馴奴(じゅんど)


作者 風狂の振り子
公式分類  催眠術、やや鬼畜
話数 7話
長さ 大長編
状態 完結
文字数 224,081文字


概要[編集]

馴奴(じゅんど)[編集]

「こちらが、結婚して退官なさった桐山先生の後任の保健医として我が校に来られた竜泉寺岳夫先生です」

 そう、校長先生に紹介されて、男子生徒たちが落胆のため息をついた。

 私たちに向けてお辞儀をした人は、まだ若い男性だった。

 痩せぎすで、目つきの鋭い新任の先生は、私には少し不気味に思えたのだった。

馴奴(じゅんど)二 ~定期検診~[編集]

「じゃあ、いいかい由佳。僕の言った通り上手くやるんだよ」

「はい、任せておいてください、先生」

 栗原由佳は、竜泉寺の言葉に大きく頷くと妖しく微笑んだ。

馴奴(じゅんど)三 ~ラスト40m~[編集]

 競技場のトラック、スタートラインに立つ少女。吹き抜けていく風が少女の頬を優しく撫でている。

 少女は、体を屈め、身構えた。そして、合図と共に少女は走り出す。

 まるで、彼女自身が風になったかのように。

馴奴(じゅんど)四 ~花折る人~[編集]

 古人曰く、美しい花は手折りたくなるものである、と。

 その花が、気高いものであればなおさらのことである。

馴奴(じゅんど)五 ~夢の中へ~[編集]

 夢の中で、私は先生に抱かれている。

 こんなにいやらしいことをして、こんなにいやらしい声を出して、それでこんなに気持ちいい。

 知らなかった、私は、こんなにいやらしい女の子だったんだ。

馴奴(じゅんど)六 ~2週間だけの奴隷~[編集]

 図書委員は、希望者には貸し出すことができる。

 その期間は本と同じ2週間。

 そんな決まりがあるなんて、私、全然知らなかった。

馴奴(じゅんど)七 ~微熱依存~[編集]

 高校に入ってから手足の先が、いや、それだけでなく体の冷えがひどい。

 それが最近の彼女の悩みだった。



コメント: