活いってくるね」

「うん? ソフトは今日も外で練習?」

「いや、きょうは自主練だよ。外はヨウコが水泳部を走らせてんじゃない? あいつ顧問だし」

「あー、これヨウコに提出すんのかぁ、いやだー! あの美人人妻サディスト教師め!
 あたしばっかり眼の敵にしやがってー、あーー!」

「でも、授業中にエロ小説読んでたあんたがわるい。」

「読んでたんじゃない!書いてたんだ!」

「余計悪いわ!」

「ぶー」

「そうだ、みちこに用があるってさっき生徒会かな?の人が来たよ」

「ふへ? 何のようだ?」

「まぁ、あたしは部活いってくるから、さっさと提出してきなさいよ」

「はーい」

あたしの返事もそこそこにフミは部活へ行ってしまった。あたしはノーパソを再起動させ、
「部活/ソフトボール」と「部活/水泳」の続きに手をつけた。